こんぴら参り+直島アート巡り　女一人旅 Birthday Trip②

2021/10/21 - 2021/10/23

2021年10月、2泊3日で金毘羅山・直島に行ってきました。

メインは直島で、初香川県だしせっかくなら金毘羅山も！と思い
意外と過密スケジュールでしたが充実した旅行となりました。

2日目、本格的に直島アート巡りスタートです！

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

6時起床！

宮之浦エリアにある7時オープンのカフェに行きたくて早めに起きました。

前日にセブンで買っておいた朝ごはんを軽く食べて、
自転車で宮之浦まで向かいます。

宿泊した竹の家さんは無料で自転車を貸して下さるので
利用させてもらいました！（電動自転車ではないので注意）

昨晩到着した時は真っ暗で何も見えなかったけど、
家プロジェクトの「歯医者」がすぐ近くにある！
午後廻る予定なので後で戻ってきます～

宮之浦港まで自転車で15分ほど。

地味に坂が多くて大変でしたが、
ひんやりした空気を感じて朝日を浴びながら自転車こぐのは気持ちいい！
朝大好き。

宮之浦で朝の赤かぼちゃを拝んでからカフェへ向かいます。

アカイトコーヒー
ここは本当に行って良かった！！！

アカイトコーヒー グルメ・レストラン

古民家をリノベした可愛らしい店内の内装。
心地いいトランペットのBGM。
元吹奏楽部には最高の空間。。

ドリップコーヒーとスコーンを注文。
コーヒーだけにしようと思ったのに
我慢出来ずスコーンも頼んでしまった。

ハンドドリップ大好き人間としては
ここの「モカブレンド 恋味」がどストライクの味で
豆も買っちゃいました。

スコーンは優しくて素朴な味。

コーヒーと一緒にいただくとバターの香りがふわっと広がって
とっても美味しい。

コーヒー豆やグッズがオンラインでも購入できるので、
実はその後も定期的に豆をオンラインで買っています。

本当はもっとゆっくりしたかったけど、
のんびりした島で一人慌ただしいスケジュールをこなしているため
もう行かなくては！！

お店の目の前のお宅にいる2匹のワンちゃんが超絶かわいかった。

後で写真撮ろうと思っていたらゴハンタイムでお家の中に入ってしまい、
夕方にもう一度会いに来たけどお散歩タイムのようでご不在・・・・（ストーカーのようですね）

カフェの周りはこんな感じ。
静かで穏やかで心地よいです。

7:49 役場前発のバスにのるため
自転車を飛ばして元来た道を戻ります！！

無事バスに乗車して終点のつつじ荘へ。

下りた瞬間、あまりの景色の良さに感動・・・・！

鳥居の先には穏やかな海が広がります。
砂浜もきれい！

ここから歩いてベネッセミユージアムへ向かいますが、
途中で草間彌生の黄色いかぼちゃ跡地を発見。

当然、かぼちゃは無かったのですが
そこで一人写真撮影～

人もいないし、お天気は良くて暑いくらいだし
本当に気持ちいい。
東京は雨で寒いって報道されていたけど、ここはお日様でいっぱい。
お天気の神様ありがとう～

ベネッセハウス付近には屋外アートが見られるので
鑑賞しながらミュージアムへ向かいます。

宿泊客は海を見ながら優雅に朝食中でした。
こんな過ごし方もいいですね～

ベネッセミユージアムは朝早いからか
ほぼ人はおらず、静かに鑑賞出来ました。

ベネッセハウス(ミュージアム) 美術館・博物館

個人的には展示品も素晴らしいけど、
やっぱり安藤忠雄建築を堪能できるのが
ベネッセアートサイトの良いところ！

直線の交差と計算し尽された光の差し込み。
天井を見上げると光を取り込む何かがある。
それを見つけるのも面白いです。

次は10時に予約した地中美術館へ徒歩で向かいます。
※順路的には李禹煥美術館ですが、地中美術館の予約時間に間に合わないため後で来ることにしました。

向かう途中、砂浜に黄色と黒のボートが！
ベネッセミユージアムに展示されていた絵画と同じ・・

時間があまり無いのにまた寄り道。
絵と同じ、なのか、この風景と絵が同じ、なのか・・
不思議な感覚でした。

急いで地中美術館へー！

まずはチケットセンターでチケットを受け取り、
美術館へ向かいます。
途中にモネの睡蓮を模したような池があって素敵でした。

地中美術館は評判の通り、ジェームズ・タレルの展示や
モネの作品など、展示の仕方がよかったです。
その中でも特にウォルター・デ・マリアの作品と建築の綿密さが素晴らしい。
光の動きを1日中見ていたい気分作品でした。

地中美術館 美術館・博物館

次は李禹煥美術館です。
私はここが一番好きでした。

安藤建築の無機質なコンクリートと青空の対比がすごく良かった。
個人的には彫刻は難しいので少し苦手意識があったのですが
「影の間」という作品は見せ方が面白くてずっと見入ってしまった。

李禹煥美術館 美術館・博物館

朝から動きっぱなしで疲れたので
李禹煥美術館の屋外アートの下で寝っ転がり休憩
(と言っても5分くらい)。

平日の昼間にお日様の下で直島の自然とアートを堪能できるなんて幸せです。

でも！私にはバスの時間があるため、もう行かないと・・！
疲れた体を起こしてつつじ荘まで徒歩で戻ります。

※美術館の訪問ルートですが、一番いいのは宮之浦港から地中美術館へ
自転車で向かうのが効率がいいです。

私は勘違いして地中美術館-ベネッセミユージアム間が自転車は進入禁止かと思い、つつじ荘経由で徒歩で行きましたが、
アカイトコーヒーから自転車で美術館エリアへ直行すればよかったよ～。
(自転車・車両通行禁止はベネッセミユージアム-つつじ荘間のみ)
https://benesse-artsite.jp/uploads/access/naoshima_print_jp.pdf

