中山道を歩く(４日目)　本庄～高崎

2022/06/12 - 2022/06/12

中山道を週末等の休みを利用して歩く際の備忘録です。江戸日本橋(東京都)から美濃の中津川(岐阜県)まで歩くのが今回の計画です。
街道沿いの自然や街並みはどのようなものでしょうか？　食べ物や人との出会いはあるでしょうか？

＜４日目＞
電車代が高くなってきたので記録するようにします。
JR湘南新宿ライン他　 ：自宅　 →　本庄　　　￥1580
★街道を歩く★ 　　 ：本庄　　 ⇒　高崎
JR湘南新宿ライン他 　：高崎　　→　自宅　　　￥1980

＜これまで＞
１日目：日本橋⇒大宮　https://4travel.jp/travelogue/11762217
２日目：大宮⇒鴻巣　https://4travel.jp/travelogue/11762429
３日目：鴻巣⇒本庄　https://4travel.jp/travelogue/11762488

＜参考情報＞
『ちゃんと歩ける中山道六十九次 (東) 江戸日本橋…藪原宿』　山と渓谷社
Web『街道の歩き方』 https://kaido-walking.com/

エリア 高崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は昼前に本庄駅(本庄宿)を出発し、高崎駅(高崎城下)まで目指します。

本庄駅前から中山道に伸びる駅前メインストリートのにある理容津久井。木枠の窓がいい味を出しています。

中山道に入りました。お茶の金子園を通過します。

天保８年創業のこめ吉商店(酒屋)を通過します。

この蔵は貸事務所として使われているようです。こういう古い建物の有効活用がどんどん増えるといいですね。

旧本庄商業銀行煉瓦倉庫前を通過します。2色のレンガが使われています。おされ～。

金鑚神社(かなさなじんじゃ)を通過します。りっぱなクスノキです。

本庄宿を後にどんどん進むとやがて神流川を渡ります。いよいよ埼玉県から群馬県に入ります

群馬県に入りました！！

八坂神社と松尾芭蕉の句碑の前を通ります。「傘(からかさ)におしわけ見たる柳かな」　昔は大きな柳の木と茶屋があったそうです。

行在所跡。明治天皇が北陸巡行の際に宿泊した施設とのことです。
この辺りが新町宿ですが、あまり古い建物は残っていません。

新町宿を後に進み続けると烏川の土手を進みます。

烏川の柳瀬橋を渡ります。昔は渡し舟の区間だったようです。京側から歩き旅をしている人とあいさつをしてすれ違います。

橋を渡ってからしばらくは高崎の倉庫街を歩くため気分が下がりますが、この焔魔堂あたりからまたいい感じになってきました。まもなく倉賀野宿です。

焔魔堂の横には常夜灯と道標があります。道標には「従是西江戸道、左日光道」の記述があります。

かなふ屋と看板が出ていますが、何屋さんでしょうか？　この辺から倉賀野宿の古い建物が表れ始めます。

倉賀野おもてなし館(無料休憩所)があります。

おもてなし館の中を見せてもらいました。ガイドのお姉さんから「外のなまこ壁をぜひ見ていって」と案内されました。

これは確かに立派ななまこ壁です。

ちゃぶ美容院です。おしゃれですね～。使われている古民家は輝いてます。

倉賀野宿脇本陣前を通過し、高崎城下に向かいます。

街道を逸れてシンフォニーロードを高崎城方面を背に駅に向かうと、駅前の一等地に残る豊田屋旅館を発見しました。これはテンションあがります！！　地上げに負けず残っていることが奇跡のようです。

高崎駅到着。今日はここまでです。

今日の街道を歩く
経路：本庄駅(本庄宿)⇒新町宿⇒倉賀野宿⇒高崎駅(高崎城下)
距離：22.11km
時間：4時間53分
感想：平坦なので歩くのは楽です。やはり県境超えは胸が躍ります。高崎の倉庫街を通るのが苦痛ですが、その後の倉賀野宿が気分を挽回してくれます。