「青春18きっぷ」の旅・・ついでに、中山道「奈良井宿」散策

2022/03/29 - 2022/03/29

「青春18きっぷ」満喫の旅です。
corona禍の旅行も人気（ひとけ）を避ける、人混みを避ける、・・・三密という文字もそろそろ忘れ去られようとしているこの頃、ついに日常が辟易、春の青春の旅へと出かけました。古希を過ぎた爺と婆仲良く・・でもなく喧嘩もしながらでした（笑）
出発は大垣駅から名古屋を経由して半世紀も昔フォークジャンボリーの開かれた中津川を通って中央本線を一路奈良井駅に向かいました・・・。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、スタンプが4つ押されています。
最初の2つは川口駅から大垣駅まで、続いて大垣駅から中央本線経由で川口へと向かいます
飛行機や新幹線に慣れ親しんではいますが、まだ普通に汽車が走っている頃を経験した世代ですので、古き昔の車窓風景もまた楽しです

大垣から岐阜を通過して名古屋まではさすがに混みあっています
通勤電車ですので仕事や学校に向かう人が大勢乗り降りしていました

さて、初めて走る中央本線です
ワクワク

名古屋駅ホームに始発の電車が入ってきました
中津川駅まで向かいます

中津川駅「是より木曽路」の碑がホームにあります

しばし中津川駅で休憩
（ご参考）
全日本フォークジャンボリー、日本初の野外フェスで、そもそもアメリカのウッドストックフェスティバルの日本版として開催されたのも
岐阜県恵那郡坂下町（現在の中津川市）にある椛の湖（はなのこ）の湖畔にて、1969年から1971年にかけて3回開催された。中津川フォークジャンボリーという名でも良く知られていますが・・これを知っているのは還暦過ぎ～古希にかけてのピーポーだと思う（笑）

もう普通の通勤電車です

さてお目当ての奈良井駅に到着です
途中の景色は木曽の山や渓谷など東海道本線とはまったく違う景色を退屈することもなく、居眠りももったいないくらい楽しむことができました

奈良井駅ホームに立ち新鮮な空気を思いっ切り吸ったらせき込んでしまいました

いいねいいね！中山道の宿場町、
もうタイムマシンで江戸の昔にワープしてしまいます

奈良井駅も木造平屋、そういえばつい最近原宿駅に行ったら鉄筋になっていた
なんでもそのうち古い駅舎を組み込むようですが・・
どうもいけません！スクラップ＆ビルトは・・

さてさて、奈良井宿の看板をしばしながめて、駅の窓口でいただいたパンフも参考に歩き始めます

先ずは杉並木、二百地蔵から専念寺へとむかいます

駅から直ぐのところに登り口があります

この石段を登ると八幡宮に向かいます

正面登りきると八幡宮です

が、右の路に進むと二百地蔵があります

杉並木を・・花粉症が(-_-;)と思いきやマスクしているし杉のそばでも遠く離れていてもあまり関係ないようです

二百地蔵尊
左サイドと右サイドに分かれています

右サイドです

二百体の地蔵様と思いきや、そのほとんどが観音様で実は地蔵様自体はそこまでの数はないそうです
木曽の長い歴史の中で、鉄道敷設や国道の開削の際に行き場を失った観音像や地蔵がここ、地蔵堂に集め祭られたようです

専念寺に参りました

鐘撞堂も古風な木造ですね

専念寺の入口に「うなり石」があります
伝承によると、昔、この大石は夜になると毎日のように「ウーウー」と唸る事から「うなり石」と呼ばれ、奈良井宿の住民や旅人達に恐れられたという伝説です

うなり石の下からつくしん坊が出ていました

ほら!!!見えますか?????
うなりを止めるために鉄の杭を打ち込んでうなりを止めたそうですよ

2ヵ所鉄釘が突き刺さってますよ
はて・・これを抜くとまたうなりだすのでしょうか？
ぜひ奈良井宿観光協会さま令和再びトライして・・・コワッ！

さて、宿場町ゴートゥストレイトです
なんだかねシーズンオフでほとんど人がいません
夜はゴーストタウン・・いやあまり少ないのもね(-_-;)

ここ奈良井宿はいたるところに水飲み場があります
冷たくて美味しい、ミネラルたっぷりの湧き水があちこち
もうペットボトルに詰め込んで持って帰りたいです
二日酔いの朝はこの水一杯飲めばスッキリしそうです

お店も半分くらい閉まってそうです

ほらここにも水の飲み場

真っすぐ600Mくらいこんな両側にお店が立ち並んでます

「人に出会い、物に出会い、花に出会い、人生は出会い、良い出会いを大切に！」・・・プーチンに言い聞かせたいものですよ・・たく・・もう・・

杉玉ですね　水が美味しいからお酒もきっとうまいんだろうね

ここにも水飲み場

あちこちでいただいてお昼は軽く済ませそうです
チャポンチャポンになってますが・・

ちょっと横道にも入りたくなるような・・時間がないのでパスします

信州ですのでお蕎麦もおいしいです
お昼にいただきました

電柱やら電線がないのでスッキリ、木造の旅籠があちこちにあります

こちらもそうです

長泉禅寺です

石段の上に鐘楼があります

おや道祖神が見えました

道祖神ですね！

まだまだ続く街並みです

ありましたほぼ100ｍ毎にあるような気がします

鎮神社（しずめじんじゃ）です
以下コピペです
「鎮神社は元々は中原兼遠によって鳥居峠に建立されていた神社です。
しかし天正十年(1582)に戦火で焼失し、奈良井義高によって現在地に移されました。
元和四年(1618)、奈良井宿に“すくみ”といわれる疫病がはやり、これを鎮めるために下総国(現在の千葉県北部)香取神宮から経津主命を勧請し祭祀をはじめたことが、祭りの起源として伝えられています。
毎年8月12日昼過ぎに、上町、中町、下町の裃姿の若集が、鎮神社で囃子を奉納したあと、通囃子を演奏しながらゆっくりと宿場町を北に下って行きます。
沿道の家々は窓を開け、家の前でお囃子が奉納された後に、お酒や御馳走で若衆達をもてなします。」

境内には大きな杉の木があります

↑
見上げてください！
そして世界が再び平和に戻る様に・・・

寒いわけですよね
境内には雪がありました。

またまた水飲み場（笑）

ちょっと光って見えずらいですがタバコ屋さんですよ
ゴールデンバットとか若葉とか・・・いや缶ピ－も

店先に並ぶ雛ですね

こんなのも（笑）
喫茶店のルノワールのマッチが懐かしい

薬草丸
生薬、薬草で作られた胃薬です
ちょっと気になったので一瓶買ってみましたらとてもいい具合ですよ
飲みすぎ、食べ過ぎ、胃のもたれもう最高に効きます

草鞋もいいですね

籠ですよ

さあて、そろそろ帰りの電車のじかんもあるので急ぎます

Too mauch is as bad as too light!

どうも自分には飲みすぎ注意、食いすぎ注意に見えて仕方ない（笑）

最後は木曽の大橋まで歩きます

木造の木曽の大橋にやって来ました

橋のたもとに奈良井宿の看板があります

雨が降ると滑るそうですので注意書きがありました

奈良井川ですね

反対側です

こんな感じです

黄色サフラン？が植わってました

サフランですかね？

昭和枯れすすき・・・古る