2022/2/11～13　網走・紋別　流氷を見に行く①

2022/02/11 - 2022/02/13

2022/2月
流氷が見たくなったので、3連休に道東に行ってきました。

エリア 紋別(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

(画像出典：https://www.data.jma.go.jp/kaikyou/seaice/tile/jp/index_fct.html#zoom:6/lat:44.266182/lon:144.106936/mapheight:600/colordepth:deep/element:concentration)

流氷を見たくなったので、2月に道東に行くことにしました。ただ当てずっぽうに道東に行っても流氷が見られる確率は低そうなので、気象庁・札幌管区気象台が公表している"海氷予想図"を使用し、事前に流氷の位置を確認することにします。本サービスは2021年から新システムに変更になり、以前では週2回更新だったものが、今年から毎日更新（！）、予報期間も7日先から10日先、予報間隔も1日から6時間間隔（！）と、大幅にパワーアップを遂げており、昨年以前に比べ、格段に流氷位置を予測しやすくなっていました。

上の画像は出発直前の海氷予報です。
網走～紋別周辺には密度が薄い流氷が、知床半島側には高密度の流氷がいるとの予報になっています。今回は網走～紋別に行く予定でしたが、流氷の状況次第では予定を変更して知床側に向かう、といった計画でいくことにします。

2/11早朝
今回は羽田→女満別のAIRDOを利用するため、早朝の羽田空港第2ターミナルに来ました。飛行機大幅遅延の連絡があったので、いつものパワーラウンジで飛行機を待ちます。以前は早朝にクロワッサンの配給がありましたが、コロナ後は提供がなくなってしまい、寂しいです。

パワー ラウンジ セントラル グルメ・レストラン

予定時刻から1時間程経過しましたが、未だに出発しません。私は女満別到着直後のオーロラ号（網走の遊覧船）を予約していたため、連絡し、2日後の便に振り替えて頂きました。3連休の為どの便も予約で一杯と思っていましたが、僅かに空きがあったようです。

網走の予定もなくなった為、旅行予定を変更し、流氷が沢山ありそうなスポット（右側赤○箇所）にレンタカーで直行することにします。

本日の宿泊予定地は紋別（左上赤○箇所）のため、移動距離が長くなってしまいますが、流氷をいきなり見られる、またとないチャンスを逃すわけにはいきません。

ANA4775 東京(羽田)(08:20) - 女満別(10:00)　※1時間半遅れ

女満別空港に近づくにつれ、機内からも流氷がうっすらと見えました。
事前の予報どおり、知床側に流氷が寄っていることが分かります。
あとは海岸に接岸しているか、、これは行ってみなければ分かりません。

女満別空港空港に到着しました。地方空港特有の、地元企業の広告を見ることで、遠方に来た実感が湧きます。

今回、3日間レンタルしたレンタカーです（暫く走行した後に撮影）
雪道を走ると排ガスと埃で汚れた雪が付着し、ボディが真っ黒に汚れます。

レンタカー代　11,550円/3日

はやる気持ちを抑えながら、流氷スポットまでドライブです。
この日は天気もよく、路面も乾いていました。

空港から移動すること1時間半
海氷予想図で赤くなっている場所に到着しました。
（場所：斜里町・峰浜地区）

海氷予想図の通り、一面の流氷を拝むことが出来ました。
初めての道東でいきなり流氷が見ることが出来、感無量です。

知床側は更に流氷が押し寄せています。本日の宿は紋別（ここから150km先）の為、早めに向かいたいところではありますが、更に密度の高い流氷を見るべく、更に知床側に行くことにしました。

先程の地点より、10分程東に移動しました。先程よりも高密度な流氷が広がっています。幻想的な光景に思わす立ち尽くしてしまいます。ほんの数時間前まで東京に居たとは思えません…

