2018/05/17 - 2018/05/19
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Cecileさん
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徳島二日目。本日は旅のメインである「小便小僧」に会いにいく。
なんたって秘境なので、一日ツアーに参加です。
見て!このかわいいボンネットバス。
阿波池田駅を出発し、平家屋敷→郷土料理→かずら橋→小便小僧→道の駅大歩危→大歩危峡観光遊覧船 とめぐっていきます。
こちらの四国交通のみどりのバス、
2021年11月で引退となりました。
老朽化、コロナ禍も影響あったのかなぁ。
2018年に秘境まで連れていってくれてありがとう。
わたしの得意な思い出さんぽ、行き先「小便小僧」の回は、このみどりのかわいいボンネットバスに乗って旅します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ホテルの窓からの風景。
眉山がかすんで見える夕べから、 -
今朝は稜線くっきり!快晴です。
目の前の公園でさ、阿波踊りの練習している若人がいたのよ。
それが、結構激しい踊りでびっくりよ。 -
本日ツアー参加のため、徳島駅から集合の阿波池田駅まで向かいます。
9:02特急剣山3号。特急なので指定席?自由席?と窓口で聞いてみれば「空いてますよ」と車両は2両。え、特急だよね?1両のうち何列かが指定席でした。自由席でいきます。 -
特急で1時間ちょい、着きました。
改札口には駅員さん。待合には木のベンチに座布団。 -
駅にはかわいいボンネットバスがお出迎え。
電車からそんなに降りてないと思うけど、時間になると人がわらわら集まってきた。しかも半分くらい、外国人ですぞ。みなさんバスツアーの参加者です。
受付するとツアーシールをペタッと貼って、出発です!
ボンネットバスって、トトロでお父さんが乗ってきたバスと同じ。
2シートずつで真ん中通路、座席は決まっていて、一人参加の私は2シートを一人で利用。
じめじめしていますが、エアコンを強に・・ここは昭和だぜ(笑)空調は扇風機と窓からのそよ風。わたしはバスの後ろから2列目で前列には年配のご夫婦、通路はさんでとなりは中国語?を話す女子二人。
一名参加も私以外にいるみたいです。 -
「大股で歩いても、小股で歩いても危険」といわれたことからその地名が付いた大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)、そして平家の落人が隠れ住んだと伝えられている祖谷(いや)地方は、剣山系の1000M級の山々に抱かれ、今なお秘境の雰囲気を色濃く残した徳島県の人気観光地です。
なるほど。阿波池田駅を出発し、吉野川を上流に向かっていきます。
バスの車窓からは渓谷が、段々とV字に川が深くなっていきます。 -
まず寄ったのが「平家屋敷」
鎌倉に近い関東民はあまり平家になじみがないですが、源氏に敗れた平家一族は逃げて逃げて山深い祖谷に入ったらしい。
あとで見学する「かずら橋」は、追っ手が迫った際に橋をいつでも切り落とせるように、との形状。その平家のお屋敷だそうです。
わたし日本史には不勉強で、古民家に展示されている資料も「猫に小判」
早々に切り上げて、庭にいたわんこがかわいいこと。
「どこから来たの~?」と、受付のおばちゃんとしばしおしゃべり。 -
途中、らんち(人見知りっ子の試練たい。ここでお隣さんと話でもっと、両隣は英語に中国語でした。え?ここ日本だよね?と思いつつ・・・塩焼き魚にかじりつく)を挟み、着きました「かずら橋」
顔はめパネルも一人じゃ撮れないし。 -
こちらが入口ですね。
-
え、ちょ、ええぇえ!!
これ渡るの?木ですやん!あんなつるでくくられた橋、大丈夫?
現代はしっかりワイヤーで補強されているので、斧一本で切り落とす、ことはできませんが、これは・・・すごいですね。 -
渡り終えました。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「渡らない」で隣の橋からみることもできますが、入場料も払っているし、と一歩踏み出せば「やっぱり辞める」と引き返せない一方通行。
足元見えます?隙間だらけですよ、足抜けないかガクガク、吊り橋揺れてブルブル、
橋の中央から川面の景色でもと、撮影なんて出来ませんよ、両手はしっかり手すりの蔦を握りしめ(握りづらい)ヒ~!ハ~!いいながら渡り終えたところで、ようやく一枚。
めっちゃこわかった。
けど水の透明感がすごくきれいでした。
渡り終わった橋の先に滝があって、そこでスーハースーハーすごいマイナスイオン吸い込んだ、おいしかった。 -
となりの橋(そりゃもう車が通るコンクリートの揺るがない安全な橋)から望むかずら橋。
-
祖谷~(いや~)怖かったね。
続いては、今回ツアーを選んだ、メインディッシュですよ!
そう!小便小僧くん! -
まずは、こちら。
ベルギーはブリュッセルにある小便小僧「ジュリアン」 -
私が最後に海外旅行にいったのが・・・2009年って書いてあるね。
スマホでなくてフィルムカメラですね。
こちらブリュッセルのグランプラス。
フラワーカーペットで有名なあの広場。 -
そこから徒歩5分、世界中で有名な小便小僧がここ。
街に爆弾が仕掛けられ、彼はおしっこで導火線の火を消した、と言われています。
「世界三大がっかり」とも言われますが(何ががっかりなんだ?その理由は大きさと立地のようですね)
私はジュリアン好きなんですよ。
彼のために世界中からお洋服が届いて、先ほどのグランプラスに面した「王の家」の中に展示されているくらい。
なんて小便小僧の画像をあさっていたら、日本の徳島に行きついた、のが今回の旅行の動機。 -
わ!小便小僧だ!
