2022年 夏休み 北海道横断6泊7日 (1) 「函館大沼プリンスホテル」「海の別邸 ふる川」

2022/08/14 - 2022/08/16

今年の夏休みは北海道へ6泊7日。
函館IN、釧路OUTで北海道を横断します。

8/14 (日)
ANA555 13:05羽田発 14:25函館着 (遅延)
函館大沼プリンスホテル 泊

8/15 (月)
・大船遺跡
・しかべ間欠泉
・エルフィン
海の別邸 ふる川 泊

エリア 大沼・駒ケ岳(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は6泊7日と長めなのと駐車場も混んでいて予約ができなかったので、羽田までは電車で来ました。
13:05発の便でしたが、朝6時過ぎに機材繰りで13:55発になる旨の連絡が来ていたので、10時過ぎに自宅を出て1時間弱で到着。
いつも通りラウンジで時間を過ごします。
その後さらに出発が遅れて、最終的には14:20発になりました。

1時間半ぐらいの遅れになりましたが、特に予定もなかったので問題なし。
前日は台風で欠航が多かったようなので、運航してくれるだけでありがたい。
1時間以上の遅れになったからか、ゲートで1人千円キャッシュでいただきました。

無事にテイクオフ。
羽田空港はさすがにお盆のUターンで人が多いなぁと思いましたが、この便は満席ではありませんでした。

上空は結構揺れるところもありましたが、お弁当いただきます。
もう15時ですが、昼ご飯…
とうもろこしご飯など。

15:45くらいに函館到着ー。
雲多めですが、晴れてます。

レンタカーを借りて、時間ももう16時過ぎだったのでまっすぐ大沼の宿に向かいます。
五稜郭タワーとか函館山を横目にビューンと。

40分足らずでホテルに到着。
1泊目は、函館大沼プリンスホテル。

函館大沼プリンスホテル 宿・ホテル

4階 (最上階) のスタンダードなツインの部屋。
一休で予約をして、2名、2食付で約37,000円でした。1名約18,500円。

全292室もあるとか。かなりの大型ホテルです。
あまり期待が高くなかっただけに (失礼) コスパを考えると満足。

ちょっと古さは感じますが、使いにくいということはなく。
夕食後、少し隣の部屋の声？が聞こえましたが、その後ずっとというわけではなく、概ね静かで快適に過ごせました。

バスルームとトイレ。
シャワーが最近では珍しい、お湯と水のそれぞれひねって調節するタイプでした。
こちらでもシャワーを使いましたが、大浴場もあるので古くてもそんなに気になりませんでした。
というか、最近の子供ってこのタイプの蛇口って使い方わからないとかあるのかなぁ。バランス釜とかも。昭和生まれですが、どんどん便利に慣れて生活を下げられなくなるのも良くないような気もする今日この頃。東南アジアバックパッカーとかはさすがにもう辛いので、そうなるとアウトドアとかに向かった方がいいのかなと思ったりして。

窓がちょっと汚れてましたが (虫とか鳥の糞とか自然豊か系)、外は一面の緑とその向こうに駒ヶ岳が見えます。
ロケーションが素晴らしい。
緑がモリモリで見えないですが、すぐ近くにプリンスのゴルフ場があるみたいです。

敷地内から温泉が出ているとのことで地下1階に温泉大浴場があります。
スマホから混雑状況を確認できるようになっていましたが、実際との乖離があったようなw 「空いています」の時よりも「少し混雑しています」の時の方が人が少なかったりしました。あくまでも目安ですね。

早速大浴場へ。
カードキーをかざして入るようになっています。
ホテルの規模の割にはそんなに大きなお風呂ではありませんでしたが、混んでいなさそうな時間を選べば人も少なくてのんびり入れました。
ちょっとつるつる感のある温泉で、露天風呂は池に面していて景色も良くて、このお風呂好きでした。

館内のコンビニ。周囲の近くにお店がないので、ありがたいです。
品数も結構多くて便利。

18:30から1階のメインダイニングで夕食をいただきます。

・スルメイカのカッペリーニ仕立て
・森町ひこま豚の生ハム 彩り野菜と共に
パン、チーズ2種

バターじゃなくてクリームチーズとカマンベールチーズでパンを食べるの珍しいですが、これ良いなと思いました。

・じゃがいもとコンソメの冷製 じゅん菜を浮かべて
・アワビとずわい蟹のバプール 白ワインソース
・北海道産牛肉のポワレ マスタードソース
・珈琲ケーキ 北海道産牛乳のミルクジェラート添え

重過ぎず普通に美味しいディナーでした。
テンポ良くサーブしていただき、1時間くらいでサクッといただけたのも良かったです。おかげで部屋のテレビで「鎌倉殿の13人」観ることができました。鎌倉殿、最近どろどろしておもしろくなってきましたw