海岸まで降りてきました。ここまで近づくと流氷に乗ってみたくなります。

流石に今回は行けませんでしたが、ここから更に北東のウトロではウェットスーツを着て流氷に乗る"流氷ウォーク"が行われています。

流氷探しのために昼食を逃し、すでに昼過ぎになってしまいました。
昼飯は、いつものセイコーマートで済ませました。

浜小清水駅 駅

本日の目的も達成したので、宿にむかうべく、斜里から紋別まで片道4時間をひたすらドライブです。道中はひたすらに真っ白な雪原が広がります。

途中、駐車スペースで休憩。自分達以外に観光客はいません。

長い移動距離の間には道の駅が7つもあります。
その中でも、この"道の駅サロマ湖"はお土産と食堂が充実しており、
行きと帰りで2回もお世話になりました。

道の駅 サロマ湖 道の駅

店内の売店は広く、
サロマ湖周辺エリアでは一番の品揃えと思います。

色々美味しそうなものがありましたが、今回は機会が無く食べれず、、
ホタテやサロマ豚、名産品のカボチャを使ったメニューがありました。

ホットスナックも充実しています。

道の駅お手製の地図によると、道の駅の裏手には徒歩15分くらいで登ることが出来る展望台があるとのこと。

（出典：https://www.town.saroma.hokkaido.jp/kakuka/keizaika/tenboudai.html）
夏には写真のような素晴らしい眺望だそうです。
残念ながら冬季間は閉鎖されており、訪問することは出来ませんでした。

気を取り直してドライブ再開です。
また、ひたすらに真っ白な空間を進みます。

地平線まで続く雪原また、流氷に並ぶ特別な光景だと思います。

真冬の無人地帯（かつコロナ禍）でも営業を続けている道の駅は、
冬の北海道旅行の強い味方です。

道の駅に寄った際に、紋別で流氷祭りが行われていることを知りました。雪像のライトアップは20時迄と終了が早い為、夕食前に向かうことにします。

変わらない景色の中を運転していると、すぐに眠くなってしまいます。

眠気対策に、途中の道の駅にはすべて立ち寄りました。
どこも寂しくなるくらい、観光客はまばらです。

片道4時間のドライブを経て、紋別が見えてきました。

紋別市街に入ると、いきなりカニ爪オブジェが目に入ります。
カニ爪の前には広いスペースがあり、車が停めることができます。

カニの爪 (オブジェ) 名所・史跡

恐ろしく大きいカニ爪です。

最初は海上で展示されていたそうです。

カニ爪オブジェより更に紋別市街地に向かうと、紋別流氷まつりの会場がありました。アマビエと、長崎の諫早神社(アマビエで有名)の氷像がライトアップされています。

他にも、地元の有志が作成した力作が並びます。

クラッシュアイス…？
一昨年もこのクラッシュアイスが展示されており、流氷まつりの伝統のようです。

流氷まつりは、ガリンコ号の乗り場近くで開催されていました。

ホテルでチェックインを済まし、夕食会場に移動です。
本日の夕食は"まるとみ"さん。
コロナで短縮営業（19時半LO,20時閉店）しておりましたが、なんとか間に合いました。

よってけ まるとみ グルメ・レストラン

慣れない雪道での長距離のドライブでしたが、無事に乗り切れて良かったです。

岩牡蠣、ズワイガニ刺、刺身定食を頂きました。
どれも期待を裏切らないクオリティです。
(写真はタコザンギ、人気№1とのこと)

どのガイドブックにも載ってる地元の名店であり、
店内は常に満員でした。訪問する際は予約必須と思います。
好きなだけ飲み食いして、2名で8000円程でした。

ズワイガニ刺が一番の当たりでした。水っぽさが無く、旨味が濃厚です。

まるとみさん全景
雨風を凌げる待合スペースもあります。

本日の宿は紋別プリンスホテルです。
9,900円/2名

3連休かつ流氷シーズンということもありホテルは満室、
1階のレストランも予約で一杯と伝えられました。
ただ、繁華街も徒歩圏内の好立地の為、食事に困ることは無いでしょう。

客室は清潔感十分、広い大浴場+露天風呂もついており大満足でした。

紋別プリンスホテル 宿・ホテル

いきなり流氷を見れたことで、今回の旅行の目的は達成できました。帰りの飛行機まで丸2日、消化試合気味になってしまいますが、明日からは各地の観光と、有名遊覧船(紋別のガリンコ号、網走のオーロラ号)の乗りつぶしをすることにします。