2022/04/30 - 2022/05/04
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B-SONさん
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2022年のゴールデンウィーク。武漢ウイルスの影響で海外はあきらめたものの、どこか国内に行きたい。
そんな時ふと思いついたのが、JALの「どこかにマイル」の活用だった。
ゴールデンウイークにもかかわらず、行先をJALに委ねるだけで往復6000マイルというのはオトクである。
行先候補4か所までは何回でもガチャできるので、行ったことのない4候補が出るまでガチャし、応募した。
ちなみに申し込み時点の4候補は下記の通り。
・宮崎
・山口
・徳島
・札幌
翌日、行先決定の通知がJALから届き、徳島に行くことになった。
ちなみに、サービス特性上、フライトは朝イチか最終便になるだろうと想定していたが、案の定往復共に最終便となった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
空港行くときは必ずモノレールを使います。
モノレール利用で20マイルゲットです。羽田空港第1ターミナル駅 (東京モノレール羽田線) 駅
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ラウンジで一休み。
A350が増えてきた感じ。羽田空港国内線ラウンジ 北ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ
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はい。徳島到着。
機内で久々に音楽が聴きたくなり、CAさんにイヤホンをリクエストしたところ、「イヤホンの搭載が完了しまして・・・・」とのこと。
うーん。残念
徳島空港から徳島駅まではシャトルバスで移動します。徳島阿波おどり空港 空港
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腹が減ったのでホテルに行く前に腹ごしらえ。
駅前を歩いてみたものの、「本店」というキーワードに惹かれてラーメン屋に入る。麺王 徳島駅前本店 グルメ・レストラン
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徳島ラーメン。
ちなみに麵王は京都で食したことがあったため、初体験というよりは懐かしさ多めで頂く。 -
本日の宿
ホテル アストリア<徳島県> 宿・ホテル
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徳島市で一泊してこの日は終日移動です。
お遍路巡りの人を見ると「四国に来たんだな~」と感じる今日この頃徳島駅 駅
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ちょっと早めに駅についてので、時間をつぶせる場所を探します。
駅ビルの1Fにスタバとパン屋があったのですが、ちょっと気分が乗らないので、ぶらぶら歩いていたら、雰囲気のよさそうな喫茶店を発見。
入ってみると、地元民+ドM客向けの店のようで、店員(店主)が強いこと強いこと(笑)
4人席に座った一人客は2人席に移動させられたり、
会計で高額紙幣出したら1000円札は無いのかと指導されたり、
いろいろと大変なお店でした。
PCを開いてのんびりしているとついに私にも指導が
「朝は時間制限あるんでー」
そそくさと退散します。森珈琲店 グルメ・レストラン
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気を取り直して、駅で切符を買います。
「切符を買う」という行為にどこか懐かしさを感じます。徳島駅 駅
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改札に人のぬくもりを感じます
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列車は1両編成。
始発だったせいか、余裕で座れました。 -
40分~50分ほどの列車の旅で、阿南駅に到着。
駅前がなんかにぎやかだと思ったら、メーデーのデモ行進。
ゴールデンウィークなのにお疲れ様です。阿南駅 駅
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阿南駅からはバスで移動です。
1時間以上路線バスに乗るのは人生2回目。
今回の旅程はGoogleマップを参考に立てましたが、逆に言うと、GoogleMapが無いと今回の旅程は成り立たないのではないかとふと感じた。 -
70分近くバスに揺られて、終点到着。
運賃は1050円でした。
料金箱に1000円札を突っ込む行為も数十年ぶり。
ちっこいバスに乗り換えてさらに進みます。 -
最初の目的地、もみじ川温泉到着
ここは日帰り入浴と食事ができます。
ちなみに公共交通機関で訪れたのは私だけでした。もみじ川温泉 宿・ホテル
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鯉が風を待っております。
