2022/05/02 - 2022/05/02
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mom Kさん
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豊島を教えてくれたのは、台南人の友。
2015年、桜の季節に来日。
我が家に滞在後、NAOJIMAとTESHIMAに向かった。
現代アート好きなのは、二人が経営するホテルを見ても、感じられるし、
初めての渡欧からの絵葉書もベルリンの美術館のカードだった。
それにしても、初来日で、この島を目指すとは・・・・
ジェシーとビルがそれほど行きたかった島。 みんなで行こう。
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GW中とはいえ、高松港の行列には、度肝を抜かれた。
この2年、全く人のいない中での旅を続けていたから、一層あんぐり。
ポスターで理由判明。三年に一度開催にピタリハマっていたのだった。 -
ここから渡れるのですか。ポスターの地図を見ると、より高松に近い。
年配の男性がおられたので、船の便について尋ねておく。 -
豊島への船は、100人も乗れるかどうかの大きさ。
結局、直前に臨時便がでて、乗船することができた。
家浦港に降り立ち、バス停の行列を尻目に、歩き始める。 -
陽光燦燦。
ありがたい、ありがたい。 -
あてもなく港を背に小路を進んで行く。
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こんなお宿がこの島にあると、早くにわかっていたらなあ。
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普通のおうち。
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昔ながらの雑貨屋さんが、今は食堂?かな。今日はお休み。
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真昼にだれも歩いていないのは、地方は、いずこも同じ。
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不思議な塔に近づいてみれば、「横尾館」と。
豊島横尾館 美術館・博物館
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通りから見えたお庭に入って、写真をパチリ。
私は、赤い石の点在する庭の中。
赤いガラスを通して見えるのは、受付と入口。豊島横尾館 美術館・博物館
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この中の壁面は、滝の写真のタイル
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撮影用「横尾トイレ」
左側使用できるトイレ。右側スタッフ用。
撮影用なら和式でもと思ってしまった私。
はい、横尾アートにはなりませんね。 -
目を移せば。
………以上、終わり。 -
背が高くない私の頭の高さに屋根瓦。
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ここも普通のお住まい。なんだかモダン。
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発見。
入らなければ。 -
お店の人が、申し訳なさそうに、「今、満席で・・・。」
私「持ち帰りします…写真撮らせてもらっていいですか。」
♀「どうぞ」 -
まだお昼には早い時間なのに、若いお客さんで満席。
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店主のおじいさん、おばあさんが海苔の作業小屋として使われていた建物だそうです。
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彼岸でおじいさんとおばあさんは、きっと
「あれまあ。今の若い人は、これがいいのかい。うれしいよう。」(亡き祖母の口調が浮かぶ)
と言っておられるでしょう。
そう。あれは、故郷の方言。
『食べてよう』『持って帰ってよう』相手におススメするときの言葉。彼女の口癖。 -
家並みが途切れたので、周りこむようにして港を目指す。
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いつの間にやらアート目になってしまい、これも、作品として眺めてしまう。
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不釣り合いな物一つもない。
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庭木としてもあちらこちらにオリーブの木。
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狙ってきてたんだがなあ。楽しみにしていたんだがなあ。
高松港でもらったパンフレットで断然光っていた一店。
ガラス越しに中を見ても、仕込み中でもなし。洗いあがったふきんが干されている。 -
建物外側で何やら作業している男性二人に尋ねる。
♂「昨日と一昨日、ものすごく忙しくて、疲れたらしい。今日休ませてよと
言われてねえ。」
漁業組合のお店かもしれない。男性のお顔は赤銅色。
(私)食い下がる。「この島のお魚を食べさせてもらえるお店は、ほかにありませんか。」
彼、あっさり。「ないねえ。」 -
港周辺は、フェリー到着時だけの賑わい。
バスに乗ろう。 -
島のバスは、三台。赤いのは、SUICAが使用できる。
降車時100円。 -
豊島美術館前到着。
バスから降りたとたん、だれもが立ち止まる。
坂道の向こうに瀬戸内の海の大パノラマ。 -
左手、棚田。
これも維持するプロジェクトあり。 -
どこに美術館あるのかしら。
