沖縄旅行記(ブログ) 一覧に戻る
「うりずん」とは、暑くもなく、寒くもなく、心地良い沖縄の春の気候を呼ぶそうです。ちょうどそんな季節に沖縄を訪ねました。レンタカーで琉球創成の地の久高島と南部の戦跡を巡り、那覇では首里の王朝文化の跡を訪ね宮廷料理を体験、国際通りで島唄ライブを鑑賞しました。<br /><br />(宿泊)<br /> ティサージホテル那覇<br /> <br />(ルート)<br /> 1日目、東京→波之上宮→ゆうなぎん<br />     (夕食)琉球料理・ゆうなぎん<br />     (宿泊)ティサージホテル那覇<br /> 2日目、久高島→摩文仁丘→ひめゆりの塔<br />     (夕食)宮廷料理・赤田風<br />     (宿泊)ティサージホテル那覇<br /> 3日目、金城石畳→首里城→東京<br />     (朝食)沖縄第一ホテル<br />     (昼食)首里そば

うりずんの季節沖縄 2泊3日 ②王府の首里

164いいね!

2022/03/10 - 2022/03/12

412位(同エリア46292件中)

旅行記グループ うりずんの季節 沖縄 3日間

0

78

ロムルス

ロムルスさん

この旅行記のスケジュール

2022/03/11

2022/03/12

この旅行記スケジュールを元に

「うりずん」とは、暑くもなく、寒くもなく、心地良い沖縄の春の気候を呼ぶそうです。ちょうどそんな季節に沖縄を訪ねました。レンタカーで琉球創成の地の久高島と南部の戦跡を巡り、那覇では首里の王朝文化の跡を訪ね宮廷料理を体験、国際通りで島唄ライブを鑑賞しました。

(宿泊)
 ティサージホテル那覇
 
(ルート)
 1日目、東京→波之上宮→ゆうなぎん
     (夕食)琉球料理・ゆうなぎん
     (宿泊)ティサージホテル那覇
 2日目、久高島→摩文仁丘→ひめゆりの塔
     (夕食)宮廷料理・赤田風
     (宿泊)ティサージホテル那覇
 3日目、金城石畳→首里城→東京
     (朝食)沖縄第一ホテル
     (昼食)首里そば

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
5.0
ショッピング
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
レンタカー Peach
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
ブッキングドットコム

PR

  • 首里駅、3月11日、夕刻<br />今日の夕食は、琉球宮廷料理の店「赤田風」を予約しました。お店までは、古都の首里の駅から徒歩10分ほどです。

    首里駅、3月11日、夕刻
    今日の夕食は、琉球宮廷料理の店「赤田風」を予約しました。お店までは、古都の首里の駅から徒歩10分ほどです。

  • 琉球宮廷料理「赤田風」(18:00)<br />所々に珊瑚の囲いが残る路地を歩き、閑静な住宅街にあるお店に到着しました。

    琉球宮廷料理「赤田風」(18:00)
    所々に珊瑚の囲いが残る路地を歩き、閑静な住宅街にあるお店に到着しました。

  • 赤田風<br />さっそくこちらのお座敷に案内して頂きました。コロナ対策もあってか、1人ですが贅沢に個室です。

    赤田風
    さっそくこちらのお座敷に案内して頂きました。コロナ対策もあってか、1人ですが贅沢に個室です。

  • 琉球彼岸桜<br />部屋の片隅には、もう殆ど季節もおわりですが、沖縄の桜も飾られていました。

    琉球彼岸桜
    部屋の片隅には、もう殆ど季節もおわりですが、沖縄の桜も飾られていました。

  • お品書き(11品コース、8200円)<br />お品書きには、ポーポー、ドゥルワカシーなど日本語なのに、形も想像できない料理名が並んでいます。どんな料理か、期待です。

    お品書き(11品コース、8200円)
    お品書きには、ポーポー、ドゥルワカシーなど日本語なのに、形も想像できない料理名が並んでいます。どんな料理か、期待です。

