2022年9月　ぶらりベトナム！ハノイ・ホーチミンへの出張旅行記　その②

2022/09/11 - 2022/09/16

ベトナム２日目は仕事の合間に博物館を見学します。今回はホーチミン廟を見た後、防空・空軍博物館に足を延ばします。エキサイティングなハノイの街を堪能してみたいと思います。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 団体旅行

グッドモーニング・ベトナム！！今日も転機は良さそうです。屋外のプールにヤシの木。素晴らしい景色です。朝6時には目が覚めました。日本時間では8時です。ちょっとホテル周辺をジョギングしてみましょう。

さて、ホテル前の交差点でいきなり難儀。これ、どうやって渡るのでしょうか？歩行者用の信号はなし。一応、車道の青信号に合わせて渡り出しますが、右折車・左折車も容赦なく来ますので、間隙を縫って渡らなければんりません。

歩道も一部あまり整備されていなかったりしますので、走りやすい歩道がどちらサイドか、よく選ぶ必要があります。それにしてもアジア特有のスクーターの数。もう、やたらめったらスクーターが走り抜けます。どうやら免許不要で安価に持てることから大人気なようです。

Daewoo Hotelから、ちょっと北に走って「西湖」にやってきました。

タイ湖 (西湖) 滝・河川・湖

かなり大きな湖です。生憎の高曇り空が残念。

ぼちぼちお店も明けているところも。朝からバインミーやフォーを啜る地元民のお店もありますし、このような八百屋さんも。

遠巻きに見学。アジアンな野菜類が沢山で、アジアを強く感じます。

Daewoo Hotelに戻って来ました。さて、ホテルの外観等を少し見学です。

ハノイ デーウー ホテル ホテル

ホテルの玄関には誇らしげに五つ星の金の看板。

ホテル玄関前のロータリー。ヤシの木が美しい。

こちらがホテルの全景です。

玄関すぐのエントランス。美しい大きな花が生けられています。

ゆるやかな弧を描くフロントとロビー。左奥にはベーカリーも。

ホテルの中庭です。背後はホテルではなく、隣接する家具付き高級マンション。

ホテルのプールはハノイ市内でも屈指の広さだそうです。

プールサイドのブース。タオル貸出のほか、バーも。

緑も豊かでとても癒されます。広さはそれほどですが十分納得。

さて部屋に戻りシャワーを浴びましょう。エレベーターもこのとおり。

客室の廊下も上品なつくりです。手早く部屋に戻り、シャワーを浴びて朝食にしましょう。

１Fのレストランに来ました。明るく開放的なレストランで、洋風・ベトナム風の朝食がいただけます。

まずはコーヒーを。香り豊かな味わい。

まずはひと通り見学です。ソーセージにカリカリベーコン。

パンはバゲットを好きな大きさだけ切っていただけます。フランスの影響でしょうか、とても本格的なフランスパンです。

小さめのパン類も幾つかの種類があります。

オムレツステーション。好みの調理が選べます。

こちらからはアジアンな食材。焼きビーフン。

何と茶わん蒸しがありました。出汁が効いていて美味。

こちらは中華まんじゅうでしょうか。

おかゆがよういされているのは有り難い。

味噌汁。ホッとする美味しさです。

こちらは大人気のフォーのステーション。その場で調理してくれます。ライムを絞ってハーブをたっぷりと乗せると至極の味。

日替わりのフルーツは南国のスイカ、パパイヤにオレンジ。特にパパイヤの甘さが素晴らしい。

搾りたてフルーツジュース。スイカジュースが美味。

これは嬉しい！輸入チーズの塊。ナイフで好きなだけ切っていただけます。

ワッフルとパンケーキ。

サラダコーナーはこちら。種類は限定的ながら主要なものは押さえられた品揃え。

サラミにハム、ローストビーフは嬉しい存在。

牛乳はこちらでいただけます。

ということで、いつもながら少しずつ盛って優雅にいただきましょう。特にスイカジュースのフレッシュさが群を抜きます。大変美味。オムレツは具沢山に仕上げてもらいました。
さて、お腹一杯に食べたなら、街に出てみましょう。

