2022/06/20 - 2022/06/20
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beachさん
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ドイツ国内6・7・8月限定、1ヵ月公共交通機関乗り放題9ユーロチケットを利用して、オランダとの国境に位置する小さな町ケーヴェラアーに行ってきました。
---Tagesfahren 20.6.2022---
ケーヴェラアーは、北西ヨーロッパ最大のカトリック巡礼地として知られています。今回は、美しい教会や礼拝堂の数々をご紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
■Montag, 20, Juni 2022
デュッセルドルフから日帰りで小さな町ケーヴェラアーに行ってきました。
日本のガイドブックはもとより、ドイツ国内でもそこまで有名な場所ではありませんが、北西ヨーロッパ最大のカトリック巡礼地であり、年間100万人以上の巡礼者が訪れることで知られています。 -
ケーヴェラアーは、ノルトライン=ヴェストファーレン州に属し、オランダとの国境に位置します。
デュッセルドルフからは約1時間。
<行き>
■VRR(9EUR チケット利用)
10:08 Düsseldorf Hbf 発
11:08 Kevelaer 着
<帰り>
■VRR
17:21 Kevelaer 発
18:23 Düsseldorf Hbf 着 -
Kevelaer Bahnhof(ケーヴェラアー駅)
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ドイツの駅には改札が存在しないのですが、ここは無人駅に近いです。日本だとホームドアなど設置する世の中なのに、不思議な感じです。
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ケーヴェラアーの街並み。
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ケーヴェラアーの町は17世紀に重要な巡礼地に発展し、その結果数多くの宗教的な建物が建てられました。
今回は、見た目にも美しい教会の数々と、心身共に癒される塩水庭園に行ってみたいと思います。 -
初夏のヨーロッパは歩いているだけで気分が上がります。カラっとした空気に、眩しいくらいの日差し。サングラスは欠かせません。
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■St.Antonius(聖アントニウス教会)
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ネオゴシック様式のカトリック教会です。
第二次世界大戦中、教会の大部分が破壊され1952年に再建されましたが、その後1982年に火災により全焼。今ある姿は1987年に再建されたものです。 -
少しオランダの雰囲気もある、とても綺麗な街並みですよね。とくかく映える!
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Hauptstraße(ハウプト通り)
あらためて、ケーヴェラアーは、北西ヨーロッパ最大のカトリック巡礼地であり、年間100万人以上の巡礼者が訪れることで知られています。
それを象徴するかのように、巡礼路には世界各国の国旗が掲げてあります。 -
地面には、各国の巡礼姉妹都市が刻まれたプレート。
そこで見つけた「Tschenstochau(チェンストホヴァ)」の文字。ポーランドにある毎年1千万人が訪れるカトリック一大巡礼地です。2016年に訪れた時のことを思い出しました。 -
Der Pilger(ブロンズ像「巡礼者」)
バッティングの構えに見えなくもない…。 -
Kapellenplatz(カペーレン広場)
巡礼の中心地になります。 -
■Marienbasilika(マリエン・バジリカ)
1858年から1864年にかけて建てられた、ネオゴシック様式のカトリック教会です。 -
レンガ造りの聖堂は、トリーアの聖母教会とクサンテンのヴィクトル教会をモデルにしたと言われています。
巡礼者のための主要な礼拝は、この聖堂で執り行われます。 -
Kevelaer Apocalypse(アポカリプス)
ファサードに施された最後の審判のレリーフ。 -
そして、この教会の見所は何と言っても内装です。
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どうでしょう!このカラフルで美しい内装は、パリのサント・シャペルの影響を受けていると言われています。
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身廊から見た祭壇。巡礼者たちをいざなうような圧倒される美しさです。
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祭壇前から見た教会内部。
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■Marienbasilika @Kevelaer
Rütter 1874 / Seifert 1907
そして、今回の目的もやはりオルガン。
見事な内装に引けを取らないオルガンは、世界最大のドイツ・ロマン派のオルガンとしても知られています。
個人的に、楽器としてはバロックオルガンが好みなのですが、見た目の美しさは一見の価値があります。 -
天井部に描かれた美しいフレスコ画。
宗教と芸術がともに発展し、切っても切り離せない密接な関係にあることを実感しますね。 -