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棚田の中に木のベンチを置いてくれている。
地球の裏側では、大変なのに・・・。 -
寝っ転がる人、立ち尽くす人、二人静かに一点を見つめている人・・・・。
私は、これを創った人の頭の中を想像する。
この今の世を、世界を見ていたら、これが生まれた? -
青空美術を感じて。
”てしまのまど”の苺スコーンとベーグルのピクニック -
いつの間にやら2時間過ごしていた。
もう一つ見ておきたいところができた、行こう。
SUICAバス、満員で乗れず。
10分ほど待つ間に、前に並んでいたカップルと言葉を交わす。
3月に来て、同じ宿を予約しておいての来島とか。
物静かな話し方の男性。別れ際に名刺をくださった。
一目千本の吉野からですかあ。 -
朝の散策で午後からの開店と知った"甘香"さんへ。
豊島美術館からのバスを降りるなり、直行、午後2時半。
凍らせた苺を削ったかき氷は、初めて。贅沢美味。
待つ間に、自家製と言われる桜茶を出していただいて、
何やらお祝い気分。カフェ 甘香 グルメ・レストラン
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生まれて初めての電動自転車。カフェ甘香の女将さんに「気を付けてくださいよ。」の言葉に送られて、向かった先は、甲生(こう)
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私は海が好き
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ああああああああ
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ここも一人占め。
もう、ごめんなさいの気分。 -
会えたね
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あの海にも続いてるね。
これからもできるだけ海辺を歩こう。 -
よっ!クダッ(東マレーシア)のてっぺんの弟分。
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集落を歩けば、大きな仏様の向こうには、愛らしい仏さま。
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さっき坂道を降りてきたところで見つけていました。
苺が残っていてよかった。
財布を開けてみれば、小銭が、ない。openな箱には500円玉もたくさん入っているから、お釣りをもらうことにするが、なんだか、気になる。
ハウスから男性が出てこられたので、声をかける。
「大丈夫。入れといてください。みんな(コインで)押さえておいてくれるから、飛ばないよう。」
そういう意味じゃなくってぇ。
立っていたら、そばに来てくれた。そこから、島のお話やら、「ちょっと待っててね。」と、夕日の写真を取りに帰ってくださったり。
あの作品を設置した日の夕陽が、ちょうど間に沈んだ瞬間のご自慢ナイスショット。
♂「初め(芸術島になること)反対した人もいたんよう。ごみが増えたり、治安が悪くなるんを心配してねえ。それが、全然。ここへ来る人、レベルが違う。島の人も若い女性が来てくれるんで、喜んでいるよ。」
そこへ下校の小学生グループが坂を下ってきて、お父さんに挨拶。
お父さんも「お帰り!」を返す。
「あの子たち、この春○○から移住してきた家族。」
お孫さんたちが今日帰ってくると嬉しそうに話されたのをきりに、お別れする。 -
やっぱりあの駐在所の写真も撮っておこう。いったん通り過ぎたが、引き返す。
右端愛車。 -
明日は、直島。
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この旅行記へのコメント (10)
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- Islanderさん 2022/11/13 22:39:16
- 落ち着いた瀬戸内国際芸術祭
- mom Kさんが豊島を旅された翌日、僕も豊島に行ってました。今回の瀬戸内国際芸術祭はインバウンドのお客さんがほとんどおらず、来場者は少なめで落ち着いて作品を巡ることができたかと思います。mom Kさんの旅行記も、「てしまのまど」は満席だったようですが、普段着の豊島の姿が伝わってきます。直島の旅行記も楽しみにしています。
- mom Kさん からの返信 2022/11/14 12:24:43
- Re: 落ち着いた瀬戸内国際芸術祭
- そうでしたか。lslanderさんもあの初夏の白く光る瀬戸内の海を眺められたのですね。作品については、表紙写真にしたこれが「来れてよかった。」と思わせてくれました。まだ高松までの船の時間があったので、思いついただけですのに。何かが導いてくれました。
この翌日訪れた直島は、GWとあってか、どこも大賑わいの観光地。豊島ほど、私の心ゆさぶる出会いがありませんでした。人も空気も家並みのたたずまいも豊島との違いに驚きました。豊島よりも距離は随分歩きましたが。
-
- norio2boさん 2022/06/21 11:28:22
- 旅行記拝見!
- mom Kさん
瀬戸芸で人気の島は
豊島と直島
豊島の旅行記楽しく拝見しました。
「アートによるエリアの復興」が各地で開催されている各々の芸術祭でに共通した基本テーマだと思っています。
この後行かれた
直島の旅行記も楽しみにお待ちしています。
ーーーーー
以下
ご参考まで
「極めて」個人的な意見ですが
瀬戸芸の場合
マイナスからの復権
(例えば
豊島
産廃の島
直島
公害汚染の島
大島
癩病患者の隔離の島)
があるわけで
出品アーティストたちがそれらの事実を知らないはずはなく
それらを背負って制作している訳です
そのような
観点から作品を鑑賞出来れば
より深い理解があり数倍楽しめると思っています
- mom Kさん からの返信 2022/06/21 19:54:32
- Re: 旅行記拝見!
