祝・開業10周年　「臨時列車」に乗ってスカイツリーへ

2022/05/22 - 2022/05/22

ご覧いただきありがとうございます。

2022年5月22日、東京スカイツリーは開業10周年を迎えました。

開業当初から毎月の様に通っているスカイツリーマニア(汗)なので、記念日にあわせて展望台へ行ってきました。

いつもは地下鉄でアクセスしますが、今回は少し変わった行き方でスカイツリーに向かいます。

※愛用していたカメラが故障したので今回は全てiPhoneでの撮影です。

エリア 浅草(東京)

東京スカイツリーは、2012年5月22日に開業し、今年(2022年)で10周年！

東京の新たな顔として定着し始めてきましたが、開業からもう10年も経つのは年を感じます・・・

今回は、記念すべき１日を朝から晩まで堪能してきました。

※写真は東京スカイツリーと東武250型

10周年にあわせて、スカイツリーやその下にあるソラマチでは様々なイベントが行われていましたが、プレスリリースに何やら鉄道ファンの心をくすぐる一文が・・・

「「浅草駅～とうきょうスカイツリー駅間で臨時列車を運行」」

なんと、東京スカイツリーの開業10周年に際し臨時列車が走り、しかもいつもは乗れないレアな車両が...

これは乗りに行かないと！！と思いいつものルートではなく浅草経由で向かいます。

ちなみに、東京スカイツリーは、東武鉄道の傘下なのでこのような臨時列車を走らせています。東武鉄道は、スカイツリーや東武ワールドスクエア、東武動物公園などを所有するほか、日光や鬼怒川温泉など様々な観光名所を沿線に抱えています。

16時ごろ、銀座線で浅草へ。

この日は朝からスカイツリー周辺を散策し、10周年記念グッズを購入した後、銀座でブラブラして時間をつぶしていました。

本日2度目のスカイツリーへ向かいます。

少し前の浅草駅は開業当初のままの少し古めかしい感じでしたが、リニューアル工事をしてきれいになりましたね～

銀色の車体にオレンジの帯の01系も好きでしたが、新型だけど昔の塗装を復刻した1000系(写真の車両)も素敵です。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

改札を出て駅直結の地下商店街は、開業当時のまま。

昔ながらの味のあるストリートですね・・・

東武の浅草駅にやってきました。

スカイツリーへ行くときは地下鉄で押上まで行ってしまうので、東武の浅草駅に来るのは久しぶりです。

今回乗るのは16:35発の臨時・とうきょうスカイツリー行。

浅草16:35発、とうきょうスカイツリー16:38着の１駅約3分の短い臨時列車の旅です。

発車までしばらく時間があるので少し撮り鉄タイム・・・

特急ホームの4番線には、最新の特急「Revaty(リバティ)」の500系。

東武は関東で一番の路線長を誇る鉄道会社なので特急の種類も多く、500系は分割可能で多線区に入線できるような自由度の高い形式です。

東武浅草駅のとうきょうスカイツリー駅方は半径100m、制限速度15km/hの物凄い急カーブ。

駅は隅田川に沿って位置していますが、隅田川を直角に鉄橋で超えるためにこのような急カーブになっています。

ホームのとうきょうスカイツリー駅方はカーブしていて、ドアとホームの間に大人も落ちそうな隙間ができているので、渡り板が設置されます。

また、一部ホームではホームが非常に狭くなっている箇所があり、ドアカットも行われています。

10000系がやってきました。

東武スカイツリーラインの浅草～曳舟間は浅草駅のホーム有効長の関係で、特急以外では各駅停車と区間準急/急行しか運転されていません。

スカイツリーライン内の優等種別である急行・準急はすべて地下鉄半蔵門線に直通するため、浅草～曳舟間は通らない運用形態を取っています・・・

長年愛用してきたカメラがついに故障し、今回はスマホでの撮影。

スマホも新しくして、超広角レンズが使えるようになったので、近接での撮影がしやすくなりました・・・

ただ、望遠はいまひとつ。電車の写真をがっつり撮るには一眼レフなどのカメラがいいですね～
新しくカメラを買いたいと考えていますが、結構な金額するので悩み中...

