ただひたすら走るだけの長野旅

2022/06/08 - 2022/06/09

新緑の季節からは1ヶ月ほど過ぎていますが、それでも森の緑が美しい季節。
平日の旅なので、渋滞と逆方向の経路を意識しながら高速の中央道を長野に向かって走りました。

6月10日から外国からの受入れが始まる。海外から新しい変異株が入ってくるかもしれない。
それなら、新型コロナの感染者数もだいぶ落ち着いてきた今のうちに行ってこよう、ということで出かけました。

計画から当日までわずか1週間。というか、ただ宿を予約しただけの無計画な旅でした。

エリア 千曲・坂城(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

中央高速を走る。
最初の休憩は笹子トンネルの入口の駐車場でした。
10年前に起きた笹子トンネル事故の慰霊碑のある駐車場でした。

そして、走る。
次の休憩は、道の駅「蔦木宿」。高速道路のパーキングエリアです。
昼飯のために寄りました。

ソフトクリームが人気があるようです。

塩尻インターチェンジで高速を降りる。

道沿いにある小坂田公園でトイレ休憩。
自然博物館とレストランは営業中でしたが、その他のスポーツ施設等はまだ建設中でした。

ところが、ここで緊急事態発生。
千曲市に向かって走っていたのですが、曲がるべき道を間違えて一本早く曲がってしまったのです。
しかも、気付いたのはかなり走った後のこと。
何かおかしい、となってからでした。
よく見ると、ナビの到着時間も30分以上遅くなっている。

山の峠越えが一つ追加されました。
諦めて走りました。が、ここで運転手くんに本気モードが入ります。

右に、左に、・・・カーブが続きます。カーブにはそれぞれ番号が付いていました。
長野県版いろは坂。ではなく、ナンバー坂でした。

今日の宿、伊藤園ホテルズの「リバーサイド上田館」です。
ホテルのＨＰの写真を借用しました。

ここのバイキングはなかなか good でした。
うなぎのひつまぶしもありました。

ホテル到着が遅れ、大浴場経由でバイキングに行ったため、夕食の写真が一枚もありませんでした。この写真は、部屋の入口の廊下に掛けられていたプレートです。

ビールで乾杯した時の運転手くんの満足気な笑顔。
車好きは知っていたけど、そのレベルは想像をはるかに超えてました。

今回の旅行は天候に恵まれていました。

東向きの部屋なので逆光になっていますが、朝の日差しが千曲川に反射して、とても美しい景色です。

朝食のスナッフ。種類が多かった。

戸倉駅に寄ってみました。
新幹線が開通してから第3セクターになり、「しなの鉄道」。
今にも乗りたくなるような洒落た列車たち。

駅から出た幹線道路の交差点に面して趣きのある建物がありました。
正面中央では蕎麦打ちをしていました。
google mapでも蕎麦店になっていますが、老舗の酒造場のようです。
この建物は築230年を超えるものだそうです。(＝蔵元坂井銘醸HPより。)

杉玉、かな。

「雲山」というブランド。
でも、今はここでは造られていないようです。

高さ5メートルほどの樽。
ハシゴがかけてあり、中を覗けるようにようになっていました。

さかた りょうた さん(= artist )の作品の展示場です。

ときどきコンサートも開かれているようです。
片隅には2台のピアノが置かれていました。

帰り道。
時間があるので、高速道を使わず、下の道で行くことにしました。
途中、上田城を見学する予定でしたが、運転手くんは全く無視。
オイ、オイ！

で、何を思ったのか、水沢うどんを食べに行こう、と・・・？。
方向が全然違うよ。

群馬県に入り、榛名山の中腹を走っていると台湾の寺院が建立したという中国寺院がありました。

噂には聞いていましたが、とてもデカかった。

着いた頃には午後3時を過ぎていたので、やっている水沢うどんの店は一軒もなし。　
朝のバイキングで目一杯食べていたので、腹もすかず、まあ、よしとする。

榛名山と榛名湖。
午後4時頃でした。平地に比べると、山頂の天候はやはり不安定です。

通り過ぎる車も少なく、静かです。
遠くでは釣りをしている。絵のような世界です。

全走行距離は620km。

ただただ、ひたすら走る旅でした。