2022/06/26 - 2022/06/27
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ゆうこママさん
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講師解説付き見仏ツアーに参加した。
ツアーの名称は、白洲正子と巡る近江の聖徳太子 「水の浄土近江」にいます 秘仏と語らう旅。
ツアー全編、発見と感動に満ちていた。
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ツアー2日目は、ゆっくり9時半にホテルをスタート。最初の訪問先である小松寺は、近江風の美しい家並みがつづく五箇荘平坂という集落に佇む。古い石塔が集まる光景からも歴史を感じる。
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集落は箕作山(みつくりやま)という低山の麓にあり、そこの八幡神社近くでバスを降り、隣の小松寺の山門へ向かう。神社と寺がペアであるのは、うれしい。
山門と鳥居が並んでいたり、社殿と本堂が並んでいたりすると、もっとうれしい。
日本の神さまとほとけさまは、仲良くなくちゃ。 -
小松寺は、小松中将平重盛が全国に建立した小松寺のひとつ。
山門には箕山 小松禅寺とある。
かくれ里の寺という雰囲気がよい。 -
本堂は井伊家が江戸時代に再建したもので、井伊家紋の橘が建物のあちこちに。
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黄檗宗だが、もとは天台宗の寺院で、信長焼き討ちという歴史を持つ。本尊はどこかに隠されていて生き延び、明治時代の火災や、近年の本堂裏の土砂崩れでも、奇跡的に無事だったとか。
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本尊の千手観音立像。聖徳太子御作と伝わるが、衣紋の様子などから平安末期平重盛の時代のものではとのこと。
古い仏像なのに、素人修理が施されてきたため文化財指定されないとご住職は残念そうに話される。
だが、お像からは知性と力強さが滲み出ており、美しいものは美しい。 -
天冠と千手は後補。
鍛えられた肩から腕、大腿部はしなやかで強いバネのアスリートのもの。真っ直ぐに立つ姿は、絞りすぎず適度に脂肪を残し、日々のトレーニングをきちんと重ねるストイックなイケメンアスリートねと、勝手に男子にしてしまった。
お顔は眼鼻口すべてのパーツが大ぶりで、アゴのラインはがっしりたっぷり。
ん?
この感じ、法隆寺夢殿の救世観音だ。
仏像の種類も年代も姿かたちも全く異なるが、なぜかふたつのイメージが重なった。 -
法隆寺救世観音は聖徳太子の姿を写したともいわれる。
小松寺の千手観音も聖徳太子を写したのかもと、思えてきた。
(写真は小松寺鐘楼) -
お寺では梅湯(ばいとう)という温かく甘酸っぱい飲み物をふるまっていただいた。修行僧が朝の座禅の前に飲むのだとか。
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住職のお話しによると、黄檗宗をひらいた隠元禅師の弟子、鉄眼禅師が中国で学んだ技術を用い経典の版木を彫ってお経を印刷し資金を集め、寺の再興をはかったとのこと。
焼き討ちや苦難の復興を経てきた歴史ある寺を、後世に繋いでいかなければならないお寺の方々に、感謝の気持ちがわいてきた。
つづく
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