2022/07/23 - 2022/07/25
41位(同エリア66件中)
berapalamaさん
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親子3世代で喜界島へ行ってきました。
初めての訪問でしたが、のんびりと観光して過ごしました。
何と言っても今回の目玉は、つい数年前に開業した「Villa Kikai(ヴィラ キカイ)」での宿泊です。喜界島には全くなかった、洗練されたコンドミニアムタイプのホテルです。このヴィラをベースに2泊3日の旅をご案内します。、
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北部九州から車を飛ばして、鹿児島空港へ到着。鹿児島で暮らす娘の家族とここで待ち合わせです。
-
チェックインカウンター。
初めての鹿児島空港です。思ったより広かったです。 -
出発ロビー。喜界島の広告を見てワクワク感上がります。
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搭乗を待ちます。
-
飛行機はATR42-600
沖留め、というか搭乗ゲートから階を降りて、100mほどのところに駐機しており、そこまで歩いて行きます。
プロペラ機は、約40年ぶり。確かYS-11でした。やたらエンジン音は大きかったと記憶しています。 -
離陸後すぐに桜島上空。
YS-11みたいにうるさくありません。
いたって静かです。
ちなみに定員は48名。ほぼ満席でした。 -
喜界島の上空。まもなくランディングです。
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到着。空港の建物というより、なんとなくJRの無人駅を思わせる佇まい。
とにかく小さい。空港の建物自体は、世界一小さいと言っても言い過ぎじゃないと思います。 -
空港の目の前にレンタカー屋があって、そこでレンタカーを借ります。
そこから約10分で今回の宿である、ヴィラ キカイに到着です。
数年前にオープンしたらしく、
ここの4トラのサイトには、投稿時点では口コミも含め旅行記も載っていませんが
他の宿泊サイトでは超人気とされていました。
今回の宿泊は、メゾネットタイプで1泊17,000円。
洗練された外観と室内。広い芝生の庭を持ち、島内でこれだけオシャレな
宿泊施設は、他にありません。たまたま空室があったので即予約しましたが、
土日はけっこう先まで予約でいっぱいでした。 -
外観その2。正面玄関から大きな階段を登ると、広いベランダがあり、目の前の海を一望できます。
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2階にバスルームがあり、ここからも抜群の眺めが提供されています。
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同じバスルームにある洗面台。
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2階のバスルームと1階のリビングの間の中2階に、ベッドルームとロフトがあります。お孫ちゃんたちはこのロフトに大喜びです。
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中2階から降りてきた1階のリビングルーム。
このヴィラには食事を提供するサービスはありません。
外食で済ますか、または食材を買ってきて、ここで食べるかです。
調理器具は、電子レンジとトースター程度は備えてあります。
冷蔵庫もシンクもあります。火を使った料理はできませんが、
朝食等、ちょっとした食事程度は十分です。
それと洗濯機も備えてありますので、着替えも少なくて済みます。 -
そしてこのリビング。
大きな窓から外が一望できます。
食事はここで。 -
広大なお庭に出てそちらからヴィラを一望。
気持ちいいです。 -
こちらのアメニティです。ビーチサンダルは喜界島の形をデザインし、こちらに生息するオオゴマダラをあしらってあります。とても履き心地がよく、もちろんお土産に持って帰れます。
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寝巻きも貸してもらえます。
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2階のベランダからの風景。
静か、のどか、広々。 -
さて、夕食はこのヴィラで取ることとし早速スーパーへ買い出し。
大きなスーパーで口コミにあったAコープへ。