  • 古酒とポーポー<br />泡盛は地元首里の古酒「咲元」。柔かい風味です。<br />まず「ポーポー」、小麦粉のクレープで、沖縄の調味料アンダンスー(油味噌・豚の三枚肉を刻み、味噌で炒め砂糖を加える)を巻いたものだそうです。とても上品な味です。

    古酒とポーポー
    泡盛は地元首里の古酒「咲元」。柔かい風味です。
    まず「ポーポー」、小麦粉のクレープで、沖縄の調味料アンダンスー(油味噌・豚の三枚肉を刻み、味噌で炒め砂糖を加える)を巻いたものだそうです。とても上品な味です。

  • 中味のお吸いもの<br />中味とは豚の内臓で、これはお正月やお祝いの料理だそうです。内臓を小麦粉で何度も水洗いした後、炒め、手でちぎれるぐらい迄長時間茹で、千切りにします。食感はまるで湯葉。鰹だしが香ります。

    中味のお吸いもの
    中味とは豚の内臓で、これはお正月やお祝いの料理だそうです。内臓を小麦粉で何度も水洗いした後、炒め、手でちぎれるぐらい迄長時間茹で、千切りにします。食感はまるで湯葉。鰹だしが香ります。

  • 芋くずアンダギー<br />外はカリカリ、中はフワッとして、ほのかな甘さが広がります。紅芋を蒸して裏漉、薩摩芋の澱粉を混ぜ、揚げています。沖縄家庭の伝統の味だそうです。

    芋くずアンダギー
    外はカリカリ、中はフワッとして、ほのかな甘さが広がります。紅芋を蒸して裏漉、薩摩芋の澱粉を混ぜ、揚げています。沖縄家庭の伝統の味だそうです。

  • 盛り合わせ(1)<br />右が宮廷料理、東道盆の代表格ミヌダルで、豚ロースに胡麻ダレを付け蒸したもの。左が田芋唐揚で、黒糖と醤油で味が付いています。手前が苦瓜梅酢漬です。和食でも中華でもない琉球の食文化を感じます。

    盛り合わせ(1)
    右が宮廷料理、東道盆の代表格ミヌダルで、豚ロースに胡麻ダレを付け蒸したもの。左が田芋唐揚で、黒糖と醤油で味が付いています。手前が苦瓜梅酢漬です。和食でも中華でもない琉球の食文化を感じます。

  • 盛り合わせ(2)<br />手前がお祝い料理には欠かせないと言う花イカ(コブシメの刺身に切込みを入れたもの)、左からグルクンの蒲鉾(からし菜で着色)、揚げ蒲鉾、カジキの昆布巻、玉子。華やかな一皿です。

    盛り合わせ(2)
    手前がお祝い料理には欠かせないと言う花イカ(コブシメの刺身に切込みを入れたもの)、左からグルクンの蒲鉾(からし菜で着色)、揚げ蒲鉾、カジキの昆布巻、玉子。華やかな一皿です。

  • 昆布イリチー<br />昆布を豚の三枚肉を加え炒めています。昆布と豚のだし味がしみています。泡盛にもよく合います。

    昆布イリチー
    昆布を豚の三枚肉を加え炒めています。昆布と豚のだし味がしみています。泡盛にもよく合います。

  • ドゥルワカシー<br />由来は泥沸かし。里芋のような沖縄の田芋を、芋茎、豚の三枚肉と炒め、椎茸とペースト状に煮込んでいます。丹念に煮込まれ、美味しく滑らかです。

    ドゥルワカシー
    由来は泥沸かし。里芋のような沖縄の田芋を、芋茎、豚の三枚肉と炒め、椎茸とペースト状に煮込んでいます。丹念に煮込まれ、美味しく滑らかです。

  • 耳皮さしみ<br />お口直しの一品。さしみと言っても、ピーナツ風味の甘酢合えです。耳皮(ミミガー)はクラゲのような食感でさっぱりした味でした。

    耳皮さしみ
    お口直しの一品。さしみと言っても、ピーナツ風味の甘酢合えです。耳皮(ミミガー)はクラゲのような食感でさっぱりした味でした。

  • ラフテーとジューシー<br />締めは、沖縄定番の豚の角煮と炊込ご飯です。伝統のレシピ通り、下ごしらえから仕上げまで数日かけたラフテーは、脂肪少なめで濃厚な味わいでした。

