Chiang Mai生活157(4月)

2022/04/01 - 2022/04/30

3月末に治まりかけたPM2.5だったが、4月になってまたしばらく大気汚染の日が続いた。暑季に入り気温は35～40℃になった。4月13，14，15日はタイの正月ソンクランだが、コロナ禍で今年も水かけ祭りは行われなかったようだ。この4月で、チェンマイのこの家に移ってから丸々10年が経ったことになる。

エリア チェンマイ(タイ)

朝焼け

夕陽、ガスってドイステープの山が霞んでいる。

知り合いに連れられて、彼の実家があるサンカンペーンに行ってみた。いつもサンカンペーンは温泉目当てに行くだけだった。

我が家から車で4～50分、いつも温泉に行く途中の景色が、自然が豊かで夏の北海道みたいだなぁ、と感じていた。

知り合いの実家のある村の寺院。

この村は、サンカンペーン温泉からは２Kmほどの距離にあるらしい。サンカンペーンには将来（いつのことになるやら）新しいチェンマイ空港が出来ると聞いているが、この近くではないそうだ。

村をゆっくり歩いてみた。年寄りが竹で籠を編んでいた。

今となってはこのような昔ながらの古い家は珍しく、新たな家がどんどん建っていた。

彼の実家も新しい家を建築中だった。

村の人は田んぼや畑をもって働いているようだ。こういうのは昔ながらの風景だろう。みんな働き者だ。

ゼネラルストア？

知り合いの実家の果樹園。マンゴー、ラムヤイ、ドリアン、レモンなどを育てていた。

全ての物価がどんどん値上がりしている現在、食料自給率100％以上のタイは日本人の自分から見ると、地に足が付いた、豊かな恵まれた国に見える。

田植え前の、土を肥やす時期だと言っていた。

帰り道、プロムナーダショッピングモールに寄って、、、

つけ麺を食べて帰った。

夕景の定点観測。

「なると」のチャンポン。

そして麺屋のヌードル。

これらは毎月最低2，3回は食べているだろう。

用事があって朝7時すぎに車でドイサケットに向かっていたら、熱気球が浮かんで（？）いた。我が家からも時々遠景で見えることがあるが、こんなに近くで見たのはチェンマイでは初めてだった。意外に多くの乗客が乗っていた。観光客が戻ってきたのだろうか。生憎この日は大気汚染がひどく、多分見晴らしは良くなかっただろう。

4月のチェンマイは町中どこでもこの黄色い花を見ることができる。タイの国花でラーチャプルック（タイ人はドクーン）という。

風が吹き始め、雷が鳴り、そろそろ雨が降るかな、という夜9時ころ、停電になった（それも二日続けて同じ時間帯に）。日本でも昔自分が子供のころはたまに停電したものだが、タイは今でも時々停電がある。ちょっと前までは各家でロウソクや懐中電灯を用意していたが、今はLEDソーラーライトがあって対応が楽になった。しかし全ての電気が止まってしまう、というのは、やはり不便なものだ。

冷蔵庫が止まったり、エアコンが止まってしまって、いつ電気が繋がるのか、不安な時間を過ごさねばならない。幸い二日とも30分ほどで繋がったが、その間、外の街灯の消えた暗い通りを見ながら、電力会社の人々が大慌てで作業しているのかな、などと想像してみる。

ソンクランの日にミーチョークプラザに行った。いつもの年なら水かけ祭りで賑わうはずだが、コロナ禍で大騒ぎすることが規制されていて、どこもひっそりしていた。あの不意に何処からか水を掛けられるのが大嫌いなので、自分のような年寄りにとってはこのほうが有難い。

「なると」で久々に握り寿司のランチ。味が落ちているように感じた。2年ほど客の少ない期間が続いていて、いい職人を確保し続けるのも大変だろうと思う。

陽が沈む。

2階のベランダの鳥の巣は処分して糞などの汚れもきれいに掃除したが、すぐに以前鳥の巣があったすぐそばにまた巣を作り始めた。もうしばらくベランダを汚したくないので、かわいそうだが、巣を作り始めたのに気付いてすぐに処分した。

我が家から車で2，3分のところに日本食屋がオープンしていた。「賑わい寿司」という寿司がメインの店だ。

ランチに行ってみたが、この日は日本人らしき男性客が一人だけの、賑わっていない店内だった。

サーモン丼を注文。この写真を観ていて、最近自分はサーモン丼を食べる頻度が高いことに気付いた。タイではサーモン以外美味しい刺身を手頃な値段で食べることがなかなか難しいと感じている。

賑わい寿司の裏手にこのようなりっぱなコインランドリーがあった。どんな人が利用するのだろう？近所にはお洒落なコーヒーショップもあるし、コインランドリーを利用している間に食事などをする人もいるのかもしれない。