- 私は、この瀬戸内アートが随分以前から盛況とは耳にしながら、手元不如意のままの島入り。苺農家さんのお話の中でも産廃について出てきましたし、直島でも偶然そのトピックに触れる機会がありました。現地で初めて知り、驚いた次第。特に、直島は、町のサポーターの女性が、行きずりの旅人でしかも同年代とあって、島事情、豊島との関係など、私としては、驚くべき内容のお話を率直に話してくださいました。聞きながら、直島島民の志向するものをおぼろげに感じた次第です。で、帰宅しての大慌ての勉強です。ありがとうござます。
直島については、ジャコメッティに会えたことが、唯一心震わせたことでしょうか。旅行記は作成できませんでした。
-
- キューロクさん 2022/05/17 09:04:26
- カメラアイ
- Kazuko様
GWに乗った長崎行の機上で、瀬戸内の島々の美しさに魅せられました。
次は瀬戸内に行ってみようかなという思いを強くしている今日この頃です。
Kazuko様の写真からは独特の視点が感じられます。
それぞれのショットがその時々の感動を表現している気がします。
- mom Kさん からの返信 2022/05/17 09:32:36
- Re: カメラアイ
- 行きたいところが、今自分が求めているところ。そんな気がしています。歩き派キューロクさんのお眼鏡に叶い、本人以上に読み取っていただいて、恐縮。明日からの旅立ちに一層喜びを見出しています。行ってまいります。
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- gachinさん 2022/05/15 16:10:41
- 豊島と書いて、てしまなんですね。
- 娘がG.Wにてしまに行くと聞いて「ふ~ん」と思っていたら、なかなか素敵な島で「へ~」と感心したのだけど、この旅行記のタイトルを見て「え~っ」と驚いてしまった。
毎回、地元の方々とのお話が好きでmom Kazukoさんの旅行記に癒されに来てますが。
本当、偶然とか必然とかそこまでではないにしろ何か感じてしまって。
バス停のカップルにも「!」となったのだけど娘が彼と行ったのは3日のことでした。
それでもかすかなご縁が嬉しかったgachinでした。以上、ご報告まで。
gachin。
- mom Kさん からの返信 2022/05/16 04:17:12
- Re: 豊島と書いて、てしまなんですね。
- ジャがランタのgachinさん、私、30年経っても思い出して来るのは、人のシーン。だから豊島も30年後は、彼とこのシーンのはず。「待ってて」と言って、かけ戻って行った姿と1枚の夕日の写真。工藤直子さんの詩、「こわがりのときのイルカ」のイルカです。もう一度会いたい人が増えるばかり。いつかあなたともばったり。偶然の必然。そんな気がしています。
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- mom Kさん 2022/05/10 19:20:32
- いつもエールを感謝
- pedaruさんのところも今日は寒い日ですか。私は、またセーターを着ています。
現地で手渡された「豊島 てしまガイドマップ」は、とてもよくできていると思います。裏面に「豊島を巡るための心得」が10か条列記。1番目が「爽やかに挨拶をしよう」最後の10番目が「都会にはない島の不便さも楽しもう」読み応えのある心得です。
「・・・シテクダサイ」ではなく、「・・・しよう」の呼びかけ文末になっていることも好感。対等な人間関係。これから豊島の歴史を調べてみようと思います。
一番印象に残ったのは、来島者(観光客)の年齢層と外国人の多さです。苺農家の男性がいみじくも言い当てられているように「レベルが高い」は、納得。GWの他の観光地と全く異なる旅行者の印象でした。20代30代ぐらいの働く女性が中心でしょうか。時々ベビーカーを伴った赤ちゃん連れも見かけましたし、たまに母子二人旅も。いずれもスタイリッシュな服装で、見とれることしばしばでした。人出の多さに驚いたものの喧騒とは無縁でした。これも得難い経験です。文化効果でしようか。経済効果ばかり叫けぶわが日本に、「ここに豊島あり」で、痛快でした。
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- pedaruさん 2022/05/10 05:40:24
- 島に移住する人
- mom Kazukoさん おはようございます。
ふつうこんな島があったら、お年寄りだけの寂しい所になってしまい、昔なら
流刑地(笑)になるところを、芸術の島として、魅力を発揮、移住する人もでてくるという。
人はいつも自分の殻を破りたい、日常を変えたいと思っているのですが、現実にはそれが出来ません。島に移住するのも思い切った決断ですね。
写真には、どこか懐かしい小さな道や建物がありました。この島を選んで旅するのも
思い切った決断です。
pedaru
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