2022/06/09 - 2022/06/12
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tanupamさん
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3月に引き続いて関西と九州を結ぶフェリー旅。
前回は瀬戸内海航路だったので、今回は南九州を結ぶ太平洋航路を利用しました。
いわゆる弾丸フェリーは、関西から九州2夜行または九州から関西2夜行のようなもの、到着地で1日ほぼフルに使えます。フェリーはレストランはもとより、歩き回るスペースもあり、さらにはお風呂などもあり移動の手段としては申し分ありません。
東京出発してから3泊4日のスケジュールは乗り物三昧っぽくてのんびりの4日間でした。。
<旅のミッション>
・フェリー3夜行
・(南九州)志布志周辺散歩
・(南九州)日南線乗車
・(神戸)神戸海洋博物館と川崎ワールド訪問
・(神戸)神戸電鉄乗車
・(南九州)宮崎交通バスで散歩
■スケジュール
6/09木 羽田-伊丹-大阪モノレール-大阪南港(フェリー泊)
6/10金 -志布志港-志布志(観光)-宮崎港(フェリー泊)
6/11土 -神戸港-神戸電鉄・神戸観光-神戸港(フェリー泊)
6/12日 -宮崎港-宮崎観光-宮崎-羽田
■フライト
6/9 JAL115 羽田1135 伊丹1240
6/12 JAL694 宮崎1415 羽田1620
JALスーパー先得
■フェリー
6/9 フェリーさんふらわあ 大阪南港-志布志
舟遊パック(大阪-志布志+大分-神戸)往路のみ利用
プライベートベッド
往路14,170+復路3,850円=18,020円
6/10 宮崎カーフェリー 宮崎-神戸
6/11 宮崎カーフェリー 神戸-宮崎
マリンエージェンシー「関西日帰りプラン」
往復フェリー+朝食1食 13,800円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6/9(木)
旅立ちは羽田から伊丹へのJAL便。 -
伊丹到着後は大阪モノレールに乗車します。
-
1駅乗って蛍池から阪急で大阪市内へ
ではなく、モノレール本線の万博記念公園駅から枝分かれする彩都線に乗ってみます。
彩都西駅へ行ってきただけです。
特になにかあるわけでもなく、広大なベッドタウンのような。 -
モノレールで千里中央まで
北大阪急行と大阪メトロを乗り継いで大阪南港へ。 -
さんふらわあが2隻停泊しています。
手前は別府航路、後方がこれから乗船する志布志航路のさんふらわあです。 -
志布志航路のターミナルまではバス移動。ほんの5分もかからず歩いても行けそうな距離です。
-
志布志航路のターミナル。
ここで発券してもらいます。 -
一番安い2等(大部屋雑魚寝)だと往復10,000円ぽっきり。
ただ、マスク必須だし、ここはちょっと奮発して(と言っても2等のひとつ上のカテゴリー、笑)。
10人部屋に私1人だけでした。 -
大阪出航ではお見送りもほとんどありません。
-
鹿児島県志布志市へ向かって定刻出航。
大阪南港17:55-志布志港8:55+1 -
夕食へレストラン。
夕食 1,500円
朝食 620円 -
関空沖を通過、飛行機の離陸が見えました。
-
6/10(金)
瀬戸内海航路に比べると、微妙に小さな揺れがあるのかな。
ほとんど気にならないくらい、ぐっすりと眠れました。
朝食は620円相当、船上での食べ放題と思えばリーズナブル。
コーヒーも飲めます。 -
定刻に志布志港着岸。
鉄道のような分単位ではないものの、ほぼ時間通りに到着するのは驚異的に思います。 -
太陽はさんふらわあのイメージそのもの。
係員のお見送り受けて下船します。 -
漢字で書いても、ひらがなでも
志布志としぶし
なかなか面白いです。 -
鹿児島市内へは無料バスが連絡しています。
外から眺めた限りでは、ほんの数人乗っていただけかも。
歩きで乗船していた人も10人以上はいたはずなにに、みんなどこへ行ったのだろう。 -
直近の時間に公共交通機関はないので、タクシーを呼ぶか、歩くかしか駅までの足はありません。
フェリーからはトラックがたくさんおりてきました。
このトラックやトレーラ輸送がこのフェリーの収益源なんでしょう。 -