ヴィラ キカイには食器は備えてありませんので、紙コップ、紙皿、お箸も買い揃えます。食品等の品揃えは本土と全く変わりありません。晩御飯、飲み物、明日の朝食を買って帰りました。地元の焼酎「喜界島」も購入。米焼酎ですが、いも焼酎みたいな喉越しで美味しかったです。 -
二日目の朝です。近くを散歩します。
珊瑚でできた島ということで、至るところにこのように珊瑚でできた塀をみることができます。 -
ヴィラの前の道沿の雑木と雑草の生え方が豪快です。
亜熱帯を感じさせます。 -
百合の仲間でしょうか。
東南アジアに行くと、このような白い百合系の花を見かけますね。 -
ハイビスカスは一年中咲いているそうです。
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朝食を済ませ、早速観光します。
島内は車で1時間もあれば一周できるとのことで、観光も1日あれば十分です。
喜界島は、観光名所の島ではありませんから、観光のみを目的で訪れる人は多くないと思われます。
さてここはマストです。
百之台公園。
島で一番高い山(確か200mほど)にある展望所です。 -
太平洋を臨む。
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マストその2。シュガーロードと呼ばれる一直線の道。
私たちの他に1組の観光の方達がいらっしゃった以外、
ここはほとんど他の車が通りません。
つまり写真に邪魔になるものが映り込みません。
てか、この島って車がとても少ないですね。 -
サトウキビ。
この道路一面サトウキビ。 -
次に訪れたのは、平家上陸の地。
ここは静かな海岸で、地元の子どもたちが2、3人遊んでいるだけでした。
この後訪れる俊寛のお墓といい、この島は平家にゆかりのあるところなのですね。 -
島の北側に位置するハワイビーチ。
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砂浜は見つけられませんでした。
ここにも観光で訪れた方は他に1組。 -
行きの飛行機のCAさんが機内で配られていたおすすめのお店リストにあった喫茶店「シリアス」。
空港のすぐ近く。
スギラビーチの入り口にて営業されています。
昼食前のコーヒー&スイーツタイム。
ここのパフェ美味しかったです。
生クリームの中身がフルーツなので、どってりとした食感はなく
ペロリと食べました。BGMに懐かしのハイファイセットが流れてて
昭和な感じが良かったです。少しお年を召されたママさんが好感でした。 -
お昼ご飯は空港近くの「麺処 双」でつけ麺。
太麺でボリューミィ。つけ汁は濃厚。
丁度テレビで高校野球鹿児島県大会決勝戦を放送中。
地元(喜界島のすぐお隣の島の)大島高校をみなさん熱烈応援中。
惜しくも甲子園行きを逃したものの、選手の健闘に拍手! -
さて観光再開。ガジュマルの巨木が。
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島一番のパワースポットとして有名です。
ここにも観光客は他に1組だけ。
観光地はいくつもあるようですが、喜界島は観光立島ではないですね。 -
俊寛のお墓にきました。ガジュマルから車で5分。
-
平家物語に出てくる鹿ヶ谷の会議で、戯言により俊寛他3人が、この地へ流されます。
このうち二人は平清盛の特赦により放免されるも俊寛だけは許されず。
彼は後の生涯をこの地で過ごす。
そういえば、この話が出てくる吉川英治の「新平家物語」全16巻は約1年かけて読みました。 -
スギラビーチへ。島一周するのに1時間程度と、小さい島なので、どこへでもすぐに行けちゃいます。俊寛のお墓からも10分かからず。
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珊瑚の内海と言いますか、入り江のビーチで波も穏やかです。
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ここには、地元の方々が海水浴を楽しんでおられました。
水はきれいです。
ここは着替えやシャワーが無料で利用できます。
そういえば、この島にはいたるところに公衆のトイレが設置してありました。
ここのビーチと言い、この島の行政サービスが充実していると感じました。 -
あっという間に夕方に近くなりました。一旦ヴィラに戻ります。
-
部屋の1階のデッキから眺める風景。何とも静かでのどかです。
私たちは、九州の、都会ではない、一般的な地方の町から来たので、
ここ喜界島は、田舎らしさや長閑さはさほど感じなかったのですが、
お隣にいらっしゃったご家族は、神奈川からお見えになったそうで、
ここの静かさや長閑さは最高ですとおっしゃってました。
なるほど、観光やアクティビティなら沖縄やお隣の奄美に行けばいいわけで、
しっかりとリラックスの目的を持って訪れるところなのだとつくづく思いました。 -
