サウナとグルメを求めて 松本小旅行

2022/06/19 - 2022/06/20

今年二回目の松本。
今回はサウナ旅。

できたばかりの宿、松本野乃はドーミーイン系列で安いし部屋からアルプス見えるし、最上階展望露天風呂からもアルプスが見えて良い。
まだ常念辺りは残雪がありそうだった。
去年の五月に常念で猛吹雪でホワイトアウトして難儀したのが思い出される。
近くの槍では同日三名亡くなっていた。
五月でも凍死するのだ。
何故山に登るのか展が心に刺さる。

ともあれ野乃の露天風呂はアルプスが見えるしサウナはセルフロウリュができる上に水風呂は13度。
かなり気合いの入った設定だ。
アルプス見ながら外気浴もできる。
サウナーには良い宿だろう。

だが寝具が致命的に合わない。
硬い。
二度と泊まらない。

タビシロは東京の貸し切りサウナを行きまくってる自分からすると、洗練されてはいないが凄い良い。
貸し切りサウナなのに貸し切り部にシャワーないし、脱衣室狭いしサウナの熱気漏れて暑いし。

たが安いし雰囲気がいい。
サウナも暑くて暗くて良い。
そもそも東京で家族でも男女で貸し切りサウナは不可能。
休憩室では美味いジェラートも食べれるし、サウナ本がたくさんある。
泊まっても楽しそう。
部屋の名前が槍や常念だった。
因縁を感じる。
山からは逃げられない。

エリア 松本(長野)

特急で11:40頃松本駅到着。
食べログで松本のそば2位の野麦は12時前で長蛇の列。
席数少ないのでこりゃ無理だと諦め、来た道を引き返す。

洋食でも…と覗いたらここも店内でウエイティング有。
並んでまで食べる気にはならず。

結局駅前まで戻り、夜に行こうかと思っていたラーメン屋おおぼしへ。
混んでは居たがタイミングよくすぐに入れた。

人気NO1のばりこて白は以前食べたままの安定の美味しさ。
赤は辛い肉そぼろがトッピングされている。
ラー油と山椒か花椒のような味でピリ辛だけど辛過ぎず美味。

餃子。普通の焼き餃子。
ここはわりとドリンク(アルコール)が充実してて、夫はハイボールを2杯(違う種類)飲んだ。

暇を潰す為、周辺のデパートなどでウインドウショッピングをしていたが、31℃に耐えかね14時にアーリーチェックインを狙いホテルへ。
ドーミーイン系列の野乃。浅草で1回泊まったことがある。

フロントに靴箱があり館内は裸足で過ごす。
スリッパはフロントに頼めば貰える。
館内着として作務衣がある。
部屋に入ってすぐ洗面所、その下が冷蔵庫で無料の水とサービスのフルーツが入ってる。

浅草ではあえてクイーンベッドを試したが、あまり眠れなかったので今回はツインに。
本当はハリウッドツインがベストだがやむなし。

トイレとシャワールーム。

部屋からはアルプスが見える。

15時になったらすぐに大浴場へ。あまり広くはないが一応温泉で露天やサウナと水風呂もある。
サウナは女湯もドライサウナでセルフロウリュも出来る本格派。
TVがあるのは好みが分かれるところ。

湯上がり処には午後はアイス、朝はヤクルト有。
自販機で酒類や瓶牛乳も。

漫画コーナーも有、部屋に5冊まで持ち出し可。
わりと新しめのアニメ化ドラマ化された作品中心。

風呂の後部屋で少し寝てしまった。
18時半に予約した地元食材を使った居酒屋はホテルから徒歩約5分。

2階にある山里というお店。

お通しはそば粉、お芋、魚の燻製？のチップスと、おからサラダ(ポテサラみたいな味)。
信州ハイボールと日本酒で乾杯。

社長が釣ってきたというクロマグロの刺身。
なかなか美味しい。
なぜ付け合わせがプチトマト…？

人生初の馬刺しに挑戦！
少し酸味があるが癖はほとんど無いので食べやすい。
弾力とスジがあるのは生肉だからそんなものか。
今後馬刺し以外の馬肉料理も食べてみても良いかもしれない。