さて、寄り道してお昼前になってしまいましたが、ホーチミン廟まで来ました。ゲートでは手荷物の確認がありました。広い構内を進みます。

ホーチミン廟 寺院・教会

見えてきました。ホーチミンが眠る立派な廟です。周囲はとても綺麗に整備されています。

扉の前には衛兵が２名、1時間交代で立っています。直立不動の姿勢です。この暑い中、ご苦労様です。

毎時間の00分を基準に衛兵の交代式があります。このように左右の脚をピンと伸ばした姿勢で一拍静止してから歩いていきます。

階段の上り下りでも同じ動作が繰り返されます。

交代では服装容儀の確認を指揮官から受け、交代後は下番の2名が同じ動作で去っていきます。

日差しが強くなってきました。ベトナム国旗が逆光に揺れます。暑くなってきましたので、レストランにて休憩します。

レストランはホーチミン廟のすぐ近くにある「PHO THIN」に来ました。ホーチミンおじさんのイラストを用いたフォーで有名なレストランです。

こちらは綺麗なレストラン。お値段はリーズナブルです。

高級感がありつつ開放感もある店内。

席に着き、フォーを頼みました。各種調味料の箱にもホーおじさんのイラスト。

まずは冷茶で。スッキリした味わい。

牛肉のフォーが来ました。このとおり、薄切り牛肉はミディアムレア。ナイスな塩梅です。味はあっさりでスープも澄んで爽やかな味わい。クセなく、とても美味です。これは日本人の誰もが好む味でしょう。

これは揚げ麩のようなもの。これをフォーに浸して食べるのも良し。

食後にベトナムコーヒーを。コンデンスミルクとの2層になって出てきたこれはエスプレッソ。これに氷を入れてアイスで飲むもよし、そのまま飲んでも良いようです。混ぜると甘いコーヒーになりますが、香り高く、非常に美味です。

さて、次いで博物館に向かいます。その途中の車中から。左の近代的なデパートの建物は曲面に大きな液晶の看板がはめ込まれていますが、その向かいには築何十年も経っていそうな古いアパート。対比が面白いです。

さて、少し寄り道もしつつ、やってきました「防空・空軍博物館」。ベトナム空軍は、地対空ミサイルを運用する防空軍と、戦闘機を運用する空軍が統合され、「ベトナム防空・空軍」と呼称されています。

防空 空軍博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入ってすぐにある、ホーチミンの像。なかなかの大きさです。

様々な展示があり、第１次インドシナ戦争から、第2次のいわゆるベトナム戦争まで、主にベトナム側の視点（当たり前？）による解説がなされています。
これは後に米上院議員に選出されるジョン・マケイン氏が米海軍A-4スカイホーク攻撃機に搭乗中、ハノイ上空で撃墜され、緊急脱出後のパラシュート降下で湖に降下したところ周辺の住民に取り押さえられるところ。

ベトナム防空・空軍側の功績のあったパイロットの紹介。米軍側で5機以上の撃墜の戦果を挙げて「エース」の称号を受けたパイロットは2名ですが、ベトナム側にはそれより多くのパイロットがいるようです。

これらはベトナム側のパイロットが使用したもの。9個の勲章は9機撃墜？

ゆっくり見ているとかなり時間が経過しました。1時間程度の訪問を考えていましたが、そろそろ閉館の17:00になりそうです。こちらは地対空ミサイルSA-2ガイドライン。ベトナム戦争と言えばこれ。多くの米軍パイロットが「地面にホコリが舞い、電柱が火を噴いて飛んでくる」と表現されました。

