2022/05/29 - 2022/05/30
44位(同エリア443件中)
とらさん
この旅行記のスケジュール
2022/05/29
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パンプローナ
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バスでの移動
11:00 パンプローナ発 12:00 サンセバスチャン着
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サンセバスチャン
2022/05/30
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サンセバスチャン
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この旅行記スケジュールを元に
スペインは4度目ですが、サンセバスチャンという街の名は、つい最近まで知りませんでした。
スペイン巡礼に行こうと決めてから、情報収集のために、スペイン巡礼のNPOが主催しているハイキングに、2回ほど参加しました。
そこで出会ったシニア女子の方から美食の街、サンセバスチャンのことを聞きました。
せっかく、近くまでいくのだから、訪ねてみようと思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ビリャバの宿の前の通路から見たアルガ川。
なかなか趣きのある立地の宿だった。 -
宿を出発。
市バスでパンプローナのバスターミナルまで行き、長距離バスに乗ってサンセバスチャンに向かう。
サンセバスチャンに2連泊して、明後日パンプローナに戻る予定。 -
4番のバスがきたら、Estacion de autobus(スペイン語でバスターミナルの意味)と運転手に伝えて乗るようにと、宿で同室だったチリの留学生に教えてもらった。
運賃は、1ユーロ40セントということだったので、小銭を2ユーロ用意した。
椅子に座り、スマホを見ながら待っていたら、うつむいている間に、バスは無情にも通り過ぎていった。
次は、立ち上がって、待ってますよという体で、バスをお迎えしなければ。
バスは、結構、頻繁にくるという話だった。 -
20分くらい待つと、次のバスがやってきた。
乗り込もうとすると、わっ、運転手がマスクをしている。
マスク、マスク、マスクはどこだ。
パリのシャルルドゴール空港に降り立って以来、一度もマスクを使っていない。
スペインでは、乗り物の中ではマスクの装着義務がある、ようだ。
お釣りはもらえないものと思って、2ユーロ出したが、ちゃんとお釣りをくれた。
そういえば、スペインは先進国だった。 -
2台繋がりのバス。
Estacion de autobusと言って乗り込んだので、運転手がEstacion de autobusと言って、降りる場所を教えてくれた。 -
パンプローナは、巡礼路を歩き始めて、初めて出会った都会。
人口約20万人弱。
グーグルマップによると、あの角を曲がったところにバスターミナルがあるはずだ。 -
あった。
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地下に降りて、チケット売り場で、サンセバスチャン行きのバスのチケットを購入。
パンプローナ 11:00発
サンセバスチャン 12:00着
8.25ユーロ -
次に、案内所に行き、明後日、サンセバスチャンからパンプローナへ戻ってきてからのバス旅に必要なバスの時刻表をもらった。
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パンプローナ → プレンテレイナ → エステージャ → ログローニョ方面の時刻表。
まあまあ、頻繁に出ているので、バスと歩きを組み合わせての巡礼も可能。
当初の計画では、エステージャまで、あと二日かけて歩く予定だった。
運航バス会社は、La Estella。 -
ついでに、その先のログローニョ → ブルゴス → レオン のバスの時刻表も欲しかったが、そんなものは元々無いらしく、案内所のお姉さんが、パソコンで調べ、紙に書いて渡してくれた。
ログローニョ から ブルゴス までのバスは頻繁だが、ブルゴス から レオン のバスの便はあまりない。
この時刻表を元に、パンプローナに戻ってからの8日間の旅程を立て直そう。 -
バスターミナルには、ロッカーがあるんだね。
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チケット購入後、出発までに時間があったので、一旦地上に出て、バスターミナルの真ん前にある食堂で朝食を取ることにする。
アジア人経営の食堂、Mei Mei -
トルティージャ(スパニッシュオムレツ)とカフェコンラチェ(ミルクコーヒー)
スパニッシュオムレツは、スペインのバルの定番で、いろんなところで食べたが、ここのトルティージャが一番美味しかった。 -
食堂からバスターミナルを見る。
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バスターミナルの裏手にある広場。
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パンプローナ発サンセバスチャン行きのバスの中。
