2022年夏、東北クルマでひとり旅　花巻・盛岡へ

2022/08/13 - 2022/08/14

2022年の旧盆に愛車で花巻、盛岡へひとり旅
渋滞を避けるためと高速道路深夜割引を利用するため、都内を早朝に出発、SA、PAをぶらぶら立ち寄りながら、花巻と盛岡へ
※時刻は24時間表示です

エリア 盛岡(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

4:30頃、圏央道菖蒲PA到着
当然ながら売店・フードコートは閉鎖中。化粧室のみ利用。
でも、ガソリンスタンドは24時間営業で、車のごはん（＝ガソリン）給油の列がすごいかった…
この先圏央道久喜JCTから東北道へ

菖蒲パーキングエリア 道の駅

5:15頃、東北道佐野SA到着
既に夜が明けている。
5時台だが、SAには行楽、帰省客がいっぱい（旧盆中なので高速道路の休日割引は無いが、深夜割引（2割引）は適用されるので、利用者が多い感じ）

佐野サービスエリア (下り) 道の駅

まずは佐野ラーメンの朝食（＝つまり朝ラー）を
下り線のフードコートは2022年7月にリニューアルされていて、気持ちが良い。
この店（さのや）はオーソドックスな醤油味。
太めのちぢれ麺にチャーシュー、かまぼこ、ほうれん草、メンマがトッピング。あっさりしていて食べやすい。

らーめん さのや (東北自動車道下り佐野SA店) グルメ・レストラン

ラーメンの後、売店をぶらぶら。
レモン牛乳だらけの陳列にここが栃木県であることを実感

佐野サービスエリア (下り) 道の駅

これも栃木名物、変なサイダー（失礼！）の数々
某テレビの罰ゲームでも使われている餃子サイダー、イチゴカレーサイダーが並ぶ。
お好きな方はどうぞ！

佐野サービスエリア (下り) 道の駅

7：15頃、那須高原SA到着。
標高400メートル、少し涼しいかな

那須高原サービスエリア (下り線) 道の駅

運転中の気分転換を兼ねて、エリア内をぶらぶら
広い公園とドッグランが充実しており、ドッグランには結構な人が

那須高原サービスエリア (下り線) 道の駅

食べなかったが、ここで食べれるラーメンは既に福島県の白河ラーメン。
もうすぐ福島県であることを実感（この先すぐに県境になる）

那須高原サービスエリア(下り線)フードコート グルメ・レストラン

売店をぶらぶら
レモン牛乳の陳列もこのSAが最後

那須高原サービスエリア(下り線)売店コーナー グルメ・レストラン

8:45頃、安達太良SA到着。
結構な車の量。駐車場所を誘導員が指示してくれた。

安達太良サービスエリア 道の駅

まずは安達太良山を一望できるスポットへ
山の上は雲がかかっていたおり、山を一望できず残念…

安達太良サービスエリア 道の駅

桃の名産地だけに桃だらけ
都内よりも安く、買って帰りたいが、車の中に入れっぱなしにはいかないので、断念

安達太良サービスエリア 道の駅

桃は買わなかったが、下り線限定の桃のソフトクリームをいただく
ほんのり桃の香りがして美味しい

安達太良サービスエリア(下り線) フードコート グルメ・レストラン

佐野ラーメンの朝食から3時間ほどが経過、
小腹が空いたのでSA内のパン屋さんへ

サン アダタラ グルメ・レストラン

福島らしい赤べこパン、もものパンを購入。
特にもものパンはクリームにしっかり桃の果肉と果汁が入っており、香りも良く、美味かった。

サン アダタラ グルメ・レストラン

10:15頃、国見SA到着
福島県最北のSA。この先は宮城県との県境（国見峠）になる

国見サービスエリア 道の駅

ここの名物？は「蛇口から桃ジュース」。
松山空港にある蛇口からミカンジュースと同様、蛇口をひねると生の桃ジュースが。桃の収穫時期によって品種を変えているそう

国見サービスエリア(下り線)スナックコーナー グルメ・レストラン

11:00過ぎ、菅生PA到着
伊達政宗公の兜の前立の三日月が目印。仙台気分なのだが、ここは宮城県柴田郡村田町、仙台はもう少し先。
ここでランチにしても良かったのだが、今回はパス

菅生パーキングエリア 道の駅

その先、ゆっくり走って12:30過ぎ、金成PA到着
セブンイレブンが売店になっているが、酒のつまみになりそうな笹かまなどが充実していた（高速道路内なので酒類は販売していないが）

金成パーキングエリア 道の駅

金売吉次の盾
『平治物語』『平家物語』『義経記』『源平盛衰記』などに登場する伝説的人物。
ここ栗原市出身とか…勉強になりました

金成パーキングエリア 道の駅

その後、宮城県から岩手県に入り、順調に走行。
13:50頃、花巻PAに到着。売店無、トイレの数も少ない（男子用は大2、小5）PA

花巻パーキングエリア 道の駅

前述のとおり、小規模なトイレだけのPAであるが、ここは花巻、
宮沢賢治の詩（小さな「雨ニモマケズ」詩碑）がある

花巻パーキングエリア 道の駅

花巻南I.Cで下車（早朝割引を使ったので2割引）、一般道を少し走り花巻市中心部に行き、14:10頃、「マルカンビル」（旧マルカン百貨店）に到着。
エレベーターで6階に上がり、「マルカンビル大食堂」へ
今回の旅行目的のひとつ

マルカン百貨店 百貨店・デパート

入口のメニューサンプルを見て、食券を購入（PayPay利用可能）。
懐かしい制服（メイドカフェでよく見かける制服に近いのだが、やはり違うよね）
テーブル、椅子、箸置き、窓から眺める花巻市内…と昭和にタイムスリップした感覚。14時30分を過ぎていたが、店内は観光客、地元の方を含め満員状態