    ラフテーとジューシー
    締めは、沖縄定番の豚の角煮と炊込ご飯です。伝統のレシピ通り、下ごしらえから仕上げまで数日かけたラフテーは、脂肪少なめで濃厚な味わいでした。

  • タンカン<br />デザートは沖縄でこの時期1~2月にしか収穫されないタンカンでした。酸味が少なく、しっかりした甘さです。見事な宮廷料理のコースでした。

    タンカン
    デザートは沖縄でこの時期1~2月にしか収穫されないタンカンでした。酸味が少なく、しっかりした甘さです。見事な宮廷料理のコースでした。

  • ライブハウス島唄(20:00)<br />夕食後は、国際通りのライブハウスへ、ネーネーズのライブを聞きに来ました。ちょっと見落としそうな地味な入口からエレベーターで3階へ。

    ライブハウス島唄(20:00)
    夕食後は、国際通りのライブハウスへ、ネーネーズのライブを聞きに来ました。ちょっと見落としそうな地味な入口からエレベーターで3階へ。

  • ネーネーズ<br />入口にメンバー表がありました。ネーネーズは、1990年結成の沖縄音楽のグループで、現在6期生メンバー4人がここをベースに活動しています。

    ネーネーズ
    入口にメンバー表がありました。ネーネーズは、1990年結成の沖縄音楽のグループで、現在6期生メンバー4人がここをベースに活動しています。

  • ライブハウス島唄(チャージ2310円)<br />19:00~、20:10~、21:20~各40分、曲目の違う3回のステージがあります。ライブチャージ2310円、お通し330円。2ステージ目から入場しましたが、通しでも料金は同一です。

    ライブハウス島唄(チャージ2310円)
    19:00~、20:10~、21:20~各40分、曲目の違う3回のステージがあります。ライブチャージ2310円、お通し330円。2ステージ目から入場しましたが、通しでも料金は同一です。