前の席には、悪ガキアメリカ人ふたり。
そこは、僕の席だけど、とおずおずと近づいてきたヒョロヒョロのスペイン人の青年に、そんなこと、どうでもいいだろう、空いている席があるんだから、そこに座れば?と、一撃。
そして、他の人は皆、マスクをして静かに座っているというのに、二人だけは、あごマスクで、ずっと喋りっぱなしだった。
傍若無人な旅行者、アメリカ人め。 -
車窓の風景。
バスクの山岳地帯。
この山脈を超えると、スペインのイベリア半島の北岸からフランスの西岸に面する大きな湾、ビスケー湾に出る。
そのビスケー湾の一番奥まった辺りに、サンセバスチャンがある。 -
サンセバスチャンに、12時着。
サンセバスチャンのバスターミナル バス系
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バスターミナルから地上に出ると、目に入ってくるマリアクリスティーヌ橋。
ウルメア川に架る、美しく優美な橋だ。 -
ウルメア川沿いの歩道を海へ下っていく。
サンセバスチャンは、人口約20万人弱の都会。 -
マリアクリスティーヌ橋の次の橋、サンタカタリア橋から旧市街をのぞむ。
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旧市街側に渡り、グーグルマップを頼りに、今日の宿、サンヘロニモ、がある通りまで辿り着く。
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あった。
建物の3階にペンション サンヘロニモのサインが。
Pension San Jeronimo (グーグル検索できます) -
ホテルの入口は、どこだ?
入口を探して、建物の周りを一周する。
一階はバル、二階以上は、住居とペンションが混在している建物のようだ。
入口のベルを鳴らして中に入ると、真ん前にエレベーターと階段が。 -
エレベーターで上がると、サンヘロニモ(San Jeronimo )2階、と書かれたドアが。
ヨーロッパは、1階がグランドフロア、2階が1階なので、日本基準ではここは3階。
ベルを鳴らすと中から開けてくれた。 -
チェックインを済ませて、部屋に案内してもらう。
部屋にたどり着くまでの3つのドア。
古いヨーロッパの建物のドアの鍵を3つも開けなければならない。
苦手だ。
不安だ。
実際、鍵を開けることが出来ずに、何度も宿の人の助けを借りた。 -
角部屋の明るく感じのいい部屋。
ここに2連泊して、相部屋の日々の疲れを癒す。
一泊55ユーロ。
バストイレ共用。 -
窓から通りを見下ろす。
夜も安心してバル巡りできるように、バルがひしめく旧市街の真ん中に宿をとった。 -
宿の下のバル、ガンダリアス。
超有名店。ガンダリアス 地元の料理
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早速店内へ。
お昼過ぎだが、まあまあ、混んでいる。
一箇所だけ、皿を置けそうなスペースを見つけたので、カウンターの方に行き、注文することにする。 -
うーん、どれも美味しそう。
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雲丹とウナギの稚魚のピンチョス2品と、白ワインを注文した。
全部で、6.7ユーロ。
美味しい! -
街を散策。
旧市街の狭い場所に100軒のバルがひしめいている、ということだけあって、どの通りもバルだらけ。
いろんなバルに入って食べたいが、何せ小食なので、2日間で入れる店の数は限られている。 -
旧市街は、どこもかしこも観光客相手の店ばかりだが、この通りは、洗濯物がたなびいていて、珍しく生活感がある。
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海の近くのサン・テルモ博物館(San Telmo Museoa)前の広場。
なぜだか、フォークダンスを踊っていた。 -
海に出る。
二つのビーチに挟まれて突き出している半島の岩場。 -
サンセバスチャンの釣り人。
こんな荒波で釣れるの? -
海から街に戻り、街歩き再開。
途中、バスクチーズケーキで有名な LA VINAを見つけた。
甘いものは苦手だが、とりあえず押さえておかなきゃと思ったが、人が多くて断念。
明日、また来ようと思ったが、次の日はお休みだった。
残念。ラ ヴィーナ 地元の料理
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LA VINA と同じ通りにある Senra に入る。
明るい店内のショーウィンドウには、ピンチョスがいっぱい並んでいる。
バルというより、ケーキ屋のよう。 -
椎茸、アンチョビとチーズ、イワシのフライのピンチョス3品と赤ワイン。
全部で12.3 ユーロ。
味はいまいち。
こういう明るくて若いスタッフがいる店は、何も知らない観光客目当てで、外れの店なんだな、と学習した。 -
サンタ•マリア•デル•コロ大聖堂
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散策していたら、ヨットハーバーに出た。
この先をもっと進んだら、観光スポットの美しいラ•コンチャ海岸があったんだ、と後で気づいたが、行かずじまい。