歩いて20分くらいかな、あっという間にJR志布志駅。
志布志港8:55着、日南線は9:30発、この日はギリギリ間に合う感じ。
この接続マストはスケジュール的には厳しいと思う。
私は、駅の観光案内所で自転車を借りました。
無料です、予約はできませんけど。 -
現在の志布志には宮崎方面へ日南線が走っています。
その昔には、都城方面へ志布志線、鹿屋から国分方面へ大隅線が走っており、いずれも廃止されてしまいました。
自転車なので市内の志布志線跡地を巡ってみようかと思います。
地図から見ると、道路に転用された志布志線跡を自転車で走ってみます。 -
中安楽駅跡
ここに駅があったことを知らしめる石碑が建っています。 -
廃止からしばらくは全国版時刻表にも転換バス扱いで載っていたと思うけれども、今では単なる路線バスです。廃止(1987年3月)から35年経過した今では、鉄道代替とか転換ではないでしょう。
-
安楽駅はホームの跡がそのまま残っています。
もっとも、道路に面してホームがあるのは奇妙な感じですよね。 -
市内へ戻って志布志港へ行ってみました。
さんふらわあは夕刻の出航までの準備中。 -
さんふらわあの停泊している隣の埠頭には貨物船かな、一般人立ち入りできず重々しい感じ。
-
2時間ほど自転車でグルグル。
市内の廃線跡地。 -
最後に鉄道公園に立ち寄ります。
-
屋根付きで大切に保存してあります。
ディーゼルカーのこの塗装、私は好きです。 -
現在の志布志駅を宮崎方面から望みます。
-
自転車を返却、駅構内の案内所(画像左側)で唐揚げ弁当を販売していました。ただ、残念なことに浅葱が全面にふりかけられているような感じで買うことできず。
最初からわかっていれば、オーダー(ねぎなし)できたかも。 -
こういった盲腸線のような終着駅は折り返すことが多いものの、今回はフェリーで現地入りして鉄道で折り返す、我ながら新鮮に感じます。
999D 志布志13:20-油津14:36
999D 油津14:51-南宮崎16:10 -
悲しいほどガラガラ。
もっとも、1人でボックス独占できてうれしいけど。 -
油津で乗り換え。
駅舎へ行ってみたら、カープ一色。
キャンプでもやっているのかな。 -
乗り換えた南宮崎へ向かう列車(手前)も単行気動車。
-
鉄道ファンくらいでしょう、こういった古い車両を喜ぶのは。
乗り継いだのはほんの数人だけでしたけど、宮崎に近づくにつれてそれなりの乗客に、しかし1両で運び切れるということは大量輸送ではありません。 -
南宮崎で下車します。
志布志-南宮崎 1,850円
志布志-宮崎 2,170円
この差は大きい。 -
南宮崎駅前にある宮交(宮崎交通)バスターミナルから1日1本しかない宮崎港行きバスに乗車します、つまりフェリーに接続して運行しています。
-
これまで、ここ数か月の間に名門大洋、阪九、オーシャン東九、さんふらわあなどに乗船してその乗客の少なさにびっくりしていました。
これから乗船する宮崎カーフェリーもそうだろうと思ってチェックイン。 -
新造船たかちほが乗船を待っています。
宮崎港19:10-神戸港7:30+1 -
乗ってビックリ、さすがに上段はいなかったものの、下段のベッドは半分以上埋まっています。
-
新しいふぇりーなので船内もきれいです。
ただ、このベッド、小物置きなど全くなくて、空いている時は外に置いたりできますけど、満員になると使いづらそう。 -
弾丸フェリーで2日連続で同じフェリーに乗るので、この日の夕食は宮交バスターミナルのスーパーで購入した弁当。
サツマイモの天ぷら、鳥刺し、巻きずし -
6/11(土)
大阪湾で志布志から大阪南港へ向かうさんふらわあと並走。
私が一昨日、大阪から志布志へ乗船したフェリーです。 -
朝食はレストランで。
団体客も多く、レストランは大混雑。
時間も限られ、開店前から並びました。
バイキング形式で取り放題なんだけど、一度取ると2度目は並んでいてなかなか取りづらいのが難点かな。 -
神戸港へも定刻に到着。
ここは4月にジャンボフェリーで高松から到着したところです。
三ノ宮までバスもありますけど、20分たらずなのでバス代ケチって歩いて行きます。 -
土曜日朝の8時前
まだ人出も少なく昼間の喧騒さがうそのような三宮駅前。 -
阪神三宮から新開地へ
