GWに長野県・阿智村に行ってきました(月川温泉・馬籠宿・妻籠宿)

2022/05/03 - 2022/05/04

GWの三連休に相方&娘と一緒に１泊２日で長野県・阿智村の「月川温泉 野熊の庄 月川」に泊まってきました。

ここの旅館を知ったのは、満開の花桃に囲まれたこの旅館の写真を見た時ですが、見た瞬間からここに泊まってみたいと思っていました。最初、それは昼神温泉だと思い、宿泊先を探しましたが、調べて行く内に、昼神温泉ではなく、昼神温泉から更に上がったところにある月川温泉だとわかりました。それと花桃が満開となるのはどうも例年GW辺りであることも知りました。ということで、ちょうど２年前のGWに当旅館を予約。ところが、この時はコロナの緊急事態宣言で宿泊不可となりました。昨年はそのリベンジで半年前に予約しましたが、今度は残念ながら目の不調によりキャンセル。ということで今回は３度目の予約でしたが、そんなことを娘に話したら、「日本一星空が綺麗な阿智村でしょ！　私も行きたい！」ということになり、娘も一緒に行くことに！　ということで、行く前からとても楽しみにしていました。

で、どうだったかというと、残念ながら花桃はほとんど散っていました！　まあこれは運が悪かったとしか言いようがありませんが…。一方、星空の方は全くの期待外れでした。どれが星座かわからないような、満天の星空を想像していましたが、そのレベルではありませんでした。とは言え、一度は行ってみたいと思っていたところですし、久しぶりに娘とも旅行できたため、行って良かったと思います。

エリア 阿智・平谷(長野)

いつ頃か忘れましたが、この写真を見た瞬間から、ここに泊まってみたいと思うようになりました。最初は昼神温泉との区別が付かず、色々と調べて行く内に、ここは月川温泉であることがわかりました。紆余曲折を経て、今年ようやく泊まることが出来たのですが…

8時12分発の「のぞみ129号」でまずは名古屋に向かいましたが、東京駅に着いて、目を疑いました。かなり早めに行きましたから、問題ありませんでしたが、ギリギリに行っていたら乗り遅れるところでした。因みに、娘は品川駅で合流しましたが、品川駅はここまで混雑していなかったようです。

名古屋駅で、10時00分発の「しなの7号」に乗り換え、中津川を目指しました。特急列車でしたが、快速電車のようでした。

中津川駅には10時48分に到着し、駅前でレンタカーをピックアップしました。１日半借りて8,250円でしたので、GWの割には良心的なお値段でした。ちなみに、今回は娘が運転してくれました。

「そば処　くるまや」

レンタカーをピックアップしてすぐに、こちらの蕎麦屋に向かいました。写真では見づらいですが、順番待ちの列が外まで伸びていて、結局、３０分近く待ちました。中に入って分かりましたが、座席がかなり間引かれていて、コロナ対策はしっかりされていました。お味もまあまあでした。

「妻籠宿」

月川温泉に行く前に、通り道に近いこともあり、妻籠宿に寄ってみることにしました。GW中でしたので、妻籠宿近辺は渋滞しているのではと危惧していましたが、全くそんなことはなく、駐車場にも難なく入れました。妻籠宿内も想像していた程は混んでいませんでした。

「ミニ栗きんとんソフト」

美味しかったです。並んで買った甲斐がありました。

こどもの日が近いということもあり、五月人形が飾られていました。これだけあると壮観です。

満開の桃花の写真が撮れなかったため、この写真を表紙の写真にしました。

「はなもも街道」

妻籠宿を出て、月川温泉に向かいました。「はなもも街道」をずっと走りましたが、写真のように街道沿いには綺麗に桃の花が咲いていたため、期待感もMAXだったんですが…。この辺りは峠付近で標高が高かったため、まだ桃も満開だったのでしょう。

月川温泉には15時30分前に着きました。月川温泉の手前辺りから既に花が少なかったため、大体察しはついていましたが、月川温泉の周囲は、８割方、桃花は散っていました(ToT)

満開の花桃の中、川沿いを歩く予定でしたが、まあ仕方ありません。

その代わりと言ってはなんですが、菜の花が綺麗に咲いていました。花桃の周りには人がいませんでしたが、菜の花畑には何人もの人がいました。

桃の花に囲まれた鯉のぼりを撮る予定でしたが…

「月川温泉　野熊の庄　月川(げっせん)」

新しくて綺麗な旅館でした。花桃が咲いていなかったのは残念ですが、それ以外はまあまあの旅館でした。宿泊客の名前が表示されていましたが、全部の札が埋まっていませんでした。１つの家族が複数の部屋を使っているのだろうとは思いますが、花桃が散っているのを知って、直前にキャンセルしたのかも知れません。

