「帝国ホテル　サービスアパートメント」30日間滞在記　その2

2021/12/18 - 2022/01/17

毎年、ハワイに滞在して暮らすように日常を過ごしていました。
でも、そんな楽しみもこの2年はお預けです。
そんな中、「帝国ホテル　サービスアパートメント」の事を知りました。
ハワイに行けない分、ここで非日常を体験してみようかという事に。
1ヶ月の滞在です。
もう２度と無いであろう貴重な経験だったので、備忘録として、また、これからサービスアパートメントに宿泊される方の参考になればと思って、書いてみます。

その2は、館内の様子です。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

帝国ホテルは、さすが「御三家」の一つだけあって、館内は格調高いゆとりある空間でした。

入口を入ると目に飛び込んでくる、印象的なアレンジメント。
季節によって変わるようです。　　夏はひまわりみたい。
大きなシャンデリア、後ろの階段と相まって、ドラマティックな空間になってます。

大きなクリスマスツリー。
この時期ならではですね。
写真だと大きさが伝わりませんが、結構大きいです。

開業時の帝国ホテル旧本館（ライト館）の壁のデザインをもとに作られた、大谷石でできた彫刻。

フロント。
パーテーションが整然と並んでます。

「ランデブーラウンジ」。
サービスアパートメント宿泊者はコーヒーか紅茶が無料でいただけます。
昼間は待ってるお客さんもいらっしゃるので、混んでない夜の時間帯に、何度か利用させていただきました。

写真右手の壁一面に、色々なガラスタイルが嵌め込まれていて、とても綺麗。
手が込んでます。
天井も高く広々としていて、贅沢な気分でお茶ができました。

ロビーにはホテルの歴史を紹介する展示スペース「インペリアルタイムズ」があります。
私達が滞在した時は、「日本資本主義の父　渋沢栄一と帝国ホテル」という企画展示でした。
帝国ホテルの初代会長が渋沢栄一だそうです。

渋沢栄一と言えば、2024年に発行される新一万円札の顔になるんですね。

当時の経済界のそうそうたる面々が、名を連ねてます。

ホテルに宿泊された有名人の写真が、飾られてます。
チャップリンとかマリリン・モンローとかクリントン元大統領とか。

2階階段上からロビーを見たところ。
天井が高く、それに負けない存在感のあるバラのアレンジメントとシャンデリアが素敵です。
皆さんこの階段とアレンジメントをバックに、記念撮影をなさってました。

年が変わったら、絨毯の色が変わってました。
年末らしい華やかな赤から、新年の厳かな雰囲気の濃紺へ。

ロビーの階段を上ると広い空間に時計が。
文字盤の周りの矢印のような物は、回ります。

とてもこだわりのある時計の様です。

サービスアパートメントへの通路。

この長い通路からも、帝国ホテルがいかに大きいかわかります。
壁が石材なのも、高級感がありますね。

ここも長～い通路。
向かいに「宝塚劇場」が見えます。

サービスアパートメントの入口。
カードキーで入ります。

受付っぽいカウンターがありますが、係の方はいらっしゃいません。

エレベーターの中。
本物のバラが一輪挿しに。
さすが帝国ホテルです。

サービスアパートメントの廊下。
この右側に、「コミュニティルーム」という部屋があります。
各階にあり、洗濯乾燥機、電子レンジ、トースターなどが２台ずつ備えられてます。
買ってきたお弁当とかお惣菜を温めて、保温バッグに入れてお部屋まで持ってってました。
洗濯乾燥機はいつも使用中だったので、終わりそうなタイミングを見計らって行ってました。

フィットネスルームとプールとお風呂が7階にあります。
これはお風呂のパウダールーム。
フィットネスルームは、他のお客さんがいらしたので写真は撮れませんでしたが、マシン３台とダンベル、トレッドミルが何台かあります。
フィットネスルームもお風呂も人数制限があり、予約制です。
1週間前から予約できますが、お風呂の人気が高く、なかなか予約できませんでした。
結局、滞在中お風呂は５回しか利用できず。
フィットネスルームは、週２回の割合で利用しました。

お風呂の休憩コーナー。
お風呂は、洗い場が４つと2 、3人入れる浴槽と水風呂とサウナがあります。
客室にも浴槽はありますが、広いお風呂に入りたいですよね。

滞在中行われてたお菓子のコンテスト。
とてもお菓子でできてるとは思えません。

こちらはロビーに飾られていた作品。
ショッピングアーケードにも入賞作が飾られてました。

宴会場側の入口に飾られてたツリー。
ここにも赤いバラが。
大人な感じです。

クリスマスが終わったら、アレンジメントに変わってました。

「帝国ホテル」の館内は都会ではとても贅沢な程のゆとりある広さです。
そして、重厚で歴史を感じさせる素敵な空間でした。