  • ネーネーズ<br />オリジナル曲の若夏ジントーヨーや、沖縄民謡の谷茶前、最後にはカチャーシーで盛り上がったライブでした。

    ネーネーズ
    オリジナル曲の若夏ジントーヨーや、沖縄民謡の谷茶前、最後にはカチャーシーで盛り上がったライブでした。

  • 旭橋駅、3月12日<br />沖縄旅行の最終日の今日は、那覇から首里を散策します。ホテルをチェックアウトし、最寄の旭橋駅へ。

    旭橋駅、3月12日
    沖縄旅行の最終日の今日は、那覇から首里を散策します。ホテルをチェックアウトし、最寄の旭橋駅へ。

  • 沖縄第一ホテル(9:00)<br />モノレールを美栄橋駅で降り、日本一の朝食と言われる、50品目の薬膳料理を目当てに、沖縄第一ホテルへ来ました。

    沖縄第一ホテル(9:00)
    モノレールを美栄橋駅で降り、日本一の朝食と言われる、50品目の薬膳料理を目当てに、沖縄第一ホテルへ来ました。

  • 沖縄第一ホテル<br />ブーゲンビリアが美しく咲く、エントランスを入ります。食レポ続きですみません。

    沖縄第一ホテル
    ブーゲンビリアが美しく咲く、エントランスを入ります。食レポ続きですみません。

  • 沖縄第一ホテル(朝食3240円)<br />今回は電話で9時の予約をとりました。朝食は、8時、9時、10時スタートがあり、予約時点で8時は既に満席でした。

    沖縄第一ホテル(朝食3240円)
    今回は電話で9時の予約をとりました。朝食は、8時、9時、10時スタートがあり、予約時点で8時は既に満席でした。

  • 沖縄第一ホテル別館<br />沖縄の調度品で美しく飾られています。この広さで3テーブルのみのセッティング、ゆったりとスペースがとられていました。

    沖縄第一ホテル別館
    沖縄の調度品で美しく飾られています。この広さで3テーブルのみのセッティング、ゆったりとスペースがとられていました。

  • 朝食のセット<br />はじめから、10品目を越える料理と3種類のジュースが、それぞれ美しい器でセッティングされていました。一人分でこの量です。

    朝食のセット
    はじめから、10品目を越える料理と3種類のジュースが、それぞれ美しい器でセッティングされていました。一人分でこの量です。

  • ジュース類<br />最初にお料理の説明がありました。まず、ジュースは右からシークワーサー、豆乳、サクナ(長命草と呼ばれる沖縄の薬草)です。

    ジュース類
    最初にお料理の説明がありました。まず、ジュースは右からシークワーサー、豆乳、サクナ(長命草と呼ばれる沖縄の薬草)です。

  • 左手に並ぶ沖縄の野菜料理<br />奥からパパイヤのサラダ、苦菜(胃に良いらしい)の白あえ、ハンダマ(鉄分豊富、食感はモロヘイヤ?)のお浸し、隣がアロエのカルパチョと、菜の花とオオタニワタリのお浸しです。

    左手に並ぶ沖縄の野菜料理
    奥からパパイヤのサラダ、苦菜(胃に良いらしい)の白あえ、ハンダマ(鉄分豊富、食感はモロヘイヤ?)のお浸し、隣がアロエのカルパチョと、菜の花とオオタニワタリのお浸しです。

  • 奥側に置かれた根菜料理<br />左から、紅芋、田芋の素揚げ、島らっきょう、島人参とトマトのサラダが並んでいます。

    奥側に置かれた根菜料理
    左から、紅芋、田芋の素揚げ、島らっきょう、島人参とトマトのサラダが並んでいます。

  • パン用のペースト<br />ご飯はなく、紅芋パンです。それにつけるペーストが、右からブルーベリー、胡麻のペースト、蜂蜜と並んでいます。

    パン用のペースト
    ご飯はなく、紅芋パンです。それにつけるペーストが、右からブルーベリー、胡麻のペースト、蜂蜜と並んでいます。

  • ゆし豆腐と島唐辛子<br />ここで、温かいゆし豆腐が運ばれてきました。右の小さな器の、強力に辛い島唐辛子を少しだけふりかけます。

    ゆし豆腐と島唐辛子
    ここで、温かいゆし豆腐が運ばれてきました。右の小さな器の、強力に辛い島唐辛子を少しだけふりかけます。

  • (上)冬瓜ともずく酢<br />(下)ヘチマの酢味噌あえと大豆の黒酢蜂蜜漬け、長命草のサラダ<br />続いて、まだ料理が運ばれてきます。ひとつひとつが、それに合った美しい器に盛られています。

    (上)冬瓜ともずく酢
    (下)ヘチマの酢味噌あえと大豆の黒酢蜂蜜漬け、長命草のサラダ
    続いて、まだ料理が運ばれてきます。ひとつひとつが、それに合った美しい器に盛られています。

  • <br />(上)琉球王朝伝統のお菓子冬瓜漬とフルーツ、とうきびのジュース、緑豆と押し麦の入ったぜんざい<br />(下)レモングラスのハーブティー<br />最後に、デザートとハーブティーで終了。これ全部で585cal、アンパン1個半分のカロリーだそうです。


    (上)琉球王朝伝統のお菓子冬瓜漬とフルーツ、とうきびのジュース、緑豆と押し麦の入ったぜんざい
    (下)レモングラスのハーブティー
    最後に、デザートとハーブティーで終了。これ全部で585cal、アンパン1個半分のカロリーだそうです。

  • 謝花きっぱん店(10:30)<br />朝食後は国際通りへ、朝食にも出た沖縄の伝統菓子「冬瓜漬」と「きっぱん」を買いに、予約しておいた唯一の取扱店に来ました。

    謝花きっぱん店(10:30)
    朝食後は国際通りへ、朝食にも出た沖縄の伝統菓子「冬瓜漬」と「きっぱん」を買いに、予約しておいた唯一の取扱店に来ました。

  • きっぱん(上)、冬瓜漬(下)(セット小900円)<br />約300年前に中国から伝わった沖縄伝統菓子で、「きっぱん」は、柑橘の皮を煮て固めたもの、「冬瓜漬」は、冬瓜を煮て砂糖に漬けたもの。ともに、確実に入手するには予約が必要だそうです。(写真はお店のHPより)

