【乗り鉄】近鉄週末フリーパス3日間の旅（第１日）

2022/07/29 - 2022/07/31

大阪東部から奈良にかけて、たっぷりと残っている未乗路線。その大半はJR各社を除く鉄道会社の中では最も路線距離の長い「近畿日本鉄道（近鉄）」にあります。

その近鉄には、「週末フリーパス」という土日を挟んだ３日間全線乗り放題で4,200円！の「超・お得な切符」が発売されており、いつの日かこのお得な切符を使って、未乗路線を乗りつぶしそうと考えていたのですが、ようやくその機会が訪れました。

さて、この切符ですが、乗車前日までの事前購入が必要で、首都圏に在住する者にとってはなかなか購入しずらいものなのですが、系列の近畿日本ツーリストでも取り扱っているようで、有楽町にある支店で購入することができました。

旅行会社の店頭でチケットを買うなんて、いったい何年振りなんだろう？と感慨深いものがありましたが、チケットの引換券を持って、まずは関西空港に飛びます。

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【第１日】

６時半ごろの羽田空港第２ターミナル。夏休み中とあって、そこそこ人が多い。
プレミアムチェックインでも荷物を預ける人の列が出来ていたが、荷物が無ければすんなりと保安検査場を通過。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

出発時間までの約１時間をANAラウンジ北で過ごす。

寝不足でうつらうつらしていたが、８時ごろに離陸。

機材は、全席スクリーンのついたA321。

相模湾の向こうに富士山の姿がくっきりと見える。

離陸して２０分足らずで静岡市上空を過ぎ、右手に南アルプスの山々が連なる。

伊勢湾、紀伊山地を通って、高度を下げていくと和歌山市上空。

8:55のほぼ定刻通りに関西空港に到着。

関西国際空港 空港

関西空港から大阪方面へは、JRと南海の２つの鉄道ルートがあるが、今回は南海ルートを選択。

関西空港駅 駅

9:14発のなんば行きに乗車。

関空から約50分で、なんば駅に到着。

なんば駅 (南海電鉄) 駅

南海のなんば駅から、近鉄の大阪難波駅へ向かう。
エスカレータの右側に人がいるのを見ると、「大阪に来たなあ」と実感する。

大阪難波から、生駒へ。
生駒駅に隣接する商業ビルの２階の通路を歩くと、ケーブルの鳥居前駅へ。

鳥居前駅 駅

生駒ケーブルは、２つの別々の路線に分かれている。

宝山寺駅で、生駒山上行きに乗り換え。

宝山寺駅 駅

11:16に生駒山上駅に到着。標高は600mを越えており、平野部から比べるとさすがに涼しく感じる。

生駒山上駅 駅

生駒山上駅から、入場無料の生駒山上遊園地へ入る。
開園は、1929年（昭和4年）と歴史のある遊園地で、かつては絶叫マシンを売りにしていたらしい。
現在では、ファミリー向けの施設に代わり、子供連れのお客さんが多かった。

生駒山上遊園地 テーマパーク

朝から何も食べていないので、こちらできつねそばのランチ。

レストランのテラスからの眺めが最高だった。

生駒山上で30分あまり過ごして、帰りのケーブルに乗車。さすがにこの時間で戻る人はごくわずか。

生駒駅から大阪方面に戻り、布施駅で乗り換え。
近鉄大阪線と奈良線が分岐する駅だが、各々の路線のプラットホームが別々の階にある二重構造となっていた。

布施駅 駅

河内山本駅で乗り換えて、信貴山口駅へ。
ここから、本日2路線目のケーブルに乗車。

信貴山口駅 駅

約7分で、高安山駅に到着。
信貴山門行きのバス停がある他は、目立った建物や売店などもない。

高安山駅 駅

駅前には、かつて信貴山門まで走っていた、信貴山電鉄のホーム跡がある。

折り返しまで30分以上あり、展望台で長い休憩。

高安山駅を13:45に出発して、近鉄で大阪難波まで行き、そこから大阪メトロ御堂筋線に乗り換えて、淀屋橋で下車。

淀屋橋 名所・史跡

淀屋橋駅から徒歩7分ほどで、ANAクラウンプラザホテル大阪へ。

ANAクラウンプラザホテル大阪 宿・ホテル

シックなデザインのロビーである。

クラブフロアの部屋にチェックイン。

3時から営業していた、クラブラウンジへ。
3時から5時までが、ティータイムとなっており、スイーツ中心のメニュー。もちろんフリードリンクだが、アルコール類は有料となっていた。

ラウンジからの中之島のビル群を眺める。

時間が空いていたので、一旦ホテルの外へ出て、大阪メトロの未乗路線の乗りつぶしを進める。
淀屋橋から本町、弁天島を経由して、大正駅へ。

大正駅 駅

ここから、大阪メトロ長堀鶴見緑地線に乗車。
1990年に鶴見緑地で開催された花博に合わせて、京橋-鶴見緑地間が開業し、1997年に現在の大正-門真南間が全通した。

30分あまりで終点の門真南駅へ。
外へ出てみると、東和薬品RACTABドームが目の前にある。また、門真JCTに隣接して、高速道路が立体交差している。

門真南駅 駅

門真南から京橋で京阪に乗り換え、大江橋駅で下車。
ここからホテルに戻ってラウンジに行くと、外は豪雨になっており、間一髪で難を逃れた。

6時から8時までが、カクテルタイムで、もちろんアルコール類もフリー。
オードブルの種類も豊富だった。

最初のビールのあとは、ひたすらワインで。

7時半ごろまでラウンジで過ごしていたが、部屋に戻るとそのまま爆睡。