2022/04/11 - 2022/04/19
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うりりんとダンナさん
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「一年に一度はハワイに行く!」のが私たちの人生の楽しみの一つ。
・・・なのにコロナ禍のために2020年以降、ハワイに行かれなくなってしまいました。
パンデミックが終わることを期待して何度もツアーや航空券を予約しましたが、いつも欠航・催行中止の繰り返し。
それにやっぱり帰国後の隔離があるうちはなかなか行かれませんよね。
2022年4月のANA特典航空券も1年前から予約してありましたが、「どうせまたキャンセルになるんだろうな~」と諦めかけていました。
そんな時に「3/1以降ワクチン3回接種者は帰国後の隔離免除」と言う朗報が飛び込んできて、「ぢゃ、行こう!」ということに。
それでも現時点でハワイに行くためには、出発前と帰国前のPCR検査など、これまでの渡航とは異なる要素がたくさんありました。
通常の旅行記の番外編として、コロナ関係の手続きとハワイの現状について、私たちの経験をお伝えします。
少しでもこれからハワイに行こうとしている方の参考になれば幸いです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハワイに渡航する際には、出発前日または当日にPCR検査を受けて、ハワイ州指定の内容が記載された「英文の陰性証明書」を所持している必要があります。(2022年4月現在)
私たちは出発前日に「ピカパカPCRクイック検査センター」の横浜駅前店で検査を受けました。費用はハワイ渡航専用の陰性証明書を含んで一人9,480円(税込)でした。陰性証明書は24時間以内にメールで送られるとなっていましたが、私たちの場合は午前中に検査を受けてその日の夕方には届きました。
事前に色々調べたところ、「HISのPCR検査センター」も陰性証明書込みで9,900円(税込)と同程度の料金でしたが、HIS横浜本店では日曜日の検査が行われていませんでした。
またダントツに料金が安かったのは「木下グループPCR検査センター」で、羽田空港での抗原定性検査が1,900円とのことでした。ただし、こちらで発行される陰性証明書は英語併記ではあるものの英文の証明書ではなく、またパスポートナンバーと生年月日が書かれていないなど、ハワイ州指定のものとは若干相違があるようです。全く問題なく飛行機に搭乗できてハワイの入国審査もOKだったというクチコミもありましたが、私たちは料金よりもリスクの少ないことを優先して選びました。 -
前後して、ANAからは「ANA Travel Ready(渡航書類事前確認)」というメールが届きました。空港でのチェックイン時間を短縮するため、必要書類を事前にアップロードしておくようにとのことでした。
必要書類は以下の4種類でした。
「1.COVID-19陰性証明書」→これは前記のものを空港に持参しました。
「2.ワクチン接種証明書」→横浜市からWEB交付された証明書のスクリーンショットを添付しました。
「3.宣誓書」→すべて英文で7、8ページある長文の書類でしたが、チェックする箇所は1か所だけで、あとは最後のページにサインをするだけでした。これもプリントして空港に持参しました。
「4.米国CDCへの情報提供」→滞在ホテル名や緊急時連絡先などの情報を記入するものでしたが、PDFの用紙をいったん出力して手書きで記入し再びスキャンして貼り付けるのは面倒だったので、必要事項をWord文書として作成しそのスクリーンショットを提出しましたが、それで問題なかったようです。 -
無事に搭乗が認められて出国手続きを終えました。
出発ロビーはほとんどの店がクローズしていて閑散としています。 -
ブランドブティックや免税店は閉鎖中。寂しい風景です。
-
搭乗しました。
プレエコ、エコノミークラスの乗船率は半分以下。
日本人のお客様より外国人のお客様の方が多いですね。
皆さん食事のとき以外はマスクを着用しています。 -
まもなくホノルル空港へ到着します。
入国審査エリアは撮影禁止なので写真はありませんが、入国審査はとても空いていて、行列は全くありませんでした。
また、以前は写真と指紋の登録を機械でやっていましたが、入国者の人数が少ないためなのか、いきなり入国審査官の審査でした。
たまたまおおらかな審査官に当たっただけかもしれませんが、私たちの審査はパスポートの提出と、顔写真の撮影・指紋の撮影だけで、陰性証明書やワクチン接種証明書などの書類の確認は何もありませんでした。
飛行機の着陸から空港の外に出るまでの所要時間は30分足らずでした。 -
ワイキキの街には人が溢れています。
人数はコロナ禍以前とそれほど変わらない感じ。
ただし、8割は米国本土からの観光客で、日本人や韓国人、中国人などのアジア系の人はほとんど見かけません。
ワイキキの中心にあるDFSは、まだ休業中でした。(2022年4/15現在)
それと、DFSの横の道に数軒あった日本円の両替所も、開いているのは「パシフィックマネーチェンジ」の1軒だけで、米ドル現金への両替には少し苦労しました。 -
ワイキキビーチも人が多いですね。
米国本土からの観光客は、ハワイに来るために陰性証明もワクチン接種証明も不要だそうで、特に3月後半以降は大挙して押し寄せているとのこと。
マスク着用義務も撤廃されているので、一部の用心深い人を除けば、街中でマスクをつけている人はほとんど見かけません。 -
ただしザ・バスの車内はマスク着用がルールになっていて、乗客はみんなマスクをしています。
それと、アラモアナ山側のバス停が工事のため閉鎖されていて、8番バスをはじめとしたよく使う路線のルートが、3年前と比べるとかなり変更になっていました。
乗車前に google map や DABUS などのアプリで確認されることをお勧めします。 -