    きっぱん(上)、冬瓜漬(下)(セット小900円)
    約300年前に中国から伝わった沖縄伝統菓子で、「きっぱん」は、柑橘の皮を煮て固めたもの、「冬瓜漬」は、冬瓜を煮て砂糖に漬けたもの。ともに、確実に入手するには予約が必要だそうです。(写真はお店のHPより)

  • 市場本通り<br />国際通りをさらに東に進み、むつみ橋の交差点から、市場本通りに入ります。ここには、地元の産物を扱う店が多く集まっています。

    市場本通り
    国際通りをさらに東に進み、むつみ橋の交差点から、市場本通りに入ります。ここには、地元の産物を扱う店が多く集まっています。

  • 松原屋製菓店<br />中でも目を惹く創業60年の店です。珍しい沖縄菓子が並んでいます。左端が味噌味蒸餅の「なんとぅー」その右が黒糖クレープの「ちんぴん」他に「ちんすこうや」「あんだぎー」もあります。

    松原屋製菓店
    中でも目を惹く創業60年の店です。珍しい沖縄菓子が並んでいます。左端が味噌味蒸餅の「なんとぅー」その右が黒糖クレープの「ちんぴん」他に「ちんすこうや」「あんだぎー」もあります。

  • 松風、こんぺん<br />隣の店では、独特な形の「松風」、胡麻味噌あんの入った焼菓子「こんぺん」などが売られていました。

    松風、こんぺん
    隣の店では、独特な形の「松風」、胡麻味噌あんの入った焼菓子「こんぺん」などが売られていました。

  • ムーチー<br />こちらは「ムーチー」の専門店。餅粉を練り黒糖などで味付けして月桃の葉で巻いて蒸したもので、沖縄では行事の時に食べるそうです。

    ムーチー
    こちらは「ムーチー」の専門店。餅粉を練り黒糖などで味付けして月桃の葉で巻いて蒸したもので、沖縄では行事の時に食べるそうです。

  • 泡波<br />市場本通りの酒屋の店頭には、幻の泡盛と言われる日本最南端の島、波照間島の泡盛「泡波」もありました。

    泡波
    市場本通りの酒屋の店頭には、幻の泡盛と言われる日本最南端の島、波照間島の泡盛「泡波」もありました。

  • 希望ヶ丘公園・那覇大綱展示場<br />国際通りに戻り、少し南の希望ヶ丘公園に立ち寄りました。ここには毎年10月のスポーツの日に、奥武山公園で行われる、那覇大綱挽の綱があります。

    希望ヶ丘公園・那覇大綱展示場
    国際通りに戻り、少し南の希望ヶ丘公園に立ち寄りました。ここには毎年10月のスポーツの日に、奥武山公園で行われる、那覇大綱挽の綱があります。

  • 壺屋うふシーサー(11:00)<br />次に向かったのが、南のやちむん通りです。やちむんとは、焼物のこと。窯元が集まっています。通りの入口近くには大きなシーサーがありました。

    壺屋うふシーサー(11:00)
    次に向かったのが、南のやちむん通りです。やちむんとは、焼物のこと。窯元が集まっています。通りの入口近くには大きなシーサーがありました。

