2020.2に横浜港で大型クルーズ船の新型コロナをめぐる大騒動がますます深刻化する中、ナミビアに旅行して以来、2年4か月ぶりの海外旅行です。午後に<br />今回は南アフリカ共和国南東部に位置するイースタンケープ州のカリーハゲームリザーブとプンバゲームリザーブにそれぞれ3連泊し、計12回のサファリと優雅なロッジ滞在を楽しみました。<br />二か所目のプンバゲームリザーブは世界的にも非常に希少なホワイトライオンが生息する私営保護区で、実際に長時間観察撮影ができました。<br /><br />旅行記５はプンバゲームリザーブ到着後、午後に楽しんだ最初のサファリです。

夕焼けの影絵劇場コロナ禍以降最初の海外　南アフリカでサファリを楽しむ５プンバゲームリザーブでの最初のサファリ

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2022/06/01 - 2022/06/11

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風神さん

2020.2に横浜港で大型クルーズ船の新型コロナをめぐる大騒動がますます深刻化する中、ナミビアに旅行して以来、2年4か月ぶりの海外旅行です。午後に
今回は南アフリカ共和国南東部に位置するイースタンケープ州のカリーハゲームリザーブとプンバゲームリザーブにそれぞれ3連泊し、計12回のサファリと優雅なロッジ滞在を楽しみました。
二か所目のプンバゲームリザーブは世界的にも非常に希少なホワイトライオンが生息する私営保護区で、実際に長時間観察撮影ができました。

旅行記５はプンバゲームリザーブ到着後、午後に楽しんだ最初のサファリです。

エリア

ポート・エリザベス(南アフリカ共和国)

プンバゲームリザーブでの最初のサファリです。
前のブログ４の最後で紹介したサファリカーで出発です。

まずは、若い雌のチータです。
実はこのチータ、サッカーコート2面分のケージに入っています。
他エリアから移入したのですが、まもなく雄のチータも移入する予定です。
ただ、雄のチータは知らない雌に突然出くわすと襲ってしまう危険があるので、
このケージ内で仕切り越しに慣れさせてから、放す予定とのことです。
ライオンの足跡です。
足跡は動物を探すとき、
大変重要な情報です。
動物の種類・移動方向・頭数・通過時期・・・
ヤブモズ
平原に出るとキリンが1頭
手前右下にはキリンの背骨

数日前にライオンがキリンを襲った跡です。
キリンはこの後、骨に近づき匂いを嗅いだりして、
しばらくその場を離れませんでした。
感情移入すれば「仲間の死を悼んでいる」かのように見えますが、
そんなことはありません。
この私営動物保護区内にあるもう一つのロッジです。
同じ経営ですから、設計・仕様は似ているようです。
首にはアカハシウシツツキが何羽もとまっています。
ウシツツキは主に大型草食哺乳類についている昆虫やダニが吸血した血液が狙いです。
そのため傷口をつついて出血を増やし、その血液をすする習性があります。
必然的に傷口を大きくしてしまうことがあります。
キリンの角の先が禿げています。
これは雄の証拠です。
オグロヌー
オジロヌーは、臆病で直ぐに逃げてしまうので、
撮影の機会は少なくなります。
目の下の大きな腺がはっきり見えます。
カバ
小型ですが、長い牙のゾウ

若いゾウがプレーファイトの最中です。
左のゾウが積極的、押し気味です。
この後、右のゾウが離れていったのですが、
左のゾウは追いかけて突っかかっていました。
ヤツガシラ
首をくるっと回しました。
雌のライオンがいました。
ホワイトライオンです。
ホワイトライオンは、
劣性遺伝によるアルビノです。
牙の長さが並大抵ではありません。
右前足を右後ろ足でかいています。
気持ちがいいのか、変顔になっています。
この動物保護区内のライオンのプライドはひとつのみ。
雄１頭、雌３頭、若い雄１頭、若い雌２頭、そのうち雌１頭だけがノーマルカラー、
他はホワイトです。
他に元このプライドに属していましたが、現在ははぐれ雄となったライオンが２頭、
この２頭はノーマルカラーとのことです。
ノーマルカラーライオンと
ホワイトライオンの違いは、
並んでいる時には非常に明らかです。
このように毛色の違いが明らかで、
少なくともこのライオン「一族」の中では、
中間的な毛色のライオンはいません。
ノーマルカラーの遺伝因子はホワイトの因子に対して優性なので、
ノーマルカラーライオンもホワイトの遺伝因子を持っている可能性は十分あります。
逆にホワイトの因子はノーマルカラーの因子に対して劣勢なので、ホワイトライオンは、ノーマルカラーの因子はをもっていないと断言できます。父母両方からホワイトの因子を受け継いでいます。
われわれを多少気にしたのか・・・
とぼとぼと歩いて、
ブッシュに入ってしまいました。
ユーカリの林の中で、
ゾウの群れに出会います。
子ゾウがサファリカーに近寄ってきました。
好奇心旺盛で、遊び相手になって欲しいような雰囲気です。
ユーカリは「外来種」です。
繁殖力旺盛で、在来の植物を駆逐してしまうので、
人間が伐採していますが、なかなか追いつきません。
ゾウの胃はひとつ、
牛のように反芻と複数の胃で、植物の繊維を丁寧に消化することはできません。
どんどん食べ、その分どんどん出します。
食べた分の一部しか自分の栄養として利用できません。
そのため移動中でも、機会さえあれば食べ続けます。
ツチブタの巣。
深い穴で、他の動物に取られてしまうこともしばしばです。
夜行性で、実際に見ることが困難な種類の一つです。
あっという間に夕暮れ時
キリンのgood evening
日没です
夕焼け
この尾根にまもなく動物が登場します。
夕暮れ時のティータイムを楽しみながら・・・
遠くの尾根に影絵のように現れる動物たちを鑑賞します。
インパラの雌
インパラの雄
かなりの距離がありますから、
こちらを気にしているということはないと思いますが、
しかし首をこちらに振っています。
別の雄が逆向きに移動
今度はキリンの群れです。
夕食？
親子？
夕焼けもそろそろ終わりです。
また明日を楽しみに、今日のサファリを終わります。