翌朝。
雲が多めですが、雨は降っていません。
この日は昼頃から天気が崩れる予報。

朝食は3階の宴会場的な広いスペースでビュッフェ。
朝6:45～9:30までだったかな。
7時過ぎに行きました。
すでに食べている人も結構いましたが、会場が広いので混んでいるというほどではなく。
ここからは部屋からよりもよく駒ヶ岳が見えます。眺めが素晴らしい。

ビュッフェの品数も充実していました。
そんなに量が食べられないのがもどかしいくらい。
その場で握ってくれるおにぎり (具は筋子にしてもらいました) が美味しい♪
個人的にはセンチュリーマリーナよりもこっちの方がゆったりしていて好きかも…

チェックアウトは12時まででしたが、9時過ぎにチェックアウトしました。

函館大沼プリンスホテルから45分くらいで、大船遺跡にやって来ました。

昨年 (2021年)「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されて、こちらはその構成遺産のひとつだそうです。
駐車場誘導員2人ぐらいいて、小さな資料館にボランティアスタッフが数人いて…と世界遺産だからか力が入ってる感じでしたが、見学料は無料でした。

大船遺跡 名所・史跡

『集落には100棟を超える竪穴建物跡からなる居住域と大規模な盛土があり、その南西には墓や貯蔵穴を含む100基以上の土坑群が確認されています。
　竪穴建物跡は、床を深く掘り込んだ大型のものが多く、深さ2メートルを超えるものもあります。盛土からは膨大な量の土器や石器、焼土などが出土しており、長期間継続して祭祀・儀礼が行われたと考えられています。』(北海道・北東北の縄文遺跡群HPより)
現在公開されている遺跡・復元部分はそんなに広くはありませんが、元々はかなり大規模な集落があったんですね。

竪穴式住居跡。
近くにある函館市縄文文化交流センターでまずは遺跡のお勉強をしたかったのですが、月曜日は休館日でした。
http://www.hjcc.jp/
他の遺跡も含め、また改めて来たいです。

大船遺跡から20分弱でしかべ間歇泉へ。
道の駅があって、中に入って見学料300円を払って通路を抜けると…

道の駅 しかべ間歇泉公園 公園・植物園

10分に1回くらいのペースで吹き出す間歇泉。
地球のパワー W(`0`)W

鹿部町の公式キャラ、カールスくん。
『鹿部町は幾度も駒ヶ岳噴火災害に見舞われ、大きな被害を受けた反面、降り積もった軽石が湿地帯の土地改良や海での昆布生育に役立つなど、軽石は鹿部町民の逆境に立ち向かうという、不屈の精神の象徴にもなりました。
鹿部町に大切な勇気や資源をくれた軽石をマスコットキャラクターにしました。』(公式HPより) ですって。
マスコットキャラが軽石って。

道の駅は特産品が充実していて、旅の前半でなければいっぱい買って帰りたかったです。
温泉蒸しが食べられたり、「浜の母さん食堂」も魅力的でした。

早め&軽めのランチで「すけそバーガー」500円。
スケソウダラのフライにたらこ入りタルタルソースがかかったのが挟んであるバーガー。
美味しかったです。

以前立ち寄ってソフトクリームの美味しさに感激した記憶があって、わざわざ立ち寄りました。
ソフトクリームは400円でミルク、コーヒー、ミックス、期間限定の蜂蜜ヨーグルトなど。ミルクにすれば良いものを、期間限定という言葉に惹かれて蜂蜜ヨーグルトにしちゃいました…

エルフィン 元山牧場牛乳 グルメ・レストラン

旦那はミルクとコーヒーのミックス。

蜂蜜ヨーグルトもミックスも美味しかったけれど…
すぐに来られる場所じゃないので、ここは基本のミルクにすべきでしたー。

2時間ちょっとのドライブで14:45に本日の宿に到着。
(チェックインは14:00～)
2泊目は、海の別邸ふる川。

吹き抜けで海の見えるラウンジでチェックイン。

心のリゾート 海の別邸ふる川 宿・ホテル

ウェルカム抹茶&お饅頭。
あんこに昆布塩が入っているという、美味しいお饅頭でした。

洋室ダブルルーム。
全30室の中では、部屋としては1番リーズナブルなカテゴリーです。
キングサイズのベッドとマッサージチェアのある部屋。→部屋のマッサージチェアは小さくて私にはイマイチでした…
テレビはありません。

2名、2食付で約56,000円でした。
北海道の方は道民割があるからか、かなり宿泊客は多そうでした。
(夏休みということもあるんでしょうけれど。)
道民割…羨ましい。

部屋からはオーシャンビュー。
予報通りお天気は下り坂で、雨も降り出しました。

洗面所&お風呂。
お風呂にはシャンプー類は置いてなくて、使う場合には別途リクエストするようになっていました。温泉宿だから (部屋風呂は温泉じゃないし) ほとんど部屋でお風呂入る人がいない前提みたいです。