  • やちむん通り<br />那覇市立壺屋焼物博物館の角を曲がり、やちむん通りに入ります。

    やちむん通り
    那覇市立壺屋焼物博物館の角を曲がり、やちむん通りに入ります。

  • シーサー<br />窯元の店頭では、沖縄の家では火災よけとして、屋根や門柱に置かれる獅子、シーサーが出迎えてくれていました。

    シーサー
    窯元の店頭では、沖縄の家では火災よけとして、屋根や門柱に置かれる獅子、シーサーが出迎えてくれていました。

  • 南窯<br />通りの途中には、登り窯を持つ南窯さんなど、カフェを併設しているお店もいくつかあります。

    南窯
    通りの途中には、登り窯を持つ南窯さんなど、カフェを併設しているお店もいくつかあります。

  • 旧新垣家住宅<br />中程の路地を入った所には、琉球王朝時代から昭和まで、陶工を営んでいた新垣家の住宅が保存されています。

    旧新垣家住宅
    中程の路地を入った所には、琉球王朝時代から昭和まで、陶工を営んでいた新垣家の住宅が保存されています。

  • まじる商店<br />ここは、琉球の日用雑貨を扱うお店です。見て歩くだけでも楽しい店が並んでいました。

    まじる商店
    ここは、琉球の日用雑貨を扱うお店です。見て歩くだけでも楽しい店が並んでいました。

  • 東(あがり)ヌカー<br />通りの終点には、この壺屋村ができた300年前に掘られた井戸があります。ここは、今でも拝所として大切にされているそうです。

    東(あがり)ヌカー
    通りの終点には、この壺屋村ができた300年前に掘られた井戸があります。ここは、今でも拝所として大切にされているそうです。

  • 首里そば(12:00)<br />安里駅まで歩き、モノレールで首里に移動します。お昼は老舗の首里そばへ。さすが人気店、既に列ができていました。

    首里そば(12:00)
    安里駅まで歩き、モノレールで首里に移動します。お昼は老舗の首里そばへ。さすが人気店、既に列ができていました。

  • 首里そば(中500円)<br />15分ほど待って入店、運ばれてきたそばは、奥深いだし汁に、脂身の少ない凝縮された豚肉が、麺と絶妙に調和、宮古の丸吉と双璧の美味しさでした。

    首里そば(中500円)
    15分ほど待って入店、運ばれてきたそばは、奥深いだし汁に、脂身の少ない凝縮された豚肉が、麺と絶妙に調和、宮古の丸吉と双璧の美味しさでした。

  • 継世門<br />昼食後は、首里城の裏手の継世門の下を通り、首里城を半周するように、金城町の石畳道へ向かいます。

    継世門
    昼食後は、首里城の裏手の継世門の下を通り、首里城を半周するように、金城町の石畳道へ向かいます。

  • 金城町石畳道<br />識名園の麓、金城橋までやって来ました。ここから首里城へ向かって延びる300mの坂道に、美しい石畳が残されています。

    金城町石畳道
    識名園の麓、金城橋までやって来ました。ここから首里城へ向かって延びる300mの坂道に、美しい石畳が残されています。

  • 首里殿内<br />石畳道の入口の左側には、風景にマッチした、古民家風の沖縄料理の店もありました。

    首里殿内
    石畳道の入口の左側には、風景にマッチした、古民家風の沖縄料理の店もありました。

  • 金城町石畳道<br />この石畳道は、かつては首里城の守礼之門の脇から、金城を通り、識名、国場、真玉橋、を経て港へと続いていたそうです。

    金城町石畳道
    この石畳道は、かつては首里城の守礼之門の脇から、金城を通り、識名、国場、真玉橋、を経て港へと続いていたそうです。

  • 金城村屋<br />石畳道の途中には、大きなガジュマルの木があり、その脇に古民家風の建物があります。ここは、金城町の集会所の金城村屋で、休憩所として開放されています。

    金城村屋
    石畳道の途中には、大きなガジュマルの木があり、その脇に古民家風の建物があります。ここは、金城町の集会所の金城村屋で、休憩所として開放されています。

  • 金城村屋<br />内部には、金城町の旗頭が飾られていました。旗頭とは、1月の鬼餅(ムーチー)の日に、幟の先端に付ける町の象徴で、金城町の旗頭は麒麟草と呼ばれ、雄飛の文字の幟につけられるそうです。

    金城村屋
    内部には、金城町の旗頭が飾られていました。旗頭とは、1月の鬼餅(ムーチー)の日に、幟の先端に付ける町の象徴で、金城町の旗頭は麒麟草と呼ばれ、雄飛の文字の幟につけられるそうです。

