白河城と白棚線

2022/08/21 - 2022/08/21

上野－やまびこ－新白河－白河－白河小峰城－白河ラーメン茶釜－白河図書館りぶらん－白棚線バス－磐城棚倉－水郡線－水戸－高速バス－東京
（２０２２　０８／２１）

エリア 白河(福島)

上野駅からやまびこで。

新白河駅

白河駅

磐城棚倉駅方面バス白棚線案内。あとで乗る。

白河駅外観

やまびこ（仙台行）
自由席１２－１７両はこまち仕様。新白河に停まらないやまびこあるから注意。というか、小山に停まったの見たの初めて？　乗ってくる客もぽつぽついたけど、降りる客いたのもびっくり。新白河での接続は３０分以上空くのと、４分接続…自分は前者のやまびこ。新白河始発の普通列車は７、８割。白河駅横に観光案内所あり。白河ラーメンだけのパンフレットはなかった。

白河城（小峯城）

白河小峰城
駅前の国道２９４号が旧奥州街道で、ここの狭い町家スペース終わると白河城内。白河駅は元厩。図書館の前に城門遺構有り。北側を流れる阿武隈川を、丹羽家の時代に流れを真っ直ぐにして、城の西側に会津町という旧蒲生家家臣の町を作る（ここにあるのが会津門）。東側は妹の住宅ある辺りは松平定信が作った庭園があった（場内に）場所。北側には一番古い石垣有り。川の向こう側には行かなかった。

現在の城跡は、これまた松平定信が作成した城の図面を元に再現。三層櫓は木造復元。東北では、一国一城令の後に作られた城が多く、天守ではなく三層櫓が多い、とあった。まずは歴史館入って迫力ある三次元及び昇太師匠の映像見て入るとわかりやすい。優美な姿と丹羽家ならではの？石垣美が見所かな。上からの景色は津山－二本松－白河の順で町がコンパクトになっていく（櫓内には入らなかった）。

石垣綺麗。津山・二本松・丸亀…と、自分の好みは石垣なのか。

歴史
結城氏（小峰家）…元々の本家が南北朝時代に南朝方だったのを、こちらの家系は尊氏につく。小田原合戦の不参加を理由に改易。この時代は今の城の東南の山に本城があって、ここ小峰台は支城扱い。
会津藩支城（蒲生家）…この時代まではほぼ土塁で石垣は少しだけ。蒲生家後継なき後家臣を取り込んでを町を作ったのは先述）
丹羽家…長秀の息子重長？の代に入部。城の改築と川の改修を行う。次代で二本松へ。
榊原家－本多家－松平家（定信とは違う家）
久松松平家（定信）…ここでは先述の城の図面作成と、自画像（顔以外は狩野派の人）
阿部家（福山の阿部家の系列）…老中を多く輩出。最後の当主は棚倉に移っていたので、戊辰戦争時にはここは空席。それを争ったのが白河口の戦い。で、ここで戦った長州藩や大垣藩の地元（山口県や大垣市）に白河流の盆踊りが根付いているらしい。これは戦争後に交流があったことを示している。下々のレベルではこうなのね。あと、阿部家の最後の当主は、その後収集家や人類学で有名になったらしく、このひとの古銭コレクションを見た。

白河ラーメン。茶釜。

稲荷とセット

白河ラーメン茶釜
白河駅から本町方面へ。近くに山田パンと並ぶ蕎麦屋。
なみなみと注がれたスープはクセなく飲める。麺は平打ちの縮れ。何より「御当地」感がいい。
とら食堂系と茶釜系？

本町通り。旧奥州街道。山田パン。

山田パン（２個購入）
胡桃パンとあんバター。どちらも独特の風味。特に後者は看板商品だけあってバターがコク

白河市立図書館。

白河市立図書館
白河駅前。西南側。新白河側に歩いて、城門遺構見てすぐの新しい建物。
白棚線乗る為に１０分くらいしか時間なかったので、ざっと。建物の西側は別の施設だけど未調査。１Ｆは子供向けと視聴覚資料（ＤＶＤまずまず）。スペースは１Ｆの２／３くらいの２Ｆが一般図書。海外文学しか見られなかったけれど、英米文学以外で２列、英米独仏以外で１列。サラマーゴ「リカルド・レイス死の年」見た。
図書館の本を本屋に注文するカード？もあった。

ＪＲバス白棚線

白棚線バス…ほぼ１時間に一本。高校生中心にまずまずの乗車率。２８９号入って２箇所バス専用道の廃線跡通ったけど、最初の高校前のところもその遺構ではないか。
磐城棚倉ではほとんど時間なくすぐ水郡線に乗る（接続考慮はしているのか）

磐城棚倉駅

常陸大子で２両増結

水戸駅到着

水郡線…水戸行。２両編成で、常陸大子で２両追加。クロスシート。矢祭山（駅は一つ郡山側）もったいない図書館見えた。水戸直前で切り通し通る。
水戸駅で吉野家夕食。

水戸駅外観

みと号（水戸－東京駅高速バス）１８時発。Suica支払い。
南口出発だが北口も経由する（全部かは不明）。水戸市内－水戸ＩＣ－内原－石岡と結構途中乗車多く。例の八潮ＰＡ降車は一人くらい。渋滞はほとんどなかった。東京駅八重洲日本橋口。２０時半前到着。