梅雨ingな白川郷

2022/06/11 - 2022/06/11

梅雨入り間近な6月の白川郷

通行止めや開通前など、絶景スポット行けないまま、食と街歩き楽しむ旅となりました

曇り空ではありましたが、翌日は梅雨の合間の晴れにもなり、散歩と空気感じる白川郷体感

緑がけぶる空間に日本の原風景のイメージが流れ出す

澄んだ空気と自然の音に癒される時間旅行となりました

エリア 白川郷(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

蕎麦正・・・飛騨庄川で美味しい手打ちそばいただける名店

6月にしかいただけない荘川寒ざらしそば（1500円）ランチにいただきました

靴脱いで上がるシステム

やや小高い立地で窓からのグリーンな風景が素敵なお店

すぐに、どぶ汁、そばせんべい、そば茶が運ばれ、優しい味わい感じます

そば茶は香ばしくて香り豊か

ほどなくして、荘川寒ざらしそばが運ばれてきました

いつものそばよりは色が薄く、しゃりっとした感じ

ライトに食べやすく、つるっとしたのど越し

さすが挽きたて、打ち立て、茹でたてのそばいただけるお店

テーブルに置かれた塩のみかけていただくと、そば本来の味と香りが口いっぱいに広がり美味

大根おろしと小口ねぎ、すりたてのわさびの薬味とだしでいただくと、食べやすさとだしのうまさを感じます

最後にトロトロのそば湯をすすると、今しか味わえないそばいただけた時間に感謝感じます

寒さで引き締まった美しいそばは、塩のみでも十分いただけるおいしさでした

蕎麦正 グルメ・レストラン

MIBOROダムサイドパーク・・・急峻な自然に佇む巨大なロックフィルムダムの絶景楽しめるスポット

御母衣ダム建設にまつわるドラマとダム・発電所のしくみを紹介する「御母衣電力館」、美しく咲き誇る荘川桜の姿を写真で紹介する「荘川桜記念館」、飛騨の自然と巨大なロックダムを眺望できる公園で構成されています

1960年に完成した御母衣ロックフィルムダムと荘川桜にまつわる物語や貴重なダム資料など、無料ながらも見どころ感じるスポット

エントランスでダムカードいただけるのもうれしいです

御母衣湖 自然・景勝地

旧遠山家民族館・・・白川郷を代表する切妻の合掌造り家屋

文政10年（1827年）ごろの建築、能登の大工により建てられました

改築後150年近くたった現在も健在

入館料大人300円、小中学生150円

国指定重要文化財で、当時の生活用品や歴史、合掌造りの構造や御母衣や白川郷の由来学ぶことができます

歴史ある空間の中に陽の光入り込み、何ともクラッシックな雰囲気

時間が止まったかのような佇まいが、とても感慨深いスポット

国指定重要文化財 旧遠山家民俗館(白川郷) 美術館・博物館

御宿　結の庄・・・白川郷集落の玄関口に立つ、天然温泉付きのホテル

人と人の繋がりを大切にする「結」がコンセプト

館内すべて畳敷になっていてスリッパいらずで快適

今回県民割で岐阜コイン付きプランで、デラックスツインの部屋に宿泊

眺望は駐車場側で今一つでしたが、お部屋は使いやすいように設計されていてコンパクト

ただ掃除しやすいようにレールがない設計になっていてトイレが若干閉めにくく、ホルダーキーで2本ありますが回しにくいのが難点

温泉は男女別に内湯に寝湯と打たせ湯とサウナ、露天につぼ湯と座湯があり、15:00～25:00と翌日5:00～10:00まで入浴可

山々の緑とそよ風感じる座湯が心地良かったです

貸切露天風呂は、檜と信楽焼の２種類の浴槽のみ

予約制ではなく、空いていれば15:00～翌日の10:00まで入れます

共立リゾートらしく、湯上りサービスが時間ごとにあり、無料のコーヒーと紅茶のためのお湯が出るマシーンもあります

食事は夕食に会席料理、朝食は和食

選べるメニューがあったり、コンパクトなサイズ感が食べやすく、見た目の美しさ引き立てます

ヘルシーに旬素材いただく、おいしくカラダにうれしいメニュー構成なのも満足度UP

ホコホコあったまる温泉とココロ満たされる食事、我が家のようにくつろげるお部屋

白川郷らしさは外観のみですが、食事のレイアウトやメニューにちょこっとテイスト入っていて、快適に過ごせる温泉宿でした

御宿 結の庄 宿・ホテル

野外博物館　合掌造り民家園・・・合掌造りを見て学び散策するスポット

入場料は大人600円、小人400円

岐阜県の重要文化財に設定されている9棟を含む、全25棟の合掌造りの古民家などを保存、公開しています

旧館や体験教室の休止も目立ちますが、その分静かにゆったり回ることができました

新緑まぶしい中、合掌造りの歴史感じる街並みやその仕組みが数多く展示されていて、じっくり学ぶことができます

今回中野義盛家にてカイコのハンモックの展示が3階にてあり、体験

合掌造りの天井から入る光の美しさと涼やかでひんやりした空気が心地いい空間作り出し、ハンモックの自然な揺れが印象的でした

野外博物館合掌造り民家園(白川郷) 美術館・博物館

であい橋・・・庄川に架かる吊り橋

せせらぎ公園駐車場と荻町集落を結ぶ、全長107m

人通りで橋が少し揺れ、スリリングな気分

庄川を望む、新緑とのコントラストが美しく爽快

白川郷の入り口と出口となり、橋からの景観と微妙に感じる揺れが気持ちいいスポット

であい橋 名所・史跡

和田家・・・白川郷で随一の規模を誇る、格式の高い合掌造りの家屋

入場料は400円

江戸時代に名主や番所役人を務めた名家で、身分の高い人物が使う式台付きの玄関など、格式の高さがうかがえます

築300年余の白川郷最大規模を誇る建物は、国の重要文化財に指定

いろりを設けた大広間や居間や仏間、客間や寝間を見ることができ、寝室の上部には中二階があり、当時の生活がしのばれます

外観からも歴史の重みと風格感じられ、黒光りする屋根裏には合掌造りの構造が垣間見られ、いろりで炊かれる炭の香り感じました

国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡

城跡展望台・・・集落を一望できるスポット

城跡展望台は、室町時代にこの地を治めていた内ケ島為氏の家臣、山下氏勝の居住跡

徒歩でなら15分くらいかかりますが、シャトルバスで行くことも可能

シャトルバスの乗降所がある天守閣展望台には、食事処やトイレがあります

展望台から荻町城跡に抜けた広場からも、白川郷の大パノラマが絶景

ちょっとした散歩時間の後の日本の原風景に感動

新緑の白川郷もココロに残る美しさでした

荻町城跡展望台 名所・史跡