2022/06/05 - 2022/06/07
487位(同エリア2168件中)
ソネッチさん
「高知県が高知観光リカバリーキャンペーンをやってるから、高知市に行かない?」と旅慣れた友人Mちゃんからお誘いがありました。いつもよりお得に高知に行けるらしい。高知を含めた四国は未だ未踏の地!もちろん行きますとも。
彼女は以前、高知市を訪問したとき、市内喫茶店の高知モーニングがいたく気に入ったらしい。「日曜市が面白そうだから、出発は日曜日で。次の日に桂浜と五台山方面に行けばいい。ホテルは以前泊まったホテルが便利だったから又、そこを利用しよう。喫茶店でモーニングを食べるのが楽しみ」とMちゃん。彼女に任せておけば安心です。
ところがところが世の中はそんなに甘くない、何と出発直前の水曜日にまさかのMちゃん発熱!「ごめんね。高知旅行に行けそうにないわ」との連絡がありました。
仕方ありません。今回は学生時代以来本当に久しぶりの一人旅にチャレンジすることになりました。ドキドキ。
高知市内で2泊します。大急ぎで高知市近隣の観光情報をネットでかき集め、計画を立てました。(大まかな計画はすでにMちゃんが立ててくれてました)主人と車で旅行に行くときは大まかな予定を立てればいいのですが、移動が公共交通機関になる今回の旅行はできるだけ細かく計画する必要がありました。さて、どうなる、私? 大丈夫か、私?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
福岡空港9:00発のJAL便に乗るためには、自宅最寄り駅から5時45分発の特急に乗らなけらればいけません。寝坊せずに特急に乗れば、博多駅から福岡空港までは地下鉄が直結しているので大丈夫です。
何とか無事に、福岡空港着。空港から見た空は曇天です。予報によれば高知市内では13時ごろから雨が降るらしい。とりあえず13時までに、歩いて回る日曜市と高知城観光を終了しようと決心しました。 -
福岡空港から高知龍馬空港までは55分の飛行時間。あっという間の9時55分に高知到着です。よかった!上空から見ると予報通りまだ雨は降っていません。
空港に着くと、到着ロビーには高知駅行きのリムジンバスがすでに待っていました。券売機で往復のチケットを買ってバスに乗り込みました。(高知県はキャッシュレス化がまだ進んでなくて、今回の旅行では交通ICカードはほぼ使えませんでした。) -
「北はりまや橋」バス停でリムジンバスを降車。空港から30分ほどで着きました。この後、徒歩で高知城周辺を観光します。まずは、バス停のすぐ近くにある高知市のシンボル「はりまや橋」へご挨拶。
「はりまや橋」は札幌市の時計台、長崎市のオランダ坂と並ぶ日本三大がっかり名所の一つだそうです。私はこれで3大がっかり名所すべてにいきましたが、ここが一番しょぼいかも・・・。覚悟していたので、がっかりはしませんでしたが(笑) -
はりまや橋のすぐ横にあるのが、本日宿泊するホテル「西鉄イン高知はりまや橋」
フロントに荷物を預け、ついでに日曜市への道を確認して出発です。 -
迷いようがありません。電車通りを駅方面に進むとほどなく「日曜市」入り口に到着しました。時計を見ると10時35分。30分の予定で日曜市をぶらぶらします。
日曜市はその名の通り、毎週日曜日に開かれ、野菜、果物、花、金物、刃物などが売られている街頭市です。高知市のホームページによると全長1km、300店が軒を並べ、市民や観光客が1700人も訪れるそうです。 -
店先を覗くだけでも楽しい。賑わっていました。
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ネットで見て、買おうと思っていた「田舎寿司」
海鮮ではなく、蒟蒻やミョウガなどの山菜を使ったお寿司です。1パック購入。 -
フルーツトマトがたくさん、売られていてネットの評判もよかったのですが、私が気になったのが「小夏」という名のこの果物。
鮮やかな黄色でミカンよりも少し大きいです。ちょうど旬のようで店頭にたくさん出ていました。買おうか迷いましたが、ホテルで食べ切る自信がなくて購入は見送りました。 -
そして「高知日曜市 お勧め」で検索すると必ず出てくる名物「いも天」 店先には行列ができていました。もちろん私も並んで一袋購入です。
ここのいも天は、よくある輪切りのいも天ではなく一口サイズにカットした芋の天ぷらです。(写真、銀色のボールに入っていますね) 店前の街路樹の植わっているところに腰を降ろして観光客の皆さんがアツアツのいも天を食べていたので、私も仲間入り。ぼってりあつ衣の天ぷらで、美味しかったです。早朝の移動で何も食べてなかったので、お腹も喜びました。 -
日曜市は高知城の追手筋に並んでいます。当然、終着点は高知城追手門になります。ほぼ予定通り11時10分ごろ到着しました。
いよいよ本日のメインイベント高知城観光です。 -
高知城は、奥様の方が有名かもしれない土佐藩初代藩主「山内一豊」が築城しました。(江戸時代に消失して、現存しているお城は一豊が築城したお城ではありません)