マリア像の頭上に掲げられた言葉は、2022年5月1日700人の巡礼者たちの前で発表されたの今年のモットーです。
「Himmel + Erde berühren(天と地に触れる)」
このモットーの背景には、コロナやウクライナの戦争なども含まれ、天と地のもとで和解するという平和への願いも込められているようでした。
信仰心がなくとも、こうした想いは皆一緒ですね。考えさせられます。 -
まるで星空のような青と金で描かれた天井。
ラピスラズリの星空とは、キリストの奇跡を表しており「変容」や「再臨」を彷彿とさせます。また、かつて「青(ラピスラズリ)」は高価な素材であったとでも知られており、財力の象徴でもあり教会の価値を高める意味合いもあるそうです。 -
側廊の柱にはキリストの生涯が描かれています。
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巡礼者の人たちは、この美しい画を見て何を思うのだろうか。私には計り知れないものがある気がします。
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北翼廊には、Fernwerks(リモートオルガン)。
リモートオルガンは、初期ロマン派オルガンの時代から始まったとされ、大オルガンとは別の場所から音を出すことでエコーを効かせ、まるで天から音が降ってくるような神秘的な音響効果を生み出すと言われています。 -
聖堂の中庭。
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Portal der Versöhnung an der Basilika St. Marien(赦しの門)
中庭にある二重ドアのブロンズの門。
1944年12月17日にダッハウ強制収容所でフランスの司教ガブリエル・ピゲによってカール・ライズナーの秘密の司祭叙階が描かれています。
カール・ライズナーの手には、囚人番号22356の文字。 -
扉の上部には有刺鉄線で囲まれた「現代の自白者と血の目撃者」として、被収容者が彫られています。中央には、あのアンネ・フランクも。
そして、アウシュビッツやダッハウ強制収容所で見たことがある人も多いのではないでしょうか。「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」。 -
■Sakramentskapelle(サクラメント礼拝堂)
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サクラメント(聖餐)礼拝堂。
祭壇のキリストは手に本を持っており、そこには「安息を与えましょう」と書かれているそうです。巡礼者にとってのオアシスとも呼ぶべき礼拝堂なのです。 -
修道院内の回廊。
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手の消毒台も宗教的イメージを損なわない徹底ぶり。
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■Beichtkapelle(バイヒト礼拝堂)
バイヒト(告解)礼拝堂。その名にふさわしい白を基調とした礼拝堂。 -
Pristerhaus(司祭の家)
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■Gnadenkapelle(グナーデン礼拝堂)
グナーデン(慈悲)礼拝堂は、巡礼者たちの最大の目的とも言える場所です。決して大きくない礼拝堂ですが、外観からは想像もつかない素晴らしい内装になっています。 -
ファサードには、真珠やダイヤモンドなどの奉納品の数々。
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内部は、5人入れるかどうかくらいのスペースです。
このグナーデン礼拝堂の内装は、芸術家や職人たちが、最高のもの(聖母)に最高のものを与えるために創造したと言われています。 -
六角形のドーム型礼拝堂は、ベルギーのスケルペンフーフェルの聖母大聖堂をモデルにしたと言われています。
床のモザイク画は、聖書と神学的な言及を示しています。 -
黄金の輝き、そして繊細で美しい装飾画。もう正直異空間です。
「三位一体」と「受胎告知」の場面が描かれています。 -
ここに来る全てのものがここでの経験を信頼し、祈り、そして感謝するという意味合いが少し分かった気がします。
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そして巡礼地といえば、キャンドル。多くの巡礼者によって祈りとともにキャンドルに火が灯されるため、灯火が絶えることはありません。
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■Kerzenkapelle St.Michael(ケルツェン礼拝堂)
ケルツェン(ろうそく)礼拝堂。1643年から45年にかけて建てられた、ケーヴェラアーで最も古い巡礼教会です。
その名の通り、巡礼期間中には、多くの巡礼グループがここにろうそくを奉納していきます。 -
祭壇を囲むように両サイドには、多くの奉納されたろうそくや、飾り板、紋章などが所狭しと飾られています。
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さて、そろそろ一旦休憩を挟んで街歩きをしましょう。
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町全体が落ち着いた雰囲気です。
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花が町に彩りを添える季節ですね!
