2022GW続100名城若桜鬼ケ城と若桜街歩き

2022/04/30 - 2022/05/03

今年のGWは福知山城（京都）、黒木城・出石城有子山城（ともに兵庫）、若桜鬼が城（鳥取）の続100名城へ。
そのほかに浜坂出身の加藤文太郎（新田次郎の「孤高の人」の主人公）のお墓と吉川経家（鳥取城の兵糧攻めで有名）のお墓参りも。

4/30　伊丹着→有岡城（村木重貞が黒田官兵衛を幽閉したことで有名）→黒木城→福知山城
5/1　福知山→豊岡経由で出石有子山城へ。
★5/2　豊岡→浜坂（加藤文太郎のお墓へ）→鳥取経由で若桜鬼ヶ城
5/3　吉川経家のお墓・鳥取城

エリア 八頭・若桜・智頭(鳥取)

鳥取駅から終点の若桜駅に到着。
SUZUKIのハヤブサで。

途中の駅の「はやぶさ駅」にはライダーの方がおられました。
ここはライダーにとっては有名な場所なのだそうです。
電車が通ると付近の方が手を振ってくれたりと中々楽しい乗車でした。
若桜駅近くの道の駅にも沢山のライダーがおられました。

若桜駅の構内はこんな感じ。

子供の日が近いからなのか、各駅には鯉のぼりが。

若桜駅は国登録有形文化財。
昭和5年開業時の駅舎をリニューアルしたもの。

駅の構内がとってもおしゃれでレトロなんです。
こちらはわかさカフェ。

こちらのラウンジで飲食できます。
めっちゃオシャレ！
地方の駅の構内でも待合室に工夫を凝らしている駅は沢山ありますが、ここはトップクラスでは？

おすすめの若桜バーガー。若桜産の豚肉を使用してます。
ジューシーでタレもマッチしてて美味しかったです。

お腹も膨れたことだし、さっそく鬼ヶ城へ参ろうぞ。
この写真の左手に観光協会があり、続100名城のスタンプを押すことができます。
パンフレット等で丁寧に説明して下さいました。
（でも雨が酷いので登城はあきらめました）

メイン通りの１つの仮屋通りです。
雪を避けるため、家を道路の間に4尺のひさしが付いた私道です。
因みここら辺はすぐ近くが氷ノ山で、豪雪地帯です。（町歩きをしていたら、結構「雪かきはここから1メートル以上なんとか～」、や「チェーンがなんとか～」、という表示がいくつかありました。）

体育館まで来ました。
ここら辺は元小学校で住民の方が使用する施設が集中しているエリア。

なんとなくですが、鬼ヶ城の石垣が確認できます。
ここ若桜は山間の小さな町なのですが、但馬と播磨へ向かう交通の要衝の地でした（山頂からの眺めで但馬と播磨に道が分岐しているのが分かります）のでお城が築かれたのですね。

体育館横の登山口から入ります。階段上ってすぐのところ。

登城は八幡公園よりはこちら側がおすすめというアドバイスの元、体育館側から入山したのですが、雨が酷くわ、道は狭いわで、山陰の山城をなめてました。

土石流注意の看板あるし。
でも、この下は町役場なんですよ。
実際土石流が来たら、町役場潰れそうですが・・。

この道端分かります？
70センチくらいしかなかった。雨で滑るし、途中で引き返しましたが、引き返すのも大変でした（写真とる余裕もなく・・。）。

と、町役場まできました。
すぐ傍で鯉が泳いでました。風流だね。八東川方面を目指します。

この若桜橋は駅と同じ国登録有形文化財。
昭和9年完成で、戦前の橋梁では例がない貴重なスタイル。
今も勿論現役です。

長閑ですなあ～。

昭和おもちゃ館。こちらも旧町屋を改修し、ブリキのおもちゃを展示してます。

いくつかのスポットは無料の休憩所があって、観光客に優しいなと思いました。

蔵通りをてくてく歩いて、西方寺へ。
こちらは木下氏の菩提寺。
大きな本堂が目立ちます。

日本庭園ではないのですが、可愛らしくお手入れされてますね。誰の好みでしょうか。

お寺全体がこんな感じのお手入れでした。

蔵通りをずーっと進みます。ここ若桜は江戸時代、宿場町として大変繁栄したそうです。
蔵は豊かさの象徴。300メートルくらい続いてます。町の規模の割にはすごい規模です。

どこも色々あるんですね・・。

若桜駅に戻ってきました。
なんだかお客さんが集まっているのでなんだろ～と思ってたら・・

何しているんだろ？と思って見ていると・・

連結作業が始まりました！

私はSHOWA　SAKURAIに。車内もレトロでした。
登城できなかったことが心残りなので機会があったら、ぜひ再訪したいと思います。