なお、以前あった The Bus 1 day Pass は廃止されていて、パスモやスイカのような交通カード「HOLOカード」になっています。(トランスファーチケットも廃止されています。)
カード残額の中から1回目と2回目の乗車時は2.75ドルが徴収され、3回目以降は徴収されません。つまりワンデイパスと同様に5.50ドルで1日何回でも乗車できます。 -
都度乗車は車内で現金で支払えますが、「HOLOカード」(2ドル)は車内では購入できないので、事前にABCストアなどで購入・チャージしておく必要があります。
ABCストアもすべての店舗で販売しているわけではないので、どこの店でHOLOカードを扱っているかや、チャージ方法などの詳細は、HOLOカードのホームページで確認してください。 -
日本帰国には搭乗前72時間以内にPCR検査を受けて、その陰性証明書を持参する必要があります。
事前に調べましたが、一番安く検査をしてくれるところでも、陰性証明書の発行を含んで一人150ドルぐらいの費用が必要でした。(2022年4月上旬現在)
私たちはHISが運営している「ワイキキPCR検査センター」で、帰国便搭乗の2日前に「鼻腔ぬぐい液PCR通常検査」を受けました。場所はカラカウア大通り沿いにあるワイキキショッピングプラザの4階(410号室)で、JCBプラザラウンジが入っている同じビルです。
JCBたびらばのサイトからJCBカード払いで予約すると、10ドルOFFのクーポンが使用できて、一人146.60ドルでした。 -
写真は「ワイキキPCR検査センター」で「鼻腔ぬぐい液PCR通常検査」を受けた時の説明資料(表・裏)です。
ロバーツハワイが運営している「アロハPCRテストセンター」もほぼ同じ料金で検査が受けられるようです。 -
なお、日本帰国時に必要な検査の内容とそれにかかわる費用は、たびたび更新されていますので、旅行時期に合わせて検索しなおすことをお勧めします。
私たちが渡航した2022年4月上旬時点では一人150ドル前後が最安値でしたが、帰国後に調べ直すと「ウェルネス・フォー・ハワイ」というところは、鼻咽頭または唾液によるPCR検査を111ドルで実施しているようです。 -
脱線しますが、4/16にPCR検査を受けにこのビルに行ってみると、JCBプラザラウンジは開いていました。
長く休業していましたが、ほぼ2年ぶりに再開したとのこと。
コーヒーや水などの給茶サービスはまだ休止中でしたが、レストランやツアー予約などの相談を日本語でできるのは助かりますね。
JCBカードの提示で無料で乗車できるピンクトロリー(ワイキキトロリーピンクライン)は走ってはいるのですが、現時点で30分に1本の運行だそうで、滞在中に街中で見たのも数台程度でした。
私たちも1度アラモアナから乗車しようとしましたが、乗場には人影がなくしばらく待っても来そうにないので諦めました。
ずいぶんJCBについて書きましたが、私たちはJCBの回し者ではありません(爆)。
ラウンジ関連では、アラモアナセンターの楽天カードラウンジは、4/15時点ではまだ休業中でしたヨ。JCBプラザ ラウンジ ホノルル 散歩・街歩き
-
「ワイキキPCR検査センター」の検査結果も、その日の夜には届きました。結果は「陰性」。これでどうやら帰国できそうです。
帰国便のチェックイン時、この陰性証明書を提示します。搭乗手続き、手荷物検査、出国審査はスムーズに通過し、空港出発ロビーへ。まだクローズしているブランドブティックもありますが、香水などの免税品やお土産品のショップは開いていました。
2022年3月から羽田空港を含む日本の5つの国際空港において到着時の検疫手続きが簡素化される「ファストトラック」が導入されました。
MySOSアプリをスマートフォンにインストールした後、「検疫手続事前登録」ボタンをタップし、アプリの指示に従って質問票・誓約書・ワクチン接種証明書を登録します。
ワクチン接種証明書は審査され、数時間後に承認完了すると、「赤色」だったMySOSアプリの画面が「黄色」に変わります。
これにワイキキで受けたPCR検査の陰性証明書を登録し、承認されるとMySOSアプリの画面は「緑色」に変わります。
これでファストトラックの全手続きは完了です。 -
羽田着陸間際には、窓から国立競技場や東京タワーが見えました。
-
羽田空港にはほぼ定刻通りに着陸。
イヤシカシ、ここからが長かった。
まずは、検疫所からの指示があるまで降機できないため、機内で座ったまま待機します。 -
15分ほど待機した後にようやく降機となり、「ファストトラック」で事前登録した書類の確認と、入国前のPCR検査(唾液)を行います。
検疫所の撮影は禁止のため写真はこの1枚だけですが、羽田空港内を何か所か歩き回りながら、MySOSアプリから表示するQRコードを数か所で確認し、唾液による抗原定量検査を受け、MySOSアプリの設定を確認し、抗原検査の結果を待つエリアに到着。
ここで40分ほど待ったところで、ようやく結果が通知されました。幸い結果は「陰性」でした。 -
このパスポートぐらいの大きさのピンク色の紙切れが陰性証明書なのでしょうか。これを入国審査官に提示して晴れて入国が許可されました。
入国審査の後、手荷物を受け取り税関を通って出口へ。
すべての手続きが終わって空港の外に出られるまでに、着陸からおよそ100分かかりました。 -
コロナが存在していないころと比べれば、いろいろな手続きがあって時間もお金もかかる今のハワイへの旅。
「海外旅行なんてまだ早すぎるよ」「海外は危険なんぢゃないの?」と言う声も多いですが、ちゃんと気をつけて行動すれば、日本にいるのとリスクはそれほど変わらないと思います。 -
いろいろあったけど私たちは今回思い切ってハワイに行って良かったと思っています。
早くコロナなんて気にせずに旅ができるようになるといいですね♪
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