2022/03/10 - 2022/03/12
666位(同エリア47463件中)
ロムルスさん
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「うりずん」とは、暑くもなく、寒くもなく、心地良い沖縄の春の気候を呼ぶそうです。ちょうどそんな季節に沖縄を訪ねました。レンタカーで琉球創成の地の久高島と南部の戦跡を巡り、那覇では首里の王朝文化の跡を訪ね宮廷料理を体験、国際通りで島唄ライブを鑑賞しました。
(宿泊)
ティサージホテル那覇
(ルート)
1日目、東京→波之上宮→ゆうなぎん
(夕食)琉球料理・ゆうなぎん
(宿泊)ティサージホテル那覇
2日目、久高島→摩文仁丘→ひめゆりの塔
(夕食)宮廷料理・赤田風
(宿泊)ティサージホテル那覇
3日目、金城石畳→首里城→東京
(朝食)沖縄第一ホテル
(昼食)首里そば
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 レンタカー Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田第1ターミナル、3月10日(12:00)
成田から沖縄へ出発します。Peachではオンラインチェクインがないため、この自動チェクイン機で手続きします。 -
搭乗口A
飛行機へは、今回もバスでのアクセスです。隣の搭乗口Dでは、前回乗った女満別行きが搭乗手続中でした。 -
Peach MM505便、(12:45発)
チケットはPeachの48時間セールで購入しました。成田←→那覇の往復で10,380円でした。 -
奄美大島
奄美大島上空を通過。久しぶりに見る珊瑚礁の海の色に感動です。 -
那覇空港(16:25着)
到着ゲートを出ると、めんそーれ沖縄の文字と、国立沖縄記念公園の大きな水槽が目を惹きます。 -
那覇空港駅
空港から那覇の中心街までは、モノレールが結んでいます。空港から直結の連絡通路を通って駅へ。 -
ゆいレール
昼間は10分間隔で、国際通りの近くを通り、首里の先まで走っています。 -
旭橋駅のシーサー
まず、今日泊まるホテルへチェックインします。旭橋駅で降りると、改札口の上にシーサーが飾られていました。 -
ティサージホテル那覇(17:00)
booking.comで予約しました。旭橋駅から徒歩15分、12階建ての大きなホテルです。 -
ティサージホテル那覇(シングル3240円/泊)
駅から少し遠いですが、とても清潔で機能的、コスパを考えるとかなりお得です。 -
-
(上)ジャッキーステーキハウス
(下)ステーキハウス88
ホテルの周辺には、有名なステーキハウスが多いですが、今日の夕食は沖縄料理に決めているので今回はパスします。 -
波之上宮(17:30)
ホテルから北へ15分ほど歩き、波之上宮まで来ました。 -
波之上宮
古くは海神の国(ニライカナイ)の拝所であったと言われ、琉球王朝時に熊野権現のお告げを受けて、イザナミの尊を航海安全の神様として祀っているそうです。 -
波之上宮
波之上ビーチの側から見ると、琉球王朝時代に那覇港に出入りする交易船が見ていたであろう姿が偲ばれます。 -
ゆうなんぎい(18:00)
夕食は、県庁前駅近くの超人気沖縄料理店へ来ました。既に10人程が並んでます。いつも開店前から列ができるそうです。 -
ゆうなんぎい
たまたまカウンターが1席空き、15分ほどで入店できました。お店の人曰く、これはとてもラッキーだそうです。まず古酒(720円)をオーダー。 -
ラフテー、ふーちゃんぷる、ミミガー
味噌味のラフテーは最強の味(790円)、ふも柔らかく絶品(690円)、ミミガーもさっぱりした美味しさ(470円)でした。しかもボリュームあり。 -
ジーマミ豆腐
締めはジーマミ豆腐(470円)でゆっくり古酒をいただきます。味も値段も大満足ですが、観光だと待ち時間が難点ですね。 -
国際通り
夕食後は国際通りを散策します。昔の沖縄を彷彿させるネオンサイン。コロナで人出が少ないのが少し寂しいです。国際通り 名所・史跡
-
国際通り
店頭には、シーサーの焼物や泡盛、琉球ガラスなど沖縄を感じる商品が満載です。 -
ライブハウス(21:00)
松尾の交差点の近くには、島唄のライブハウスも多く、街頭やライブ映像で宣伝をしていまたが、明朝早いので今日はホテルへ戻ります。 -
赤嶺駅、3月11日(8:30)
