2022/05/02 - 2022/05/03
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Karenさん
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東日本の古墳王国群馬で古代を感じる旅。1日目の上野三碑で飛鳥・奈良時代の人々の営み、ヤマト政権とのつながりを感じた後、2日目はさらに時代をさかのぼって古墳時代を体感します。ゴールデンウィークの祝日初日ということもあって、お昼を食べたお店や道路が混雑していて思った以上に時間がかかってしまい、後半は駆け足での観光となってしまいましたが、実際の古墳や出土品をみて、その壮大さは十分に感じることができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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古墳めぐりの2日目は、レンタカーを利用しました。まず向かったのは保渡田古墳群です。保渡田古墳群は二子山古墳、八幡塚古墳、薬師塚古墳の3つの前方後円墳の総称で、5世紀後半から6世紀初頭にかけて造られました。当時きわめて優勢だった豪族の墓と考えられています。3つのうち、八幡塚古墳は造られた当時の姿に復元されています。
保渡田古墳群 名所・史跡
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古墳の壁面は葺石が積まれ、古墳の周りには埴輪が並べられているのが見えてきました。
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人物・動物埴輪が並べられた区画。
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兵士や力士、高貴な身分と思われる人や鳥や馬が並べられています。
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葺石が積まれ、円筒埴輪が並べられています。円筒埴輪は古墳を悪霊から守る垣根だと考えられます。
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後円部の一番高い所に上がってきました。右手に見えるのは中島と呼ばれるもので、前方後円墳を囲む堀の中に4つ造られています。古墳被葬者に対するマツリ(葬送儀礼)が行われた場所のようです。
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後円部は、内部に降りられるようになっています。こちらを降りていくと・・・
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出土した舟形石棺のレプリカが置かれていました。
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前方部から後円部を見るとこんな感じ。山々に囲まれた土地を見渡すことができて、有力な豪族の眠る場所としてふさわしいと感じられます。
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堀から見ると高い!
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前方後円墳の鍵穴型をみることができます。綺麗な造形です。この墳丘は全長約100メートルで、二重の堀が巡らされていました。
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イチオシ
古墳の一番外側には盾を持ち、威嚇するような顔をした兵士の埴輪がありました。模様も呪術めいたものを感じさせます。
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保渡田古墳群は上毛野(かみつけの)はにわの里公園として整備されていて、その一角にある「かみつけの里博物館」では、保渡田古墳群についてだけでなく、このあたり一帯(榛名山東南麓)で発見された王の本拠地や、人々が暮らしたムラや水田・畑などについて展示されています。ここに来るまで知らなかったのですが、それらの遺跡は榛名山の噴火によって灰の下に埋もれることによって残されたそうです。まるでポンペイのようではないですか!
かみつけの里博物館 美術館・博物館
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王の館などを復元模型で見ることができます。こちらの三ツ寺Ⅰ遺跡は上越新幹線開通時に発掘調査が行われたそうです。
また、博物館のスタッフの方が説明されていたのですが、このあたりは水が湧き出る一帯で、農耕が盛んで早くから人が定住していたそうです。「ブラタモリ」でよく地層の境目から水が出て、そこに人が住むというのが出てきますが、ここもまさにそういう場所なんだと納得しました。そしてそれを古代人も知っていたことが驚きです。 -
保渡田古墳群を後にしてお昼にしましょう。
向かったのは「ボンジョルノ」。小麦の街高崎は「キング・オブ・パスタ」というイベントを行っていて、その優勝店で地元の人に愛されているお店のひとつです。とても混んでいて、駐車するのも待ち、席に案内されるのも、そして席についてから食事がでてくるのも待ちでお昼にありつくまでに1時間以上かかりました。ゴールデンウィーク恐るべし!ボンジョルノ 本店 グルメ・レストラン
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私はキング・オブ・パスタ第1回優勝の「ハーブで育てた地ポークのパスタ」。大きめに切られたポークがどんとのっていますが、トマトソースがあっさりしていてペロッといただけました。
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夫は第9回優勝の「カチャジョーネ クリームポルチーニ」。こちらもポークの存在感とポルチーニ茸のきいたクリームソースでボリュームがありました。
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私はデザートつきセットにしました。
それにしても、周りは地元の方が数世代にわたってきているグループが多く、本当に地元に愛されているお店なんだなと感じました。 -
イチオシ
おなかも満たされたところで、次の目的地へ。群馬県立歴史博物館へやってきました。こちらでは、観音山古墳から出土した埴輪や未盗掘だった石室から発見された多数の副葬品を見ることができます。副葬品は埋葬された当時の位置を保ったまま出土しました。これらの出土品は国宝に指定されています。
石室の入り口付近から見つかった人物埴輪。なんだか可愛らしいです。群馬県立歴史博物館 美術館・博物館
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馬型埴輪は墳丘の外周部分に置かれていました。想像していたよりも大きいです。
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振分け髪の男子。このような埴輪から、当時の人の装いをうかがうことができます。
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イチオシ
石室内から発見された副葬品の鉄兜。頂部の突起が特徴的で、朝鮮半島南部の系譜につながるそうです。
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イチオシ
副葬品の銅水瓶(どうすいびょう)。中国の北斉や、法隆寺宝物に似たものがあるそうです。
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イチオシ
こちらは金銅鈴付大帯。20個の鈴がついていて、このような帯を身につけた男子埴輪を見ることができるそう。そして左奥の金属製品は被葬者の上にかけられた布につけられていて、さらに上には天蓋が張られていたそうです。なんてロマンティックで豪華なのでしょう!