写真は、石垣から飛び出ている「石樋(いしどい)」 -
高知県は多雨地帯のため、排水が直接石垣に当たらないよう工夫した設備です。土佐独特の設備だそう。先人の知恵ですね。面白いです。
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城内に入ると、いらっしゃいました。山内一豊の妻!! 一豊のためにヘソクリで馬を買ってあげたという故事から、馬と一緒に立っていました。馬がないと誰の像か分かりませんもんね。
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国内に残る数少ない木造の天守閣へと向かいます。(木造の天守閣は現在12残っているのみだそうです)
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黒鉄門を通って天守閣へ。
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天守閣と本丸御殿。
この後、高知城歴史博物館も行く予定なので高知城と高知城歴史博物館とのセット券を購入して入場しました。 -
まずは、懐徳館と呼ばれる本丸御殿から。
熊本城で復元されたあの超豪華な本丸御殿を想像すると拍子抜けします。ごくごく質素。さすがに、往時はこんなものではなかったと思いますが。 -
上段ノ間(床、棚、書院附) 殿様がいらっしゃる部屋ですね。一番格式の高い部屋です。
高知城は、日本で唯一天守と本丸御殿が揃って現存している貴重なお城だそうです。 -
本丸御殿から天守閣へ行けます。
戦国時代の建物にバリアフリーは望めません。天守閣はとっても急な階段を上らなくてはいけませんでした。 -
背の低い木造建築。
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面白かったのはこれ。石落とし。上って来る敵兵に石を投げたり、湯を流したり、槍で突いたりする仕掛けだそうです。
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ハアハア言いながら最上階まで登って、三の丸跡と高知市内を俯瞰しました。
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上るよりも下りる方が怖かった階段。手摺りにしがみつきながら何とか下りました。
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12時10分ごろ高知城観光が終了しました。1時間ぐらいかかりました。まだ、雨は降っていません。この後は館内の観光になるので雨が降ってもOK。一安心です。
高知城近くの喫茶店で、同行予定だったMちゃん激押しの高知モーニング(結構遅い時間までモーニングを提供する店がある)をとるつもりだったのですが、日曜日の正午はお店が混んでいるだろなあと考え、次の予定地を観光して昼食をとることにしました。 -
次の観光地は、お城のすぐ隣にある「高知県立文学館」です。
高知県出身の作家は、誰を思い浮かべますか?私は宮尾登美子さんぐらいしか思い浮かびませんでした。それで当初、文学館はスルー予定でした。ところが、6月12日まで「花を愛する人の物語」というバーネットの「秘密の花園」をテーマにした企画展が開催中というニュースをネットで見つけました。「秘密の花園」は小学生時代に大好きだった作品。これは行くしかありません。 -
文学館に向かう途中にあった「山内一豊」の像。奥様は城内で見たのに旦那様はいないと思ったらこんなところに・・・。
ちなみに、理系大学院生のおバカ長男は山内一豊を知りませんでした。「知らないの?嘘!」というと「土佐の武将といえば、長曾我部元親やろう」との返事。彼は、一時期、戦国時代をテーマにしたゲームに凝っていたのです。そのゲームに山内一豊は登場しないらしい。山内一豊を知らないのは話になりませんが、土佐と言えば長曾我部。なるほどでした。 -
私にとってバーネットは「小公子」でも「小公女」でもなく「秘密の花園」。荒れた庭を、少年・少女が力を合わせて再生していく様子が大好きで何度も読み返しました。久しぶりに童心に戻って、昔を思い出しながら企画展を楽しみました。
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寺田虎彦・宮尾登美子両者の展示内容が充実していて、1時間以上文学館にいました。
寺田寅彦は、名前は知ってましたが、今回の展示内容で人となりを詳しく知ることができました。本業は物理学者で、夏目漱石に師事し随筆家・俳人の一面も持つ万能の方だったのですね。「天災は忘れた頃にやってくる」彼の言葉だそう。知りませんでした。 -
さて、この後Mちゃんイチオシの喫茶店「メフィストフェレス」へ。高知モーニングを食すためです。素敵な外観の喫茶店でお客さんも続々と入店。張り切って入店しようと思ったら入り口に「本日のモーニングは終了しました」の張り紙が!
