2022/05/20 - 2022/05/20
102位(同エリア130件中)
菊花さん
新型コロナウィルス・ワクチンの第3回目接種も進み、各種規制も緩くなり、そろそろ旅行も解禁だな、ということで。
首都圏に在る2ヶ所の巨大地下空間を巡るクラブツーリズムのバスツアーに参加、首都圏外郭放水路と大谷資料館を見たよ。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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ツアーバスは8:00に都庁大型バス駐車場を出発、9:20過ぎに埼玉県春日部市にある庄和排水機場・首都圏外郭放水路に到着。
龍Q館という資料館を各自見学してくださいということで首都圏外郭放水路 名所・史跡
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ガラス越しに中央操作室(放水路全体を監視している場所)も見たよ。
こちら、いくつかの映画やドラマで「XXX司令室」として使われているとのことで、その宣伝パネルもありました。
ちなみに、奥の机に鎮座しているぬいぐるみは、埼玉県のマスコット「コバトン」ですね。 -
10:00頃、施設の説明係の方に連れられて、いざ調整水槽(通称・地下神殿)へ。
写真右手に広がるサッカー場2面程の広さの芝生の下が、調整水槽。 -
今、ここ
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この地下鉄入口みたいなところから、116段の階段を降ります。
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階段は、ある程度のところまでは外気との温度差をあまり感じないのだけれど、底に降りた時には少々ひんやり。
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まず、係の方から施設の説明を聞いて、その後はたっぷりと写真撮影時間。
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降りてきた階段のすぐ横にあるのが第1立坑。
第5~第2立坑の各坑からトンネルを通じて流れてきた水を、調圧水槽に送り込む場所。
今回の見学コースでは立ち入らないけれど、深さ70mの第1立坑の階段を途中まで降りて行ける見学コースも有るのだ。 -
水は、写真奥の立坑から広々とした調圧水槽に流れ込むことにより、その勢いが弱まる。
なにしろ長さ177m、幅79m有るのでね。 -
写真手前側の立坑から流れ込んできた水は写真奥に流れ着き、ポンプ設備によって吸い上げられ、排水樋管に送られ、先ほど見た中央操作室からのコントロールで荒川に流される。
で、この調圧水槽、年7回程度使用されていて(つまり毎年7回程度は中川・綾瀬川流域が浸水しそうになる降雨があるということ)、昨年2021年は5回使用、最後の使用は12月だったとのこと。 -
使用後に水がひいても調圧水槽の底には泥が溜まるので、見学箇所は毎回人力で泥を掻き出し。
年に1度、地上からトラクター(だったかな?)を降ろして全面の泥を掻き出し、その泥は護岸整備等に使用されているのだそう。 -
年間使用回数が少ないとはいえ、水が溜まり・泥が溜まる場所だと、何らか匂いがするのかな?と思っていたのだけれど、気になる匂いはゼロでした。
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イチオシ
パルテノン神殿をイメージさせるこの太い柱。
天井を支えるためだと思っていたのだが(勿論、その役目の有るだろうけれど)地中の地下水によって浮力が発生してこの空間(調圧水槽)が浮いてしまうのを防ぐ重しの役目があるとのこと。
柱の重さは1本約500t、その柱が59本。 -
今回のお手軽見学コースの場合、調圧水槽の端から端までを歩いて見学できるわけではなく、見学できるのは手前の部分まで。
でも、十分に地下パルテノン神殿感を味わえます。 -
10:45頃、地下から上がって、
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排水機場のポンプ設備の何らかと思われるものに興味津々
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排水機場の横には、第1工区トンネルを掘ったシールドマシン面板が展示されていました。
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外径12.04m、これに刃がついていて、硬い土を掘るというか削っていくわけですね。
ゴリゴリゴリゴリ~ -
10:50頃、バスに乗り込み
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約2時間バスに揺られて(その間ずっと寝てたけど)12:40頃、宇都宮東武ホテルに到着。和食膳を頂く。
13:45頃、再びバスに乗り込み宇都宮東武ホテルグランデ 宿・ホテル
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30分もかからず、14:10頃、同じ宇都宮市内の大谷資料館到着。
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添乗員さんがチケットをくれるので、自由に坑内見学。
またしても階段を降ります。大谷資料館 美術館・博物館
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階段を降りている途中からグッと冷えた。
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見学通路に設置されていた温度計によると、中の気温は1桁。
それでも風が吹くわけでは無いので、ヒンヤリはするけれど極端に寒いわけではない。 -
栃木県宇都宮市大谷町付近一帯から採掘される流紋岩質角礫凝灰岩を大谷石と呼んでいて、その採掘場跡がここ。
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公開されているのは地下採掘場跡のごく一部。
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イチオシ
深い。
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1960年頃から機械堀になるのだけれど
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その前は手堀り。つまりツルハシを振って石を切り出し、1本が約70kgの石を背負子で運んだ。
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大谷資料館は2018年にも訪問しており、その時も感じたのだけれど、日頃自分が歩いている足の下にこういう岩が広がっていることと、それを切り出す労力というかパワーというのが途轍もない。
2018秋の大谷資料館と御止山のキノコ
https://4travel.jp/travelogue/11404126 -
所々、アート、あります。
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外がチラリと見える箇所も。
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地下帝国感、ある。
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石の華、だそうです。
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14:45頃、再び外に出てきたので、坑内を30分程度見学していたことになる。
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バス出発時間までまだ時間があるので、ちょっとだけお散歩。
校内から外の光が見えていたのは、こういう場所かな? -
駐車場脇には、大谷石っぽい外装が施された自動販売機が。
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こちらが本物の大谷石。
ボコボコと穴が開くのが特徴。 -
団体バス駐車場を囲むように広がる大谷石の切り出し跡。
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四角く切り出しました!という感じが面白いなぁと写真を撮っていたら
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急に俄雨が来たので、慌ててバスに乗り込む。(窓に雨粒がかかっているのが分かるかな?)
15:00過ぎに大谷資料館を出発 -
途中、蓮田サービスエリアでトイレ休憩があって
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17:30新宿駅西口に帰着。
面白かったね、次、どこ行く?
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