札幌を散策する－2：雨の中時計台、札幌市資料館、北海道神宮、北大博物館などを歩く

2022/05/28 - 2022/05/29

久しぶりに札幌を訪れ散策した。主目的は札幌交響楽団のコンサートを聴くことだが、その前にまず時計台を訪れた。恥ずかしながら、過去に訪れたはずであるが、ほとんど記憶にない。日本三大がっかりの一つとか言われているそうだが、今回じっくり確認することにした。入場料は200円、札幌駅から徒歩で約10分。北海道大学の前身、札幌農学校の演武場としてクラーク博士の構想に基づき明治11年に建設された。小振りな木造建築であるが、国指定重要文化財として建築的にも価値がある。決してがっかりすることはない。

続いて札幌市資料館を訪れた。入場料は無料、大通公園の西の端にある重厚な建築であり印象的だ。1926年に札幌控訴院として建てられた建物、札幌軟石を使った建物として全国的にも貴重なもので、2020年に国の重要文化財に指定された。1973年、裁判所の移転に伴い札幌市資料館として開館、札幌オリンピック関係の資料、のちにおおば比呂氏など札幌にゆかりのある文学者の資料も展示している。

翌日は雨の中北海道神宮を訪れた。この神社の存在をご存知の方は多くはないと思う。私は全く知らなかった。円山公園の中にあり、周囲はスポーツ施設、動物園、散歩道を備える市民の憩いの場である。北海道の総鎮守として1869年に創建、1871年に明治天皇の勅旨によって札幌神社と命名、その後1964年に明治天皇が鎮座、北海道神社と改称された。円山公園内に約18万m2の広大な境内を持ち、桜が植えられ名所となっている。

最後に北大周辺を散策した。私は博物館ファンなので、北海道大学総合博物館は見逃すことはできない。札幌駅・北口から徒歩5分で北大正門に着き、広い広い学内の構内メイン通りを更に5分歩くと北海道大学総合博物館に至る。なお入場料は無料。
旧理学部本館として昭和４年に建てられた素晴らしいモダン・ゴシック調の3階建ての建屋が目に入る。1～3階の一部が博物館として利用されており、それ以外は教室や研究室である。展示の中で私の興味は鉱物、生物の標本類、巨大な恐竜化石などファンには見逃せない。北大の歴史の展示も大変興味深い。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩 Peach

札幌市のシンボル、時計台

時計台の内部

時計台の2階のホール

時計台の2階のクラーク博士

クラーク博士について

時計台の入り口

札幌市資料館のファサード

札幌市資料館の内部

札幌市資料館のミニチュアモデル

札幌市資料館の内部

札幌市資料館の内部

札幌市資料館の内部

おおば比呂氏について

札幌市資料館の内部

北海道神宮の本殿

北海道神宮

北海道神宮の鳥居

北海道神宮の境内

北海道神宮の境内

北海道神宮の由緒

北海道大学の入り口

北海道大学のクラーク博士の像

北海道大学総合博物館のファサード

北海道大学総合博物館のファサード

北海道大学総合博物館の展示

北海道大学総合博物館の展示

北海道大学総合博物館の展示

北海道大学総合博物館の展示

北海道大学総合博物館の展示

北海道大学総合博物館の展示