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馬具や馬を飾った装飾具もいろいろな種類が出土しています。飾りはどれも精巧・豪華でその技術の高さと被葬者の位の高さを感じられます。
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こちらも馬具の続き。これだけの副葬品を現代にみることができるなんて、本当に盗掘されていなくて良かった!
そして、東国の豪族も東アジアとの交流にかかわっていた可能性が感じられ、その活動範囲の広がりに驚かされました。 -
観音山古墳の復元模型です。
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埴輪がどのように並べられていたかを見ることができます。
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こちらの博物館の目玉は何といっても観音山古墳の出土品ですが、博物館の名前に違わず、群馬県の旧石器時代からの通史を追うことができます。
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黒曜石やヒスイの展示。他の地方とのつながりがわかります。
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古代の生活を再現したジオラマもありました。
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目線を合わせると、ジオラマの世界に入っていけそうです。
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魅力的な展示が続くのですが、だんだん帰りの新幹線の時間がせまってきて、泣く泣く足早に通り過ぎました。
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今年新設されたデジタル埴輪展示室」では、こんな埴輪の3Dホログラムがありました。造形が可愛い!
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博物館でみた出土品が発見された実際の古墳に向かいました。群馬県立歴史博物館からは車で数分の距離なのですが、大渋滞で30分ほどかかってしまいました。
観音山古墳は6世紀後半に造られました。周囲にはほかに普賢寺裏古墳(5C前半)、不動山古墳(5C後半)、岩鼻二子山古墳(現存せず)があり、綿貫古墳群と呼ばれています。観音山古墳 名所・史跡
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説明板。
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石室内は見学できます。(見学時間が決まっています。)石室は羨道(せんどう)と玄室からなっていますが、玄室の面積は国内最大級です。高さもあり余裕で立つことができます。この玄室の奥に、被葬者は頭を右にして横たわり、周りや手前に副葬品が置かれていました。
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玄室から入口を眺めると、なんだか不思議な気持ちになります。
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壁面は榛名山起源の安山岩が、天井には15kmほどの場所から運ばれてきた牛伏(うしぶせ)砂岩が使われています。相当な労力が使われたことでしょう。
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後円部から前方部の眺め。古墳の先には企業の研究所や工場が見えます。
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そして前方部から後円部の眺め。こちら側は民家が広がっています。
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観音山古墳は斜面に葺石はなかったそうです。時代によって造り方が異なるのでしょうか。
大急ぎで見学を終えて、レンタカーを返却し、新幹線乗り場へ。改札を通過してから多少の時間があったので大急ぎでお土産などを買いました。 -
旅の締めくくりは駅弁です。
夫は定番のだるま弁当。 -
山の幸が盛りだくさんで美味しいですよねー。
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私はこれまた定番の横川おぎのやの峠の釜めし。昔ながらの陶器の器のものは売り切れで、今はこうした使い捨ての容器のものもあるのですね。
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いやあ、懐かしいー、そして美味しい。
群馬の旅もこれにて終了。東京から近い同じ関東ですが、知らないことも多く、魅力にあふれた街でした。やっぱり旅はいいなと、改めて思いました!
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