東国三社巡り★おんなひとり旅③感涙(T0T)息栖神社＆グダグダ潮来編

2022/07/11 - 2022/07/14

7月13日(水)起きたらザアザア降りの雨で心折れそうだけど、いよいよ東国三社巡り最後の神社へ！なんだか交通の便が悪いけど、何とか行ってきました息栖神社！で、折角だから潮来の伊太郎で有名な潮来駅にも行ってみよう…そこで見たものとは？

エリア 茨城

運転免許がないワタシ(笑)

ここへ来るには神栖コミュニティバスを使いました。鹿島神宮駅発9:35発、息栖神社着10:11です。
料金は560円くらいだったと思います(あいまい)…PASMOが使えました。

ここで注意したいのは、バスの本数が１日３本しかないこと。
そして、コミュニティバスの乗り場にはあやめ白帆ラインなど他の路線バスがめっちゃ微妙な時間差で来るので、絶対絶対間違えないようにしてください。乗る前に運転手さんに尋ねるのが安心ですね。

鹿島神宮駅～息栖神社間の神栖コミュニティバスの時刻表はこんな感じです。
※注意！2022.7.13現在の情報です、最新の時刻表を必ずチェックしてくださいね。まじ、東京の感覚でいると帰ってこれなくなる可能性大。

徒歩組のお方は帰りは11:03の鹿島神宮駅行きに、遅れないように乗らないと！
小見川駅まで5～6キロ歩いてもいいけどね。橋を渡って水辺の景色を楽しもうと、私もルートを調べましたが夏は暑くてヤバそうなため回避(笑)
道のりはわかりやすいので、興味ある方はGoogleマップ見て！

東京駅から特急かしま号に乗って来る方は、鹿島セントラルホテルで下車して、片道2キロ程歩いて(30分はかかる)息栖神社を目指すという道もあります。
帰りはコミュニティバスで駅まで行くか、歩いてセントラルホテルまで戻りさえすればタクシーもすぐにつかまるので、それが比較的便利な方法かも。

朝、雨がザアザア降りでホテルから延方駅まで歩いたら靴の中まで浸水した(T-T)

神栖コミュニティバスの発車に間に合わせるには、電車の時刻が微妙で延方駅8:28発、鹿島神宮駅8:32着のしかない。(あやめ白帆ラインのバスもありますが、現金だけなので小銭が必要、料金が電車に比べて割高なので安全策で電車チョイスしています)

で、バスが来るまでに一時間はあるので鹿島神宮駅でトイレをお借りして、駅の反対側すぐのミニストップにて飲み物を調達(夏の徒歩旅では生命線)、あとは駅周辺をブラブラしてました。

こういう時間が苦にならないのが、ひとり旅に出てよかったところでもある。

さて、バスが来ました。
よもや、通勤などで満員では？と思いきや、乗ったのは私含め３人だけ。その後、多少の乗り降りはありましたが基本ガラガラです。

息栖神社で降りたのはワタシだけでした。

ついに、ついにやって来ました！
東国三社巡りの最終地点。

お詣りをすませます。

もうね、喜びもひとしお。

あまりにも、素敵なオリジナル御朱印帳だったので即購入です！

すばらしいではありませんか！

手作りしおりがいい味だしまくり。

御朱印を頂こうと、社務所で声をかけたら地元の方とおぼしき熟年男性数名が真剣な顔で眉間に皺寄せながら…このしおり折ってました。

私が選んだしおりが、一番秀逸だと思うんだ。

何かを問いかけるような表情がいいと思いませんか？
さりげない水玉も力強くて、とても素敵なのであります。

これまでの数年の報われなさとか、色々思い返しましたが…ここまでこられた嬉しさに本当に涙溢れて、自分でもビックリでした(笑)

境内を出まして、正面200m程先に鳥居があります。

神社の周囲にはガソリンスタンドと、地元の方相手の商店(明らかに観光客は入りにくい)があるだけで、お土産物屋はありません。

鳥居の下にはこの様な井戸が。
覗き込んで、水が澄んで瓶が見えれば願いが叶うという井戸です。

女瓶を見ます。お！見えます！

男瓶も見えます！

鳥居の周りは舟溜まりみたいになっているんですね。

説明書きがありました。

再び神栖コミュニティバスに乗り込み、鹿島神宮駅に戻ります。

さて、折角なので電車で潮来駅に行くことにします。ですが、鹿島神宮駅着が11:45、佐原行きの電車は13:23です。

…朝も昼も、待ち時間が長い(笑)

鹿島神宮をふたたび散策です。
オカミ書店という地元の書店にも入りました。
広くて文房具も充実。
宿で読書しながら夕暮れを、窓から眺めるのも一興と思います。

お目当てのフィッツジェラルドの「グレート･ギャツビー」は無かった。残念。

２度目の鹿島神宮散策。朝の雨は大分小降りに。
道が濡れていますが砂地なので、ぬかるんではいませんでした。さすが神社。

緑が濃い。空気も濃い。小雨の森も最高。

さてさて、潮来駅です。
ホームと改札の中２階に待ち合い場があります。

誰もいませんね。
観光案内所に人影なし。
お土産物屋もありません。

どこにいこうか？
潮来駅13:33着、14:29発鹿島神宮駅行きに乗らないといけないので観光時間は約一時間。

結局はここですね。
駅から徒歩５分くらい、ホームから特徴的な橋が見えるのですぐわかります。
勿論。今は７月ですからあやめの時期は終わってますが、雰囲気だけでも(笑)

銅像横のボタンを押すと…潮来花嫁さんは～♪と歌が流れます。昭和歌謡と潮来、ぴったりです。

宿に古い潮来花嫁さんの写真が飾ってあったので。

数輪…まだあやめ咲いてる。

ところどころで、咲き終えたあやめの株を掘り起こしている地元の方がいました。
来年に向けて整備が始まってます。

本当は潮来駅まで行けば、入りやすい喫茶店がいくつかあってコーヒーの一杯でも飲めるだろうと、思っていましたが…見当たりませんね。

橋を渡りました。藤の花もチラチラ咲いてます。

綺麗にさいているあやめ発見！
これだけでも、潮来気分があがりますね。

あやめ園脇のそうとう年季が入った宿から、ワイシャツ姿のサラリーマン二人組が出てきました。
「潮来ははじめてだよ俺」「俺だってそうですよ」「なんか古い歌があってさ」と話しているのをみると、出張で来たのでしょう。
二人は伊太郎像のボタンを押して「潮来の伊太郎」の歌を聞いていました。そのあと、園内の橋を登り降りして夕御飯はどこにするか話ながら去っていきました。
こういう、サラリーマン達を見るの可愛くて好き。

伊太郎さん、笑っています。

あやめ園のすぐそばにセブンイレブンがあったので、カフェラテ買って来て飲みました。
いつも飲んでいるものでも、旅の途中では格別に美味です。

あやめ園から暫く行くと、観光船の船着き場があります。

水門から川を眺めました。

雨に煙る川をただ、見ている。
ひとり旅でもないと、出来そうでできないこと。

顔出し看板が駅にありました。
次来るときは、喫茶店リサーチしておこう。
一時間ですが、潮来の昭和の残り香がする雰囲気だけは味わえて満足。

ここで、宿へ戻る電車の時間です。

③はこれにて終わり。三泊四日の最終日は④にて。