2021/04/16 - 2021/04/18
1098位(同エリア4358件中)
のっこさん
2021年の年明け。
数年ぶりの大きなパニック発作が起きた私は、自分に対する自信を喪失し、落胆していました。(詳しくは過去旅行記をご覧ください)
どんよりと落ち込んでる私を友人が食事に誘ってくれて、その際に宮古島に行きたいんだけど一緒にどう?と提案してくれました。
一部失効するマイルがあった私は那覇への特典航空券を予約していたのですが、それをキャンセルして友人と共に宮古島へ行こうと決意。そしてチケットを手配しました。
コロナが増えつつあった時期なので行っていいのかとも迷いましたが、気心の知れた友人と要所要所のみの合流だけならば大丈夫かなと考えました。万が一パニック発作が起きても、一人ではないから安心ですし。
そうして決めた宮古島への旅。
この時私は沖縄本島さえも行ったことがなく、沖縄方面は未知のエリア。宮古島のことなどほとんど知識も興味もありませんでした。言ってしまえば、誘われたから行ってみるか…と思っただけ。
あまりテンションが上がらない状態でのスタート、トラブルもあった旅でしたが、この宮古島旅行が「本当の自分」を思い出させてくれました。
この旅行記では宮古島到着日の後半のことを書いています。短い宮古島滞在で行きたい場所があった私は、思い切って22年ぶりに原付バイクに乗るという決意をし、レンタルすることにしました。
旅行から一年以上が経って記憶が曖昧な部分もありますし、大した内容ではありません。もしよかったらご覧下さい。
(*・ω・)
PR
-
お昼前に宮古島に到着してから、夕方までの間はホテルのレンタサイクルを借りて観光していました。
↓こんなことをしてました。
https://4travel.jp/travelogue/11754731
夕方に一度ホテルに戻り、レンタルバイク屋さんと待ち合わせ。気さくなおじさんが車で迎えに来てくれて、お店まで移動しました。 -
宮古島に行くにあたり、ガイド本を読んで少し調べたのですが、車がないと移動が厳しいのが実情。
宮古島を何度か訪れたことのある旅の大先輩のお姉様に相談してみたものの、やはり車がないと…という微妙なお答えでした。
いくら宮古島が小さくて長閑な島だといえども、ゴールデンペーパードライバー歴22年の私にいきなり車の運転をすることは出来ません。無法者でもそこまでの度胸はない。
(;^ω^)
そんな時に思い出したのが、超有名人気トラベラーである「ハナコ」さんと、台湾仲間の「まっつんさん」のこと。このお二人は台湾をバイクで旅していたな…とふと頭に思い浮かんだのです。
私はど田舎で生まれ育ち、高校時代は原付で通学していたので、バイクならば何とかなるかも??と考えました。最後に乗ったのは車の免許を取った頃ですから、ざっと22年前。ブランクが長すぎるし乗れるかどうかはやってみなければ分からない…
でも、自転車やスキーなど身体で覚えたものは忘れないから、案外いけるんじゃね?!と己を鼓舞し、思い切って予約しました。
ホテルから店まで送迎してくれる「サーウエスト」というところで手配。レンタル料は24時間で2500円ぐらい。(保険料込み、2021年時点の値段)レンタカーと同じく、ガソリン満タン返しの契約です。 -
お店の中で手続き。
お店のおじさんは元東京在住の方なんだそう。私の住所を見て、多摩川の方ですねーと。多摩川は昔は清流でね。よく遊びましたよ、と仰っておりました。
うちから多摩川は何駅か離れているし、やや距離がありますが…。そしてあの多摩川が清流?!と思い、いつ頃までお住まいだったんですか?と尋ねたら50年ぐらい前だって。そりゃ清流だったかもね。
(´Д`A;)
その楽しいおじさんが店オリジナルの宮古島の地図を見せながら、見どころの説明をしてくれました。
どの辺りに行くつもり?と聞かれたので、こことここと…と伝えると、おすすめの時間やお店、移動の際に気をつけるポイントを教えてくれました。この時間は風が強いからね、とか。 -
てっきりこの地図をいただけるとばかり思っていたら、渡されたのは赤の手書き文字が入っていない普通の地図。「これはスマホのカメラで撮影してね」だって。
お客としてはこれをこのままコピーして渡してくれたら嬉しいんですが、きっと面倒くさいんでしょうね。
表と裏をスマホのカメラで撮影しました。 -
その後、店の前でエンジンの掛け方など、車体の説明を一通り受けました。
長いこと乗っていないと伝えましたが、でも大体覚えてるでしょ?と言われ、店の横で軽く練習。
たしかにエンジンの掛け方、ウインカーの出し方、身体が覚えていましたよ。身体が自然に動きます。
かなりドキドキしていましたが、あとはなるようになる!と決意し、お店を後にしました。
自分が高校時代に乗っていたバイクはホンダ製の、もう少しいいやつ。これを見た時「ボロい!!」と思ったのが本音。もしかすると海のそばだから錆びやすいのもあるのかもしれませんけど。 -
店を出て、ならし運転。
お店から6キロほど離れた砂山ビーチまで乗ってみました。
まだスピードに身体が慣れないので、恐る恐るゆっくり走行して何とか到着。
こんなのは宮古島だからこそ出来ることであり、車が多い那覇ではまず無理でしょう。 -
砂山ビーチの駐車場にあった地図。
シーサーがマスクをしております。
今年もまだつけているかな?