ちなみにもみじ川温泉は小さい露天風呂があり、露天風呂から那賀川や恋も堪能できます。 -
入浴の後はランチということで、イチオシっぽい「あめご天丼」を頂きます。
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あめごというのは、那賀川にいる川魚の様でした。
あめご一尾丸ごと天ぷらにした豪快な天丼でした。
頭と骨までカラッと揚げられていて、サクサクでした。 -
もみじ川温泉から宿まで90分くらいの道のりをのんびり歩いていきます。
あめごの直売所もあるみたいです。 -
虻ヶ淵までくると、宿まで15分といった感じ
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宿に到着。
もみじ川温泉からは徒歩で90分くらいかかりますが、
バスだと「花瀬」バス停からつり橋を渡って徒歩5分です。山宿 花瀬庵 宿・ホテル
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花瀬庵での夕食
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花瀬庵滞在2日目
花瀬庵の主人に教えてもらったお鶴権現を目指します。
時代は平安時代までさかのぼり・・・・
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屋島、檀の浦の合戦に敗れた平氏は、みんな散りぢりになって各地の山奥深く隠れ住まなくてはならないようになった。その頃、蔭谷(かげだに)の部落は、那賀川からわかれて谷ふかく奥に入ったところの小さな盆地に、数軒の家が寄り合い、点在していた。そこを流れる蔭谷川に、ある日、不思議なことに、一つの粗末な杓子(しゃくし)が流れてきた。ここより上流は全くの原始林で、人など住んでいる筈はなかったのである。こんな奥山にも源氏の平氏探索のお触れがきていたようである。「もしかして平家の落人では…?」と、ささやき合った村人達は、お上のお触れもあり、寄合をして相談したあげく、5~6人の達者な男衆が武器を持って調べに行くことになった。あくる日、男達は蔭谷川に沿うてさかのぼること数時間、小さな丘になった台地に、予想どおり母子二人を発見した。女性の齢は30歳前後であろうか、やつれてはいるが端麗な容姿と気品がある。男の子は髪は鳥の巣のようになっているが、その目鼻立ちから武士の子であることは一目でわかった。傍らの杉の下蔭に小屋をむすび、かくれ身の貧しくて細い煙を立てていたようである。
村の男に発見された女性は、今日の日の来るのを予期して覚悟を決めていたものか、端然として男衆を見据えていった。「私は平家の血をひく者で、お鶴と申します。源氏方に追われ、ここまで落ちのびて隠れ、山中の草を採り、小魚や鳥を食して、再び平家の世がくることを信じて生き、耐えてまいりましたが、こうしてあなた達に見つかってしまった以上、助かるすべはございません。覚悟は出来ておりますが、私も平家一門の武士の家に生まれました。部将の妻らしく自害いたしとう存じますので、死装束に着替えさせて下さいませ。そしていま一つ、これにおります私の息子はまだ幼い子供でございます。この子に何の罪がございましょう。どうか、この子だけは助けてやって下さいませ。どうかよろしくお願いいたします。」と、泣かんばかりのお鶴の言葉。男衆はすっかり心をひかれ、「ようわかった、お前さんの命も助けてあげたいのはやまやまじゃが、いまの時世でどうすることもでけへん。じゃが、可愛い稚児の命、たしかにお預かりしましょう。どうか心おきなく往生なされや。」「ありがとうございます。それでは装束に改めますゆえ、しばらくお待ちください」といって後ろ向きに一歩ふみだした。
その時、何を思ったのか、男の一人が、山刀を抜き背後から斬りつけた。「ぎやっ」お鶴はその場に倒れ、息絶えた。お鶴に情をかけたということが世間に広まると、かえって悪い結果になって、はねかえってくると考えたのかもしれない。なんともあわれで無残なお鶴の最後であった。その亡きがらを埋葬した男衆は、約束通り、子供を連れて帰ることにした。山を下る途中、母親が斬り殺された悲しみも、はっきり意識しえない幼児と思ったこの子は、川が三つに分かれている三ツ合いにさしかかった時、道端のススキを一本抜き取って空へ投げあげて、腰の小刀がキラッと光った瞬間、降ってきたのは幾つかのススキの切れ端であった。「ほおっ」その技に舌を巻いた男衆は、「この子はただもんではないぞ、生かしておいたら、いっかきっと、今日のことを知って…」以心伝心、男衆は心を鬼にして、その場近くで稚児の命を絶ったと伝えられる。 -
その後、村人はお鶴さんの崇りを恐れて手厚く葬り、蔭谷在所から3袰奥の字蔭山(かげやま)に「お鶴大明神」として一祠を建て、通夜堂(つやどう)(間口4袤・奥行き6袤)を設け、毎年盆15日を供養の日とし、村人は仕事を休み境内に集まり供養をしてきた。現在、現地には、真新しい祠の前にそのいわれが書かれた案内の柱が立てられている。
一説には、お鶴さんは現上那賀町の古屋谷の豪族の嫁で、その時代の豪族同志の戦いに敗れ、蔭谷の山中に潜んでいたところを、敵の手により斬殺されたともいわれる。
なお、「お鶴の衣装塚」というのがある。場所は蔭谷在所を60袤ほど登ったところに
