シロサイとフラワーハイク　コロナ禍以降最初の海外　南アフリカでサファリを楽しむ 3その他多くの動物を見る

2022/06/01 - 2022/06/11

2020.2に横浜港で大型クルーズ船の新型コロナをめぐる大騒動がますます深刻化する中、ナミビアに旅行して以来、2年4か月ぶりの海外旅行です。
今回は南アフリカ共和国南東部に位置するイースタンケープ州のカリーハゲームリザーブとプンバゲームリザーブにそれぞれ3連泊し、計12回のサファリと優雅なロッジ滞在を楽しみました。
二か所目のプンバゲームリザーブは世界的にも非常に希少なホワイトライオンが生息する私営保護区で、実際に長時間観察撮影ができました。

旅行記３はこの旅行第４日目、サファリ第２日目の午後から、その翌日の終わりまで。サファリではシロサイの群れをはじめ多くの動物に会い、合間の時間にはフラワーハイクを、夜は屋外でバーベキューを楽しみます。

エリア ポート・エリザベス(南アフリカ共和国)

午後のサファリに出発してまもなく、ゾウの群れに出くわしました。
かなりの頭数です。

こちらに向ってくるのですが、敵意はないようです。

子ゾウもたくさん見えます。

サファリカーの真ん前に迫ってきましたが、
害意ではなく、関心があるような雰囲気です。

首の上に食べ残しの草を載せて、
サファリカーのすぐ横を通過していきます。

手を伸ばせば届く距離です。

移動途中、食餌する個体もいます。

ゾウの鼻の先は細かく起用に動きます。
その気になれば、葉っぱ1枚でも掴めそうに見えます。

この大人ゾウも食餌です。

子ゾウも懸命に歩いています。

どうやら山に向かっているようです。

どんどん大きな群れになり・・・

山に登っていきました。

遠くにセグロジャッカル（背黒ジャッカル）が座っています。

飼い犬の服のように、
奇麗に背中だけが黒色です。
そそくさと離れていきました。

ライオンの雄

けだるい午後のようです。

起き上がって伸び・・・

そして雌に近寄り、軽く挨拶。

そしてまた少し離れてしゃがみ・・・

瞼が閉じていきます。

ぐっすり・・・。
ライオンは狩りに非常に多くのエネルギーを消費するので、
１日18時間から20時間くらい休養します。

クドゥー雄

キリンはお互いに首を絡めたりして、
かゆい場所をかきあいます。

本日の午後サファリの写真はここまでです。

翌朝の早朝サファリ、
寒いです！
キリンがサボテンを食べています。

サボテンは外から持ち込まれたいわば「外来種」です。
繁殖力旺盛で、他の植物を駆逐してしまうので、刈り取っていますが、
キリンなどが好んで食べている一部のエリアでは、残しています。
単に餌になるというだけでなく、乾季には動物の水分補給にもなるからです。

近いので、こちらを警戒しています。

この日は曇り、
やっと厚い雲の上に太陽が出てきました。
寒さが和らいで、ありがたい！

カバの池

昼間はあまり水から上がりません。
カバは人間にとって、大変危険な動物です。
攻撃的で大変早く走り、多くの死者が出ています。

ニアラの雄
立派な個体です。

草食獣ポンテボックの雄

草食獣ポンテボックの雌

エラントの雄グループ

エジプシャングース（エジプト雁）

シロサイ

シロサイは頭を下げて、
地面の草を食べます。

クロサイは木の枝葉を食べます。

そのため口の構造がまったく違います。

シロサイの口は、横に大きく割け、
まるで電気掃除機のようです。

この写真だとよくわかります。

クロサイの口は、先がとがっています。

これがクロサイのくちです。

ウォーターバック

名前の通り水辺を好んで生活し、
外敵に襲われると、水の中に逃げ込むこともあります。
雌には角がありません。

肉はまずく、そのためかライオンもあまり狙わない由。
お尻の「便座マーク」が目印です。

ズグロバンケン

アカガタテリムク

ロッジに戻り朝食。
ちょっとの時間、ロッジの前の川を眺めてのんびりします。

ダイサギが川下から川上方向にゆっくり歩きながら、
魚を狙っています。

だんだん目の前に近づいてきました。

魚をみつけたようです。
狙いを定めて・・・

アタック！

素早く飲み込み、
また川上に向って歩き出しました。

フラワーハイクに出かけます。
一時間半くらい歩きます。

色々な花が咲き誇っています。

香りも清々しい・・・

黄色い花の花畑・・・

ところどころに、目立つ花もあります。

フラワーハイクといっても、
危険な肉食獣がいないエリアというだけです。
インパラや、バッファローの足跡はたくさん見られます。

百合の仲間のようです。

大きな球根ができるそうです。
この花もよくあります。

ゆるい傾斜の丘陵で、
長閑な景色です。

キリンがまじかにいました。

結構な頭数です。

ロッジに戻ってきました。
沢山のインパラがすぐ近くに来ています。
敷地内の通路を大群で歩いたりします。
奈良公園のシカを連想します。

クドゥーも来ます。

ここから午後のサファリ
ライオンファミリー

リーダーの雌

この一頭だけ寝ていません。

午後もだいぶ遅い時間

沢山のキリンが、サファリカーと並走するように同じ方向に走っていきます。

しばらく走ると少し休み、また走ります。

食餌場所から、
寝る場所に移動しているのでしょうか？

しんがりのキリン

群れと少し離れて後を追っています。
体力不足で遅れているのか、
落伍した子キリンを助けるとか、何か役割があるのか？
この後、暗くなってからこのキリンたちと、
思わぬ形で再会します。

夕焼けです。
空はまだ光がありますが・・・

地上はほぼ真っ暗です。
ロッジに帰ります。

その帰途、先程のキリンに再会します。
実際はこの写真以上の暗闇です。

写真をよくご覧ください。
沢山のキリンが、同じ方向を向いて座り、
眠りにつこうとしています。
野生のキリンは普通立って眠ります。外敵の襲撃に備えるためです。
ここのキリンのように、集団で座って寝るのは、大変珍しいことです。

無理な増感現像をすると、
こうなります。
不思議な光景です！

ロッジに着き、夕食。

今晩は、焚火のある野外ダイニングで・・・

バーベキュウです。
品数も量も味も、申し分ありませんでした。

（申し訳ありません、バーベキュウと言いながら肝心の食べ物が写っていません。今回だけでなく、私のブログには食べ物の写真がほとんどありません。特に意図はないのですが、そもそも食べ物を撮影する気が起きないのです。多分、食べ物への関心が薄いのです。）

夜も更けました・・・