2010/12/01 - 2010/12/07
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ペコちゃんさん
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コロナ禍や自身の高齢化などで、今後は海外旅行も難しくなりました。
素晴らしい景色や教会に古城、グルメやショッピングにコンサートなど海外旅行の思い出は尽きませんが、中でも記憶に残っているのは各国の美術館で鑑賞した世界の名画。
海外美術館巡りの最初は、1983年の秋にニューヨークで訪れたメトロポリタン美術館。
展示された名作に目を見張りましたが、一番驚いたのは1ドル(希望額)の寄付で入館でき、写真撮影や模写も自由・・・日本ではあり得ないことです。
これを契機に、海外旅行に行ったら出来るだけ美術館に足を運ぶようにし、多くの写真を撮りましたので、これまでに訪れた世界各地の美術館の名画を、「世界の美術館巡り」として纏めてみました。
第1編はアメリカ・フランスの6つの美術館です。
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<アメリカ・1> ニューヨーク メトロポリタン美術館
1870年に開館後、多くの収集家からの寄贈や購入によって収蔵品数は激増し、現在では300万点と世界最大級の美術館のひとつになっています。
この美術館には1983年と2010年の2回訪れました。 -
1階の広い吹き抜け。
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スケッチする日曜画家・・・日本の美術館では、ありえない光景ですね。
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ティファニーの素晴らしいステンドグラス。
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ティファニーのガラス工芸は、宝飾品で有名なティファニーの創業者の長男、ルイス・コンフォート・ティファニー(1848~1933)が創始したもの。
ヨーロッパの教会などにあるステンドグラスと違って、絵付けは殆ど行われず、ガラスの色とテクスチャーで表現しています。 -
「ピアノに寄る娘たち」 ルノワール(1841~1919)
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「弓を引くヘラクレス」 ブールデル(1861~1929)
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「カレーの市民」 ロダン(1840~1917)
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「自画像」 レンブラント(1606~1669)
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「水差しを持つ若い女」 フェルメール(1632~1675)
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「睡蓮」 モネ(1840~1926)
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「雛菊を持った若い娘」 ルノワール
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「ジョルジュ・シャンパンティエ夫人と子供たち」 ルノワール
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「静物」 セザンヌ(1839~1906)
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「自画像」 ゴッホ(1853~1890)
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「糸杉」 ゴッホ
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「ガートルード・スタインの肖像」 ピカソ(1881~1973)
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「バーで練習する踊り子たち」 ドガ(1834~1917)
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「バレエ教室」 ドガ
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「セレーナ・レーデラの肖像」 クリムト(1862~1918)
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<アメリカ・2> ボストン美術館
1870年に地元の有志によって設立され、アメリカ独立百周年にあたる1876年に開館。
メトロポリタン美術館と同様、民間の組織として運営され、所蔵品は約50万点。 -
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 ゴーギャン(1848~1903)
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「ラ・ジャポネーズ」 モネ
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「睡蓮」 モネ
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「ブージヴァルのダンス」 ルノワール
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「種をまく人」 ミレー(1814~1875)
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「卓上の果物と水差し」 セザンヌ
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「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」 ゴッホ
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「ルーラン夫人、ゆりかごを揺らす女」 ゴッホ
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<アメリカ・3> ワシントン・ナショナルギャラリー
スミソニアン博物館群の一角にあるナショナルギャラリーは、大富豪A.W.メロンの基金で1937年に創立され、自身の大コレクションを寄贈して1941年に開館しました。
イタリア・ルネサンス期の絵画を中心とするメロン・コレクションに加えて、クレス・コレクション、近代フランス美術のデール・コレクション、版画・素描などのローゼンワルド・コレクションも寄贈されて、約11万6000点の収蔵品を所有しています。
メロンは駐イギリス大使を務めた際に、ロンドンのナショナルギャラリーを参観して、アメリカにも同様の国立美術館を造りたいとの夢を実現させ、誰でも入れる美術館を目指し、開館より入場無料。 -
「アルバの聖母子」 ラファエロ(1483~1520)
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「聖マルティナと聖アグネスと聖母子」 エル・グレコ(1541~1614)
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「自画像」 レンブラント
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「天秤を持つ女」 フェルメール
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「手紙を書く女」 フェルメール
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「牛乳入れと果物のある静物画」 セザンヌ
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「バレリーナ」 ルノアール
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<フランス・1> ルーヴル美術館
1995年と2014年の2回訪れました。
ルーヴルの収蔵品は38万点以上で、先史時代から19世紀までの様々な美術品35,000点近くが展示され、毎年800万人を超える入場者が訪れる、世界で最も入場者数の多い美術館です。
この美術館は、フランス王・フィリップ2世が12世紀に、もともと要塞として建設したルーヴル城(ルーヴル宮殿)に収容されており、入り口から進むと要塞の一部が残っています。 -