「ぼうやしき」と呼ばれる岡本家の墓域がある。そこから数段上った山裾に一つの塚がある。荒々しい山石の四方積みの塚は苔むしていて、わかりにくくなっている。この塚は昔から「お鶴の衣装塚」といって、岡本家では代々丁重に祀っている。その塚は蔭谷川の上ツ瀬に散ったお鶴と稚児の死装束が埋められていると考えられる。 -
お鶴権現の途中に、あめごの直売所がありました。
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花瀬庵のご主人からこんなものを頂きました。
昔は材木業が盛んだったようで、川を超えるためのつり橋がたくさんあるようです。 -
花瀬庵の目の前にもつり橋が・・・
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花瀬庵2泊目の夕食
ぼたん鍋
イノシシ肉のなべですな。
イノシシ肉をさらに並べた感じが牡丹の花のように赤みがしっかり出ているので、ボタン鍋なのだとか。
イノシシ肉は煮ても硬くならなず、煮れば煮るほど味が出るということで、最初に投入しました。
これは絶品でした。 -
花瀬庵滞在3日目。
虻ヶ淵近くの那珂川のほとりでまったりと過ごします。
この絶景が独り占めできるとはなんとも贅沢なひととき -
この日は全然運動していなかったので、近所を散策します。
花瀬庵裏手にある龍王神社。
近所といっても、この辺はちょっと出かけると軽く万歩計は1万歩突破します。 -
1時間ほど歩いてつり橋を発見
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神通橋を渡ります。
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出発の日。
花瀬庵の公式サイト上は最寄りのバス停から徒歩20分となっていますが、つり橋を渡ると徒歩5分で別のバス停に出ることができます。
(初心者には難しいルートなので、公式サイトにも出せないのだと思います。) -
行きはJR阿南駅からバス経由で行きましたが、帰りは日和佐駅までバスで出て、その後JRで徳島駅に向かいます。
日和佐駅 駅
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日和佐駅経由になったのはGoogle検索の結果なのですが、日和佐駅の周辺を調べてみると駅から徒歩圏内に23番礼所が!
薬王寺(徳島県美波町) 寺・神社・教会
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この時のためにカバンに御朱印帳を忍ばせてまいりました!
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一緒に貰う不思議な紙も映しておきます。
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不思議な紙2枚目
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遠くからでも目立つ大きな塔があるので、上ってみます。
ちなみに入場無料です。
入場料100円と書いてあって、うっかり100円を投入してしまったのですが、スタッフの人が「展望は無料です」って。。。。 -
続いて温泉参ります。
入浴料600円
フェイスタオル250円。
フェイスタオルはもみじ川温泉で購入したものを活用したので、今回は600円のみ。 -
日佐和駅に戻る途中で見つけた標識。
23番礼所までは0.2キロなのはいいとして、
24番礼所まで90キロって一体・・・・ -
列車に揺られて徳島駅まで戻ります。
日和佐駅 駅
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2時間ほど時間ができたので、徳島城跡を見に行きます。
徳島城跡 名所・史跡
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城跡なので、城は無いです。
あるのは石垣のみ -
周囲をのんびり歩いていると、登山口らしき場所があり、登ってみると、本丸跡にたどり着きました。
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うむ。よき眺めじゃぁ
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徳島城跡の散策を終え、空港に向かいます。
徳島阿波おどり空港 空港
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すだちが入ったうずしおラーメン。
すだちのさっぱり感と麺の堅さは良かったんだけど、スープがしょっぱくて残しちゃいました。
この後、お土産を買ってラウンジでのんびりしようとしたのですが、細かい事件が勃発。
事件1.徳島空港には搭乗待合室内にラウンジが存在しない
事件2.搭乗機遅延
まー、旅って予定通りいくものではないので、こういうアクシデントも含めて楽しむしかない。
しかし徳島空港にラウンジが無いのはイタいな。
でも、どこかにマイルには感謝だな。
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