ブリュッセルからターキッシュエアラインズに乗り，イスタンブールでトランジット。<br />同じ航空会社の乗り継ぎにもかかわらず，搭乗手続き時に不備があると言われ一悶着｡<br />コロナの影響で情勢がコロコロ変わるので，航空会社もピリピリモード｡<br />そうこうしているうちに飛行機が飛んで行ってしまった。<br />10人ほどが空港に置いてけぼり…｡<br /><br />イスタンブール第2話：https://4travel.jp/travelogue/11749360

2022年2月：搭乗拒否され、イスタンブールに置いてけぼり…［トルコ：イスタンブール］

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2022/02/21 - 2022/02/23

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イスタンブール(トルコ)

トルコ・イスタンブールに深夜到着｡
乗り継ぎのため，空港内で時間をつぶす。
ただ，空港のフリーwifiが1時間だけで，それを超える場合は24時間分買ってね、と｡ケチな空港だ｡
新しくできた空港らしい｡

離陸30分前になってようやく搭乗手続きが始まった。
のんびりした航空会社だなと，その時は漠然と思っていた｡
が，辺りが騒然と｡
必要書類に不備があるとのことで，ある人が搭乗拒否された。
行列に並んでいる人は一斉に束になった必要書類の確認を｡
コロナ禍で状況が変わるので，入国時に必要な資料が変わり，かなり厳しくなっている上，航空会社も必要書類に不備がある人を乗せるとペナルティが課せられるらしく，ピリピリしている｡
結局，自分も列から離されて必要資料の確認を。
そうこうしているうちにゲートは閉められ，飛行機は飛んで行ってしまった。
航空会社の人は必要書類を揃えてね、の一言で消えてしまった｡
路頭に迷うとはこのこと…なのか？
だだっ広い空港に置いてけぼりにされた｡
置いてけぼりにされた10人で意見交換｡
ある人は，当日の別の便を取ると｡
ある人は，同じ航空会社の次の便に乗ると｡
自分は，同じ航空会社の次の便を選択｡
仕方がないので，入国手続きをする｡
コロナで隔離措置のある国だったら大変なことになっていた｡
ターキッシュエアラインズのカウンターを探し，事情を説明したら，無料で航空券を交換してくれた｡
とりあえず2日後の同じ時間の航空券を発行してもらう｡
空港でPCRテストができる場所もあるので，その確認も｡
そしてそのテストが国際的に認められているのかをも確認。
この時点になって，外が明るくなってきた。
スマホを見たら，空港内ですでに8000歩も歩いていた｡
その次に行うのはホテルの確保｡
空港内のホテルは高すぎて手が出ず…｡
仕方がないので外のホテルを探すことに。
イスタンブールに寄る予定ではなかったので，下調べを一切していなかった｡
どこにホテルを取ったら良いか，その交通手段をどうしたらいいが分からず。
しかも空港wifiもすでに時間切れ。
手も足も出ないとはこのこと｡
ターキッシュエアラインズに相談したら，非常時用に契約しているホテルがあると｡
非常時は無料で提供してくれるらしいが，無料にはならず…でも割り引いてくれた｡
交通手段を提供してくれなかったので，ワゴンをチャーターしてホテルへ｡
イスタンブールには前々から興味があったものの，こんな形では来たくなかった…と，悲しい気持ちで街を眺める｡
航空会社が契約しているというホテル｡
ちょっと古びたホテル｡
空港で2日過ごすことを考えたら全然良い｡
水やインスタントのコーヒーなどには大らかで，部屋を掃除している人にお願いしたら手づかみいっぱいのコーヒーとティーバッグをくれた｡
すでに午後の1時を回っている｡
昨夜の11:30に空港に着いてから休みなしなので，半日近く時間が過ぎていた｡
ホテルのレストランでランチを｡

先ずはトマトのスープ｡
エゾゲリン・チョルバス｡
トルコ料理の一品目から非常に美味｡
鶏のササミを塩胡椒で焼いたものにポテトフライを添えて｡
料理としては普通だが，香ばしくジューシーで美味い。
ホテル自体はバグシラーという郊外にあるらしい。
目の前にE80号線が走っている。
その先にはショッピングモールがあるが，歩いて行くには遠い｡

午後はホテルにこもって資料の準備｡
到着時間が変わるので，明後日から泊まる隔離用のホテルに時間変更を伝えたり，ホテルのフロントで必要資料をしてもらったり｡
翌日は仕事があるが，時差があるので朝3:00起き｡
そんなこんなで時間はあっという間に過ぎて行く｡
夕食はホテル近くで，歩いて行けるトルコ料理のレストランへ｡
グーグルマップで近くのレストランを探していたら出てきた。
入ってみたら，意外と良い雰囲気。
相場が分からないので，どんな値段になるのか…少しドキドキする｡
パンの付け合わせの小鉢。
漬け物のようなものや，豆を潰したものやヨーグルトで作ったものなど｡
どれも美味しい｡
Lahmacun，薄焼きピザ｡
シシ・ケバブ｡
肉自体は串から外されて出てきた。
ナンのようなものに包んでいただく。
最後はチャイ。
昼食と夕食共にハズレがなかった。
夕食後は，レストラン付近を散歩｡
カフェでシーシャをふかしている人が多かった｡
この付近は学校やオフィスが多いのか，夕方はかなり渋滞していた｡
夜になると遠くにある幹線道路を走る車の音は聞こえるが、付近は比較的静か｡
スーパーを物色｡
チーズやヨーグルトは圧巻の品揃え。
ナンも山積み｡
ここではトルココーヒーとチャイをお買い上げ。
近所のサッカー専用グラウンドでは練習中。
泊まったホテルにもシーシャを扱っていた｡
ホテル向かいにはライトアップされたモスク｡
見学したかったが，明日の朝のことを考え諦める。
トルコ滞在1日目は空港内で動き回ったのと，資料の準備で時間が過ぎて行った｡