大自然を満喫。道東ドライブ旅（屈斜路～知床～野付半島）

2022/08/24 - 2022/08/27

北海道に住む友人と道東ドライブ旅。
今までドライブ旅で天気が悪くなったことがなく、天気が悪くなる予想など全くしないで周遊ルートを考えてしまったので現地で急遽、日程の入れ替えで大変でしたが、結果的に晴天の知床を満喫。曇り空の野付半島はお天気が相まって、よりこの世の果て感がアップ。ある意味、晴れだけでなく、曇り空に雨模様もあって色々な風景を楽しめました。

エリア 知床・ウトロ(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

初LCCで女満別空港に。空から屈斜路湖が見えて「今から行くんだ」とテンションがあがります。
空港で友達と合流して、美幌町で買い物をしてから美幌峠へ。ついさっき飛行機から見た湖が目の前に広がっていて、感動。夕陽が沈むまで眺めていたい気もしたものの、暗くなると道が分かりにくくて宿が見つけづらそうなのが心配で日暮れ前のチェックインを目指して出発。

美幌峠 自然・景勝地

1日目は屈斜路原野ユースゲストハウスに宿泊。ユースですが温泉で建物のデザインもかわいかったです。木造なので音はそれなりに聞こえますが、食事もリーズナブルで、何より夜は満点の星空が見えたのが嬉しかったです。

屈斜路原野ユースゲストハウス 宿・ホテル

湖畔で朝ごはんを食べたくて、宿の朝食はキャンセルして屈斜路湖へ。
砂場だとテーブルやベンチもあるものの、湖感が減りそうでgoogleマップで下調べした場所に椅子を持参して朝食をたべました。
静かに広がる湖と木陰の中で食べる朝食は最高で一日中ここでゆっくり過ごすのも良いなーという誘惑にかられつつ、次の目的地があるので出発。

屈斜路湖 自然・景勝地

本来の予定は2日目はミルクロードなどを通って野付半島へ行く予定でしたが、知床に行く3日目の天気予報が微妙。。ドライブ距離は嵩むものの、天気が大きく左右する知床に行くのが賢明なので予定を入れ替えて「知床五湖」へ向かいます。
途中、観光スポットの「天国へ続く道」も偶然通って五湖に到着。絶好のお天気でヒグマの出没もなく地上遊歩道を散策できました。

知床五湖 自然・景勝地

知床五湖フィールドハウスから知床自然センターに移動して「フレペの滝」を散策。山道を抜けると広がる草原、その先にある迫力のある崖にそこから流れるフレペの滝。五湖に比べると人も少なくて景色の展開がダイナミックなこともあってか、友人は五湖よりこちらの方が好きだと言っていました。
途中、草原を走る鹿や崖の際で草を食べる鹿の親子たちも見ることができました。

フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地

フレペの滝を後にして、宿泊先のある羅臼へ向かいます。
羅臼へはドライブしてみたいと思っていた知床横断道路を通ります。
優雅にそびえる羅臼岳と海の向こうには北方領土も見ることができました。

知床峠 自然・景勝地

羅臼の町で夜ご飯。
友人がどうしても焼肉が食べたいということで漁師町なのに焼肉屋へ。友人は北見に住んでいるので普段から美味しい肉を食べていて、あまり口に合わなかったようでした。肉はあまり食べない私も美味しいとは思えず、やっぱり海のものを食べればよかったとテンション下がりつつ。セコマでアイスを買って今夜の宿「峰の湯」へ。国道沿いなので夜でも場所が分かりやすくて助かります。
お部屋も広々でお風呂も良く。スタップの方もテキパキとしていて親切でお値段もとてもリーズナブルなので近くにあったら2.3ヶ月に1回は泊まりたいと思いました。朝はロビーでモーニングコーヒーのサービスもありました。

ホテル峰の湯 宿・ホテル

せっかくの漁師町で海のものを食べていないので、ホテルの朝食はキャンセルして「知床食堂」で朝ごはんを食べます。朝8時から営業しているのがありがたい。
名物の黒ハモ丼も美味しかったですが、一番人気と看板にあった「羅臼こんぶラーメン」があさっりしつつも深みのあるスープで朝にはぴったりの美味しさでした。羅臼はホッケも有名なのでホッケおにぎりも追加で食べました。
丼もラーメンも友達をシェアして食べたので取り皿をいただいたのですが、笑顔で気持ちよく対応してくださって、窓際のカウンター席は海を眺めながら食事をすることもできて、大満足な朝食でした。

