南紀白浜・那智の滝・アドベンチャーワールド　2022.5

2022/04/29 - 2022/05/01

2022年のゴールデンウィーク。久しぶりの旅行は、行ってみたかった熊野古道と那智の滝を目指して和歌山へ。

当初は伊勢の方から電車と車で行こうかと計画していましたが、あまりの遠さに断念。飛行機で南紀白浜へ行く計画に変更しました。
初めての和歌山県上陸。見どころもいろいろ周って2泊3日を満喫してきました。

1日目
南紀白浜空港からレンタカーで移動。
雨のため、観光をやめてリラクゼーションサロンへ。
とれとれ市場→円月島

2日目
千畳敷→三段壁→橋杭橋→大門坂→熊野那智大社→青岸渡寺
レンタカー返却→白良浜

3日目
アドベンチャーワールド

ざっとこんな日程です。



初日はあいにくの雨。。。涙
本当は、三段壁、千畳敷を観光して、ホテルシーモアの足湯に行くつもりだったけれど、雨なので取り止めてアロママッサージでゆっくりすることに。
PolePoleというプライベートサロンは、ネットで検索して前日に予約を入れたのですが、とても素敵な所でした。
まだどこも観光をしていないのに、溜まっていた普段の疲れで、身体はガチガチ。じっくり丁寧にほぐしてしてもらいました。


その後は、とれとれ市場へ。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0

雨も上がって一安心。
白浜に来たらここは行った方がいい場所のひとつかと。

新鮮な魚介類はもちろん、紀州梅や、お酒、パンダグッズなどもあります。
観光はまだなのに、お土産を先に買うことになってしまいました。(笑)

時計を見たら、日没時間が近かったので慌てて円月島まで移動。

白浜のシンボル的な円月島。
車は何か所か止められるスペースがあり、思ったよりも混んではいませんでした。
雨が上がってよかったです。

素泊まりプランだったので、食事に関しては外で。
フィッシャーマンズワーフ白浜の２Fにある和食屋さんで海鮮丼を頂きました。
新鮮な魚介♪美味しかったです。

宿泊はホテルシーモアレジデンス。
人気のKEY TERRACE HOTEL SEAMORE のカジュアルな別館的な位置付けになるのかな。地下の部屋ということもありビジネスホテルっぽいですが、その分安いし、ホテルシーモアの温泉が入り放題なので一人で利用するには充分だと思いました。

レジデンスにはレストランがありませんが、共有のキッチンスペースがあるので、自分で料理も出来ます。

なので、初日にホテルシーモアの美味しいと評判のパン屋さんで買っておいたパンをトースターで温めたり、お湯を沸かして家から持ってきたインスタントコーヒーを入れてここで朝食をすることにしました。

2日目は晴れ！青い海が綺麗！

まずは初日に行けなかった千畳敷へ。

「なんじゃこりゃ」
思わず声に出てしまうほど、壮大な景観です。
こんな広大な岩畳は見たことがない！

地層好きの私はちょっとテンションあがりました。
砂岩なので触ってみるとポロポロ崩れたりします。
紺碧の海とのコントラストも美しかったです。

次は三段壁。

これまた絶景ですね。

エレベーターで岸壁野下まで降りて洞窟を見学できるのですが、時間の関係で割愛しました。
熊野水軍の船隠し場所だったと伝えられる三段壁洞窟内では迫力のある波しぶきを見ることができるらしいし、今ちょうど大河ドラマでやっている源平合戦ともリンクするので時間があれば行きたかったです。残念。



2か所の景勝地をさくっと見学した後は、いよいよ熊野那智大社と那智の滝目指して出発！
始めての道なのでドキドキしながらナビのままに走っていると、ひたすらトンネルが続くので、和歌山って山がいっぱいだもんねと思い知りました。

なかなか止まることなく走り続けているうちにちょっと疲れも出て、トイレに行きたいし、喉が渇くし、日差しが強くなってきたので日焼け止めを塗りたいし、、、と色んな欲求がわいてきました。どこで休憩しようかなー考えているうちに、串本の橋杭岩へ到着。