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Holzschnitzereien(木彫りのショップ)
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南ドイツやチロルに行くと、木彫りのマリア像などを見かけますが、西部ドイツでこれほどの本格的な木彫りの聖母子像ショップがあるのは巡礼地ならでは。
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■PAX-CHRISTI-KAPELLE(パックス・クリスティ礼拝堂)
礼拝堂という名のイベント会場です。 -
■Orthodoxe Johanneskapelle(正教会 ヨハネス礼拝堂)
カトリックの町になぜ正教会?と思いますよね。 -
この非常に豪華な装飾が施された礼拝所は、エキュメニズム(キリスト教の教派を超えた結束を目指す主義)の象徴と言われています。
カトリック教会によって建てられた、正教会ということになります。 -
もういささか、教会や礼拝堂はお腹いっぱいですよね…。実はまだまだ回りましたが、写真はカットすることにいたします…。
町の信号機も巡礼者デザイン!! -
続いては、心も体も健康になれるスポットに向かいたいと思います。
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ひたすら歩く。暑い…。
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ドイツは中心部から外れると、だいたいこの景色に出会あうことができます。
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●Solegarten St.Jakob(聖ヤコブ 塩水庭園)
1990年初頭に地下で天然の塩水泉が発見され、その後EUの資金提供プロジェクトを経て、2020年にようやく完成した塩水庭園です。 -
Gradierwerk(グラディアヴェルク)
辺りには、潮の香りが漂っていて海に来たような感覚に。 -
塩水から発散される、エアロゾルという成分が、呼吸器疾患やアレルギー、風邪予防になるそうです。また、肺の血液循環を刺激することで肺がきれいになるとのこと。
この塩を含んだミストのような水しぶきが、炎天下のもとでは非常に心地良く、ベンチに座ってリラックスモード。 -
年齢層はというと…私はここではピチピチギャル扱いでした(笑)
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塩水を浴びてリラックスした後は、クナイププールで、冷たい水に足や腕を浸し血行を促すとのこと(ここだけの話…絶対にお犬様が水浴びしていると思います 笑)。
そして、その後は香り良い花とハーブ、そして聖書になぞったリンゴの木やユダの木などが植えられたコースをお散歩。上級者はここを裸足で歩くらしい…。 -
とてもドイツっぽい新しい観光スポットだなと思いました。
余談ですが、医療大国と言われるドイツですが、風邪やちょっとした病気にかかっても処方されるのは、ほとんどハーブです。最初は半信半疑でしたが、西のハーブ、東の漢方と言って良いくらい健康的で効果を得られるものなんですね。 -
そして、本日のおやつはピスタチオのアイスクリーム(1.2ユーロ)!やっぱり塩水よりも甘いものですね!
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宗教と言うと難しい部分もありますが、やはり人の心や感情にダイレクトに訴えてくるものはあるように感じました。日本とは異なる宗教文化を体感し、とても勉強になった1日でした。
<今後の旅行記UP予定>
今年の夏休みは、オーストリアまで足を延ばしてきました。只今絶賛引っ越しの準備中につき…落ち着いたら順次UPしていきます!
・リューデスハイム
・ザルツブルク
・ザルツカンマ―グート地方
・レーゲンスブルク
・ベルヒテスガーデン つづく…
それではまた。Tschüss : )
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この旅行記へのコメント (6)
-
- jijidarumaさん 2022/08/08 01:47:16
- Gnadenkapelle(グナーデン礼拝堂)の聖母マリア信仰
- beachさん、
今晩は。久しぶりにコメントします。
この辺りではKleveクレーヴェ、Kalkarカルカール、Schloss Moylandモイランド城、Wasserburg Anholtアンホルト水城、Xantenクサンテンを度々巡りましたが、ケヴェラーの町は知りませんでした。
だが、グナーデン礼拝堂が素晴らしくて、目につきました。
しかもケヴェラーの町をWikiを読むと、聖母マリアの伝説(伝説好きなので)が出てきました。そこでつい、伝説を読み解くことになりました。
(以下「意訳」をご参照)
【巡礼都市ケヴェラーを作った「恵みの礼拝堂」は聖母マリア信仰である】
(写真参照:ケヴェラーの「グナーデンカペレ(恵みの礼拝堂)」にある聖母マリア像)
Gnadenbild der Luxemburger Muttergottes (Consolatrix afflictorum), das in von Kevelaer verehrt wird.