少し撮り鉄をしていたら、今回のお目当ての車両が入線。

東京スカイツリー開業10周年の記念ヘッドマークをつけた東武634型「スカイツリートレイン」がやってきました。

634型・スカイツリートレインとは？？

6050系2両2編成を改造し、2012年から運転を開始した編成。座席の配置変更や展望窓の設置などの改造が施され、スカイツリーを車内から見やすいようになっている。形式名はスカイツリーの高さ634mに由来している。2017年までは特急「スカイツリートレイン」として運行されたが、現在は臨時列車のみの運用にとどまる。種車の6050系は、2022年春のダイヤ改正で東武鉄道保有車両は全て運用を退いたため、634型の今後の去就も注目されている。

側面はカラフルな水玉模様が施され、一部に展望窓も設置されているのが見えます・・・

スカイツリートレインなので側面にはスカイツリーのシルエットもラッピングされています。

何故水玉模様なのかは定かではないですが、スカイツリーのロゴが水玉模様だからかな・・・？

浅草駅の折り返し時間は9分なので停車中にサクッと車内を散策。

座席は1+2の３列がけで、青色のモケットの車両と赤色のモケットの車両がありました。

スカイツリーを見やすいように座席が窓側を向いているのが特徴。

観光列車だとよく窓向きの座席がありますが、それと同じ感じです。
（スカイツリートレインも観光列車でしょうか・・・）

種車が、先日東武鉄道から引退した6050系なので、懐かしい２ハンドルの運転台でした・・・

実はこの634型、ここ数年は臨時列車でしか走っていないのに加えてヘッドマーク掲載時期が他の形式に比べて早く終了する予定なので、もしかしたらそのまま引退するのでは？とささやかれています・・・

車内の写真を撮っていたらもう発車時刻に（汗)

15km/hほどのゆっくりとした速度で急カーブを曲がっていきます。

隅田川沿いに広がる隅田公園の上を鉄橋で超え、隅田川を渡ります。

隅田公園は、東京オリンピック開催時のブルーインパルス展示飛行を見に来た時に訪れました、、、

春は桜の名所としても有名で今年の3月にも来ています()

隅田川を渡ります。

最近、隅田川の東武線の橋梁の下に「すみだリバーウォーク」という徒歩専用の橋が整備され、一部はガラス床になっていて隅田川の水面が見えます。

浅草寺とスカイツリーの最短ルートとなっているので、浅草・押上エリアに行かれた際はぜひ通ってみてください・・・

展望窓からスカイツリーがよく見えます。

スカイツリーがよく見えるのは進行方向左側(浅草発)、隅田川を渡り終えるまでくらいのわずかな時間です。

とうきょうスカイツリー駅に近づくと、スカイツリーに近づきすぎてよく見えません(泣)

浅草駅からわずか3分でとうきょうスカイツリー駅に到着。

最近、企業やアニメとのコラボで駅名標の駅名を変えるのが各鉄道会社で流行っていますが(?)、東武鉄道も流行に乗り、テレビアニメとコラボしてとうきょうスカイツリー駅の駅名標を「とうきょうジョジョツリー」に変更していました。

コラボ詳細はこちら
https://www.tokyo-skytree.jp/event/special/jojotree/

とうきょうスカイツリー駅 駅

634型の車番をパシャリ。

634型なのでちゃんと車番が634になっていました・・・

とうきょうスカイツリー駅到着後すぐに回送として車庫に引き上げるのでさくっと634型を撮影。

もう少し乗っていたかったですが、普段運用につかない列車に乗れて満足でした・・・

とうきょうスカイツリー駅も東京スカイツリーもどちらも東武鉄道の管轄なので、公式キャラクターの「ソラカラちゃん」がお出迎え。

東武鉄道の管轄でない押上駅に比べてスカイツリーのふもとに来たと感じられる駅ですね～

この後はいつものように(?)、スカイツリーの展望台へ。

ちょうど日が傾き始めた時間帯だったので、夕焼けから夜に移り変わる東京の風景を楽しみました。
(その様子は次回の旅行記で・・・）

今回もご覧いただきありがとうございました。

開業10周年の記念にふさわしい臨時列車でした。もう少し乗っていたかったのはやまやまですが、乗車券だけで乗れるようにしていただいたので短い距離でも十分に楽しめました。

スカイツリートレイン634型は引退も噂されているので今後どうなるかはわかりませんが、イベント列車や団体列車としてまた活躍してくれることを期待します・・・