今の我が家に移って10年が経った。タイに永住するつもりで移ったのでそれはいいのだが、当初はタイ語をマスターして、早くタイという国に馴染むつもりでいた。

それが、いまだにタイ語を話せず、中途半端な旅行者のような長期滞在者のような立ち位置に甘んじている。元々語学能力が劣っていた上に、60才を過ぎてからの学習は厳しかったし、片言の英語で何とか日常生活くらいは送れる、という環境もよくなかったのかもしれない。

言葉以外で大きな事件といえば、2015年に肩腱板断裂をおこし、肩の手術をしたことくらいか。手術後は腕が全く上がらず、350mlのペットボトルも持てなかった。術後リハビリを始め、以来7年目の今もストレッチやヨガを続けている。これも一種の一病息災かもしれない。

朝焼け

夕暮れ。この写真を撮ったすぐ後、激しい雨が降った。

朝の散歩。

遊歩道の脇の家にジャックフルーツがたわわに実っていた。

夕暮れに近所を散歩した。朝焼けや夕焼けにパームツリーはよく似合う。

「居酒屋」と書いてはいるが、出されている料理は和食とは縁もゆかりもない。

不審なメールが来たな、と思って読んだら、イミグレーションからの、90日リポート報告期日が近づいていますよ、というとても親切なメールだった。最近やっとタイのイミグレーションのネット環境が世間に追いついてきたようだな、と思い始めていたが、ここまで先回りして利用者が申請し忘れないように通知してくれるとは、、、。そして翌日ネットで申請してみてさらに驚いた。今までの面倒な手続きが一変していて、非常に簡単にそれも瞬時で手続きが完了するようになっていた。優秀なシステムエンジニアを雇ったに違いない。世の中少しづつ変化している。

大気汚染もようやく落ち着いてきた。

近所に新たにヌードルショップがオープンしていたのでランチに行ってみた。

この暑季に熱い麺を汗をかきかき食べるのは苦しい。こういうクーラーの効いた店が流行ることになる。

ここは麺もスープも美味しかった。時々来ることになりそうだ。

なかなか口に合うコーヒーが見つからず、いろいろ試している。これはチェンマイの東、ラオスの国境に近いナーン県産のコーヒー。味はまろやかだが、少し酸味が強く感じていて、次はまた別のコーヒーを試そうと思っている。

ドリアンの季節が始まった。食料品全般が値上がりしているので、以前から値段の高いドリアンは、相対的に値上がり感が薄い。これで230バーツ(870円）だった。

チェンマイもコロナ新規感染者が徐々に減っているようだ。

世界の累計コロナ感染者が 512,935,802人、死者 6,233,628人、ワクチン接種回数 11,353,367,935回。この1ヶ月で感染者が24,084,147人、死者は88,334人増えている。日本の累計感染者は 7,846,274人、死者 29,553人、ワクチン接種回数 270,695,768回。この１ヶ月で感染者は1,254,083人、死者は1,388人、ワクチン接種回数は16,350,181回増えている。　タイの累計感染者は 4,238,061人、死者 28,400人、ワクチン接種回数 133,141,807回。この１ヶ月で感染者は567,282人、死者は3,049人、ワクチン接種回数は3,086,123回増えている。世界的にはコロナのパンデミックが鈍化し始めているようだが、その中で、この１ヶ月の新規感染者数ワースト1は韓国、2位ドイツ、3位フランス、4位イタリー、5位オーストラリア、6位日本、7位アメリカ、8位ベトナム、9位イギリス、10位中国、11位タイと続いている。

ウクライナ戦争が泥沼化している。戦争の長期化によって、諸悪の根源はアメリカではないか、ということがあぶり出されてきたように思う。第三次世界大戦も現実味を帯びてきた。

この旅行記へのコメント （3）

• バンコク大好きさん 2022/05/01 11:43:49

  ドリアン美味しそうですね。

  こんにちは、御無沙汰致して居ります。
  ドリアン美味しそうですね。
  この時期に成るとチャンタブリーに行きたく成ります。
  新鮮な臭く無いモントーン種のドリアンが食べたいです。

  luguさん からの返信 2022/05/02 12:33:58

  Re: ドリアン美味しそうですね。

  バンコク大好きさん、コメントありがとうございます。
  
  私もドリアンは美味しくて好きですが、シーズンに2、3度食べられたらそれで満足してしまいます。ドリアンに限らず、1年中フルーツが豊富というのもタイの魅力の一つですね。

  バンコク大好きさん からの返信 2022/05/02 16:33:50

  Re: ドリアン美味しそうですね。

  lugu さん
  そうですね。
  タイはフルーツ天国ですから良いですね。
  自分も移住したいと思って居るので
  とても気に成ります。