【酒田舞妓に会いに行く】お隣さん観光

2022/08/29 - 2022/08/29

勤務が変わり三連休となった中日、せっかくなのでぶらっととなり町の酒田市を観光してきました。地元民だとなかなか行かないような所へ行き、県外の方がするような観光をしてみました。

エリア 酒田(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

当日思い付きで始まった酒田観光。
まず最初に来たのは本間美術館。

大きな建物のわりに展示物は少なめ。
そのほとんどが掛軸。あまり興味がないのでさっと見学。

自分が見たかったのはこっち。
美術館の敷地内にある清遠閣。


藩主酒井侯が領内巡視をする際の休憩所としてつくられ、大正十四年には東宮殿下（昭和天皇）がご宿泊されるなど、酒田の迎賓館としても使用されてきました。
↑ホームページより抜粋

この雰囲気、

個人的に大好きなやつ。

2階へ、

2階からの眺め。

空いた窓からそよ風が入って本当に気持ちいい。
こんな素敵な所があっても、地元だとなかなか訪れないものです。

このなんの変哲もなさそうな壁、

離れて見ると雲が浮き出る粋な仕掛け。

清遠閣前の庭園。

緑と清遠閣。

紅葉の季節には素晴らしい景観になるようです。

ここだけでも結構な満足感。

続いて来たのは前からずっと興味のあった相馬樓。
酒田舞妓のいる舞妓茶屋。

ほんとに舞妓さんいるんだろうか、、なんて思いながら中に入るといきなり舞妓さんのお出迎えでちょっと動揺、、。
顔見たらすんごい美人でもっと動揺、、、。

まず最初に相馬樓を説明したビデオを見ます。

そこから館内を見学。
ここはくつろぎ処。

そこから見える中庭。

ガラスを敷き詰めた坪庭。

レッドカーペットが映える廊下。

裏二階の客間。

面白い造りに興味が涌いてきます。

一階の客間。

茶室。

蔵座敷の入口。

蔵座敷。

階段を上がると、

こんな感じ。

裏庭と廊下。
語彙力がなくてうまく言えませんが、、
見てて楽しすぎ、とにかく最高です。

ガラス細工の窓。

こちらは雛の蔵。

雛人形がありました。

ここは、舞妓さんのけいこ場。

中二階にあるご縁の間。

ゆっくり時間をかけて館内を見学できました。
帰り際に踊りを見たいけど予約は必要か？と訪ねたところ、予約なしでも14時からやっているのでその時間に来てもらえれば見ることができる、とのこと。
もし見れるなら見てみたいと思っていたので、その時間に戻って見ることにしました。
一旦相馬樓を後にします。

続いて山王くらぶに来ました。
元は古くから続いた料亭とのことですが、

今はこの傘福があるところ、として有名なんじゃないかなと思います。

江戸時代後期から、家族の幸せや子どもの成長を願い作った飾りを傘につるし、神社仏閣に奉納していた傘福。
色々なものが吊るされていますが、

このようにどんなことを祈願するか、一つ一つに意味があるようです。

こちらも雰囲気あって楽しめました。

酒田、面白いとこだったんだな、と今更ながら実感。

お昼は酒田の有名店、満月でワンタンラーメンと、

餃子セット。
大変美味しゅうございました。

食後は山居倉庫へ。

さんきょばしからの眺め。

欅の並木道。
吉永小百合さんに会えそうな雰囲気(わかる人はわかるはず)。

そして時間が近付き再び相馬樓へ。
あれ？、、もしかして、、お客さん自分だけ？、、
あー、これ絶対緊張するやつー、、俺の苦手なやつー、、、なんて思いながら開演を待ちます。

するとやっぱり自分一人。
そして舞妓さん２名、三味線の地方さん２名、
開演前一人一人私に向かって跪き深々とお辞儀を、、
あー、なんかごめんなさいー、、
嬉しいやら恥ずかしいやら申し訳ないやら、、、。
しかも地方さんまで美人だしー、、。
あまりにドキドキし過ぎて過呼吸起こしそうでした、、。

演舞は３曲披露していただきました。

最後はオッサンも交ぜてもらってパチリ。
もうほんとに緊張と恥ずかしさでそそくさと帰ってしまいましたが、、
あまりに緊張していたので帰り際はとにかく「ありがとうございました」としか言えず気の利いたことも言えませんでしたが、本当に素晴らしい演舞を見させていただきましたし、皆さん凄くプロ意識を持ってやられている、と強く感じました。
本当に素敵でした。
ありがとうございました。
こんな近場でこんな非日常的な体験ができました。


コロナ禍前は、海外の方でかなり賑わっていたようです。
早くそんな日が戻ってきますように。


酒田、面白いです！
皆さんも是非！

この旅行記へのコメント （1）

• yukiraさん 2022/11/23 12:53:12

  欅の並木道

  吉永小百合さんが歩いた道を、HAKUさんも歩いたのですネ。写真もポスターと同じアングルで(笑)。
  どこもかしこも外国の方々が喜びそうな場所ですが、私もあらためて日本の良さを認識できました。ありがとうございます。