2日目の今日は、レンタカーで久高島と南部の戦跡を巡ります。まず日本最南端の駅、赤嶺駅までモノレールで行きます。 -
日産レンタカー那覇空港第2店
赤嶺駅近くの日産レンタカーで、Netで予約しておいた車を借りいよいよ出発です。(3025円/日) -
奥武島
那覇から507号線を南へ。そして、南部の海岸線を奥武島を見ながら走ります。 -
浜辺の茶屋(09:30)
せっかく沖縄に来たので、朝食は海を見ながら食べたい!! ということで、選んだのが新原ビーチ近くのこのお店です。 -
浜辺の茶屋
階段を下りて、海の家風の店内に入ると、海側に面して開け放たれた窓から、爽やかな朝の海風が感じられます。 -
浜辺の茶屋
窓際の席に案内していただきました。沖縄の時間がゆっくりと流れています。 -
ゆし豆腐
お店からのサービスです、と言って温かいゆし豆腐をいただきました。 -
日替わりモーニング(880円)
金曜~日曜限定のモーニングプレートです。お店は少しわかりづらい場所にありますが、ほぼ満席でした。 -
たまぐすく焼
近くには、マリンブルーの発色が美しい、たまぐすく焼の工房もあります。 -
安座真港(10:40)
これから、琉球創生の地と伝わる久高島へ渡るため、久高島への船の出る唯一の港、安座真港へやって来ました。(往復680円) -
あざまサンサンビーチ
チケット購入後、出港まで少し時間があったので、港の隣のサンビーチを散策してみました。 -
あざまサンサンビーチ
人影のないビーチに、ブランコがぽつんと置かれていました。少し曇っていたので、一層寂しげに見えました。 -
安座真港(11:00)
安座真港を出港します。港の後の山には、久高島を遥拝できる琉球王国最高の聖地、斎場御嶽があります。 -
久高島徳仁港(11:25)
久高島は、琉球の始祖であるアマミキヨが最初に降り立ったといわれる聖地で、首里城や斎場御嶽から見ると、日の昇る東の直線上にあたります。 -
フェリーくだかⅢ
島までフェリーで25分、高速船で15分、計7往復の船がありますが、時間があればデッキから海が眺められるフェリーがお勧めです。 -
久高島
港で環境美化のための入島協力金300円を払い、坂道を上って村落へ入りました。コロナの影響で、ほとんどの飲食店やお店が臨時休業中でした。 -
パパイヤの樹
ここで計算外のことが、レンタサイクルのお店も全店休業でした。仕方がないので、徒歩で廻ります。民家の庭先には、パパイヤが実をつけていました。 -
久高島
島には伝統的な建物も多く、琉球西威王の一族の神人たちによって、御神酒や供物を祖霊に捧げ祈る祭礼が今も多く行われています。 -
大里家(うぷらとぅ)
集落の北側に、尚徳王と神女クニチャサの悲恋の伝説が残る大里家があります。今は住む人は無く、御嶽になっていますが、ここには戦前まで、王の簪が祀られていたそうです。 -
大里家(うぷらとぅ)
大里家の始祖のアカツミーとシマリバーは、イシキ浜で五穀の入った壺を拾った伝説から、五穀農耕の始まりとされ、豊穣な神として祀られています。 -
シラタル宮、神アシャギ、培乾屋
大里家の西側には久高殿の御殿庭があり、12年に1度の神事イザイホーが行われていました(1978年より中断)。正面がその時に来世との境となる神アシャギ、その後ろが聖域イザイ山、右が久高島の祖シラタルを祀る久高宮、そして左は献上品イラブーの燻製小屋です。 -
外間・ウブグイ
大里家の東側、石垣に囲まれた広場が、御殿庭と並ぶ二大祭祀場の外間殿です。ここでは今でも正月や収穫祭などの主要な行事が行われているそうです。 -
外間・ウブグイ
外間家は代々、王府任命の公事ノロという役職を担い、久高家がシマノロを担ってきたそうです。右のフクギの古木の後ろが、五代西威王の産屋跡、その右が外間殿です。 -
外間殿
ここには、天頭神(天の神の総帥)、玉礼乃神(太陽神)、松乃美神(月の神)、ニレー大主神(竜宮神)、アマミキヨ神(国造りの神)百畑地方照乃神(植物の神)、梁万神(健康の神)が祀られています。 -
イシキ浜
集落を抜け、島の東側の五穀が入った壺が流れ着いた伝説のあるイシキ浜に来ました。ここも聖地なので、遊泳は禁止です。 -
拝所
浜に入る入口に、白砂が敷かれた拝所があります。向きは浜とは反対の西側で、首里城の方角だとも言われています。 -
イシキ浜
美しい珊瑚礁のビーチで、浜ではアダンが実をつけていました。 -
イシキ浜
波打ち際には、ここでも小笠原諸島の海底火山噴火の影響で、多くの軽石が流れ着いていました。 -