  • 金城町石畳道<br />石畳道は、1522年の尚真王の時代から、琉球石灰岩を敷きつめて建設されたと伝えられています。

    金城町石畳道
    石畳道は、1522年の尚真王の時代から、琉球石灰岩を敷きつめて建設されたと伝えられています。

  • 金城石畳の石敢當(いしがんとう)<br />これは沖縄でT字路によく置かれている魔除けで、昔の中国の武将の名だとか、魔物が道の突き当りから家に飛び込んでくるのを防ぐそうです。

    金城石畳の石敢當(いしがんとう)
    これは沖縄でT字路によく置かれている魔除けで、昔の中国の武将の名だとか、魔物が道の突き当りから家に飛び込んでくるのを防ぐそうです。

  • 玉陵(入場料300円)<br />石畳道を登り、首里城に隣接する琉球王家の陵墓、玉陵に来ました。

    玉陵(入場料300円)
    石畳道を登り、首里城に隣接する琉球王家の陵墓、玉陵に来ました。

  • 玉陵<br />ここには1502年に尚真王によって、父の尚円王を祀るために建てられて以降、歴代の琉球王が埋葬されています。

    玉陵
    ここには1502年に尚真王によって、父の尚円王を祀るために建てられて以降、歴代の琉球王が埋葬されています。

  • 玉陵<br />この陵墓は、2000年に世界遺産に、2018年には沖縄の建造物で初の国宝に指定されました。

    玉陵
    この陵墓は、2000年に世界遺産に、2018年には沖縄の建造物で初の国宝に指定されました。

  • 守礼の門(14:00)<br />旅の最後に首里城へ向かいます。まず沖縄のシンボル守礼の門。首里城の大手門にあたり、昔、琉球王が中国の冊封使を出迎えた所だそうです。

    守礼の門(14:00)
    旅の最後に首里城へ向かいます。まず沖縄のシンボル守礼の門。首里城の大手門にあたり、昔、琉球王が中国の冊封使を出迎えた所だそうです。

  • 守禮之邦<br />門の正式名称は首里門です。扁額の、礼を守る国という意味の文字から、守礼の門と呼ばれます。この額、台風の時は外すとのこと。

    守禮之邦
    門の正式名称は首里門です。扁額の、礼を守る国という意味の文字から、守礼の門と呼ばれます。この額、台風の時は外すとのこと。

  • 園比屋武御嶽石門<br />守礼の門の先、崖の上に閉じたままの石門があります。王家の拝所で、旅の安全祈願や、最高神女(のろ)聞得大君が最初に参拝した場所だそうです。

    園比屋武御嶽石門
    守礼の門の先、崖の上に閉じたままの石門があります。王家の拝所で、旅の安全祈願や、最高神女(のろ)聞得大君が最初に参拝した場所だそうです。

