2022/03/25 - 2022/03/25
297位(同エリア542件中)
風待ちさん
2日目は、大島一周道路でジオサイトめぐりをします。館山行きのジェット船が15:05に出るので14:30には岡田港に戻る予定。元町港と岡田港のどちらを使うのかはその日の朝に決まるそうで、宿のおかみさんが「今日は岡田港ですよ。」と教えてくださいました。大島に来た時も、てっきり岡田港に着くものと思っていたら、館山港の案内で、本日は元町港着だというのです。岡田港でレンタカーを借りるはずだったのにとあせってしまいました。レンタカーの事務所に電話をしたら、元町港にも車を回してくれるというので、とりあえず安心。島では当たり前のことのようで、バス停の時刻表にも元町港発の場合と、岡田港発の場合の二通りの時刻表が貼ってありました。
さて、今日は
地層大切断面→・砂の浜→・トウシキのボムサッグ→・波浮港→・カキハラ磯→・筆島→・さくら株→・都立大島公園
をこなせることができるかチャレンジです。
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宿を8:40に出発。南に向かいます。
まず訪れたのは「地層大切断面」 1953年道路建設のために山を削り発見されました。 -
道路の反対側は海。ふもとには野生のオオシマザクラが白い花を咲かせているのも見えます。
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イチオシ
約2万年前に繰り返し起こった大噴火、約100回分の噴出物がつもり縞模様ができました。圧巻です。
この波うった模様は、いわゆる褶曲ではなく、もともと起伏のある地形に沿って噴出物が積もってできた模様なのだそうです。まず大きめの噴出物が積もり、そのあとに軽い火山灰がゆっくり積もったため一組の模様となるので、大島の火山の歴史がしっかり刻み込まれているのです。
2万年前というと、氷河期?縄文時代?大島に縄文人はいなかったのでしょうか?
妄想が広がります。 -
富士山のようなきれいな形は利島。
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この地層を読み解くと大島の、火山の歴史がわかるのでしょう。すごい!
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利島と新島はこの日も確認できました。
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砂の浜「さのはま」のブラックビーチ。
沢を流れ浸食をうけた火山砂や火山灰、細かい溶岩でできた黒い砂がふかふかに積もっていました。ここにはウミガメも産卵に上がってくるそうですが、熱を吸収する黒い砂のため地中の温度が高くて卵のかえる日数も南の浜より早いといいます。 -
ここから左に降りると砂の浜。
大きなトイレマークの下に小さくあった砂の浜の案内を見過ごし、うろうろ探してしまいました。 -
次のサイト・トウシキへ。
トウシキキャンプ場の入り口から入り、奥へ奥へ。小さな看板があり、車を置いて、歩きました。行けども行けども、トウシキが見つかりません。 -
やっと根性で見つけました。執念です。「あと○○m」とかの標識が欲しかったです。遠くに見えた看板らしきもの、ついてみると「この浜の植生」の説明だったり・・・
でも、キャンプ場側からではなく、もっと先のトウシキ園地から入ればよかったようです。たびたびの行き過ぎを警戒したのが、今回は裏目に・・・ -
「あったよ」と仲間に電話で連絡。あきらめないでよかったです。
激しい噴火で飛来した噴出物が、火山灰の地表面に激しく衝突しめり込んで出来たくぼみを「ボムサッグ」というようです。中心の溶岩は砕けてしまっています。こんなの飛んで来たら恐ろしいですね。 -
飛んできた時の衝撃がそのままのこっているのです。
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帰り道、リンドウを見つけました。
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次のサイトは波浮港。9世紀初めの噴火でできた火口湖。江戸時代の元禄地震で火口のふちが切れて海につながりました。周辺の崖(外輪山?)に守られているので、「風待ち港」としてたくさんの漁船が寄港したようです。
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見晴らし台からの景観。
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次のサイト「カキハラ磯」
ここでもボムサッグがみられます。また岩の上に「火山豆石」が乗っかっているのがみられました。不意分を多く含んだ噴煙の中で、小さな岩片が核となり、まわりに火山灰がくっついてお団子になったもの。 -
中央のやや左よりに豆石がみえますか?
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筆島 数十万年前までここで活動していた古い火山の名残りとか。大島は一つの火山で出来ているのではない、すごいところなのでした。
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イチオシ
思いがけず見つけた史跡。徳川時代の朝鮮侵攻の際、小西行長に捕らえられた「ジュリアおたあ」。家康の侍女として仕えたが、その後のキリシタン禁教令により、当地に流刑されてきたという歴史があったのです。
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北上し、樹齢800年というオオシマザクラ 桜っ株
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昭和初期には一本の株だったのですが、その後傾き、倒壊。でも生き続けて今は元株、北株、西株、東株の4本がみられます。苦難を乗り越え、なお命を繋ぐ尊さを感じます。
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花が咲き始めています。あと一週間かな?
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最後の目的地、都立大島公園 椿園へ。世界的に権威ある「国際椿協会」が認定する「国際優秀椿園」が大島には3つあります。
ここ都立大島公園と都立大島高校、椿花ガーデンです。 -
ここのオオシマザクラは見頃になってくれていました。
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椿めぐりスタート
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優しい色。
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朱色と表現してもいいでしょうか?
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丸いものをかわいいと感じるのは本能的なものかも。
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大島のヤブツバキはもうほとんど終わっていましたが。個性あふれる椿達が出迎えてくれました。
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シーボルトが日本から持ち帰ったカメリアは貴婦人と呼ばれているそうですが、どんな色の椿だったのでしょうか?
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おちょぼ口のような可愛さ
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温室の中にもいろいろな椿が咲いていました。
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交配しやすい椿は様々な品種が生まれてくるのです。
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「想いのまま」という名の椿もあったのですが・・・これがそうだったかも。
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イチオシ
ベルベットのような艶
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枝垂れ椿?
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オオシマザクラの大きな株にも足を止めて。
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イチオシ
満開
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しとやかな椿です。
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これも椿
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純白もいいですね
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イチオシ
シャクナゲに似た姿
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華やかなドレス
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夏椿のような立ち姿
堪能させていただきました。 -
帰りの船は岡田港から。大島2日間の旅、ジオサイトと三原山、そして椿と充実の旅でした。
感謝
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