重要文化財「札幌農学校第2農場」2022

2022/06/19 - 2022/06/19

重要文化財「札幌農学校第2農場」へは2017年5月以来、5年ぶりです。
札幌のまだ街中にある北海道大学の、北の端に位置します。
札幌にあるこんな素敵な海外を感じる佇まいを、是非友人にも見てほしいと、やって来たのはちょうど1年前。
ちゃんと確認していなかったのが悪いのですが、コロナ禍で閉館中でした。
じゃあ、と仕切り直しをして、やってきました。
現在は残念ながら、農場の建物は閉鎖されていて、外観しか観る事はできませんが、それでも十分明治時代にタイムスリップできます。

エリア 札幌(北海道)

地下鉄南北線「北18条」駅で待ち合わせ。
西に向かって歩きます。
右側奥が目的地。

北大構内に入ってきました。

事務所が見えてきました。

「札幌農学校第2農場」こちらです。

重要文化財に指定されています(1969年)。

入り口フェンス。

「札幌農学校第2農場」。

入り口をくぐります。

「札幌農学校第2農場」のプレート。

管理事務所で記名を済ませ、池のほとりへ。無料です。
何だかイメージが違う。
前回来た時よりも1ケ月遅いので、樹が鬱蒼と葉を蓄えているせいでしょう、農場全景が良く見えません。

池の脇にモデルバーンの案内が。
モデルバーンはかなり先です。

ここの池からの全体を見るのが、素敵なのですが…。

気を取り直して、先へ進みます。

「牝牛舎」が見えてきました。

「札幌農学校第2農場のあらまし」。

大きな樹です。

樹齢はわかりませんが、このハルニレすばらしいです。

葉にあったこの突起物。
これなあ～に？

どうやら「虫こぶ」らしい。

さて、農場内に入ってきました。
「牝牛舎」。
本当はこちらから廻るのが正しいのらしいのですが、楽しみは後にして、時計回りに進みます。

「製乳所」。
煉瓦造り。
1911年新築、１９７２年解体改修工事。
冷蔵庫やチーズなどの乳製品の加工室に利用。

「製乳所」。
1911年建築。

「釜場」。
札幌軟石を用いて作られた。
1911年新築、1972年解体改修。
設置されていた大釜で家畜飼料を煮込んで加工する作業を行う施設。

「釜場」。
蔦が生えていました。

「釜場」。
1911年建築。

「秤量場」。
木造。

「秤量場」。
よくぞ持ちこたえている、と言った感じ。

「秤量場」。
1910年建築。

「収穫室および脱ぷ室」と「穀物庫（コーンバーン）」。
渡り廊下で繋がっています。

「収穫室および脱ぷ室」。

「収穫室および脱ぷ室」。
1911年建築。

「穀物庫(コーンバーン)」。

「穀物庫」。
1877年建築、」1911年移転改築。

「穀物庫」と「収穫室および脱ぷ室」。

「模範家畜房(モデルバーン)」。

「模範家畜房(モデルバーン)」。

「模範家畜房(モデルバーン)」。
樹々の茂りが、いい感じです。

「模範家畜房(モデルバーン)」。

「模範家畜房(モデルバーン)」。

「模範家畜房(モデルバーン)」。

「模範家畜房(モデルバーン)」。

脇の壁面には牛さんがいます。

「模範家畜房(モデルバーン)」。
1977年建築、1910年移転改装。

あっ何か咲いています。

ぐるっと廻って、やって来たのは「牧牛舎」。
本当は始まりの建物です。
大正元年に建設された緑飼貯蔵庫は道内最古のサイロと伝えられています。

「牧牛舎」。

「緑飼貯蔵庫」。
サイロは以前は中を見れたのですが、残念。

「牧牛舎」。
ぐるっと一回りしてみます。

「牧牛舎」。

「牧牛舎」。

「牧牛舎」。

「根菜貯蔵室」。

この白いふあふあ綿毛なのはなんでしょう。
ポプラの綿毛。
この時期すごく飛んでいて、市民には迷惑な存在です。

「種牛舎」。

「種牛舎」。
1878建築、1910移転改装。

「種牛舎」。

これは反対側から。

裏も見れます。

「牧牛舎」。

「牧牛舎」。

さ～て、そろそろお終い。

牧牛舎からちょうど真向かいには、製乳所と釜場。

農場を後にして。
やっぱり満足の佇まいで、嬉しい。
また、来たい
誘った友人たちも大満足のようで、良かったです。

管理事務所にあったパンフレット。

裏面。
コロナ禍で建物に入れなくなったので、作られたと思いますが、しっかりした中身で、納得の出来栄えだと思います。
また次回はありですね。
何時だって、明治にタイムスリップしたい。