2022/04/23 - 2022/04/24
1451位(同エリア1716件中)
mtkさん
★★★2022春★★★
山の魅力を知って以来、訪れることが増えた街「松本」。バーの街であり、カフェの街と聞いて、いつかお店巡りをしてみたいと思っていました。
今回の旅の目的は、桜で有名な「光城山」の里山登山と松本の居酒屋さん。念願叶って最高の居酒屋から旅のスタート……だったのですが、楽しい夜の反動が翌日のお花見登山を苦戦させることに??!
という感じで、アルプスと食の街「松本」を満喫する、知見(?)と反省の詰まった一泊二日の旅行記です。
[1日目]
16:00 新宿発 特急「あずさ」にて松本へ
18:29 松本着
松本市内 「いろはグランドホテル」にチェックイン
19:00 松本市内の居酒屋「深酒」にて夕食
21:30 バー「OLD PAL」へ
22:30 ホテルに帰って就寝
[2日目]
7:00 チェックアウト
7:15 市内のカフェ「珈琲美学 Abe」にて朝食
8:12 JR篠ノ井線にて「田沢駅」へ移動
8:19 田沢駅着
9:30 「光城山」登山口に到着
10:30 山頂に到着
11:00 下山開始
12:15 JR篠ノ井線にて田沢駅から松本へ移動
12:45 「喜龍ラーメン」にて昼食
13:45 松本発 特急「あずさ」にて新宿へ
16:24 新宿着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
16:00 新宿発「あずさ」に乗車
これまでは、仕事終わりの金曜夜からスタートすることが多かった登山旅行。今回の旅の目的は「松本の居酒屋とお花見登山」なので、出発は土曜の夕方です。ロング缶のハイボールと「ピリ辛ジャイアントコーン」を買い込んで、新宿発の「あずさ」に乗り込みます。
★特急あずさ(新宿~松本):6,600円 -
18:29 松本駅着
「ただいま~」と言ってしまいそう。笑
松本駅のこの感じもだいぶ見慣れました。いつもより早い到着なので、まだ明るい。 -
到着すると真っ暗というのが今までだったので、まだ明るい松本駅が新鮮です。
「あずさ」の中であれこれ検索して居酒屋は予約済み、荷物をホテルに置いたらすぐに夕食に向かいます。 -
旅のお宿はこちら、「いろはグランドホテル」。
2019年開業の新しいホテルで、とても綺麗です。大浴場はなし、チェックインの時に入浴剤をもらえました。
★いろはグランドホテル:6,400円/一人 -
なわて通り商店街の入り口にある「カエル大明神」!
四柱神社の参道につながる趣ある通りの入り口に鎮座する、なぞのカエル。調べてみたところ、元々流れていた「女鳥羽川」に生息していた河鹿蛙に由来するのだとか。某サンリオキャラに似たカエルくんがちょっとシュールではあるのですが、ついつい写真を撮ってしまうスポットでもありますね。 -
19:00 居酒屋「深酒」
目的のお店は、なわて通りを抜けて少し行った先。
その名も……なんと「深酒」!!!!!電車の中で居酒屋を検索していて見つけたのですが、もう名前に一目ぼれですよね。笑 -
お店の入り口に張り紙があり「サワー、ハイボールは置いてません」と潔い営業姿勢(笑)が宣言されています。長野のお酒大好き!大歓迎です!
というわけで、一杯目からいきなり日本酒ですよ……! -
お店は新しく清潔でおしゃれ。そして雰囲気が良い。
カウンターの奥に日本酒がぎっしり詰まった冷蔵庫、これを見てテンションが上がらない酒好きはいません!
こちらの「深酒」さん、その名前に相応しくかなりこだわって日本酒を仕入れているようでした。「この蔵は」「今年の出来は」と日本酒愛あふれる説明を聞きながら飲むとお酒の美味しさが増します。お水をボトルで置いてくれるのも有難いですね。
この「豊香」っていうお酒が特に気に入りました! -
蕎麦豆腐にクリームチーズ、平目の天ぷらと、おつまみもお酒に合うものばかり。なんていいお店に出会ってしまったんだ……!