アメニティ類。

水のペットボトルが4本 (1人×2本)。
お菓子がありましたが、食べるの忘れました…

館内図。
部屋としては1番狭いみたいですが、そんなに狭くは感じませんでした。
(33m2)

エレベーター前のアイヌ文化紹介コーナー。
このデスクが素敵でした。アイヌのものっていうわけではなさそうでしたが。

ゴールデンカムイもありました！

早速、温泉大浴場へ。
テレビのある休憩室、エステサロン、貸切風呂 (有料)、岩盤浴 (有料) もありました。

大浴場にはタオルも用意されていて手ぶらでOK。
タイミングだったのか、宿泊者は多かったはずですが、大浴場が混んでいることはありませんでした。
弱アルカリ性のつるつる系のお湯、海を望む露天風呂、温泉蒸し風呂 (サウナ)…かなり良かったです。

ゆっくりお風呂に入って、部屋でしばしのんびり。

17:30から1階の食事処のカウンター席で夕食をいただきます。

先付は、黒胡麻豆乳豆富 玉蜀黍ソース・わさび菜ジュレ

お造りは野菜もたっぷり。
珍しい紫蘇クリームと梅ソースで。

焼物は満月馬鈴薯。
新じゃがいもをくり抜いて、アボカドと玉子のソースを入れてバターで焼いたものだそうですが、外側がフライドポテト風で、中はホクホクで美味しい！
自分で突いて出す心太と紅しぐれ大根おろしの酢の物。

夏野菜の冷製炊合せ。
下には冬瓜寄せ。
一見地味なのですが、これも美味しい。

メインはレモンしゃぶしゃぶ。
お肉は高砂牛と白老牛の2種類。
お野菜は葱とレタス。

レモンの酸味が美味しい！
お肉をさっぱりと食べられて、これは家でも真似したいぐらい。

野菜が多くてヘルシー、かつ、お料理が全部とても美味しい。

締めは博多稲荷。
ハスカップの漬物と紫蘇の実が入ったピンクのご飯が彩りも味もアクセントになっていて美味。
そして赤出汁も百合根とふき入りで秀逸。
お味噌汁に感動するって初めてかもしれません。

デザートはふる川ソフトクリームと蓮根餅みたらし風。
これも美味しい。

お腹いっぱい！ご馳走さまでした。

夕食後、大浴場に行ったら誰も入っていませんでした。
洗い場。

夜の大浴場に1人っきりって怖い…特にこういう暗いタイプ(^_^;)
さっさと洗髪して、チャポンと掛け流し温泉に入って、早々に上がりましたw

部屋にテレビがないので、タブレットでNetflix鑑賞。
ついに韓国ドラマに手を出しました。「マイネーム: 偽りと復讐」

翌朝。
昨日から引き続きの雨。
生憎の天気で日の出も見られず…というかそもそも日の出の時間に起きていませんでしたけどw

朝風呂に行って、帰りにラウンジで絞りたてオレンジジュースをいただきます。

こちらのラウンジ、時間によって甘酒とかトマト、夜食、朝はジュースやヨーグルトなど色々サービスがあるようです。

8:00から朝ご飯。
昨晩と同じカウンター席ですが、飲み物とか生卵とかパンの置いてあるビュッフェ台がスリッパを履いて引き戸を開けた外にあるので、取りに行くのがちょっと大変でした。
ビュッフェ台に取りに行かなくても、お茶はあるし、おかずもたっぷりあるんですけどね。
宿のある虎杖浜はたらこで有名なので、違うお店の2種類のたらこ食べ比べがあって、美味しくいただきました♪

TKG (^O^)／

できたてふわふわのがんもどき、ホッケ、ソーセージにベーコン、椎茸も美味しい。

食事がとても美味しいお宿でした。

朝食後も最後まで温泉に入ります (*´∇｀*)
1泊で4回くらい入りました。
宿はお客さん満室近いと思われるのですが、大浴場は空いてるのは、あんまり皆さん何回も入らないのかな？

雨が降っていますが、涼しくて、この景色を見ながらずっと入っていられます。

雨女なのか？異常気象が増えているから？一昨年の夏休み旅行 (北海道) も雨の日が多かったし、昨年 (長野) も大雨で計画変更を余儀なくされたし、夏休み旅行はあまり天気に恵まれないです…
この日の雨は各地に警報が出るくらいだったのですが、それでも予定通りの旅程で行けただけ良かったのかも。

10:30過ぎにチェックアウトして、宿のすぐ近くのたらこ家さんでたらこを買って実家に送ってもらいました。

★(2)に続きます★

たらこ家 虎杖浜 グルメ・レストラン