知床食堂 グルメ・レストラン

羅臼から野付半島へ。
羅臼ではパラパラと降っていた雨が止んで曇り空の中を散策。青空も良いのでしょうが「この世の果て」に曇り空はとても似合っていて、これはこれでよかったです。昨日の知床は木陰がないと暑くてきつかったですが、ここは影がまったくないので晴天だったら、かなり大変だっただろうなと思いました。
ここではナラワラ、トドワラ、灯台周辺が観光スポットでネイチャーセンターでは標津名物の「ジャンボほたてバーガー」が食べられます。ナラワラは遠くからしか見ることができまんが、季節やお天気によって写真撮影が色々楽しめそうでした。

野付半島 自然・景勝地

野付半島からランチのお目当てだった「郷土料理　武田」に向かうも貸切営業でランチが食べられず。。朝炭水化物をたっぷり摂ったのでお腹は空いていなかったのでとりあえず今夜の宿に向かってドライブ中に「ポー川史跡自然公園」が目に止まって立ち寄りました。
開拓時の学校も残っていてレトロでフォトジェニックです。思った以上に広い湿原が広がっていて、入園料（たしか330円）を払うとレンタサイクルで湿原のサイクリングもできるようでした。楽しそうでしたが何しろ蚊が凄すぎて数分の間にも友人は８カ所もさされて、退散してもずっと蚊がついてきて大変でした。虫除け対策をばっりちするか蚊のいない時期だったらサイクリングしたかったです。
後から知ったのですが公園はヒグマの出没エリアで湿原を見ていた時も遠くに大きな黒い影が動いていたので、もしかしてあればクマだったのかも？！と思いました。

ポー川史跡自然公園 公園・植物園

標津から道を間違えて当初の計画でドライブする予定だったミルクロードも走って斜里町を通り、ウトロへ。「オシンコシンの滝」に立ち寄りました。ここは旧街道へ行くと滝を上から見ることもできるそうです。
気づくとチェックイン予定時間を過ぎていたので、ここからホテルへ直行。

オシンコシンの滝 自然・景勝地

3日目は「KIKI知床ナリュラルリゾート」に宿泊。
温泉もサウナもついてナチュラル感のあるホテルという点が気に入って予約しましたが、お部屋のインテリアも素敵でロビーのテラスも心地よく。スタッフの方もみなさん素敵な対応でとても良い時間を過ごすことができました。

KIKI知床 ナチュラルリゾート 宿・ホテル

部屋からも見ることができたのですが、エントランスのスタッフの方が教えてくれた「夕陽台」が歩いてすぐだったので散歩がてら夕陽をみに行きました。
北側のオホーツク海に夕陽が沈むのを見られたこともビックリでしたが、オロンコ岩に沈む夕陽は神秘的でまるで御神体のように見えました。

夕陽台 自然・景勝地

四日目は14:30には女満別空港なのでウトロからドライブで気ままに散策。
「道の駅 葉菜野花」でお土産を買って「フレトイ展望台」へ登ってみました。道の駅はJRの駅につながっているのが、本当に駅で面白かったです。展望台は晴れていたら、オホーツク海、広がる大地、遠くに見える山々と360度の眺めのようですが雨でそこまでは見えず。でも重い空が北の海を感じさせてくれました。

フレトイ展望台 名所・史跡

展望台を後にして「濤沸湖」を眺めながら「じゃがいもロード」を走っていると。いつのまにか「感動のビュー径」に。お天気はいまいちでしたが、たしかになだらかな緩急が広がる畑や牧草地でイメージ通りの北海道の光景です。「感動のビュー径ポイントパーキング」にも停車してみましたが、たぶん天気がよければ知床連邦が見られるのだと思います。ビューポイントより道自体のドライブが心地よい気がしました。「感動のビュー径」を通ってせっかくなので「メルヘンの丘」にも立ち寄りましたが。思った以上に大通りで、その一角だけがメルヘンな光景にみえるので油断していると通り過ぎてしまいます。北海道らしさの体感度は低めですが小さな小屋と立ち並び木々はたしかにメルヘンでお天気がよければ写真撮影は色々楽しめそうだと思いました。

メルヘンの丘 名所・史跡

到着した女満別空港へ戻ってきました。
予定より早くついたのでスープカレーでも食べるかと行ってみましたが、できるまでに30分かかるということで断念。立ち食い寿司で軽くお腹をみたしました。
お土産屋さんや飲食店はあるのですが、カフェはなかったのでセブンでドリンクを買って待合室でおしゃべりしているうちにあっという間に出発時間に。
北海道は3回目だったけど道東は初めてで今までにない大自然を感じることができた旅でした！

女満別空港 空港