2022年のGW後半、私は再び宮古島へ行ったんですが、見るのを忘れました。
コロナ禍も3年目。
私はノーマスク派でも反ワクでもありませんが、そろそろマスクをはずしたいです。職場が超暑くて。
(´Д`A;) -
海にはサメがいるって。
(||゚Д゚)
そしてビーチまでの道は山歩きの道のように草が茂っているけど、ハブとか出ないよね?とドキドキ… -
幸い?ハブには遭遇しませんでした。
代わりに沢山出会ったのが蝶。
ゆらゆらと沢山の蝶が舞っています。 -
なんだろう…
天国に来たような気がしましたよ。
夕方5時過ぎで人がおらず、いるのは美しい蝶だけなんです。音もなく、とても静か。
いるのは自分と蝶々だけ。
不思議な感じでした。 -
少し歩くと景色が開けて、海が見えました。
この色!!
本当に天国みたい。 -
日本にもこんなに綺麗な海があるんだなぁ。
青のグラデーション、私の大好きな色。 -
生憎の曇り空ですが、それでも青い。
-
空と海が繋がっているような幻想的な景色でした。
雲もダイナミックで、エモーショナル。 -
飼い主さんと散歩に来ていた犬が楽しそうに走っています。
-
うちの実家の亡き愛犬たちも海が好きでしたよ。
そんなことも思い出しました。
犬も、犬を可愛がって浜辺を散歩させていた祖父母も居なくなってしまって寂しいです。 -
訪れた時間のせいか、人が少なくて幻想的なひと時を過ごせました。
砂山ビーチ、すごくよかった。 -
明日の本番に備えての慣らし運転、運転の練習として来てみただけなんですが、このビーチがとても気に入りました。
「花の写真を撮るようになったら年寄り」とは私の敬愛する「オキャマのヒロさん」の名言なんですけどね。年寄りでなくても、ここでは誰もが蝶と花を撮ってしまう気がしますよ。 -
砂山ビーチまでの移動で、原付の運転感覚を段々思い出して来ました。
続いては再び、先ほど訪れたマックスバリューまで。
ここにはドラッグストアやコンビニ、100円ショップや飲食店などが色々集まっています。
ここのファミマは日本最南端だって。 -
この旅行の少し前、宮古島で殺傷事件があって犯人が逃走していました。
それが逮捕されたという記事を見て、一安心。
もしどこかで出くわしたら怖いですからね。
(´Д`A;) -
ファミマのオリジナル商品。
美味しそうなコーヒーかと思いきや、泡盛でした。
私は下戸なので泡盛は無理です。 -
沖縄のファミマにはオリジナルの商品が色々あって、見るのが楽しいです。
スパムむすびやじゅーしーおにぎりなど、本土では見ないラインナップに心が踊ります。
普段はコンビニはセブンイレブン一択なのに、台湾と沖縄ではなぜかファミマの方が楽しい。その土地のオリジナル商品のセンスがいい。 -
お土産になりそうなものも色々あります。
アーサ(あおさ)と鰹のスープを友人へのお土産用に購入。 -
お酒が飲めたらバルコニーでオリオンビールを飲むんだけどね…
下戸ってつまらない。
記憶を無くすまで酔うというストレス発散方法ができないのもつらいところ。
酔い潰れて忘れたいことだらけなのに…
(ノ∀`) -
ここに来た目的はファミマではありません。
ここが目的地です。
沖縄の人気店だという「やっぱりステーキ」が目当て。 -
コロナ禍、一人旅なので夕食をどうするか思案しました。
テイクアウトもいいけど、早い時間ならばお客も少ないかなと思い、お店で食べることに。 -
何を頼んだのか記憶が曖昧なんですが、1500円ぐらいのを注文しました。赤身かミスジかな?
