「OH!!!」発酵テーマパークと大河ドラマ「青天を衝け」の舞台を訪ねて

2021/11/05 - 2021/11/05

　OH!!!（Our Home Hanno）と言う、発酵のテーマパークを友人に教えられ、気になっていました。頂いた「OH!!!」のパンフレットを見るとNHK大河ドラマ「青天を衝け」の舞台にもなった「能仁寺」、関東平野の眺望が良い「天覧山」、そして「発酵食品のテーマパーク」。凝縮された飯能市の一大観光スポットである。
　以前から気になっていた、飯能市の「一大観光スポット」を訪ねてみました。

エリア 飯能(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　飯能市にある能仁寺（のうにんじ）の山門です。山門には仁王様が鎮座しています。金剛力士像（阿形）と金剛力士像（吽形）が鋭い目つきで睨みつけています。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　山門の天井には「武陽山（ぶようさん）」と号する額が掲げられています。曹洞宗の寺院で、本尊は「毘盧舎那仏（びるしゃなぶつ）」です。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　人間国宝香取正彦が鋳造した、という梵鐘を吊した鐘桜堂です。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　能仁寺は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の飯能戦争の舞台になりました。
　慶応4年（1868年）5月23日に起きた飯能戦争の際、振武軍の本陣となり建物のほとんどを焼失しました。ほとんどの建物は新しく感じられました。昭和11年に本堂を、その後、大書院、鐘楼、山門、開山堂などを復興したそうです。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　本尊、毘盧舎那仏（びるしゃなぶつ）を安置した本堂です。NHK大河ドラマ「青天を衝け」の紀行では太い柱に銃弾の痕跡があったが、じっくり見てみましたが発見出来ませんでした。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　能仁寺の創建は、室町中期の文亀元年 （1501年）、飯能の武将中山家勝が名僧斧屋文達師を招いて開いた禅道場が始まりと言われています。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　「飯能戦争」の案内板が立っていた。NHK大河ドラマ「青天を衝け」を見て、飯能戦争のシーンが脳裏に残った。案内板をじっくり読んでみた。
　慶応四（一八六八）年正月の鳥羽・伏見の戦いで敗れ、「朝敵」となって江戸に戻った徳川慶喜、上野の寛永寺に謹慎した。一橋家の家臣を中心とする旧幕臣たちは、主君の汚名をそそがんと「彰義隊」を結成し、上野の山に入った。しかし彰義隊の頭取であった渋沢成一郎は、副頭取の天野八郎らと対立し上野を去り、五月初旬に田無村（西東京市）で「振武軍」を結成する。三〇〇人ほどとなった振武軍は、田無で周辺の村々から四千両を超える軍資金を調達し、箱根ヶ崎村に移った。その後、新政府方の攻撃を受けた彰義隊の援軍に江戸へ向ったが間に合わず、田無で上野戦争の残党などと合流して、五月十八日飯能の町に現れた。振武軍など旧幕府方は、能仁寺を本営に、智観寺・広渡寺・観音寺など六つの寺に駐屯した。
　一方、明治新政府は、福岡・久留米・大村・佐土原・岡山の五つの藩に旧幕府方の追討を命じ、これらの藩兵は五月二二日扇町屋（入間市）に入った。そして翌二三日未明、笹井河原（狭山市）で旧幕府方と佐土原藩兵が遭遇して戦争が始まり、午前六時頃には飯能の町も戦場となった。この結果、二〇〇軒の民家と能仁寺、智観寺など四つの寺が焼失し、飯能を舞台にした戊辰戦争（飯能戦争）は、わずか半日ほどで新政府方の勝利に終わった。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　能仁寺境内の紅葉です。徐々に赤く染まり、能仁寺の紅葉は美しいという。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　能仁寺境内の紅葉です。漸く始まりました。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　正面の建物が本堂、左側は開山堂（位牌堂）です。この境内で旧幕府方と新政府方の激戦が繰り広げられた。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　中雀門（ちゅうじゃくもん）から見た本堂です。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　「はんのうを歩こう！」の案内板です。山峡に歴史を訪ねるコースです。

能仁寺 (能仁寺庭園) 寺・神社・教会

　能仁寺の背後に天覧山があります。案内板が立っていたのでさわりだけ読んでみました。
　「そして、明治十六（一八八三）年四月、当地で近衛歩兵第一・第二連隊・炮兵隊などの諸隊による春季小演習が行われた。その折明治天皇がこの山に登り、その様子を統監したことから、「天覧山」と呼ばれるようになった。