ここは那智の帰りに寄る予定でしたが、道の駅もあってちょうどいいのでそのまま休憩していくことにしました。

ブラタモリで初めてその存在を知った橋杭岩。
硬さの違う岩が侵食されずに残ったそうですが、地球が創り出した奇跡の景観と言えるのではないでしょうか。

潮が引いてる時間帯だったのか岩の近くまで歩いて行っている人も結構しました。
道の駅の建物の2階に上がると眺めがよかったです。



そしていよいよ熊野古道の入り口、大門坂へ。
着いた時、大門坂駐車場が満車で入れなかったため、すぐ近くのお店でランチをすることにしました。

グリル一喜IKKIさん。定食や カレー・オムライスなどたくさんメニューがあって素敵なお店でした。
私は熊野牛の肉味噌ビビンバにしました。すごく美味しかったです！


お腹も満たされ、再出発したところ、タイミングよく大門坂の駐車場に駐車することが出来ました。

いよいよ熊野古道スタート。
大門坂の入り口付近の夫婦杉です。

大樹が並ぶ石畳の階段が続く坂道は、昔ながらのまさに古道。段差も大きかったり歩きにくかったりしましたが、その分1歩1歩ゆっくり進むことで森の中で浄化されていくような感覚を覚えました。
暑いけれど森の木々が程よく陰を作ってくれて、爽やかで気持ちよかったです。

平安カップルを隠し撮り。
ベストショットが撮れました(笑)


大門坂だけでも結構歩いて疲れましたが、その後も時折休憩しながら急な階段を登ったりして、ようやく熊野那智大社へ到着です。

熊野三山のひとつ、熊野那智大社。

樹齢約850年のクスノキがありました。とても立派です。
根幹部に人が通り抜けられるほどの空洞ができていて、そこを通って祈願をすることもできるようです。

続いてお隣りの青岸渡寺。
歴史を感じる立派なお寺でした。
神仏習合の過程で熊野那智大社と密接な関係を持つようになったとのこと。確かにこんなに神社とお寺が近い場所、他に知りません。


青岸渡寺から三重の塔へ向かう途中で、この景色が見れます。

よく写真でみかけますが、生で見るのはまた違いますね。
ちなみに三重塔の上からはよく滝が見えました。
那智の滝に興奮気味です(笑)

熊野那智大社の別宮・飛瀧神社。
ここに着くまでの道ですが、近道なのかと思って案内図のまま坂を降りてきたのですが、今思えば半分騙されたような感じ。
めちゃくちゃ急で大きな石の階段を降りたのですが、そこは鎌倉時代の石段らしく、直線距離では近くても足元が辛かったです。途中で足を痛めてしまったお年寄りがいて可哀そうでした・・・。
恐らく少し遠回りでも舗装された道路を歩いた方がよいかもしれません。

修行のような道を乗り越えてたどり着いた那智の滝。
落差133mは日本一で、流れ落ちる姿は圧巻です。
ご神体として古くから人々を惹きつけ、ここが信仰の場であったことが分かる気がします。

この日の水量は前日の雨の影響で通常の3倍ほどだそうです。
迫力も水しぶきもいつもより多めってことですね。ラッキーかも。

憧れの地に来ることができたことに感謝し、しばらくボーっと留まってただただ眺めていました。


ふと時計を見ると帰りの時間を気にしなければならないことに気が付き、泣く泣く帰路へ。
神社の前にあるバス停からバスで大門坂駐車場まで戻りました。足の疲れもピークだったし時間の短縮ができるので、帰りはバスがオススメかも。
ちなみにこのバス、PayPayで支払い可能でした。なんか新鮮。

時間がないけれど、大門坂駐車場の近くにある「ねぼけ堂」に寄り道して、黒飴ソフトクリームを堪能。

暑かったし甘いものを身体が欲していたので、とても美味しかったー(笑)