お肉は溶岩プレートで熱々の状態で運ばれて来ます。
ご飯、スープ、サラダ付きで、それはセルフサービス。 -
味付けはテーブルにあるこれらのソースで。
沖縄名物A1ソース、ポン酢など色々。
塩胡椒のみという食べ方も含めて一通り試しました。 -
高級肉ではないのでお味はそれなりですが、ご飯とサラダもセットですし、かなりお得です。
35歳を過ぎた辺りから、サシの入った高級肉を食べると数時間後にお腹を壊すようになった私。こういう赤身肉系で十分。
どのソースが好みだったか…
一年以上前のことなのでもう全く記憶がない。
(||゚Д゚)
確かめるためにまた沖縄に行かなきゃな。
なーんて、この店は東京にも支店があるんですよね。
東京支店はあるけど、私はその土地の物はその地で食べたいタイプ。何でもかんでも東京で食べられるのは便利だけど、旅先での喜びが減っちゃう。 -
食後は再び慣らし運転。
トゥリバービーチの方へ行きました。
ここはホテルからも自転車で来られる距離です。 -
夕方のビーチはウォーキングをする人と、数名の若者がダンスの練習をしていたぐらいでひと気が少なく、静かでした。
写真に写るのは伊良部大橋。この写真だと伝わりませんが、全長3.5キロという長い橋です。
どうしてもこの橋を渡ってみたくて、渡って行きたい場所があって、22年ぶりに原付を乗るという冒険を決意したのです。その場所をこうして確認しました。
無事に行かれるように。
お天気が晴れるように。
ただ祈るのみ。 -
トゥリバービーチの辺りでは外資系のホテルが建設中。
バイク屋のおじさんの話だとハイアットだったかな?うちの会社も沖縄のホテルの工事をよくやってます。私も沖縄エリアの担当になりたいな…
東京じゃないところに住んでみたい。最近特にそう考えます。
会社では嫌々地方に出向して病んでしまう人も稀にいますが、多くの人はその土地に馴染んで楽しそうにしてますから。その時、その限られた時間を楽しめる方が人生は楽しそう。 -
宮古島は高い建物がなくて、空が広いです。
そこがすごくいい。
空が広い場所、青の分量が多い場所が私の好きなところ。 -
しばらくの間、ぼんやり海と伊良部大橋を眺めて過ごしました。
写真だと暗いですが、肉眼では海が青くて、全然見飽きませんでした。 -
日が暮れたのでホテルに帰ります。
明日は自分の旅史上最大の冒険。
早く寝て、体調と心を整えてから臨まねば。
旅行記は二日目に続きます。
もしよかったらご覧下さい。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
(*・ω・)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
はじめての宮古島
この旅行記へのコメント (2)
-
- atsuhimeさん 2022/05/15 22:27:55
- 大冒険が楽しみー。(^ν^)
- のっこさん、こんばんは。
去年の宮古島旅行記、拝見できて嬉しいです。
あの花の名前、知ってたのでコメントしようと思ってたら、既にもうコメントされてました。残念。(`・∀・´)
ランタナ。バンコクでも見たことある気がする。
やっぱり宮古島の海は綺麗ですね。そしてなんか不思議なパワーがある気がします。
私も高校時代、原付で高校に通っていたので
とても懐かしいです。車とはまた違って風を切って走るのもまた良いでしょうね。
どんな大冒険なのかとっても楽しみでーす。
(*^o^*)
atsuhime
- のっこさん からの返信 2022/05/16 13:01:48
- 自分とっては大冒険でした
- atsuhimeさん こんにちは(。゚ω゚)ノ
コメントありがとうございます。
去年の旅行記、ついに書きましたよ。
今年のを書こうかなと考えた時、まずこれを書いておかないと説明できないなと思って。
自分的につらい時期のことでもあるので、書くか否かもだいぶ悩みましたが、これが私の気持ちを再起動させるきっかけですからね。どんなことも書いておくのがいいかなと。
あのお花、ランタナというんですね。
中南米原産だから南国エリアで見かけるのですね。バンコクなら間違いなく咲いているでしょう。
宮古島の海、そして空はとても綺麗ですね。これが自分にとってはじめての沖縄の海だったんですが、日本にこんな場所があるんだなと新鮮な驚きと感動でしたよ。わざわざ海外に行かなくても、ここでいいじゃん!って。
(;^ω^)
青の多い景色は癒しの効果がありますが、宮古島は特にその効果が高い気がしますよ。泊まったホテルの辺りでもビーチはありますし、那覇よりも海との距離が近くて好きです。
atsuhimeさんも原付通学経験者なんですね。バスのように時間に縛られず、自転車よりも遠いところへ行かれるのがいいですよね。季節の風を感じられて気持ちいいです。
冒険と呼ぶほどのものではありませんが、続きもアップしましたのでよかったらお時間のある時にでもご覧ください。
(*´ω`*)
のっこ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
宮古島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ はじめての宮古島
2
35