-
可愛らしい店内は、余裕のあるつくり。もちろん満席。日本酒好きのお客さんで盛り上がっていて、楽しく気持ちよく食事することができました。旅行者にも居心地の良いお店です。
★居酒屋「深酒」:4,000円/一人 -
21:30 バー「OLD PAL」
さて、判断力の弱まった酔っ払いです。
翌朝後悔することになるとも知らず、「まだ21時じゃん~」などと言いながら、勘を頼りに以前松本に来た時に寄ったバーを探します。で、見つけました!バー「OLD PAL」はバーらしくしっとりとした雰囲気ながら、旅行客にも優しいすてきなお店。 -
定番のお酒だけでなく、長野のフルーツを使ったカクテルが飲めるのが嬉しいですね。ここで二杯ほど飲んでからホテルに帰りました。(せめて一杯にしておくべきだった……)
★バー「OLD PAL」:2,500円/一人 -
7:00 「いろはグランドホテル」チェックアウト
登山家の朝は早い!
というわけで、昨晩の行いをやや反省しつつ(でも楽しかったから!)ホテルを後にします。登山と言っても一時間程度で登れる里山なので、「朝ごはんを食べてゆっくり行こう」ということで、朝営業の喫茶店に向かいます。 -
7:15 純喫茶「珈琲美学ABE」
1957年創業というこちら、純喫茶ファンの方には有名なお店なのだとか。日曜の朝7:00というのに席は満席、順番待ちするお客さんもという人気店です。この佇まいがもう「良い!」ですよね。 -
メニュー表の種類値段にご注目。
「トースト50円」に「ハムエッグ100円」と、タイムスリップしたような気分になります。 -
店内のディスプレイもまさに昭和レトロ。
ブレンドコーヒーとバタートースト、ハムエッグをいただいて、なんとも満足な気分。「モーニングがあるってことは松本はやっぱり名古屋文化圏なんだね」なんて話をしながら、朝から贅沢な時間を堪能させていただきました。 -
8:12 松本駅発
8:19 田沢駅着
目的の「光城山」がある「田沢駅」は、JR篠ノ井線で松本から一駅。ちなみに無人駅です。松本駅からPASMOで入場してしまっていたので、ちょっと戸惑いました。駅員さんに教えてもらって発券機で「乗車証明」を発行。 -
線路沿いから住宅街を通って、「光城山」へは徒歩で30分ほどの道のり。
のはずが、Googleマップを見ながら歩いていたら、間違って車両用の別の登山口に着いてしまいました。「山歩きにはやっぱりYAMAPが必須!」と反省です。 -
9:30 「光城山」登山口に到着
30分ほどロスしましたが、無事に登山口に到着。
一週間ほどあたたかい日が続いたため桜はもう厳しいかと半ば諦めの気持ちでいましたが、地元ナンバーの車がたくさん来ていて、「もしかして意外といける??」とか思ったり……しましたが…………… -
うーーーん、新緑!笑
山道の入り口はこんな感じでした。
予想通りといえば予想通りでもあるし、そこは気を取り直していざ登山開始!です。 -
事前調査によると、コースタイムは1時間ほど。子どもやお年寄りでも登れる安心安全な里山とのことでした。
が、ここからが大変でした。一歩を踏み出すだけで足が重い、身体が重い。息が切れるし、汗が止まらない。ベテラン勢やらお子ちゃまやらに抜かされる抜かされる……!「登山ってこんなに大変だっけ」「私って体力ないな??!」とはあはあ言いながら登る中で、そう、思い出しました。
……昨日、16時から23時前までずっと飲んでいたということを。 -
散った桜、持ち上がらない脚、気温10℃の中で止まらない汗、未だ見えない山頂……
「登山の前日は飲みすぎるな」、大事な教訓を得ました。苦笑
ほんとね、次回からは飲みすぎないようにします。居酒屋に行くのは下山後で。今回は里山だからよかったけど、本格的な山だったらリタイヤ必至。そういう意味では、次回に活かせる有用な知見です。いえ、反省してます。十分に。 -
そんなこんなでなんとも苦行な行程でしたが、ようやく山頂が見えてきました。桜の花もちらほら……
-
じゃん!