帰り道は途中眠くなったりもしましたが、休憩を挟みつつあっという間に南紀白浜空港へレンタカーを返却。
空港から白良浜までバスで移動しました。

白良浜も初日に行こうとしてて断念していたので、夕日の白良浜に行けてよかったです。
砂が本当に白い。そしてふわふわ。
日中はもっと綺麗なんだろうなぁ。



ホテルに歩いて戻る途中でナギサビールが飲めるお店で夕食を済ませ、部屋に戻って温泉に。
ホテルシーモアの温泉は深さや熱さのバリエーションが豊富なだけでなく、岩盤浴もあったり、シャンプーが選べたりと楽しいです。特に露天風呂は、立って入る深さで、目の前に海が広がって白波が見えたり波の音が聞こえたり、、と最高でした！
ただ・・・レジデンスに宿泊の場合、近いとはいえ外を歩いて移動しなくてはならないのが少し残念ですね。

3日目はアドベンチャーワールド。
丸1日過ごす予定だったので、ホテルからは路線バスで荷物を持って移動です。
チケットは事前にWEBで購入済だったので並ぶ心配もなく、入場してすぐ右手にあるコインロッカーに大きな荷物を入れて行動しました。

まずはパークガイドを入手して、マリンライブとアニマルアクションというショーの時間をチェック。

最初はパンダ！入り口からも近いPANDA LOVEに並びました。
あいにくの雨でしたが、屋根付きの通路を並ぶのでそれほど苦になりませんでした。

30分ほど並んでようやくご対面。
PANDA LOVEにいたのは、手前が桜浜で奥が楓浜です。

桜浜。かわいいなー。

末っ子の楓浜。かわいいよー。YouTubeで成長の様子をたまに観てたので、会えてちょっと感動です(*´▽｀*)

マリンライブを見に少し早めに会場へ。

イルカの数が多い！
なかなか見ごたえありました。

ひと休みしてパンダの肉まん(笑)
エンジョイドームという屋根付きの広いスペースに食事処や遊具や乗り物などがあって小さなお子様連れには嬉しい場所ですね。
席の確保には少し苦労しましたが、ピークが過ぎたころにようやくランチにありつけました。

次はアニマルアクションという動物ショーを観に。
アシカ、アザラシ、インコ、ワシ、犬、ヤギ、カピバラ、アヒル、フラミンゴ、ペリカンなど・・のコミカルなパフォーマンスに笑顔になります。
気に入ってしまい、2回も観に行っちゃいました。

これはサファリワールドを周るケニア号。無料で乗れます。
車両の種類はいくつかありますが、私が乗車したのはこんな感じ。

1グループごとに１つのシートに乗るのですが、乗車すると記念写真の撮影をしにスタッフが回って来ます。

面白いので逆にお姉さんを撮影してみました(笑)

草食動物エリアは、歩いて散策もできます。
歩いてゆっくり観るのも絶対楽しいと思います。何せ動物との距離が近いし！

肉食動物エリアの動物たちもなんだかゆったりしていて、幸せそうだなー。

ホワイトタイガーはかっこよかったです。うまく写真撮れませんでしたが。

鳥の楽園というエリアでは、カモの仲間でしょうか、かわいいチビッコたちが出迎えてくれました。


奥に行くと真っ白な孔雀が羽を広げて颯爽と歩いているではありませんか！

通路の真ん中でゆったりと自慢の美しい羽を一周して見せてくれました。
しかもめちゃくちゃ至近距離で。
感動しました。。

ブリーディングセンターにも数頭のパンダがいます。
改めてアドベンチャーワールドのパンダは日本一だと思いました。

彩浜。癒されるー。

天気が良くなってきたので外のスペースにも。
この子は誰だったのかな？良浜かな？？
太目の竹をまさに割ろうとしている瞬間ですが、まるで笛を吹いてるみたい。


ひとりだと正直時間をやや持て余してしまいましたが、お子様連れには天国のような場所ですね、ここ。

お土産を買って、バスで空港まで行き、東京へ帰って来ました。



海が綺麗で、地球のダイナミックさを感じられる景観があり、温泉もあり、世界遺産があり、食べ物も美味しくて、生き生きと暮らす動物たちもいる。
始めての和歌山旅。自然や動物ちに癒された大満足な2泊3日でした。