2022/05/22 - 2022/05/22
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カメポンニュさん
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5月22日はいい天気であった。自然観察会のメンバーで福知山線廃線跡を歩くことになった。西宮名塩駅集合で武田尾駅解散の予定だ。私は自転車で西宮名塩駅に向かった。廃線跡コースは自転車を押しても楽に歩ける。コースの植物を観察して一日を楽しんだ。帰りの武田尾からのサイクリングも楽しいものである。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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家から武庫川まで行き、サイクリングロードを逆瀬川の終点で降りる。川沿いに生瀬を目指す。途中に温泉が噴き出すマンションを見る。今日も自噴していない。チャンスを作って噴き出すところを見てみたいものだ。
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生瀬橋で176号線に合流する。道幅が狭いので気を付けて走る。4車線化にする工事が進んでいるので後しばらくしたら走りやすくなるのだろう。でも、ここの工事は長い時間かかっている。西宮名塩の街並みを右手に見ながらすすむ。いったん左に国道を外れてから国道の下をくぐり駅に着く。まだ9時過ぎだ。
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集合が10時なので誰も居ない。当たり前だ。駐輪場をのぞく。100円で止められるが平たいところなので壁にもたれさせねばならない。平日はいっぱいになるみたいだが、日曜日はすいている。ここに預けてもいいが、今日は武田尾まで押して行って、そこからの走りも楽しみたい。
10時に皆さんがそろう。14名の参加だ。出発する。駅の案内地図には国道を回るように書かれているが道をよく知っている皆さん方は住宅地の中の近道を進む。
道端にはセンダンが咲いている。近くで見るとなかなか可愛い花だ。 -
ナツグミが実をつけている。
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グミの仲間は葉の裏が銀色に輝いているのが特徴である。
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橋のたもとには二等水準点が設置されている。
三角点は有名だが水準点はあまり取り上げられない。道路横の目立たないところにあるから仕方ないのかもしれない。ちょっとかわいそうな気もする。 -
廃線跡に降りる。コースを少し外れたところに小さな植物園のようなところが作られている。これはヨコグラノキという物で葉の付き方が面白い。
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この隣にはカギカズラがある。名前の由来がよくわかる。
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これが実である。
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ウツギが花盛りである。
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廃線跡に戻る。ハイキング客はかなりいてる。この天気だから当たり前だろう。これは葉が互生なのでガンピだという。
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葉が対生ならキガンピになる。口で言うより見せてほしいものだと心の中で説明を聞きながら叫んでいた。しかし、先でちゃんとキガンピが出てきた。確かに対生である。こちらは実ができている。
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このコースの目玉のトンネル。くり抜き方が面白い形をしている。照明はないので懐中電灯が必須だ。今日は自転車のライトがあるので明るく快適に進む。
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シラキが花をつけている。高いところで花がついていることが多いので目の前で見られるのは珍しいかも・・。
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サルトリイバラが実をつけている。「青リンゴの味がするよ。」と言われて口へ…。うっすらとはリンゴ感はあるが、無理がある。もっと熟したら味がよくなるというが…。
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2つ目の長いトンネルを通る。途中で天井に2匹のコウモリがいた。自分の家の中を他人がワイワイ言いながら通過されたらうっとおしいとは思うのだが、休日のみと我慢して暮らしているのだろうか。
トンネルを越えてしばらく行ったところの蛇籠に腰かけて昼食タイム。
昼食後、まずはダンコウバイを見る。葉の形が面白い。 -
ここから進むと、先に行った人たちが崖を見ている。何を観察しているかと思い近づくと、なんとマムシが崖を上っているではないか。杖でちょっかいをかけようとする人、それを止める人、石を投げる人、逃げる人などいろいろな反応をしていた。皆さんの好奇心は旺盛である。マムシに噛まれても何とかなりそうな人ばかりであった。
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トンネルを抜けて橋を渡る。
このコースをハイキング道としてから橋をちゃんと整備した。安全だが鉄道のままのほうが渡るのにスリルがあっていい。自己責任で通る場所があってもいいかと思うがいろいろな事情があるのだろう。 -
次のトンネルを抜けると壁にツメレンゲが引っ付いている。これは珍しい種類だそうだ。
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昼食後はどうしてもペースが上がる。
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オニグルミがたくさん生えている。
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広場では慰霊碑が立っている。
第二次世界大戦前後の朝鮮人の労働者の慰霊碑だ。2020年に建立されている。なぜこんなに時間がたってからなのだろうか。全くわからない。 -
ジャケツイバラが異様に太い。
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3名でしばらく先行する。後続を待っているときに目に入ったのがこれだ。「ヤマブキ???」
後続の方々に聞いて「???」は取れた。 -
皆さんはこの店でエネルギーを補給するという。私はここでくつろいだら自転車を進める気力が失せてしまう。
すごく後ろ髪が引かれる思いがあった(現物の後ろ髪はないが・・。)。ここで皆さんとお別れする。
ここからは登りが切畑まで続く。そこからも緩い登りが続く。宝塚へ抜ける道は家までの距離が一番短い。ただ、登りが急である。山本へ抜けるルートや川西へ下るルートもある。今まで通った事のない川西ルートを進むことにした。路面が荒れているのでスピードを控えめにして下る。下へ着くと後は多田神社から池田へと抜ける。猪名川サイクリングロード経由で無事に帰宅した。
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