ヘミングウェイの「日はまた昇る」の主人公が、パンプローナでの狂騒の日々の後、ひとり冷たい海を泳ぎ、クールダウンしていたのが、ラ•コンチャ海岸。コンチャ海岸 ビーチ
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海側から見た門
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ジャガランダの花
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ジャガランダの花、その2
家の庭に、この木を植えてみたい。 -
La Vinaと同じ並びに良さそうなバルを見つけた。
Bar martinez (グーグルマップで検索出来ます) -
さっき入ったバルと違い、こういう黒づくめのおじさんが、働いているバルは当たりに違いない。
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ポテトサラダのようなものと、
中にキュウリがはいっている揚げ物。
白ワインを含め、全部で8.9ユーロ。
美味しくて、正解。 -
宿の入っている建物。
泊まっているのは、三階の角部屋。
窓柵にサイン、窓の上に照明が設置されている部屋。
照明が煌々としているのに、部屋の窓にはレースのカーテンしかないので、部屋の中は明るく、眩しくて眠れないほど。
照明は、11時半に消えたが、夜中の1時くらいまでうるさかった。 -
写真は、サンセバスチャンのアップルストア。
翌朝起きると、iPhoneの画面が真っ暗。
なんだ、なんだ、何がおきた?
そういえば、昨夜、スマホが異常に熱くなっていた。
ずっと、Androidだったけど、今回の旅に備えて、iPhoneに買い替えたばかりなので、あまりスマホ本体の扱いに慣れていない。
古いAndroid は、念のために持ってきたが、サンジャンピエドポーで、サンティアゴ・デ・コンポステーラに送ったスーツケースの中入っている。
スマホ無しで、これから、サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの9日間をやり過ごせるのか?
まず、写真は諦めなければならない。
方向音痴なのに、グーグルマップ無しで、宿にたどり着くのか?
そもそも、予約している宿の情報は、全てBooking.com のアプリ内にある。
宿の名前なんて覚えていないので、どこに向かえばいいのかわからない。
これから先の宿の予約も出来ない。
ラインもできなくなるので、家族や友達と音信不通となり、心配するだろう。
やっぱり、スマホが無ければアウト?
壊れたんなら、安いスマホを買わなければならない?
しかし、スマホがない時代は、どんな海外旅行をしていたんだっけ?と思う。
なくても、何とかなっていたんだと思うけど。
宿のスタッフのウクライナ人のお姉さんに相談すると、近くにアップルショップがあるよ、と言って地図を書いてくれた。
しかし、宿のお姉さんが教えてくれたのは、ただの携帯ショップだった。
で、何人もの人に道を聞きまくり、観光案内所の並びにあったアップルストアに辿り着いた。
昔は、グーグルマップがなくても、こうして何とか目的地に辿り着いていたんだなあ。
アップルストアのアジア人のお兄さんが、ちょちょいといじったら、元に戻った。
一件落着。
だが、スマホに依存しすぎている旅ってどうよ、と少し考えさせられた。 -
スマホの問題が解決したので、一旦宿に戻ることにする。
途中、市場などの写真を撮る余裕もでてきた。 -
昨日に続き、宿の建物の1階にあるバル、ガンダリアスへ。
ちょうど11時に、店が開いたので、1番乗りで、奥のテーブル席へ。ガンダリアス 地元の料理
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野菜不足を解消するために、サラダを注文。
サラダは、ちょっと高い。ガンダリアス 地元の料理
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リゾットも追加。
ご飯茶碗に軽く程度の量だが、久しぶりのお米が嬉しい。
ここで初めて、この地方名物のチャコリを注文。
少し、発泡している白ワイン。
2品とチャコリで、18.85 ユーロ。ガンダリアス 地元の料理
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ブランチの後、街をぶらぶらして、良さげなバルを見つけた。
Zumeltzegi (グーグルマップで検索出来ます)
ここも、店の人が、黒い服のおじさん達
なので、期待できそう。 -
青唐辛子を塩だけで味付けしたソテーが凄く美味しいので、絶対食べて言われていた、これが噂の青唐辛子か。
8ユーロとあったので、指差して注文。 -
青唐辛子のソテーと鴨肉とチャコリ。
青唐辛子は、想像した通りの味。
鴨は、絶品。
チャコリも含め、全部で13.5ユーロ。
メニューに、イカの墨煮(18ユーロ)を見つけたので、夜、食べにこよう。 -
美味しいそうなピンチョスが並ぶ。
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エビとハムの焼き串と、肉串のピンチョス。
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ミニハンバーガー。
美味しいそうだが、これひとつでお腹がいっぱいになりそう。
少食なので、何種類もピンチョス(タパス)を楽しめるよう、なるべくボリュームのないものを選ぶ。 -
旧市街から橋を渡り、グロス地区の海沿いにあるクルサール国際会議場の地下のスーパーマーケットへ。
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スーパーの入口手前には、肉屋が並ぶ。
美食の街なので、肉は肉屋、魚は魚屋で買うんだろうな。 -
巡礼途中の小さな村のスーパーでは、3.99ユーロで売っていたサラダが、ここでは、1.99ユーロ。
これも市場原理が働いているんだな。 -
町の小さな果物屋。
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知らない街に行くと、不動産屋の売り物件の張り紙を見て、相場をチェックする。
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グロス地区を、コーヒーを飲める店を探して歩く。
この街に来てから、ずっとワインを飲み続けているような気がするので、たまには、コーヒーブレークしなければ。
パン屋さんがあった。
グロス地区のPanadería Tahona
(グーグルマップで検索出来ます) -
かっこいいお姉さんが、コーヒーを入れてくれる。
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パン好きではないが、どれも美味しそうに見える。
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パイとコーヒーで一休み。
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グロス地区をさらに進み、有名なバル、Bar Bergara (グーグルマップで検索出来ます) に到着。
お腹が空いていなかったので、メニューだけ見せてもらう。
ちょっと宿から遠いけど、夜は、ここに食べにきてもいいな。ベルガーラ 地元の料理
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グロス地区の下にあるスリオラビーチへ。
Zurriola beach
やっぱり、海が好き。
潮の匂いをかぐと、癒される。ズリオラ海岸 ビーチ
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トップレスは、フランス人に違いない。
ズリオラ海岸 ビーチ
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私の同類、海好きシニア女子。
ちゃんと、ビキニを着ている。
ヨーロッパのおばあちゃんは、自由でいい。ズリオラ海岸 ビーチ
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これぞ、甲羅干し
ズリオラ海岸 ビーチ
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由比ヶ浜から見た稲村ヶ崎のようだ。
ズリオラ海岸 ビーチ
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女子サーファー集団
ズリオラ海岸 ビーチ
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犬を洗うシャワー。
ズリオラ海岸 ビーチ
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ずっと海を眺めていると、サーファー達がいて、ここは湘南なのかと勘違いしていまいそうになるが、振り返って海沿いの立派な建物を眺めると、やっぱり、ここはヨーロッパ。
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一番河口にあるカーサル橋 (Puente Del Kursaal) を渡り、グロス地区から旧市街に戻る。
夜になると、橋の上の街灯が点灯して綺麗だろうな、写真に収めたいな、とは思ったものの、暗くなるのが11時頃くらいなので、待ちきれなかった。 -
ブログで、よく紹介されている、Bar Sport。
(グーグルマップで検索出来ます)
人気店なのか、さっき前を通った時は、人で溢れていて入る余地がなかったが、今は、5時半なので、人がまばら。
今がチャンスとばかりに入店。
日本語のメニューを出してきてくれたりして、日本人の観光客に慣れている様子。 -
雲丹のタルト。
まあ、普通の味。 -
フォアグラは、絶品。
2品と赤ワインで、10.5ユーロ。 -
宿のおじいさんの犬。
おじいさんは、昼間は、空いている客室のドアを開けて、中で呑気にテレビをみている。
一旦、宿に戻って、夕飯に出かけるつもりだったが、夕方、中途半端に食べてしまったので、お腹が空かずに、結局出かけられなかったのが、残念。
今夜は、隣りの人の声が筒抜けで眠れそうもなさそう。
男の二人組のようだが、しまいには、歌を歌い始めた。
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