これは墜落した米海軍F-4戦闘機。

かなり損傷と風化が激しい状態です。なお、本機はベトナム側は撃墜したと言っていますが、米側は攻撃した際の跳弾がエンジンに吸い込まれて墜落したとしています。搭乗員は前席のみ助かっています。

こちらはMiG-19。ベトナム戦争で活躍しました。

機首に多くの撃墜マークの赤い星。MiG-21です。こちらはコックピット後方のドーサルも大型化され、垂直尾翼も大きな後期型MF。

こちらもMiG-21ですが、少し古いPFL型。いずれも機首にレーダーを装備した、当時最先端の機体でした。地上の管制を受けての一撃離脱戦法を多用したようです。

こちらはMiG-17。ベトナム戦争で多くの戦果を挙げました。低高度・低速度の格闘戦では米軍の新鋭機に対しても互角以上の戦いができました。

こちらは現在も一部は現役のSu-22。可変翼を持ち、戦闘爆撃機として重宝されているようです。

Mi-24ハインド。こちらも一部はまだまだ現役です。
この他にもまだまだ機体は多く展示されています。ひと通り見て駆け足で1時間程度かかります。ホテルに戻ります。

さて、ホテルに戻り、ちょっとだけ散歩です。Daewoo Hotel西隣にあるトゥーレ公園を散策。

西日がキツいですが、池に太陽が反射してなかなかの眺めです。

散歩する地元民もちらほら。この奥は動物園になっていて、入場料がかかるようです。手ぶらで来てしまったので池は一周できずに退散です。

ホテルの部屋から。ハノイの夕焼けをしばし堪能。

さて、夕食はホテルから歩いてすぐのところにあるビアレストラン「Bia H?i X?m」へ。

ここはいわゆるビアホール。料理とともにいただく形式で、料理の種類も豊富で価格も安価。いいとこづくめです。

豚肉や鶏肉の大きなグリル肉も取り扱っています。豪快にさばいています。

オープンテラス席が一般的ですが、予約するとクーラーの効いた別室も。

さて、現地の人に頼んでもらっての一皿目は、アジアン料理の定番である空芯菜炒め。ニンニクが効いた安定のおいしさは、見た目の鮮やかさと、たっぷりの量にもいつも驚かされます。1皿5万ドン。ゼロを２つ取って半額・・・より少し円安になって0.6掛けが概ねの日本円。300円くらいです。

ビールはサーバーからいただきます。ソフトドリンクより安いベトナムでのビール価格。１杯1万2千ドンは70円ほど。スッキリあっさりの東南アジアで一般的なビールの味。

これはネギと挽き肉のあっさりスープ。とても優しい味付けで、日本人が喜ぶ逸品。

安定の海鮮ミックスチャーハン。6万ドン。360円くらい。お米はタイ米のような細長いインディカ米の一種だとは思うのですが、日本のものに近いジャポニカ米のような形状でした。味は抜群です。とても美味。

大きなエビの揚げ物。衣が付いています。これは85万ドンと値が張りますが、とにかく量が凄まじい。13尾ドーンときて日本円で5千円。ブラックタイガーと思われますが、日本でも大サイズに匹敵します。

ハーブ鶏のブツ切り34万9千ドン。この量もハンパないです。2,100円はお値打ち価格。味付けは控え目で、脂もキツくなく、良く言えばあっさり、悪く言えばパサっとした感じ。皮目がおいしいですね。
ビールをしこたま飲んで、この日はお開き。一人2,000円くらいになりました。

ホテルのロビーにあるラウンジ。ドリンクが売ってますので覗いてみます。

22時で閉店です。

まあ高額ですけど、面倒なので1本もらうことに。トニックウォーター1本で8万ドンほど。500円くらい！コンビニではずっと安価ですのでおススメはそちらです。

ケーキ類もありますが、流石に値段が怖くて見てもいません(笑)。
ホテルに帰って休みます。この日はこれにて終了です。