あのTOTOさんの展示場に泊まってみた。

2022/03/30 - 2022/03/31

皆さんよくご存じの住宅設備メーカーＴＯＴＯさん。首都圏からそれ程遠くない静岡県御殿場市に大きな研修施設があってその中に体験宿泊の出来るコテージがあるというのです。息子夫婦を誘って行ってみました。

エリア 御殿場(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

思い起こせば遙か20年近くも前に行った知多半島旅行（2003年4月）。

コゲメシ家一家五人につる姫さま、ハゲマス城主の合計7人で出かけた大旅行でありました。

常滑の瀬戸物ウォークを楽しんだのを懐かしく思い出します。

この旅行で一番インパクトがあった施設はここINAXの博物館でした。

ご存じの通り有名な住宅設備メーカーです。浴槽や洗面所、お手洗いまでホテルや家庭、ビルなどで絶対必要な陶器製品を扱っています。

つる姫さまは様々なタイルの展示がとても気に入ってくださいました。

ここで一番の目玉は古今東西の便器の展示であります。

ではもう一方の設備関係の雄、TOTOさんにはこういった博物館はないのでしょうか？

お金はないけど好奇心と無駄な時間だけは充分に持ち合わせている亀治朗は調べてみました。

さすれば「TOTOミュージアム」という巨大な博物館が見つかりました。
おおお！行ってみたい！

しっかし残念！北九州市小倉ととても遠い遠い場所にあるんだそうです。コロナ禍に年金切り下げ、インフレ増進の現在年金生活の老夫婦にはとても北九州まで便器見学には行けません。。。。

情報通から耳寄りの情報を頂きました。

御殿場の山奥にTOTOさんの研修所があるんだそうです。そこにはモデルルームがあって最新の住宅設備が常設され、なおかつ体験宿泊も出来るんだというんです。なら行ってみるしかないじゃありませんか。

何と研修施設の中にある宿泊棟に宿泊業の申請を行ったんだそうです。つまり泊まれるモデルルームだというんです。

大規模な研修施設の奥にある宿泊棟。ここが宿として宿泊出来るんだそうです。

んでは入ってみましょう。

宿泊棟は一階にフロントとレストラン。二階が客室、三階に大浴場があります。残念ですがここは温泉ではありませんでした。

コゲメシ一家の目指す「泊まれるモデルルーム」はこの建物の奥にあるコテージ棟です。

TOTOさんが社名を掲げて運営している体験型モデルルームです。

常に最新式の住宅設備機器が更新されているんだそうです。おうちを建て替える時期の皆さん、計画前に一度体験宿泊されてはいかがでしょう？

瀟洒な貸別荘のようなコテージ棟です。

見た目こじんまりとしていますが一階には広いリビングにフルサイズキッチン、巨大な風呂、デラックスなトイレ。二階には和室二間と鶴亀家三世代六人でもゆったりの広さです。

さあ、入ってみましょうか。

一階には広大なリビング。

ホテルルームでは味わえない開放的なスペースです。子供らが走り回っても気になりません。

勿論、キッチンはフルスペック。

巨大な冷蔵庫に電子レンジ、オーブン、電気釜も完備しているから長期滞在も楽しそうです。

二階には落ち着いた和室が二間。

布団敷きはセルフサービスでした。

もう一部屋の和室は孫の運動場と化していました。

こんなでっかいサイズの風呂桶があったのか！
と驚かされました。

浴室TVも完備して寛ぎのバスタイムが楽しめます。

天下のTOTOさまですから、ここにも最新式の設備が惜しげも無く投入されています。

住設展示場に泊まるというめったにない機会を楽しんだ鶴亀家。

コテージのお風呂は戸建て住宅のお風呂としてはとても広くって快適なんですが、旅行先でお風呂に入るならやっぱ大浴場でしょう。コテージから本館に歩いて三階にある大浴場にも行ってみました。元々が研修施設の宿泊棟だった様子ですから、質素ながらしっかりとつくられています。さすが天下のTOTOさまです。

保養所とか研修所の施設を建築する場合では露天風呂というのは許可にならないのでしょうか。

以前某電力会社の保養所をホテルに改装した施設に泊まった時も後付けの露天風呂に入るのに風呂場の窓をくぐり抜けて行くスタイルでした。TOTOの大浴場もこのサイズです。宿泊キャパからしても仕方がないですね。お湯も沸かし湯でした。ちょっと残念。

男女別の（大）浴場から出てうちのおかみさんと待ち合わせです。

待ち合わせ場所（ラウンジと称されています）にはお水のサーバーにTOTO住設機器の各種パンフレットと何故か冷蔵庫。

冷蔵庫の中には二種類のアイスキャンディが入って居ます。

こんなにどっさりのアイスキャンディ。

客室数は9室にコテージが4棟だけにしてはかなり大量過ぎるアイスキャンディの数です。

旅の楽しみと言えば夕ごはん！なんですが、コロナ禍でマスク会食にマスク飲み会が求められています。

今回は息子夫婦に孫二人も同行していますから、夕食会場で孫らが大騒ぎしては困ってしまいます。

調べて見たらコテージ利用客には部屋食も用意されているというので申し込んでみました。コテージですから食事中にちっちゃなこども達が走り回っても気を遣わないで居られます。

大人の乾杯にジュースで割り込んできたのは孫の蕎麦☆Laくんです。

コテージの部屋食でチョイス出来るのは「すき焼き」か「しゃぶしゃぶ」それに「お弁当」。

ちっちゃな孫達が一緒なので鍋物は避けてお弁当をお願いしてみました。

大人用のお弁当は二段重。

まずはまるでおせち料理のようなオードブル詰め合わせ。コテージの冷蔵庫には途中のスーパーマーケットで買ってきた氷や炭酸水を用意してあります。家族宴会の始まりです。

メインにはどっしりとした肉々ハンバーグに巨大シューマイ、海老フライなど。食の細った老夫婦には食べきれません。

こっちは子供用のディナープレート。五歳児にはちょっと多過ぎ。

【おまけ】
コテージで部屋食をお願いしたら朝ごはんもテイクアウトスタイルになっていました。充分なボリュームです。

お部屋で食べてもいいし、チェックアウトして公園でランチにしても良さそうです。