マルカンビル大食堂 グルメ・レストラン

まずは名物のナポリカツを…
ナポリタン、カツレツ、サラダの組み合わせ。
ナポリタンは太麺にベーコン、玉ねぎ、マッシュルーム、トマトソースで炒めてある。トマトソースの甘酸っぱさが懐かしい、カツは「カツレツ」と言った方が良い感じ。薄くした豚肉にきめの細かいパン粉で揚げてある。昔、洋食屋さんのメニューにありそうな感じ。デミグラスソースが少しかかっているが、ナポリタンのトマトソースをつけても美味しい

マルカンビル大食堂 グルメ・レストラン

〆は名物の10段ソフト。25cmくらいの大きさ。
クリームは硬めで中は空洞。割り箸で周りを削りながらいただくのが、マルカン流の御作法、ボリュームはあるが、卵不使用で甘さスッキリなので、あっと言う間に完食。
今回の旅行目的、ほぼ終了（笑）

マルカンビル大食堂 グルメ・レストラン

岩手県に入ってから雨が降り始めていたのだが、
出発しようとしたらスマホに緊急速報のアラームが…
このままだと大変なことになりそうなので、急いで盛岡方面へ

幸い運転に問題はなかったが、大雨の影響で、花巻南I.Cからの東北道は速度制限50キロ。本来花巻南I.Cから盛岡南I.Cまでは規制速度120キロ区間なので高速走行できず残念、と思っているうちに雨は小康状態に。
一応、車の点検を兼ねて紫波SAで休憩（16:00頃）
晴れた日は名峰早池峰山も望めるそうなのだが、あいにくの天気だったため望むことができず残念

紫波サービスエリア 道の駅

17:00少し前、盛岡到着。
駅構内の駐車場（ホテルの駐車場）に車を止め、盛岡市内を簡単にぶらぶら。
まずは岩手銀行赤レンガ館へ
1911年、盛岡銀行の本店行舎として落成し、2012年まで岩手銀行の本店、支店として使われていた建物（作品）。国指定　重要文化財（建造物）。
東京駅丸の内口を手掛けた辰野金吾氏が設計した建物。東北地方では唯一現存しているそう。
辰野金吾氏が設計した銀行建物は今でもいくつか残っているが、同じ銀行のせいなのかこの2年後に竣工した第二十三国立銀行（現在大分銀行赤レンガ館）に似た感がある。
※大分銀行赤レンガ館の４トラベル口コミ：
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/14159323

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

その後、肴町商店街をぶらぶら・・・
比較的元気な商店街だが、旧盆中なので多くの店がお休み！！

肴町商店街 市場・商店街

肴町から菜園まで歩き、カワトク（百貨店）の別館（cube-Ⅱ）へ。
南部鉄器の鉄瓶で沸かしたお湯の柔らかさがなんとも好きで、鉄瓶を購入したかったのだが、価格が少々高め…
今回は断念（涙）

パルクアベニュー カワトク ショッピングモール

バスで盛岡駅まで戻り、本日の宿泊先（ホテルメトロポリタン盛岡　本館）へ
もちろん、鉄道利用に便利なホテルだが、クルマで行った場合、駅ビルと共用の駐車場（駅構内にあり）を1泊600円で翌日12時まで（チェックアウトは11時）利用可能

ホテルメトロポリタン盛岡　本館 宿・ホテル

東北新幹線開業時に開業したホテルなので、シティホテルとしては多少古さも感じるが、部屋や設備はリニューアルされており、快適！
コンビニもフロント横にある

ホテルメトロポリタン盛岡　本館 宿・ホテル

部屋にはミネラルウォーターが１本に加えて、駅ビル（フェザン）の割引クーポンがさりげなく置いてあった。
割引券は翌日お土産購入に使わせていただきました

ホテルメトロポリタン盛岡　本館 宿・ホテル

夕食はJR盛岡駅前にある盛楼閣へ
19:30頃に行ったが、店の前には先客が10組以上！
受付に名前を書いて、30分ほど待って入店

盛楼閣 グルメ・レストラン

まずは肩ロースをゆっくり焼き始める。
盛岡では結構な価格（東京では普通かな）だが、口の中で溶けるような食感。
カルビやハラミのような脂っぽさもなく美味い！

盛楼閣 グルメ・レストラン

焼肉をいただいているうちに冷麺到着。
冷麺は辛さが「特辛」～「ひかえめ」或いは「辛味別」が選べる。今回は元々のスープの味を確かめたく辛味別に。
まずは全く辛く無いスープを一口、美味しいが塩味が少し強いかな？と思う。
が、キムチを入れるとスープの味が激変！
キムチは発酵が進んでいるようで酸味が強く、水分も多め。これがポイントのようでスープと合わさると味がマイルドに。もちろん辛さは感じるが、辛さを超えた美味しさが来る。スープとキムチのハーモニーと言ったところか。そこを計算したのかな。麺も盛岡冷麺のものだが、いつもいただくものより口当たりがよく食べやすい。
価格は少し高めだが（それでも東京よりはお得）、行列に並ぶ価値あり

盛楼閣 グルメ・レストラン

焼肉と冷麺を堪能後、盛岡のシンボル、開運橋へ
天気の良い昼間にここから岩手山を眺めるのはもちろんおすすめだが、夜のライトアップされた橋を眺めるのもおすすめ。
ちなみにライトアップ映えする塗料を使っているとか

この先、ホテルに戻り睡眠…
翌日は仙台へ（気が向いたら、後編作成予定）

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

開運橋 名所・史跡