ルクセンブルクの聖母の霊験あらたかな聖母像はケヴェラーで崇拝されている。
「Consolatrix Afflictorum」 はラテン語でケヴェラーの霊験あらたかな聖母マリア像のことで、【悲しみを慰める人、恵みを与える人】つまり聖母(聖人、聖霊)の事だ。
ケヴェラーの霊験あらたかな聖母像の大きさは7.5X11センチのルクセンブルクの聖母の影絵を示している。
霊験あらたかな聖母マリア像の為に、「Gnadenkapelleグナーデンカペレ(恵みの礼拝堂)」は1654年に建てられた。
伝説によれば、
1641年のクリスマスの時期(いまだ30年戦争(キリスト教の旧教徒と新教との争いで1618~48年)の最中だった)、行商人Hendrick Busmanヘンドリック・ブスマン(1607~1649年)という男が、霊験あらたかな聖母マリア像を30年戦争の兵士から購入し、それを大事に持ち帰って来た。
GeldernゲルダーンとKleveクレーヴェへの道の交差点に至り、そこで行路の無事であったことに感謝の祈りをあげると、彼の上の天が開き、聖母マリアが出現して、この交差点の場所に聖母マリアのために礼拝堂を建てるようにお命じになった。ブスマンは聖母マリアの言葉を聞き、理解した。
聖母マリアは彼に3度も同じ呼びかけをしたそうだ。
ブスマンの妻も聖母マリア像を保存する「恵みの礼拝堂」のアイデアを持っていたので、まず聖母マリア像の「保護カバー」として「聖母マリアの家」を作り、更にその保護のために、後に「恵みの礼拝堂」が建てられたのだと云う。
彼が礼拝堂は建ててから、その場を移ることなく時は過ぎ、何世紀にもわたって、巡礼者がKevelaerケヴェラーの「Gnadenkapelleグナーデンカペレ(恵みの礼拝堂)」を崇拝し、多くの信仰者が訪れた為、ケヴェラーの町はこの礼拝堂の周辺にWallfahrtsstadt Kevelaer巡礼都市ケヴェラーとして発展していった。
それで、「恵みの礼拝堂」はもはや道路の脇に立っているのではなく、ケヴェラーの市内中心部、その真ん中に立っている。
1642年以来、何百万人もの巡礼者や観光客が「恵みの礼拝堂」にある聖母(子)像を拝みにやって来た。彼らは祈り、慰めを求め、また感謝の気持ちを示した。
多くの人は礼拝の為、聖母マリアへの御供物を捧げた。
ガラスの中にある聖母マリア像はそうした御供物で満ちているが、1987年にドイツへの旅行中に当地を訪れPapst Johannes Paul II.教皇ヨハネ・パウロ2世のロザリオも含まれていると云う。
<聖母マリアの家>
「恵みの礼拝堂」は六角形のドーム型の建物で、聖母マリアの家がドーム側面に大きな窓が開いていて、外から見ることができる。
ドーム型の建物は1888年に始まり、4年後に完成した。
巡礼の場所として、ケヴェラーは過去350年間に建てられた数多くの教会が残っている。中でもMarienbasilikaマリエンバシリカ(聖母マリア巡礼教会)は1858年から1864年に建てられ、教会全体の精巧な絵画はFriedrich Stummelフリードリヒ・シュトゥンメルによるもので、また、北と南の身廊はケルンの建築家Vincenz Statzヴィンチェンツ・シュタッツのプランで建てられた。
高さ90m以上の西塔の建設は1883年に始まり、1年後に完成した。
1923年、教会は所謂、教皇大聖堂に昇格した。
・・・・・・・・・・
ラインの下流地方はドイツ、ベルギー、オランダの国境地帯にあるので、ベルギー、オランダにとっても、ケヴェラーは聖母マリア信仰の巡礼地として知られている。
ケヴェラーはカトリックの信仰表現がすべて禁じられていたプロテスタント北部のオランダ人カトリック教徒にとって特別な役割を果たした。
<Kerzenkapelleキャンドル礼拝堂>
「恵みの礼拝堂」の南には、1643年から1645年の間に建てられたケヴェラーの町で最も古い巡礼教会であるキャンドル礼拝堂がある。礼拝堂の内部は長さ30m以上、幅約10m、高さ15mである。守護聖人は大天使ミカエル。
キャンドル礼拝堂には、巡礼の伝統を記した文書、町村の紋章が付いた大きなWallfahrtskerzen巡礼キャンドルがたくさん見られる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2022年8月7日Wiki参考:訳、編集・追記)
以前の旅で、聖母マリア像の伝説で「マリアの泉巡礼教会」が建設されたと云う話を投稿した事があって、よく似た聖母子像がやはりテーマになっていました。
『ドイツ2012年・麗しの5月:聖母マリア像が動いた!と少女は驚き知らせた。(マリアの泉巡礼教会の信仰)』
ロマンチック街道周辺(ドイツ)の旅行記・ブログ by jijidarumaさん【フォートラベル】 (4travel.jp)
長くなってしまい恐縮です。
勝手に当方の頭の体操をしました。
それではまた。
jijidaruma
- beachさん からの返信 2022/08/09 01:08:10
- RE: Gnadenkapelle(グナーデン礼拝堂)の聖母マリア信仰
- jijidarumaさん
こんばんは。
コメントありがとうございます!!