メトロポリタン美術館と同様、何人もの日曜画家が模写をしています。
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(右の彫刻)「アフロディテとエロス」
(左の彫刻)「ガチョウの首を絞める少年」 -
「ミロのヴィーナス」
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「サモトラケのニケ」
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ミケランジェロ(1475~1564)の作品・・・左は「抵抗する奴隷」、右は「瀕死の奴隷」
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「アポロンの間」を彩る天井画。
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「聖母子と6人の天使」 チマブエ(1240~1302)・・・1270年頃の作品で、ルーヴルで一番古いキリストの絵です。
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「聖アンナと聖母子」 レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)
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「洗礼者ヨハネ」 レオナルド・ダ・ヴィンチ
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「岩窟の聖母」 レオナルド・ダ・ヴィンチ
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「モナ・リザ」 レオナルド・ダ・ヴィンチ
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「聖母子と幼児聖ヨハネ」 ラファエロ
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「グランド・オダリスク」 アングル(1780~1867)
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「ナポレオン1世の戴冠式」 ダヴィッド(1748~1825)
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「レカミエ夫人」 ダヴィッド
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「メデューズ号の筏」 ジェリコー(1791~1824)
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「民衆を導く自由の女神」 ドラクロワ(1798~1863)
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「レースを編む女」 フェルメール
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「天文学者」 フェルメール
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「ルイ15世の王冠」
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<フランス・2> オルセー美術館
建物は1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテル・・・狭くて不便だったことから一時は取り壊しの話もありましたが、1970年代にフランス政府が保存活用策の検討を行い、1986年に19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わりました。 -
美術館の中央ホールは、地下ホームの吹き抜け構造をそのまま活用し、鉄道駅の面影が残る館内に旧・印象派美術館(ジュ・ド・ポーム)から引き継がれた名画が展示されています。
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「泉」 アングル
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「落穂拾い」 ミレー
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「笛を吹く少年」 マネ( 1832~1883)
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「草上の昼食」 マネ
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「オランピア」 マネ
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「バルコニー」 マネ
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「トランプをする男たち」 セザンヌ
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「水浴図」 セザンヌ
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「静物画 りんごとオレンジ」 セザンヌ
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「自画像」 ゴッホ
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「ローヌ川の星月夜」 ゴッホ
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「オーヴェルの教会」 ゴッホ
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「タヒチの女(浜辺にて)」 ゴーギャン
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「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」 ルノワール
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ルノワール
右:「田舎のダンス」 左:「都会のダンス」 -
「アルジャントゥイユのひなげし」 モネ
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「日傘の女」 モネ
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<フランス・3> ニース シャガール美術館
マルク・シャガール(1887~1985)は、ロシア(現・ベラルーシ)出身の画家で、1966年から20年ほどニースで暮らしました。
この美術館は、シャガールが絵画をフランスに寄贈したことで、1966年にオープンしました。 -
入り口のタペストリー「地中海の風景」
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この美術館では、旧約聖書の創世記をテーマにした17点の連作『聖書のメッセージ』がメイン会場に展示されており、見応えがあります。
これは、アダムとイブを描いた2作目の「楽園」(1971年・油絵)。
抱き合うアダムとイブ、二人の左には誘惑者の蛇・・・今まさにリンゴを食べようとしている二人を、天使が頭上から見守っています。 -
「人類の創造」(ステンドグラス)・・・神の光による生命の出現、天地創造の7日間が描かれています。
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シャガールが絵を施したチェンパロ。
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「ダンス」(1950年)
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「青いサーカス」(1950年)
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「アクロバット」(1930年)
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屋外にもシャガールの作品が・・・これは、壁面いっぱいをキャンバスにして、モザイク・タイルで作られた大作「天地創造」(1971年)
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