バスで宿へ戻り、一旦荷物を下ろしてから
お昼ごはんを食べに行きます。

竹の家さんは家プロジェクトへのアクセスが最高！

あいすなお グルメ・レストラン

あいすなおでランチ。
酵素玄米初めて食べたけどお赤飯みたいで美味しい！
お肉はなくても、お豆やお味噌汁でたんぱく質も摂れて
ヘルシー食品好きな私は大満足。

ランチ後、本村ラウンジ&アーカイブで家プロジェクトのチケットを購入。
完全予約制の「きんざ」を予約している旨をここで伝えます。
「南寺」も人数制限があるので、ここで何時の回になるのか割り振られて
整理券をもらいます。

家プロジェクトは全て徒歩5-10分の距離にあるので、
鑑賞時間は人それぞれですが、2時間もあれば全部廻れそうです。

私はこの順番で廻りました。

碁会所
護王神社
角屋
石橋
南寺
きんざ
ANDO MUSEUM(家プロジェクトではない)
はいしゃ

この中で好きだったのは南寺、はいしゃ、ANDO MUSEUMです。

南寺はハッとさせられる体験型アート。

はいしゃは古い部材とポップな材質やコラージュが合わさって
正にOld meets Newで面白い。

家プロジェクト 美術館・博物館

I ラブ湯に似てると思ったら同じアーティストさんでした。

Ando museumは模型やスケッチが中心なので「これで料金520円は高い！」という
口コミを見たけど、ここも古い民家と安藤忠雄のコンクリートの対比が
面白くて十分見る価値がありました。
安藤忠雄や建築にあまり興味がない人はスキップしてもいいかも。

全部見終わったので南寺近くのカフェでコーヒー休憩。

テイクアウトのみでしたが、内装もかわいい。

その後、宿へ戻って自転車に乗り、
「もうひとつの再生」を見に自転車を飛ばします。

アートの中に自分が写り込んで写真を撮るのは好きじゃないけど、
この作品はサイズが分かるように三脚をセットして撮影しました。

周りに誰もいなくてよかった！

直島って道に「xx番札所」と書かれたお地蔵さんがいて
お花やお水がお供えしてあるのをたくさん見かけました。
調べて見たらお遍路さんと同じで88箇所あるようです。

直島は本当に神社が多い。
神秘的でもあり、この土地と長い年月繋がっている何かがありそうな
ちょっとした恐さというか不思議さというか・・独特な感じがしました。

その後、本村港を少しだけ見て宿へ戻りました。

夕食を食べに、また自転車で宮之浦港へ向かいます。

オープンしていると思ったお店が今日はお休み(?)らしく、
近隣で営業していそうなシナモンさんへ。

居酒屋という感じでカウンターで地元の方が飲んでいました。

すぐ近くの席で男性4-5名がマスク無しでワイワイやられていて、個人的に感染リスクがちょっと怖い・・。

直島カレーは普通に美味しかったです。
さっさと食べて退散。

Cin.na.mon (シナモン) 宿・ホテル

最後のメイン、Iラブ湯へ！！

コラージュたくさん、ポップなお風呂です。
怪しげな音楽で落ち着かない、という口コミもありましたが、
ジムの殺風景な大浴場に慣れている私としては
見るものがたくさんで楽しい！
お湯加減も熱すぎずちょうどいい。
前日も早朝から歩きまくって足が痛かったので
体がほぐれました。

銭湯のオーナーさん？に「面白かったでしょ！トイレも見て行ってー！」と言われ
戻ってみるとコラージュたくさんのお手洗い。
はいしゃと通じるものがあります！

楽しい直島の最後の夜でした。



そして自転車で宿へ戻ります。
まだ19時過ぎだけど真っ暗。
ちょっと怖いなーと思いながら自転車で急いで帰りました。

最終日、5時半起床。

事前に民宿のオーナーさんに港への送迎をお願していたので車で宮之浦港へ。

早朝ですみません、と言ったら「朝は4時半には起きて散歩してるから全然平気ですよ！」と快く言ってくださってとても助かりました。


6:45直島発 高松港行の高速船に乗るため、6時半前にターミナルへ到着し、乗車券を購入。
高速船は乗り場が違うことを知らず、ちょっと焦りましたが、
港のおじさまに「高速船ちゃうんかー？！あっちやでー！！」と教えてもらい
事なきを得ました。
危ない危ない。おじさまありがとうございました。。

きれいな瀬戸内海。

高速船は行きにのった大型船とは違い、名前の通り速い！
すごいスピードで高松港へ向かいます。

往復のどちらかは大型船にのってのんびり船の旅を楽しむのがおすすめ。
瀬戸内海の朝焼けはとってもきれいでした。

あっという間に高松へ到着し、まずは高松駅のコインロッカーにキャリーケースを入れて、この旅2度目のめりけんうどんへ！

今回は釜揚げと卵の天ぷら、ささみ天にしてみました。
卵おいしー。早朝から炭水化物+高カロリーだけど
最後だからいいでしょ！と自分を甘やかす。
（写真がピンボケすぎるのだが？）

その後、少しだけ時間があるので高松城を外から見にいったけど
外からは見えず・・。

バス乗り場へ行ったらちょうど空港行のバスが来たので乗車。
高松空港は小さいので搭乗客でごった返していました。

9:40高松発 11:00羽田着 ANA便で東京へ戻りました。

詰め込みすぎて忙しい2泊3日だったけど
初四国でお天気にも恵まれとても充実した旅行でした。

また西日本に一人旅したいです！