  • 歓会門<br />二重の城郭に囲まれる首里城の、外郭第一の正門がこの歓会門です。威厳ある風格のこの門から、城郭の中に入ります。

    歓会門
    二重の城郭に囲まれる首里城の、外郭第一の正門がこの歓会門です。威厳ある風格のこの門から、城郭の中に入ります。

  • 首里城外郭<br />外郭入るとブーゲンビリアが美しく咲いていました。石畳を進み石段を登って、右奥の瑞泉門へ向かいます。

    首里城外郭
    外郭入るとブーゲンビリアが美しく咲いていました。石畳を進み石段を登って、右奥の瑞泉門へ向かいます。

  • 瑞泉門<br />名の由来となった泉が門の右下にあり、周囲には、かつて冊封使がこの水を讃えた石碑が建っています。ここを入ると内郭です。

    瑞泉門
    名の由来となった泉が門の右下にあり、周囲には、かつて冊封使がこの水を讃えた石碑が建っています。ここを入ると内郭です。

  • 龍樋<br />瑞泉門下の泉で龍の口から湧水が出ています。石彫の龍頭は、1523年に中国から持ち込まれたもので、首里城の彫刻で最古のものでだそうです。

    龍樋
    瑞泉門下の泉で龍の口から湧水が出ています。石彫の龍頭は、1523年に中国から持ち込まれたもので、首里城の彫刻で最古のものでだそうです。

  • 万国津梁の鐘<br />漏刻門の先の供屋には「舟楫を以て万国の津梁となす」との文字から万国津梁(架け橋)の鐘と呼ばれる鐘があります。

    万国津梁の鐘
    漏刻門の先の供屋には「舟楫を以て万国の津梁となす」との文字から万国津梁(架け橋)の鐘と呼ばれる鐘があります。

  • 久慶門<br />供屋近くから見下ろすと、女官の通用門であった久慶門と、その左奥に歓会門が、そして遠くには青い海が見えました。

    久慶門
    供屋近くから見下ろすと、女官の通用門であった久慶門と、その左奥に歓会門が、そして遠くには青い海が見えました。

  • 奉神門(入場料400円)<br />広福門でチケットを購入し、奉神門を抜け有料エリアへ、かつては国王や冊封使等しか通れなかった中央の門から入ります。

    奉神門(入場料400円)
    広福門でチケットを購入し、奉神門を抜け有料エリアへ、かつては国王や冊封使等しか通れなかった中央の門から入ります。

  • 正殿前の御庭<br />現在の正殿前の御庭です。2019年10月31日の火災で、正殿など6棟が約500点の収蔵品と焼失、2026年の完成を目指して調査・再建中です。

    正殿前の御庭
    現在の正殿前の御庭です。2019年10月31日の火災で、正殿など6棟が約500点の収蔵品と焼失、2026年の完成を目指して調査・再建中です。

  • 後之御庭の御内原<br />正殿の裏手は、後之御庭は御内原と呼ばれ、聞得大君や女官たちが居住する、男子禁制の司祭の場になっています。

    後之御庭の御内原
    正殿の裏手は、後之御庭は御内原と呼ばれ、聞得大君や女官たちが居住する、男子禁制の司祭の場になっています。

  • 「白銀門」<br />御内原のさらに奥には、国王の霊柩を安置する寝廟殿があり、その入口の白銀門は、国王のみが通ることができたそうです。

    「白銀門」
    御内原のさらに奥には、国王の霊柩を安置する寝廟殿があり、その入口の白銀門は、国王のみが通ることができたそうです。

  • 東のアザナ(15:00)<br />東端には標高140mの東のアザナと呼ばれる物見台があります。ここからは、首里が一望でき、海まで、日によっては久髙島まで望めるそうです。

    東のアザナ(15:00)
    東端には標高140mの東のアザナと呼ばれる物見台があります。ここからは、首里が一望でき、海まで、日によっては久髙島まで望めるそうです。

  • 弁財天堂と円鑑池<br />首里城から山を下り駅に向かうと、池に浮かぶお堂がありました。円鑑池と弁天堂で、ここから水が隣の龍潭へ流れています。

    弁財天堂と円鑑池
    首里城から山を下り駅に向かうと、池に浮かぶお堂がありました。円鑑池と弁天堂で、ここから水が隣の龍潭へ流れています。

  • 円覚寺跡<br />弁天堂の向かいには、国王の菩提寺であった円覚寺の総門があります。かつては七堂伽藍が並ぶ国宝でしたが、戦災で焼失、復元整備が進められています。

    円覚寺跡
    弁天堂の向かいには、国王の菩提寺であった円覚寺の総門があります。かつては七堂伽藍が並ぶ国宝でしたが、戦災で焼失、復元整備が進められています。

  • ゆいレール(15:30)<br />帰りの飛行機の時間も近づいてきたので、首里駅から、ゆいレールで空港へ向かいます。空港までの所要時間は30分です。

    ゆいレール(15:30)
    帰りの飛行機の時間も近づいてきたので、首里駅から、ゆいレールで空港へ向かいます。空港までの所要時間は30分です。

  • 那覇空港(17:10発)<br />これから夏に向かう沖縄、早くコロナも去って、元気を取り戻してくれることを願って、東京へと戻ります。

    那覇空港(17:10発)
    これから夏に向かう沖縄、早くコロナも去って、元気を取り戻してくれることを願って、東京へと戻ります。

164いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP