山口県　行きたい所一杯の旅

2022/04/14 - 2022/04/16

「自然に彩られた山口の絶景へ」の案内に惹かれて、2泊3日のツアーに参加してきました。

エリア 長門市・長門湯本温泉(山口)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス JALグループ ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

香山(こうざん)公園内にある、「国宝　瑠璃光寺五重塔」

五重塔の美しさでは、日本三名塔の一つに挙げられているとか。

因みに後の二基は、奈良県の法隆寺、京都府の醍醐寺とのこと。

香山公園 公園・植物園

香山公園内に移築された「沈流亭」

西郷隆盛や木戸孝允等が薩長連合軍による出兵について密議した明治維新の貴重な史跡とのことで、維新の重臣の写真と説明が並んでおりました。
中に入り二階に上がって往時を想像してみました。

一日目のお宿　「長門湯本温泉　大谷山荘」
清流　“音信川” に畔に佇む、とても趣のある旅館でした。

山荘とつくのでどんなお宿かと思っていましたが、お部屋もこの様にゆったりしていてとてもキレイでしたし、お風呂も広くジャグジーも数種類あり、充実していて気持ちよく過ごすことが出来ました。

長門湯本温泉　大谷山荘 宿・ホテル

旅行の前に、テレビでこちらのどら焼きの事を放映しており、是非食べたいと思っていたので早速。

こちらのお店「あけぼのカフェ」は今回の旅行2日目に泊まった、“界　長門　星野リゾート」が併設しています。
味は「あずき・ゆずきち・夏みかん」の3種類ありました。
私達は柚子味の「ゆずきち」と「夏みかん」を求め、その場ですぐ頂きました。
2人の好みとしては「ゆずきち」。

夏みかんは山口県萩市特産とのことで、こちらも美味しかったです。

音信（おとずれ）川には色々なタイプの橋や飛び石やお休みどころがあり、
天気が良ければゆっくり休みたかった所です。

二日目は春帆楼本店で早目の昼食。

歴史あるこの名店でのお食事を楽しみにしていましたが、レストラン会場に入りましたら、まるで学校の教室のよう。
全員前方を向き、黙々と用意されたものを頂くだけで、何とも味気の無いお昼となりました。

これはコロナ禍のせいなので仕方ないことではありますが、寂しいですね。

手前の建物は「日清講和記念館」

春帆楼本店 宿・ホテル

山口県には写真のようにオレンジ色のガードレールがありました。

以前、山口国体開催のとき、県道ガードレールを県特産の「夏ミカン色」にしたそうです。

この色のガードレールは山口県だけだそうです。

「角島大橋」
この橋の事を知ってから「行ってみたい、見てみたい」と、考えていました。
やっと来ることができました。

バスを降りるや否や、下調べをしていた撮影スポットに一直線。

晴れていたらどんなにか、海は青く輝いていたでしょう、と思うと残念ですが、着く直前まで雨が降っていたので、ここに着いた時はあがったのでラッキーでした。

角島大橋 名所・史跡

元乃隅稲成神社の鳥居
観光写真では緑の中の赤い鳥居と青い海、三色揃って素敵でしたが、
今日は天気がもう一歩で残念。次の機会があるかな？
朱色の鳥居は123基。
下にある大きな鳥居から神社に向かいます。

元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会

足に自信にない人は途中から神社に上ることもできます。
大きな鳥居の先の海岸近くまで行きたかったのですが、凄い泥んこ状態になっていたので諦めました。

上から下の鳥居まで往復したのですが、この時は雨上がり後だったので、泥が階段に沢山ついていて歩きずらく、二重にきつかったです。

ここの賽銭箱は変わっていて、一番上の鳥居の上の方に設置してあります。

ハートが付いている所が賽銭箱なのですが、結構高くてまた風も強く、男の方でも中々入らず、私なんかあさっての方向に硬貨が行ってしまい、しょうがないのでしゃがんでいる男性の頭の先にある賽銭箱に入れてきました。

二日目のお宿は「界 長門 星野リゾート」

星野リゾートって有名なので、どんなに過ごしやすいのか楽しみにしてきました。

前日宿泊した大谷山荘と同じ音信川沿いにあり、とても近いです。

山口県の伝統工芸の大内雛を活かしたルームキーが可愛かったです。
こういうのとても素敵なアイデアですね。

夕食は一区画ずつ区切られていて、ちょっとお洒落。

でもねー、この底の抜けた樽のような中にある飾り玉。
一回ずつ使い切りでしょうか?消毒するのが大変そう。

界の裏口になります。
左側の黒の格子の所があけぼのカフェ。

宿を立つときの事です。
正面玄関前は狭いので、大型バスが駐車出来ず、私達は荷物を持って緩い登坂を少し離れた駐車場まで歩いて行きました。

勿論来た時も駐車場からそれぞれ荷物を持ってきました。
来たときは下り坂だったので、それほど大変と思わなかったのですが、
登坂はね緩いと言ってもシニアにはちょっと応えました。

台車か何か使って、荷物をバスまで運んでくれるサービスがあったらと残念でした。

三日目は、いよいよ「秋芳洞」

もう何十年も前から(?)来たかった所へやっと来ました。

私達は少しずつ下っていくコースで、黒谷口から入洞しました。

秋吉台国定公園 自然・景勝地

黄金柱
オパールを大きくした石のよう。

百枚皿
20年位前に行った、アメリカ・イエローストーンにあるマンモス・ホット・スプリングスを思い出しました。

わーっ、キレイ!と、思わず声が出てしまったこの鍾乳石の壁。

風が無く波が立たないので、水面は鏡のようで底なしの穴のよう。
あまりに綺麗で引き込まれそうな感覚になりました。

もうすぐ出口です。
写真右奥に外の光が見えます。

とうとう出てきました。
こちらが、「洞正面入口」です。
水がきれいです。

洞正面入口を振り返ったら、私の大好きな滝が工事用の足場でみえません。
もったいない、惜しい、残念。

ズーッと来たかった秋芳洞、来ることが出来て良かったです。

日本最大級のカルスト台地の「秋吉台」
白いのは石灰岩。
地球の不思議を感じる景色でした。

このツアー最後の方では、趣のある萩城下町を散策したり、松陰神社を参拝したりして、宇部山口空港から羽田空港へと戻り帰路に着きました。

とても充実した2泊3日の旅でした。

皆様、最後までお付き合い下さって、ありがとうございました。

萩城下町 名所・史跡