ゴエモン駿河旅　「オクシズ」夢の吊り橋→焼津で美食とお風呂三昧→家康ゆかりの地を巡る　Part3

2022/07/23 - 2022/07/25

静岡県は伊豆や浜名湖、富士山など観光資源に恵まれた県だと思いますが、静岡市や焼津市を含む県中部エリアは、失礼ながら観光地としての魅力はさほどでも、と思っておりました。
ところがどうしていろいろ調べてみると、県中部の北の方のエリアは「オクシズ」と呼ばれ、自然景観や温泉なども多く癒しスポットとして多くの人が訪れており、静岡市周辺も、さすがは徳川家康が晩年を過ごした地だけあって、三保の松原などの景勝地や家康ゆかりの地など見どころがたくさん。
ということで、今回のゴエモン旅は静岡県中部を中心に素晴らしい景観と温泉と美味しいものを堪能する旅となりました。
Part3は焼津の離れの宿でまったり。

エリア 焼津(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「湊のやど汀屋」さんは焼津の港からすぐの場所にあります。

周りは住宅街なのでちょっとどこにあるかわかりにくいです。駐車場もちょっとわかりにくいのですが、バレーサービスありなのでとりあえず宿にいけば安心。

お部屋はホテルタイプと離れタイプの2つのタイプがありますが、ぜんぶあわせても8室のこじんまりとした宿。

今回は離れタイプのお部屋を選びました。こちらはベッドルーム。コンセントがそれぞれ4つずつついていて、スマホやカメラなどガジェットの増えた今日大変便利。

お部屋には客室露天風呂とデッキチェア。

港や住宅地が近いせいか、時々烏がご訪問。

こちらは居間。まるで自分の家に住んでいるかのよう。

冷蔵庫にはジュースやお茶、ビール、チューハイなどがあり、どれもコンプリメンタリー。（追加はもちろん有料）

七福神の一人寿老人の置物があったので、我が家の鳥どもと記念写真。

ウエルカムスイーツのわらび餅を静岡茶とともにいただきます。

ゴエモン「これは鳥の食べ物ではないな。」
コンちゃん「鳥へのおもてなしはないのかな。」

洗面スペースは各種アメニティ完備。

こちらの宿は全室温泉客室露天完備なので、基本的にはお部屋の風呂に入ることになりますが、貸し切り風呂も用意されていて、入りたい人はチェックインの時に申し込むと利用できます。

こちらは洗面と洗い場。基本的には客室と同じような仕様。

貸し切り風呂は庭園風呂の「たちばな」と桧風呂「たける」の２種類で、日替わりでどちらかが利用できるスタイル。

本日は「たちばな」で、優雅にうちの鳥どもも入浴中。

こちらが貸し切り風呂の入り口です。

本日のお献立。

当然唎酒セットを注文します。

こちらはリストの中から3種類を自由に選べ、その中で一番気に入ったものをさらに1合いただけるというスタイルで、geomonpのような酒飲みにはうれしいシステム。

ゴエモン「酒飲みには危険なシステムだな。」

先付の数々。食前酒は梅酒です。

お造りはマグロと鰹の食べ比べ。

焼津なのでマグロのうまいのはもちろんですが、鰹もなかなか旨かった。

こちらはトウモロコシのすり流し。

和風ポタージュですね。自然なトウモロコシの甘みが口中に広がる一品。

ということであっという間に飲み比べセットを飲み干したgoemonpは、この後のメニューも考えて少しくせのある山廃仕込み杉錦本醸造を選択。

ゴエモン「なんだか通ぶっているおじさんがいるぞ。」

そしてこちらがこの宿名物マグロのカマ揚げです。
一見シンプルな見た目ですがなかなか凝った製法で（ご説明いただいたが酔っていたため忘れた。）生臭みも全くなく、マグロのおいしさを堪能できる一品。美味しかったです。

お肉は国産牛の柚庵焼き。

そして〆の赤だしとご飯。

大変おいしゅうございました。

食事処を出るとそこはすっかり夜の帳がおりて、静かな大人のリトリート。

お部屋に帰ると、夜食のお稲荷さんが運ばれてきました。

最近はCP重視で大江戸温泉物語ばっかり泊まっていましたが、こういう大人の宿に泊まってまったりするのもやはりよいものですね。

Part4は三保の松原・日本平で霊峰富士を望み、家康ゆかりの地を訪ねます。