石垣からのショット。こどもたちは楽しそう。
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ヴィラの目の前に広がる海。満ち潮の光景が良いなあ。
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もう明日は帰路につかなければなりません。。ここからの夕日を目に焼き付けます。
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夕食の前にお土産を買います。
お土産はここヨシカワでだいたい揃えられます。
名産の白ゴマ、黒糖、焼酎等買いました。 -
島に唯一の信号機。
普段は青信号。歩行者横断の時のみ、押しボタンで変わります。
つまり、ほとんど青信号。
喜界島は、車の往来が非常に少なく、中心街でも渋滞がありません。
道路の総面積に対し、島内の車両の総専有面積が非常に少ないということなのですね。
それに対し、インドネシア、ジャカルタに行った時、車両の総占有面積が100%近いと聞いたことがあります。だからあそこはいつも超渋滞だったのですね。 -
今晩の食事はここ。
回転寿司「大吉」。回るレーンはありましたが、お寿司は回っていません。 -
大吉名物の、山羊のにぎり寿司。
お肉自体は柔らかいでし。
ネタの上にニンニクチップをふりかけてありますが、
そのせいか獣臭は感じません。 -
山羊汁。こちらも獣臭は感じません。というよりとても美味しい。
山羊肉の下処理が十分にできています。肉の食感はプリプリ。
ダシもさっぱり塩味。
他の食堂では食べませんでしたが、ここの味だけで言うなら、
「山羊汁は美味しい」です。 -
最終日の朝を迎えました。
このヴィラ本当に良かったです。
ヴィラキカイは特段チェックアウトという手続きは要りません。
チェックアウトの時刻が11時までなので、カードキーを部屋内において退出すればOKです。一路空港へ。 -
喜界空港着。鹿児島行きJAL3780便は9時15分発。ヴィラからは10分ほどで到着。
他の便と重なることはありませんので、8時30分に到着で十分間に合います。 -
搭乗手続きは、すでに長い列。とは言え、空港自体が小さいので、少しの人数ですぐに混雑してしまいます。
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空港売店。時間があまりなく物色はできませんでしたが、ここで最後の買い物ができます。とっても昭和な雰囲気。
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診療所のの待合室みたいな搭乗待合室。
すぐ手前に保安検査所があり、そこでアナウンスがあります。
「待合室に入ると、そこには売店、トイレ、自販機はありません。ご承知おきください」と。
ほんとに搭乗を待つだけの場所。 -
搭乗開始。
またね!と空港にご挨拶。 -
駐機場まで歩いて100mくらい。
-
一番前列のシート。反対向きはCAさん用と思っていたら、客席でした。
4人で搭乗する時は、是非利用したいです。 -
鹿児島空港へ帰ってきました。
不思議なことに、この鹿児島空港は、出発、到着ロビーが同じフロアー(2階)で、出発客と到着客が、ひとつのエリアを同時に往来します。
よく乗客の管理ができるなあ。
非常に違和感(笑)を感じました。
インドネシアのマカッサル空港も出発、到着が同じフロアでだったなあ。
総 評
楽しかったです。観光が目的で訪れましたが、次回はリラックス目的で。
そうですね、またヴィラキカイをベースに、読書三昧したいですね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- M-koku1さん 2022/08/16 05:13:15
- 珍しい旅行先
- berapalamaさん
喜界島という島の名前さえあまり聞いたことがありませんでした。
自然豊かないいところのようですね。
コロナに縁遠そうなエリアと思われます。海もきれい!
お子様連れに良さそうですね。
安心安全っていう印象を受けました。
この島に興味を持ちました。
Mより
- berapalamaさん からの返信 2022/08/16 21:43:21
- Re: 珍しい旅行先
- M-koku1様
毎度ご訪問いただきありがとうございます。
私たちが行った時、喜界島にもそこそこコロナは蔓延していたと聞きました。
ただ人も車も決して多くないところと感じましたので、お互いの距離は保てるのかなあ。本土ほど感染しにくいのでしょうね。
本当に良いところでした。
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