-
バックショット。
-
いやいや、日本の小僧は秘境にいでたち、なんとも頼もしい。
徳島の秘境に、会いに来てよかった~ -
それにしても、深い渓谷だな。
道路もギリギリだし、ドライバーさん、プロだな。 -
最後の観光地、大歩危峡の観光船。
-
わたし選択は地学だったんです。
ちょっとこういう地層とか見ると、キラーンっと眼鏡を光らせます。両岸とも切り立ったむき出しの断崖。あ~タモリさん、大歩危峡の回はありましたっけ?
そしてエメラルドグリーンの川面。透明なのに、エメラルドに見えるのはなぜ?
アナウンスが「日本三大秘境の~」とか、「暴れ川三兄弟の~」とかその話も興味深いが、目の前の岩と透明な川底みるのに夢中でした。 -
ちょうど5月だからかな、こいのぼりも気持ちよく泳いでいます。
風があるからいいよね。無風だと一夜干しのシシャモみたいです。 -
この道の駅、中にお化け屋敷みたいなのあってさ。あぁ妖怪屋敷だ、こなきじじいの故郷だと?!(鳥取では妖怪まみれだったね)
途中、真っ暗で暖簾かかって先が見えずに怖いのよ。でも後ろからどんどん入ってきちゃうから渋滞して。ここは若者(ツアーでは比較的わたしも若者か?)が突破口を開かねば!と、ちょうどバスの後ろの席の人がいたので「怖いから一緒に行きましょうよ」と耐えられずにおじさんを盾にしつつ。暗いだけで何も出なかったんだけどね。えへ。
ツアー終了です。朝の阿波池田駅で私は降りたんだけど、バスはそのまま別の停留場も向かうよう。車内からお化け屋敷のおじさん(あれから集合時間までちょっとおしゃべりしたり)が「気をつけてね~」と窓全開にして手を振ってくれて。「よい旅を~~」手をぶんぶん降って、泣きそうになった、ひとり旅の想い出。
帰りの特急剣山10号車窓から、暮れゆく吉野川の夕焼けをみながら、旅の余韻にひたるのでした。
追伸:吉野川のライブカメラがありまして。四国で大雨なんてニュースをみると、こちらのカメラ映像チェックしちゃいます。「暴れ川三兄弟」って、氾濫するってことだったのか。 -
で、最終日。
眉山にでも登ろうかね。
ロープウェイのある阿波おどり会館まで。 -
「ただいま強風のため、ロープウェイ中止となりました」ガーン!
1階がお土産物屋さんで、何が有名かな~と物色です。
芋のお菓子と和三盆買ったかな。 -
3Fの阿波おどりミュージアム。なかなか祭り気分でわっしょいでした。
入口で受付のおじさんが「撮ってあげるよ」と、またしてもほっかぶりのお兄さんと同じポーズ(ムンク再び)で撮っていただきました。 -
阿波おどり会館の隣りにあった神社
見開きの御朱印、素敵だなぁ
はじめてのひとり旅で購入した御朱印帳も、旅のアイテムです。
お昼は空港で食べようと、バスで徳島空港に向かいます。 -
ご当地フォルムカード 徳島県 阿波踊り
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ご当地フォルムカード 徳島県 眉山
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ご当地フォルムカード 徳島県 祖谷渓
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コレ↑の裏面
バスツアーの最後の道の駅でスタンプあったので押してたら、「何してるの~?」と同じツアーの年配のご夫婦に話しかけられ。
最初に出してたら、仲良くなれたかしら。絵葉書って「仲間を増やす」アイテムになることがわかったのでした。 -
【編集後記】
まったく縁のなかった徳島の旅は、ベルギーのジュリアン君が導いた。
彼は世界中の人に囲まれていたが、徳島の小便小僧は観光客には背を向け、秘境にたたずみ雄々しさがあり。
「レプリカじゃん」とあなどるなかれ、名画は個々の記憶を揺さぶる。
ただのうずしお観光地ではなかった、そこは世界三大の称号を持つ海峡。
ここから世界につながるのか、世界での体験がここで蘇るか。
ご当地 とくしまバーガーのお昼を食べながら、
二度目のひとり旅、帰還します。 -
【ベルギー想い出さんぽ】
ベルギーは4泊6日の弾丸でしたが、美食ツアーで食べ歩いてばかりいました。
右手はフリッツ、フライドポテトね。
左手はベルギーワッフル、こちらふわっと四角いブリュッセル風は、表面はカリっとして軽い食感。生地はシンプルでクリームやフルーツのトッピングが選べます。
この甘いワッフル頬張るとしょっぱいものが欲しくなり、フリッツに戻る、何だこの無限ループは!あとね、お土産物屋さんに入るとチョコレートの試食が食べ放題。ベルギーの食べ歩きはやばいぞ、うまいぞ!さすが美食の国!
あれ?どこ行ったんだっけ?徳島だよ!
旅行海外編も、書いていきたいな(記憶が・・・)以上!
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