ケーヴェラアーは、日本ではほどんど知られていない町ですよね。私も最初は巡礼地としてではなく、パイプオルガンの情報を漁っていた際に知りました。
グナーデン礼拝堂は素晴らしいですね。今回、数々の美しい教会や礼拝堂を回り、あらためて宗教美術の知識を増やしたいなと思いました。教会音楽は常々興味を持ってますが、絵画から読み取る神学的な言及も理解できればより深みが増すのだろうなと。
聖母マリアの伝説、そしてマリアの泉巡礼教会の記事も興味深く拝読いたしました。実は、予備知識として少し入れていったのですが、基本知識がないとなかなか理解が難しく、実際に見ることから始めてみました(笑)百聞は一見に如かずということで…。これから後追い学習です(笑)
いつも色々な知識や情報を教えて頂きありがとうございます!ドイツ通jijidarumaさんのお陰で、もう住んで4年になりますがますますドイツが好きになっています。これからもドイツの先輩としてよろしくお願いします!
日本は酷暑が続いているようですので、どうぞ体調にはお気をつけてお過ごしください。それでは、また(^^)/
beach
-
- maayさん 2022/08/07 12:12:33
- ご無沙汰しておりました(^▽^)!
- beachさんへ
お久しぶりです!いつも旅行記楽しませて戴きながら、久しぶりのコメントが出来ています(^^)
Kevelaer!素敵な街ですね。電車内や無人駅にドイツの鉄道旅行の懐かしさが込み上げますー!しかし、「ドイツ国内6・7・8月限定、1ヵ月公共交通機関乗り放題9ユーロチケット」って何ですかー♪この前の旅行記から羨ましすぎてよだれが出てしまいます笑^_^;
いつもDBの路線図に旅情が駆り立てられます。位置関係もわかりやすくてbeachさんの旅がとっても身近に感じられて楽しいです。
さて、ケーヴェラアー、なんて素敵な街♪マリエン教会、本当にうっとりですね。。現代に生きている巡礼地のバジリカなんですね。。天井の青ラピスラズリがなんて美しい…。
ローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会がとても好きなのですが、やはり天井画豪華な青で、ラピスラズリは財力の象徴に納得です。金の似合う青ですしね。うっとりです。
「Himmel + Erde berühren(天と地に触れる)」宗教を越えて共感する素敵な言葉ですね。。心から平和を願う気持ちです。。
そしてオルガン!その音を浴びに行きたいなぁ!
そちらには、3年!出かけられていませんが、教会巡りの楽しさ!後で見返すとどこがどこか一瞬忘れてしまう、あの感覚が(笑)たまらないですね(^.^)
ヨーロッパ各地にある巡礼路の旅、歩いてみたいものです。フランスにある田舎の巡礼路とかも、少しづつ歩いてみたりする生活!やってみたいものです♡
木彫りショップのマリア像、なんて素敵。思わず購入してしまいそうです♪
そして、Gradierwerk!?これは、外に向かって塩水ミストが出ているんですか!?面白いですね。
そういえば、私は、やはり“クナイプ”の岩塩入浴剤が好きで、いつも使っています。ハーブの香りがリラックスしますし、体にも優しいですしね。
ドイツで、薬局で沢山のハーブティーや、ハーブのあめちゃんがあるのが印象的でした。娘が医者に行くと、温かいハーブティーを飲んで、ゆっくりしなさい、といわれて、薬は貰わない笑、と昔ビックリしてたのを思い出します。
仕事を休んでゆっくりする、が日本ではやりにくいんだなぁ、だから即効の薬に頼って仕事に戻るんだなぁ…と日本の労働環境の悪さをつくづく自覚したことがあります。
お!でましたね、ビスタチオアイス!安い!今、円は安いけど・・それでも165円位!それでも安ーい♪これは日本だと350円て感じね。(…下世話な話でした笑)
いつも楽しい旅行記ありがとうございます!そろそろ旅の準備も始めるぞ~(^▽^)
maayより
- beachさん からの返信 2022/08/08 23:26:14
- RE: ご無沙汰しておりました(^▽^)!
- maayさん
こんにちは(^^)
コメントありがとうございます!!