３人で泊まって、１人当たり18,150円でした。部屋も広いし、綺麗だし、食事も美味しかったため、GW価格であることを考えると満足です。

４畳半の部屋がおまけで付いていましたので、私の部屋になりました。部屋から花桃の並木と川が見えましたが、満開だったらなあ…

温泉は全く期待していませんでしたが、まあ予想通り、インパクトのないお湯でした。変な臭いがするなと思いながら、何だろうと考えてみましたが、ヌルヌルしていたこともあり、恐らくモール泉だと思われます。

露天風呂です。景色はイマイチでしたが、空気がひんやりとしていて気持ち良かったです。

夕食も期待していませんでしたが、どれも美味しくて、大満足の内容でした。

焼き魚は、アマゴだそうです。鮎だと思いましたが、川魚は区別が付きません。最近、天ぷらにお腹をやられることが多かったため、恐る恐る食べましたが、結局大丈夫でした。

「ヘブンスそのはら　天空の楽園　ナイトツアー」

さて、夕食の後は、楽しみにしていたヘブンスそのはらのナイトツアーです。ナイトツアーは旅館で申込しましたが、旅館から送迎バスを出してくれましたので助かりました。おまけに毛布と下に敷くマットも貸し出してくれました。全く予備知識なしで行ったのですが、毛布なしでは凍え死んでいました。

19時10分頃にロープウェイ乗り場に着きましたが、これを見て愕然としました。

結局、ロープウェイで乗ったのは8時00分頃でした。ロープウェイに１５分ほど乗って、標高1,400mの会場まで上りますが、ほとんどの区間はライトを落としていました。そのため、真っ暗闇の中をロープウェイは進みましたが、結構なスピードですので、なかなかスリリングでしたし、景色も幻想的でした。星空よりもこちらの方が印象深かったかも。

何となく予感はしていましたが、会場に着いたら、この通り人、人、人。予定では20時00分にカウントダウンでしたが、なかなか全員が到着しなかったため、20時30分位までずれこみました。気温は５度から１０度位だったと思いますが、薄手のダウンは着ていたものの、寝転がって動かないため毛布をかぶっても寒かったです。

で、カウントダウン後、全てのライトが消え、真っ暗になりましたが、正直、星空は期待していたものとは違いました。一時期、毎年のように家族で１２月のふたご座流星群を山梨県上野原の山中に見に行っていました。日本一の星空との触れ込みでしたので、当然山梨県以上の星空を想像していましたが、正直、良くて山梨県と同レベルと言った印象でした。娘も相方も同じ感想でしたので、間違いないと思います。星空ガイドさんが、ペンライトのような照明を使い、参加者に星座の解説をしてくれましたが、ガイドさんは、今日は快晴だし、皆さんはラッキーだ的なことを言ってました。恐らく、この時期より１２月の空の方が空気が済んでいるため、そういう風に感じたのだと思われますが、期待していただけにガッカリでした。

星空の解説は３０分位で終わり、後はロープウェイで帰るだけですが、よく知っている方は、解説が終わりに近付いた辺りから、ロープウェイ乗り場に向かって移動し始めていました。それに気付き、私も移動した方が良いのではと一瞬思いましたが、結局、最後までガイドさんの説明を聞いてしまいました。ガイドさんの説明が終わるとそれでツアーも終わりですが、その直後からロープウェイ乗り場に向かって、全員が大移動！　結局、長蛇の列のかなり後ろの方になってしまいました。

Night Tourではなく、正にNightmareでした！　ロープウェイ待ちがなくて寒くなければいいのですが、同じ条件なら、10,000円貰っても行きたくありません。30,000円なら考えますが…。

21時00分位から並びましたが、結局、ロープウェイに乗ったのは10時22分でした。ロープウェイには１２人乗り表示がありましたが、６人で回していましたので、コロナ対策という意味ではとても評価できるのですが…

翌日の朝食です。まあ普通な感じでした。

特に行きたいところもなかったため、取り敢えず、馬籠宿に行くことにしました。途中で花桃が綺麗なところがありましたので、駐車して写真を撮りました。そこにちょうどドイツパンのお店がありましたが、混み合ったお店でお昼を食べるのも嫌だったため、ドイツパンをお昼用に買いました。

「馬籠宿」

無料の駐車場にも運良くすんなり入れました。妻籠宿よりは混んでいましたが、いつものGWよりは少ないのでしょう。

馬籠宿内の休憩スペースで買ってきたドイツパンを食べました。どのパンがいけなかったのかわかりませんが、後からとても胃にもたれました。油っこい物にはめっきり弱くなったような気がします。やっぱ、年のせい？

短時間でしたが、雰囲気を味わうことが出来ました。機会があれば、一度泊まってみるのもいいかもしれません。

中津川駅でレンタカーを返却した後、時間があったため、駅前の喫茶店であんみつを食べました。家族３人で同じ物を食べましたが、美味しかったです。

15時10分発の「しなの14号」で名古屋に向かい、名古屋からサクッと新幹線で帰京しました。