天覧山 自然・景勝地

　天覧山の頂上には標識が立っています。「奥武蔵自然歩道　天覧山　195M　埼玉県」とありました。

天覧山 自然・景勝地

　天覧山の頂上に展望台が設けてあります。左手には富士山が見えました。うっすらと白い頭の富士山が写りました。

天覧山展望台 名所・史跡

　天覧山展望台から見た飯能市街です。

天覧山展望台 名所・史跡

　「天覧山の勝（県指定名勝）」という案内板が立っていました。内容は先ほどの「天覧山」の案内板と大体同じでした。

天覧山展望台 名所・史跡

　天覧山から下山し、OH!!!（Our Home Hanno）と言う、発酵テーマパーク内にある円筒形の建物の「Piene Café（ピーネカフェ）」に向いました。

　「OH!!!」と驚く発酵体験”食の魔法”を楽しもう！

Piene Café グルメ・レストラン

　「Piene Café（ピーネカフェ）」の内部です。外見より広く感じました。中で働いている人もとてもおしゃでした。
　
　 発酵
　それは乳酸菌や麹菌などの微生物が働いて食べ物をおいしくし、保存性や栄養価を高めてくれる魔法のチカラ。
　そんな発酵のチカラを味わって、学んで、体感できる場所。
　

Piene Café グルメ・レストラン

　「Piene Café（ピーネカフェ）」の店内です。糀甘酒のチーズブリュレタルトなどを販売しています。

Piene Café グルメ・レストラン

　「Piene Café（ピーネカフェ）」の店内です。
　野菜と乳酸菌と暮らす。やさい糀甘酒　玄米・にんじん・とまと・むらさきいも・ほうれん草・かぼちゃ　等を販売しています。
　
　　　　　　　　　　　絶妙な味わいに「OH!!!」
　　　　　　　　　　　体にやさしくて「OH!!!」
　　　　　　　　　　　キレイになって「OH!!!」
　　　　　　　　　　　自分でつくって「OH!!!」
　　　　　　　　　発酵が繋ぐ、驚きと感動の体験を！

Piene Café グルメ・レストラン

　野菜×乳酸菌×米糀の発酵デリカフェのレストランがピーネカフェです。植物由来の「ピーネ乳酸菌」と野菜を使用したメニューが充実。ブリュレタルトは焦がしたてのパリパリ食感をぜひ店頭で。ここでしか味わえない「焼きたてピーネフィナンシェ」も要チェックとありました。
　ピーネデリプレート（￥1,300）を注文しました。（写真）

Piene Café グルメ・レストラン

　OH!!!（Our Home Hanno）と言う、発酵テーマパーク内にある「八幡屋」のテラス席です。店内で軽食・飲み物を注文し、テラス席まで運び、ここで頂きます。

OH!!! テーマパーク

　OH!!!（Our Home Hanno）と言う、発酵テーマパーク内にある「八幡屋」のテラス席で食事する食べ物・飲み物は店内のここで注文します。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　OH!!!（Our Home Hanno）と言う、発酵テーマパーク内にある「八幡屋」の店内です。
　全国から厳選した発酵食品をお土産に。八幡屋自慢のお漬物と全国から厳選した発酵食品を販売しています。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　「八幡屋」の店内の「飯能マルシェ」です。
　飯能の野菜や特産品を集めた「飯能マルシェ」や生活雑貨なども販売、お買い物の後は、テラスで軽食やお酒を楽しめます。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　「飯能マルシェ」コーナーです。本日は、甘酢漬けがおいしい「赤カブ」を強調し、作り方を赤カブの前に貼り、販売していました。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　「飯能マルシェ」コーナーです。みかん・りんごなどの果物も販売しています。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　採れたての野菜や地域の特産品を販売する農産物直売所ようです。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　「発酵ぬか床」を販売しています。

八幡屋 お土産屋・直売所・特産品

　OH!!!（Our Home Hanno）と言う、発酵テーマパーク内にある「レストランFemy_」の店内です。
　薪火と発酵の「レストランFemy_」。本格薪火窯で焼き上げた肉や魚、先人の知恵とシェフの工夫が詰まった発酵料理で体の中から健康に！が謳い文句のレストランです。

Femy_ グルメ・レストラン

　一番美味しい旬の食材を使い、手間暇をかけ作りあげたFemy_の料理。先人が作り上げた発酵や熟成の伝統技法と現代における最先端の調理法を融合し、美味しいだけではなく身体にも優しい本物の料理が謳い文句です。

Femy_ グルメ・レストラン