この店は15時までモーニグをやっているという情報だったのに、時間前に終了することもあるようです。ショックでした。私の気持ちを表すように、このタイミングで雨も降り始めました。
「確か、次に観光する高知城歴史博物館にカフェがあったはず。そこに行ってみよう」と思い直し、メフィストフェレスを後にしました。残念! -
傘を差しながら、高知城のこれまたすぐ前に立っている県立高知城歴史博物館に移動しました。
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3階建ての建物の、2階にカフェがありました。
入店は、1時50分ごろ。このお店は2時までモーニングをやっていました。ぎりぎりセーフです。 -
いくつかあるモーニングメニューから「トーストモーニング」をチョイス。
スープ、サラダ、トースト、ゆで卵、フルーツ、ゆずゼリー、コーヒーのセットで600円。品数たくさんでコスパいいです。 -
雨の高知城を眺めながら、ゆっくり食事ができました。よかったです。
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カフェで休憩した後に歴史博物館のある3階へ。私が行った日は、企画展はなく常設展のみでした。
文学館同様、高知県歴史年表の前で「高知県の歴史ねえ~」と少し考えます。四国を統一した長曾我部の戦国時代と、坂本竜馬、山内容堂が大きな役割を果たした幕末ぐらいしか思い浮かびません。 -
年表は県外人の私が見るとやや乏しい内容。
ちょっと、面白いと思ったのは古代の「流罪の制度が整えられ、土佐は伊豆・佐渡・隠岐などとともに遠流の國となる」の部分。「古代、中央から見ると土佐は地の果ての国だったんだろうなあ」と思いました。遠流の國だったんだ。 -
山内家に伝わる美術工芸品も公開されていました。
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気に入ったのはこれ「箔押菓子器」
竹を編んで作った器の内側と外側に金銀の箔を貼り付けています。細かい作業の可愛い菓子器でした。 -
高知市の中心はアーケード街が続いています。雨に濡れないようにいくつものアーケード街を通って15時30分ごろ、ホテルにチェックインしました。路面電車が通っていること、長いアーケード街があること、お城が見えることから、先日訪問したばかりの熊本市を思い出しました。
朝、早くからの移動だったのでさすがに疲れました。雨も降っているし、今日はこのまま部屋でのんびりします。
飲み物やお菓子などをホテル内のコンビニで購入した後、熱いシャワーを浴びてさっぱりしました。 -
今日の夕食。
日曜市で買った「田舎寿司」と、アーケード街にあった大丸デパートの地下で買った「小夏とじゃこのサラダ」 -
田舎寿司は、柑橘類の酢を使った酢飯でとっても美味しかったです。
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日曜市で見かけて気になっていた柑橘類「小夏」を使っていたので購入したサラダ。お目当ての「小夏」は酸味が強いかと思ったら、ほんのり甘くて優しいお味でした。このサラダも美味でした。
2品とも高知らしいメニューで満足。明日の観光に備えて早めに休みました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ゆんこさん 2022/06/09 11:21:23
- 秘密の花園
- ソネッチさん
急遽の一人旅、すごいですね。
私は一人旅はやっぱり落ち着かない。^^;
観光してても端折っちゃうのが常です。
久々に懐かしい名前が出てきてびっくり。
バーネット!
もちろん、私もドンピシャ世代です。
秘密の花園、大好きでしたね~。
多分「小公女」のほうがメジャーかもしれないけど、私はやっぱり「秘密の花園」が好きですね。
モンゴメリ、オルコット、バーネットは、その頃の文学少女なら必ずハマりますよね。
でも、バーネットが取り上げられているなんて珍しいですね。
って、高知観光の感想とはいえない話になりましたが。^^;
私も、四国はまだ未踏の地です。
高知に親戚がいるというのに。
今年の2月に行く計画はあったのですが、コロナの状況が良くない時期だったので断念しました。
モーニングだとか、田舎寿司とか、知らない情報をまずGETできたので、いつか行くときのために、メモメモしておきます。
つぎの日はお天気どうだったのかな。
高知はなんとなく晴れているイメージが強くて。でも台風の通り道ですよね。^^;
★ゆんこ★
- ソネッチさん からの返信 2022/06/09 18:40:04
- Re: 秘密の花園
- ゆんこさん、こんにちは。ゆんこさんの旅行記更新、いつも楽しみにしています。
予定外の一人旅で、主人は「Mちゃんが行けないのに行くの?」と何度も聞くし、母は「私だったら、いかない」ときっぱり。息子たちからも「やめとけ。やめとけ。」と言われました。でも、直前で完全に高知旅行モードになっていたので強行突破でしたね。(笑)
バーネットの「秘密の花園」、懐かしいでしょう? バーネットの代表作とは言えない作品なのに企画展が開催されるなんて私もびっくりでした。私たち世代には根強いファンがいるのかもですね。
私の今回の高知旅行は高知市近隣だけでしたが、高知、よいところでしたよ。
-
- andさん 2022/06/09 10:24:17
- 気になる!
- ソネッチさん
こんにちは!私も高知に行きたくて…田舎寿司気になってました。
美味しんですねー訪れたらぜひ買ってみたいです。
- ソネッチさん からの返信 2022/06/09 11:08:36
- Re: 気になる!
- andさん、コメントありがとうございました。
日曜市で買った「田舎寿司」美味しかったですよ。
高知市はとってもよいところでした。訪問できるといいですね。
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