今回は以前から気になっていた、かなりマニアックな町に行ってみました。実はデュッセルドルフから近いのですが、通常だと距離以上に結構交通費がかかるため、ここぞとばかりに9ユーロチケットを活用しました!
ちなみに、最近新たに「Egal-Wohin(エガール・ボーヒン)チケット」という、ドイツ国内ICE、ICどこでも39.90ユーロというチケットが発売になりました。もちろん、既に購入済みで、またまたバイエルン行きを計画中です(^^♪
ケーヴェラアーの町、素敵ですよね。町全体も静かで落ち着いた雰囲気でした。
神、そして聖母マリアへの最高の奉仕とも言える、人間がなせる業の宗教美術や芸術に触れ、あらためてもっと理解を深めたいなと思いました。ってなると、maayさんのお気に入りの教会もあるローマに再び行きたーいってなりました(笑)
今回オルガンの音は聴くことができなかったのですが、いつかコンサートで聴いてみたいです。
教会を「後で見返すとどこがどこか一瞬忘れてしまう、あの感覚」←分かります(笑)!!!よっぽど思い入れがあるか、印象が無い限り…ですよね(笑)
そうですね!私もいつか、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路も歩いてみたいなと思ってみたり…。体力というか、そこまでの信念や根性が私にはなさそうですが…(*_*;
「Gradierwerk」は、塩水がしたたり落ちているのですが、風が吹くとその水しぶきがミスト状になって降りかかってくる感じです。目を瞑れば潮風の香りでまるで浜辺にいるような。私もクナイプにはお世話になっています!でも、日本の入浴剤の草津の湯には勝てません(笑)
そうなんです。ちょっとした病気の処方箋は飲み薬も、塗り薬もハーブでした。全て同じ匂いに感じて…これは本当に効くのかと最初の頃は半信半疑でしたが、驚くことに治るんですね!確かに、言われてみれば日本の時はゆっくり休んで治す時間さえありませんでした…。
9ユーロチケットで素敵な町の教会巡りをしてアイス1個を食し帰宅しました。ある意味、巡礼に近いくらいお金を使わない日帰り旅行でした(笑)
こちらこそ、いつもありがとうござます!いよいよ旅の計画でしょうか(^^)?先日オーストリアに旅行した際に、日本から旅行に来ているご夫婦に出会いましたよ!少しずつですが、個人の旅行者はヨーロッパ方面に向けても動き出しているのかもしれません。ツアーはまだまだ難しいようすが…。
日本は酷暑が続いているようですので、どうぞ体調にはお気をつけてお過ごしください。それでは、また(^^)/
beach
-
- とんちゃん健康一番さん 2022/08/05 12:31:05
- お邪魔させて頂きます♪
- beachさん、こんにちは♪
Kevelaer(^^)/素敵な街ですねぇ☆
特にSt.Antoniusに目が釘付けになりました(^^)/
内観も素敵ですが、特に外観がとても良いぃ~♪一目ぼれ~!!!
そして、Hauptstraßeの旗がドイツらしいなぁ~って♪
通りに建つオブジェとかも~♪
Marienbasilikaの装飾、素晴らしいですねぇ☆圧巻です♪
内観、すごすぎます!
びっくりました!!!
あと、Ampel が巡礼者の歩行図に♪素敵すぎるぅ♪
素敵な旅行記を拝見させて頂きました。
わくわくしちゃいました。
また、ゆっくりお邪魔させて頂きます(^^)/
- beachさん からの返信 2022/08/05 20:51:04
- RE: お邪魔させて頂きます♪
- とんちゃん健康一番さん
こんにちは♪
コメントありがとうございます。
Kevelaer、小さな町ですがとても興味深い町ですよね。
「St.Antonius」に一目惚れとは、さすがとんちゃん健康一番さん!通な視点のような気がします(^^)
日本では日常的に国旗を掲げる文化がない気がするので、国旗を街中で見かけると海外だなと感じますね!
「Marienbasilika」も凄いですよね。神聖でとても美しく、聖堂内では日常から解放されるような…そんな感覚になりました。
そうなんです!巡礼者の信号機!ちょっとした遊び心が良いですよね!隠れミッキーを見つけたような 笑!発見した時は嬉しくなってしまいました。
こちらこそ、ドイツ「心の安らぎ旅行 備忘録」楽しく拝見しています!とんちゃん健康一番さんご夫婦の笑顔は本当に素敵ですね!
これからもドイツを楽しみ、ドイツ愛を発信してきましょう(^^♪
beach
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