フボー御嶽
そして、久高島の最大の聖地、島の中央西側にあるフボー御嶽へ向かいます。 -
フボー御嶽
ここは琉球の始祖であるアマミキヨが開いた、久高島で最も霊威のある御嶽で、琉球王朝からも尊重され、国王も度々訪れていたそうです。 -
フボー御嶽
この奥に円形の広場があり、そこが御嶽だそうです。但し手前の白い縄から先は、完全に立入禁止となっています。 -
カベール岬への道
フボー御嶽の前の一本道を更に進むと、アマミキヨが上陸した地と伝わる、カベール岬がありますが、時間の都合でここで引き返します。 -
久高島宿泊交流館
集落の北側の外れには、NPO法人の久高島振興会が営む、立派な宿泊施設があります。ここには、久高島資料室も併設され、かつてのイザイホーの写真も展示されています。 -
軽食はましむ
集落で営業中の飲食店をやっと1軒見つけました。カジキのモニュメントがインパクトあります。 -
仁徳港(14:00)
港まで戻ってきました。残念ながら港の売店も休業中でした。 -
仁徳港(14:00)
再びフェリーで安座真港へ戻ります。久高島は島全体が聖地のため、石や花など全ての持ち出しが禁じられています。 -
仁徳港
美しい海を眺めながら、25分のゆっくりとした船旅です。午後はレンタカーで本島南部の戦跡を巡ります。 -
平和祈念公園・摩文仁の丘(14:40)
安座真港から車で15分、平和祈念公園の広い駐車場に到着しました。摩文仁の丘を含む40haの広大な敷地に施設が散在しています。 -
沖縄平和祈念堂
入口に近い丘の上には平和祈念堂があり、時間の都合で入場しませんでしたが、内部には人の祈りの姿を写した座像が置かれています。 -
平和の丘と式典広場
平和祈念堂から反対側を望むと、正面に沖縄戦終焉の地で慰霊ゾーンとなっている摩文仁の丘と、平和の丘のモニュメントが広がります。 -
沖縄県平和祈念資料館
平和の丘へ行く前に、資料館に立ち寄りました。リゾートホテルのような美しい建物です。 -
沖縄県平和祈念資料館
2階に常設展示室があり、住民の視線で見た沖縄戦の資料が展示されています。(常設展300円) -
展望台からの眺め
エレベーターで最上階まで上がると、展望台になっています。ここからは、摩文仁の丘や平和の火が一望できます。 -
慶座絶壁
反対側には絶壁と太平洋が広がります。かつて沖縄戦では、この海を軍艦が埋め尽くしていました。 -
平和の火
展望台から見えた平和の火にやって来ました。沖縄戦が始まった阿嘉島の火と、広島、長崎の火を合わせて点火したそうです。 -
平和の礎
平和の火を囲むように立つ多くの石碑に、沖縄戦で亡くなった全ての方々の名前が記されています。 -
平和の礎
ここには、人種、国籍などの一切を問わず、全ての名前が記されているそうです。 -
平和の丘
平和の火のある所から式典広場を抜けて、平和の丘へあがってきました。正面には平和祈念堂や資料館が建っています。 -
平和の丘
丘には、2001年に建てられたモニュメントがあり、この下は洞窟を模した空洞で、突き当りに平和の光が差しむ構造になっています。 -
勇魂の碑
平和の丘の後ろ、摩文仁の丘は霊域ゾーンとされ、多くの慰霊碑や慰霊塔が立ち並んでいました。 -
摩文仁の丘からの眺望
丘の頂上付近から激戦地与座岳方面を見渡します。 -
摩文仁の丘からの眺望
反対側は、太平洋を望む絶壁が迫っています。この崖の下の洞窟に、沖縄戦時の壕が巡らされていました。 -
黎明之塔
丘の頂上には沖縄戦の牛島満司令官と、参謀の長勇を祀った慰霊碑が建っています。 -
第32軍終焉の地
慰霊碑から階段を少し下った所に、6月23日、最後の司令部となった壕かありました。 -
ひめゆりの塔
那覇への帰路、ひめゆりの塔へ立ち寄りました。手前の緑の木の後、高さ60cm位の小さな石碑がひめゆりの塔で、後の白く大きい方は慰霊碑です。 -
沖縄戦地図
説明板には、3/23沖縄戦開始前の動員から、5/25南部への撤退、6/18解散命令までの学徒隊の転戦が説明されています。 -
慰霊碑と陸軍病院第3外科壕
慰霊碑の下に口を開けているのが壕の入口で、ここから梯子で病院壕へと降りていたそうです。 -
ひめゆり平和祈念資料館(17:00)
併設の資料館は、摩文仁の丘が広く予想外に時間を要してしまったので、閉館時刻を過ぎていました。これから那覇に戻ります。
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