そば屋で出てきても通用するくらい美味しい。
そば湯も付いてる。
しかし焼酎そば湯割りは微妙(そもそも焼酎があまり好きじゃない)。

にら煎餅？とか言うご当地料理。
薄いクレープみたいな生地には桜海老も入っていて、上にはネギや刻みのりがたっぷり、味付けは醤油マヨ。
つまみとしても良い。

岩魚の塩焼き。
ワタは抜いてくれてるみたいだし骨まで柔らかで食べやすい。
包んであった葉っぱの香りが少し移って良い感じ。

温泉卵かけご飯を注文したら丼飯と温泉卵が1つ、予想外の料理感の無さにビックリ(笑
お酒6杯くらい頼んだのに￥8000代でコスパが良かった。

昼にコース予約してるので朝はこれだけ。
夫は胃もたれ気味で飲み物だけでいいやと言いながら、妻が取ってきた玉子焼きやフルーツをつまんでいた。

10時、タビシロサウナへ。
外来の貸切サウナがあるドミトリー。
駅からは少し遠く、住宅地の中に佇んでいる。

バスタオルはレンタルした。

脱衣所には冷水、お湯、氷、そしてオロポを作る為のオロナミンCとポカリ。

右の扉はすぐサウナ。中はかなり暗い。
床やセルフロウリュの柄杓など木の部分が超熱い。
普通のサウナの上段の部分しか無い。
サウナハット家にあるのに持ってくるの忘れた…。

左の扉は水風呂&外気浴スペース。
このイス、夫が通販でポチってうちのリビングにもある(笑
6月なので気温自体は高いが首振り扇風機の風が涼しく心地良い。

とても良かったが100分もサウナしてられず時間が余った。
シャワー室やドライヤーは共用部でタオル1枚でうろうろするのが微妙な作り。
時間内は占有にして裸OK(ドアに目隠し)してほしい…がトイレの位置的に無理そう。

サウナ後のアイス。ミルク味にした。
サウナ客には岩塩を付けてくれる。
塩をちびちびかけながら食べると美味い。もちろんそのままでも。

外は真夏の暑さ…。
昼食まで一体どこで時間を潰すか。
ところでこれ公園って…人ん家の庭じゃなくて？

松本城にやってきた。
夫は昨日の食べ過ぎ飲み過ぎ、寝具合わない、暑さ苦手というフルコンボで限界を迎えようとしている…。

日陰で休むもあまり涼しくない…。
ヒカリヤニシのランチをキャンセルしようか本気で悩むが、当日50%かかるし他に行くところも無いし…。

ええいままよ！と予定通りヒカリヤニシへ。

入るとウエイティングスペースでウェルカムドリンクが出された。
お猪口に入った米茶？冷たくて美味しい。

個室予約してないが個室に通された。
まさか見た目で判断され…？一応ドレスコードには抵触してないはずだが。
ラッキー、と思っておこう。
本当はアルコールペアリング付けるつもりだったが、この体調では粗相しかねないのでやめておいた。

前菜。
手前のはバターでラディッシュに付けて食べる。
ブリオッシュに猪生ハム乗ったトースト、キャビア乗せサブレ。

ジュンサイとタコの冷製サラダ(？)。
パッションフルーツ味。

魚。キュウリの塩揉みでちょっと和風。
この皿の余白よ…！

フォアグラと舞茸。
脂っこいがほんのり甘みがあって美味しい。
夫は食欲減退しすぎて品数も量も減らしてもらった。

椎茸のテリーヌのスープ仕立て。
つなぎも椎茸。スープにはトリュフオイル。

メニューの写真撮り忘れてうろ覚え。
そもそも食材名しか書いてなかったけど。
これは魚をモロヘイヤ(？)で包み玉ねぎ乗せてバターソースかけてあるやつ…と言うとお洒落に聞こえないが、ソースが美味しかった。

夫にはあっさり系のほうが良いでしょう、と、素焼きにトマトのソースを添えてくれた。
こういう客のワガママにスマートに対応してくれるのは流石高級店、流石ルレエシャトー。

肉。柚子風味のソースが凄く合ってて美味しかった。

ワサビシャーベットの辛みと角切りメロンの甘みが絶妙。

どう見てもレモンだが、これはホワイトチョコで出来ている。

割るとこんな感じ。中には桃のコンポート。

魚も肉もワインペアリングしたらきっともっと美味しかったんだろうな～と思うと少し悔しい。
フルコースの前日は質素にしないとダメだという教訓を得られた。
ヒカリヤニシの店の雰囲気やサービスは良かったし料理も美味しかったけど、夫は手の込んだフレンチより寿司とか素材がダイレクトなものの方が性に合うみたい。

信毎メディアセンターで電車までの時間を潰す。
偶然「なぜ山に登るのか」というテーマの写真展をやってたので鑑賞。

真夏日の中の旅行は体力的にキツかった…。
この前6月の北海道こんなに寒いの？！と言ってたら今度は6月の松本こんなに暑いの？！である。
7、8月はおこもりになるだろう。
そして次の旅行では暴飲暴食は控えたい。