-
じゃじゃん!北アルプスです!(よく見て!よーーく見たらわかる!笑)
あいにくの曇り空でしたが、雲と雲の間に山並みが見えますよ! -
桜が咲いている場所も!
-
晴れていれば、これらの山々がくっきりと見えるそうです。
燕岳に常念岳、槍ヶ岳や立山も!またいつかここに登って見てみたいし、北アルプスの山々にも行きたいなあ。雲の中でも存在感がある常念岳、格好いいです。 -
山頂の北側はこんな感じ。葉桜だけど、結構お花も残っていて、雰囲気あります。
-
10:30 「光城山」山頂に到着
「光城山」は、標高912メートル。
桜が植えられたのは「大正天皇の即位を記念して」というからなかなか古いお話ですね。その後も植林がつづけられ、今では1500本の桜が植えられて、安曇野を彩るお花見スポットとして知られているそうです。 -
山頂に建つ「古峯神社」は、火の守り神。
鎌倉時代、海野氏という一族によってこの山頂に山城が建てられ、その後の戦国時代、武田信玄によって攻め落とされたという歴史があるそうです。 -
お隣の「長峰山」までは、約50分。
縦走を楽しむ人も多いそうですが、翌日から仕事なので残念ながらパスです。 -
11:30 下山開始
さて、降りましょう。
全体的に眺望の良い山で、北アルプスの山々はもちろん、安曇野の街がきれいに見渡せます。桜がなくても十分に楽しめますね。 -
帰り道はさすがにさくさく、あっという間に近づく街並み。
-
12:15 田沢駅発
12:22 松本駅着
電車は一時間に一本!
東京暮らしだと時刻表を調べるのがつい疎かになるのがいけません。駅へ向かうラスト5分はトレッキングポールを握りしめて走ることに…… -
12:45 喜龍ラーメンにて昼食
ビール!餃子!ビール!餃子!!
松本といえば蕎麦……なわけですが、気分は断然にラーメンです(飲みすぎです、反省してます)。ということで、欲望に忠実に。 -
百点満点のザ・町中華。
-
醤油ラーメンと半チャーハンのセット。そして、お母さんの笑顔。
これですよね、これ。って、たぶん十回くらい言った。笑 -
13:45 松本発「あずさ」乗車
16:24 新宿着
懲りずに飲んでます、はい。ロング缶はやめておきました。
東京から松本までは、2時間40分~3時間。新幹線が通っておらず特急でのアクセスとなるため正直ちょっと遠いのですが、そこがまた魅力。特徴的な飲食店が多いし、ホテルも充実しています。そして、山が近くて美しい。
夏になったらアルプスにも行きたいなと思いを馳せつつ、ハイボール片手に終着駅へ…… -
旅のお土産はこちら!
長野の定番「八幡屋蟻五郎」の「さんしょうの種」と「ラーメン七味」です。山椒たっぷりのおせんべいは永遠にいけるおつまみだし、ラーメン七味は神の調味料。日本酒も買いたかったけど、それは次回のお楽しみということで。
★★★★★旅のまとめ★★★★★
・山に登る前日はお酒は控えましょう!!!!
・山に登る前日は早めに寝ましょう!!
・でも、松本で飲むお酒は最高においしい!
・松本の居酒屋さん最高、モーニングもできる、松本は山もグルメも楽しめる街!
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