雲海に浮かぶ天空の城「竹田城跡」

2021/11/15 - 2021/11/15

　ホテルを早朝に出発した。雲海に浮かぶ天空の城「竹田城跡」の絶景スポット「立雲峡」に向った。立雲峡は朝来山の中腹にある県立の自然公園です。高度差により、3つの展望台があります。そこから雲海に浮かぶ天空の城「竹田城跡」を望みました。
　立雲峡から「竹田城跡」へ移動し、観光ガイドさんの案内で竹田城跡を歩きました。最初に竹田城跡へ来たのは、2014年6月です。その頃のキャッチコピーは「日本のマチュピチュ」でした。竹田城跡へは二回めです。

エリア 朝来・生野(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩

　「竹田城跡」の絶景スポット「立雲峡」に到着したのは、午前7時40分頃、ご覧の通り雲の発生状態は悪く、絶景とはいかなかった。

立雲峡 自然・景勝地

　立雲峡には三つの展望台があります。バス乗降所より一番近い「第3展望台」が片道徒歩約5分、「第2展望台」が片道徒歩約20分、「第1展望台」片道徒歩約40分
（何れもバス乗降所より）意外に登山道は険しく疲れた。高度が上がるに従い、時間の経過と共に少ない雲は消えていった。

立雲峡 自然・景勝地

　あっという間に雲は消えていた。雲消霧散（うんしょうむさん）と言うのでしょうか。

立雲峡 自然・景勝地

　谷の奥の方向へ、雲は流れるように引いていった。

立雲峡 自然・景勝地

　雲は谷の奥でたなびいていた。

立雲峡 自然・景勝地

　第1展望台が近ずくに従い竹田城跡は眼下に見えるようになって来た。それだけ登ってきました。

立雲峡 自然・景勝地

　竹田城跡は段々下に見えて来ます。

立雲峡 自然・景勝地

　切株の袂に案内板が立っていました。
「竹田城跡展望台（第1展望台まで10分）」とありました。

立雲峡 自然・景勝地

　立雲峡の展望台から「竹田城跡」へ移動しました。ここは竹田城跡の入口付近です。古そうな「竹田城址　兵庫県」の石碑が立っていました。

　駐車場より竹田城跡入口まで徒歩（上り坂）約20～30分かかります。途中勾配の急な坂があります。転倒の危険があります。足元に注意して下さい。

竹田城跡 名所・史跡

　この建物は「竹田城跡観覧料受付処」です。竹田城跡の入場券を購入し、ここから入ります。

竹田城跡 名所・史跡

　石垣の前に「大手門」の案内が立っていました。

竹田城跡 名所・史跡

　大手門の穴太積（あのうづみ）の石垣です。

竹田城跡 名所・史跡

　谷間の雲は取れ、眼下に町並みが見えました。

竹田城跡 名所・史跡

　三の丸桝形虎口でしょうか。竹田城跡の正面出入り口に当る為、階段の幅は広い。

竹田城跡 名所・史跡

　三の丸跡の石段を上り、石垣が美しいので写真に収めました。

竹田城跡 名所・史跡

　三の丸桝形のように見えます。

竹田城跡 名所・史跡

　天守台方面を見ています。

竹田城跡 名所・史跡

　天守台方面へ歩いています。

竹田城跡 名所・史跡

　途中、眼下に町並みが見える所があります。

竹田城跡 名所・史跡

　天守台に向う観光客の皆さんです。

竹田城跡 名所・史跡

　天守台が近くに見えて来ました。

竹田城跡 名所・史跡

　天守台からの眺望です。

竹田城跡 名所・史跡

　天守台からの竹田城跡の眺望です。

竹田城跡 名所・史跡

　眼下に町並みが見える所に来ると観光ガイドが急に歌い始めた。「さだまさし」さんの「案山子」と言う歌だった。この状景を歌った歌だと説明した。
　『元気でいるか街には慣れたか友達出来たか　寂しかないかお金はあるか今度いつ帰る　城跡から見下せば蒼く細い河　橋のたもとに造り酒屋のレンガ煙突　この町を綿菓子に染め抜いた雪が消えれば　お前がここを出てから初めての春』

　すかさず、私は言った「それは何かの勘違いだ」。2019年に津和野城跡で観光ガイドさんが歌う「案山子」を聞いていた。津和野観光ガイドさんの説明では「この歌はさだまさしが津和野城跡の三十間台から、津和野市街を見て、その状景を歌ったものだ説明した。」その事を告げると、「よく知っているね」と言い、「こっちの方が似ていると思いませんか」と開き直った。知らない人は勘違いするので正確に伝えて欲しい、とガイドさんに言った。

竹田城跡 名所・史跡

　戦国期の広大な山城です。

竹田城跡 名所・史跡

　難攻不落の山城に見えてきます。
　竹田城の始まりは、嘉吉年間（1443年頃）に当時の但馬守護山名宗全が配下の太田垣氏に命じて築かせたのが始まりと伝わっているそうです。

竹田城跡 名所・史跡

　難攻不落の山城も天正8年（1580年）羽柴秀吉による但馬攻めにより、竹田城は落城、太田垣氏も没落したと考えられている。羽柴秀吉は只者ではない、ことが伺える。

竹田城跡 名所・史跡

　竹田城は、標高353.7ｍの古城山の山頂に建てられた山城です。本丸は山の最高地点に置かれ、二の丸、三の丸、南二の丸、東丸などが配置された梯郭状の縄張りが、虎が伏せた姿に見えることから、別名を虎臥城（とらふすじょう）とも呼ばれていたそうです。

竹田城跡 名所・史跡

　南千畳跡から見た南二の丸石垣と後方は本丸石垣です。

竹田城跡 名所・史跡

　南千畳跡方向から見た、正門、天守台、本丸の石垣土台群です。

竹田城跡 名所・史跡

　「落ちない岩」です。案内板があったので読んでみました。

竹田城跡 名所・史跡

　『落ちない岩』　の云われ！
　竹田城は、室町時代1431年から1443年（足掛け13年）山名宗全の家臣の一人太田垣光景公が初期のお城（土塁）を築いた。（築城開始から1600年廃城まで約170年間）この岩は、地元住民の間では落ちそうで落ちない『不思議な岩』だと言われています。最近では、受験生の間で評判となり合格祈願に訪れる人が増えています。

　・竹田城跡の歩行時間　約60分　・標高約354ｍ
　下り坂では転倒の危険があります。足元には十分、気を付けて下さい。60代と思われるご婦人で転倒した人と偶然会いました。見た感じ歩けそうにもないので乗降所まで付き添いました。

竹田城跡 名所・史跡