-
正確には神戸高速線、上を走るのは神戸電鉄の電車。1駅だけ乗り入れています。
-
湊川駅で一度下車。
ここで神戸街めぐり1dayクーポンを購入します。
神戸市内の地下鉄と、私が購入したのは神鉄拡大版と言って神戸電鉄が乗り放題のチケットです。そのほかに、800円相当の市内観光施設チケットがついて1,750円。 -
神戸電鉄はほとんど乗ったことがないので新鮮です。
鈴蘭台-鈴蘭台西口-西鈴蘭台
なんか面白い。関西の鉄道は〇〇北口、西口など、どうも違和感ありあり。
西口や北口と言うのは、駅の出入口を言うような気がするんだけどなぁ。
西の終点の粟生駅へ。 -
乗ってきた電車で折り返します。
本数少ないので、1本落とす待ち時間が多くなってしまいます。 -
粟生から神戸市内へ戻り、今度は有馬線に乗り有馬温泉へ。
関西の奥座敷なんて言われていますね、初訪問です。 -
駅について、駅前を一回りして戻ることにします。
-
神鉄の電車、ドア横のスペースが異常に広く取っています。
通勤輸送には最適だとは思うけれども、そんなに混雑しないだろうし、もう少し座席増やしてもいいような気もします。 -
有馬口からは三田線電車へ乗り換え。
-
今までの旧型電車から今風の新しい電車がやってきました。
-
公園都市線という枝分かれする線。
ウッディタウン中央が終点、南ウッディタウンやフラワータウンなど、何をイメージしているのだろう。 -
東の終着は三田駅。
JR福知山線との接続駅です。
神鉄のチケットあるのでこのまま戻ります。
これで神戸電鉄全線乗車。 -
神戸市内へ戻り、神戸海洋博物館・カワサキワールドを訪れます。
入場料900円で、先に購入した800円分のチケットに差額100円支払って入場しました。 -
海洋博物館は船に関する展示品の数々。
これもなかなか面白いです。 -
カワサキワールドは企業博物館ですね。
海洋博物館内の一角がそのスペース。 -
川崎重工業、乗り物も製造している会社なのでその展示品の数々は興味をそそります。
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自社が関わった車両の展示。
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0系新幹線も展示しています。
やはり新幹線は0系なんでしょうね。
このまん丸の顔つきは親しみあります、今のスピード重視での鼻が長い先頭部に比べるとかわいらしいという言葉があてはまるほど。 -
鉄道研究同好会、鉄道車両を造っている会社にも鉄道を愛する人がいるんだ、と嬉しくなります。
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体験施設もあり、KAWASAKIのオートバイの展示もたくさんあり、楽しめます。
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今回この博物館を訪れたのは、ここも御船印プロジェクトに参画してことも一つの理由。
フェリーや旅客船はともかく、博物館が御船印とは、違和感あるけど。
それに、1枚550円もします。 -
小雨が降っていたけど、神戸港ターミナルまで歩いて20分ほど。
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ターミナル反対側にはジャンボフェリーが出航するところでした。
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弾丸フェリーだと運用の関係上、どうしても往復ともに同じ船になってしまいます。
宮崎カーフェリーはこの日も盛況。
どうやら宮崎側からも、神戸側からもフェリー利用の団体客が乗船しています。 -
混雑するだろうと予想はしていたとおり大混雑のレストラン。
いつまで経っても列が解消されないので、泣く泣く並んで夕食=1,600円。
品数豊富のようだけれども、さんふらわあと比べると、刺身がこちらにはありません。 -
6/12(日)
朝食=600円は開店前に並んで早めにレストラン入り。
最初から2皿トレイにセットして、果物まで一気に盛り付けました。 -
宮崎港も近づき、デッキから眺めていたところ、タグボートが近づいてきました。
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小さな船体なのに、力強くフェリーを押して接岸までのサポートをします。
実際に間近で見るのは、特に船上から眺めるのは初めてなのでちょっと感動。
ちょうどこのシーンを空の上から4トラのかなはるさんが撮影していました。
私は下ばかり見ていて、空の上は全く気づかず、しかしたまたまとは言えこんなベストタイミングで港の上を航空機が通るものか・・。 -
2日前の夕刻出航した宮崎港ターミナルへ戻ってきました。
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市内へは1日1便、このフェリーへ接続するバスに乗って行きます。
20人くらい乗っていました。
それにしても、お歳を召された方が大きな荷物持って後部座席までどうして行くのかなぁ、素直の前部座席に座ればいいのに。よぼよぼ見ていて危なっかしい。 -
この日は日曜日、宮崎市内700円の1日乗車券を発売していたのでスマホで購入しました。フェリーターミナルからのバスも乗車できます。
宮崎駅前で乗り換えて宮崎神宮へ。 -
さくっとお参りします。
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さて次はどこへ行こうか。
時間もあまりないし、行ったことないところと言うことで、酒泉の杜へ行くバスがすぐに来そうだったので行ってみることにしました。 -
調べてみたら酒泉の杜は綾町、私がふるさと納税している町だ(笑)
-
1時間近く揺られて終点の酒泉の杜へ。
私の他にもう1人、ここまで乗ってきた人がいました。お金払っていたので1日乗車券ではなさそう。 -
お酒飲まないからあまり興味はないとはいえ、何かないかなぁ、なんてフラフラしていたところ、
-
な、なんと県外からの人はお断り。
県民も県外に行ったらお断りだそう。
県境を跨ぐことにどんな意味あるのだろう。
と、ここで怒ってもしょうがないし、こういう考えの施設なんだ、と言うこと。
ちなみに建物内のトイレも貸してもらえませんでした。
こういったお店の品物は買いたくなくなります。 -
いろいろなお店とかあるのにねぇ。
たぶんレストランも入れないだろう。 -
施設には入れなくても、屋外は自由。
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恋人の聖地かぁ。
もう遠い昔の話だよ、私の場合。 -
20分後に折り返すバスで宮崎駅へ戻ります。
-
宮崎駅周辺はほんの一部だけICカードが使えます。
空港利用者の便を図ったのでしょうね。 -
こんな電車乗って行きたいところだけど、これは次の列車。
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宮崎-宮崎空港間は特急列車も特急券なしで乗車できるという太っ腹なJR九州。
だったら、宮崎からは普通列車にすれば、と思うところながら
このまま特急扱いにしておけば、宮崎以遠から乗車していた人は距離区分によるけれども宮崎から先も特急料金を徴収できるという利点もあるからだろう。 -
3号車の一角はコンパートメントのような4人ボックス席。
自由席扱いのにちりんシーガイア5号で乗れます。 -
宮崎空港駅は1面2線の駅。
空港からすぐ近く、ホームから飛行機も見えます。
宮崎空港線 日南線田吉駅から枝分かれして営業キロ1.4km。
加算運賃が適用になり+130円。
長距離ならば気にならない加算運賃も短距離だと割高感あり、宮崎-宮崎空港間運賃計算キロ6.2km。JR九州の7~10km230円に130円加算され360円。 -
宮崎空港の出発案内、昔ながらの表示。
JALとソラシドが同時出発ですねぇ。
3泊フェリー泊。
宿に泊らなくても、ベッドに横になって寝ている間に移動できる。
列車寝台のほぼなくなってしまった日本では、フェリーは旅ごころを醸し出すひとつかもしれません。
次週は往路横須賀九州フェリー、復路は今回のさんふらわあの片割れである大分-神戸航路を使ったフェリー旅です。
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